仁寺洞でギャラリー巡り!

韓国伝統文化の街、仁寺洞に多く立ち並ぶギャラリーに行ってみよう~!

こんにちは!ソウルナビです。仁寺洞(インサドン)といえば韓国の伝統文化が息づく街。韓国の昔ながらの工芸品や芸術品、昔風の建物が並び、他の街とは全く違った個性を持つこの街に実はギャラリーがたくさんあることを皆さんはご存知でしたか?!数にすれば50箇所はくだらない?というくらいたくさんの画廊がここ仁寺洞に点在しているんです。でも建物の2階や3階にあったりするので、意外にその存在に気づいていらっしゃらない方も多いのではないでしょうか?博物館や美術館などを鑑賞するのもいいけれど、時にはフラッとあてもなく、こじんまりしたギャラリーを訪ねて見るのも楽しいもの。そこで今日は仁寺洞にあり、日本の皆さんも入りやすいギャラリーをいくつかご紹介したいと思います。

★GALLARY GAIA

地下鉄3号線アングッ(安国)駅から仁寺洞のメインストリートの入口付近にあるのがこちら「GALLARY GAIA」。ギャラリーは建物の2階と3階フロアにあります。こじんまりとしているけれど、格調ある雰囲気が人気とか。またマメに企画展が行われているギャラリーのひとつ。企画展の傾向は、特に優秀な新人青年作家たちの発掘を目標としているため、新人作家の個展などをメインに開催しているそう。"文化はその時代の人々が残すことのできる最も美しい産物"と考える「GALLARY GAIA」。これからもさらなる美術文化の発展を目指し運営されていくギャラリーになりそうです。
<基本情報>
住所:ソウル市鍾路区寛勲洞145
電話番号:02-733-3373

★Rho gallary

シックなコンクリート張りの外観に誘われて立ち寄ったのがこちらの「Rho gallary」。アルミニウムとコンクリートを使った現代的な香りのするギャラリーは1階と2階のフロアにわかれています。館内は作品が出来る限り大きく効果的に見えるように工夫し設計されているとか。1977年に「ソンウォン画廊」という名でオープンし、1996年に現在の名前に変更、現在まで韓国の美術文化の向上と韓国の美術市場を担う存在として運営されてきました。企画展の傾向は、今まで有名な韓国伝統作家の展示会が中心だったのが、最近は有能で活動的な新人作家の展示会なども多く企画されるようになったそう。
<基本情報>
住所:ソウル市鍾路区寛勲洞103
電話番号:02-732-3558

★GALLARY LUX

ビルの3階に広がるのがここ「GALLARY LUX」。このギャラリー名の"LUX"は照明度の単位をあらわすあの"ルクス"。その名前どおり、ここ「GALLARY LUX」は光と関連する複写媒体(写真・版画・映像・印刷)を展示する専門ギャラリー。1999年にオープン以来、多くの作家の作品がこの「GALLARY LUX」を通して世に知られていきました。若い写真作家の作品がこの空間の中で息づき、そして鑑賞する皆さんには写真に対する意味ある体験をしてもらえる、そうったスペースになることを目標に運営されています。
<基本情報>
住所:ソウル市鍾路区寛勲洞185 インドクビル3F
電話番号:02-720-8488

★INSA art center

"gana art"系ギャラリーのひとつ。仁寺洞のど真ん中にあり、伝統性と現代性の両要素がうまく調和された新しい感覚の美術文化空間として、また仁寺洞のランドマーク的存在としても知られています。週末や夏休み、冬休みなどの休日には常に人でにぎわっているので、皆さんも一度は訪れたことがあるのではないでしょうか?地上6階まであるセンターの1階は伝統工芸品などを販売するカナアートショップが、そして2階から6階までのフロアがギャラリーとなり、複合美術文化空間として運営されています。こちらのコンセプトは伝統・現代文化だけでなく、"未来"にも目を向けた新しい視線。仁寺洞でも指折りの大規模ギャラリーとして今後も多くの人々に愛される、そんな施設を目指しています。企画展はメジャーな画家や作家の展示会がメインだそう。
<基本情報>
住所:ソウル市鍾路区寛勲洞188
電話番号:02-736-1020

