地元サラリーマンのランチを支えて３５年！
みなさん、こんにちはムランモコンです。最近だいぶ寒くなってきて辛いものや鍋類が恋しい季節になって来ましたね。そんな今回は創業３５年、地元サラリーマンのランチを支え続ける心も身体も温まるお店をご紹介します。場所は市庁・光化門の近くでたくさんの食堂がひしめき合っている場所です。ちょっと路地裏に入るので見つけにくいかもしれませんが、キムチチゲをはじめとした料理がお手ごろ価格なのでランチタイムともなると地元のサラリーマンで大賑わいのお店です。
＜広々とした店内で大人数もOK＞
お店のフロアは大きく３つに分かれ、屋外、テーブル席、お座敷があります。天気のいい日はアツアツの鍋をほおばりながら外で食べるのも気分がよさそうですね。座席数がかなりあるので、長時間並んで待つことはありません。
＜ランチタイムにはサラリーマンで大満員＞
広い店内といえども、ランチタイムには地元サラリーマンで大賑わいです。靴箱を見るとサラリーマンの靴で