★SUNG BO GALLARY

こんなアーティストに会いました!!
ギャラリーを1人で取材兼、鑑賞していたナビ。偶然伺った「SUNG BO GALLARY」である女性がナビに「陶芸に興味がおありなんですか?」と声をかけてくれました。ちょうどそのときナビが鑑賞していたのが"ムン・ジンス陶芸展"っという企画展。よく伺ってみると、なんと彼女はムン・ジンスさんご本人で、作品について丁寧に案内してくださり、ナビも楽しいひと時を過ごすことができました。今回が彼女にとっての初めての個展だそうですが、今後日本の美術・芸術世界とも交流を持って行きたいと考えてらっしゃるそう。彼女の笑顔は希望にみちあふれ輝き、とてもキラキラ!キュートな女性作家さんとの出会いにナビも心が弾みました。残念ながらこの個展は7月5日で終了したのですが、今後また彼女の作品を拝見できるチャンスがあればご紹介したいと思います。一番の自信作との2ショット写真です!!
<基本情報>
住所:ソウル市鍾路区寛勲洞192-14
電話番号:02-730-8478
開館時間:10:00-18:00
休業日:年中無休

★GALLARY doART 
※休館中。江南新沙洞に移転予定。

建物の2階と3階のフロアにひろがるのがこちらの「GALLARY doART」。こちらのギャラリーは2000年に誕生した文化関連コンサルティング会社「(株)doART」が運営するギャラリー。それまでの35年間、"ギャラリー現代"という名で数多くの作家たちと活動し、韓国美術の国際化を目指し努めてきたこちらのギャラリー。その姿勢が韓国の作家のみならず、世界じゅうの芸術作品を紹介するっという点からも伝わってきます。今後も作品・ジャンルを問わず、国内外の若い芸術家たちの新しいセンスに注目し、韓国美術・芸術の発展を願い活動していきたと考える「GALLARY doART」です。

<基本情報>
電話番号:02-737-2505

★Kim-JinHey Gallary
※休館中。2013年初めに江南へ移転予定。

独創的な外観に心魅かれて立ち寄ったのがこちら「Kim-JinHey Gallary」。2004年9月にオープンしたばかりのまだまだ新しいっこちらのギャラリーでは特別な企画展の傾向というものは、まだ定まっておらず、現在さまざまなジャンルにこだわらない企画展を開きながらギャラリーのオリジナリティを模索中。取材当日は日本人作家の陶芸展が開かれるなど、今後日本美術・芸術とも交流を深めていこうと考えているそう。その手はじめとして日本にある"アマノギャラリー"と提携を結び、活動をしているとか。2、3階がギャラリー。こじんまりした空間がとてもアットホームな感じのするギャラリーです。

<基本情報>
電話番号:02-725-6751
いかがでしたか?どのギャラリーももちろん観覧料はなし。絵画をはじめ、写真や彫刻、陶磁器に版画などのさまざまな作品が展示されたこれらのギャラリー。お買い物やグルメを目的に仁寺洞へ訪れるのもいいけれど、時にはこういった"仁寺洞ギャラリー巡り"と称して訪れてみると、これまた仁寺洞の違った魅力を感じることが出来るかも。またショッピング目的でやって来たけれど、ちょっと涼みに、ちょっと温まりにふらりと立ち寄って、ステキな作品との運命的な出会いを果たす!な~~んてこともあるかもしれませんヨ!韓国人作家の作品展が多いこれらのギャラリーで、韓国の芸術・美術の世界に触れるアートな旅を体験してみてはいかがですか?以上、ソウルナビがお伝えしました。

その他情報

*「ARTSIDE」は西村に移転しました。<2012.9.20>
*店舗を確認しました。<2012.9.20>

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-09-20

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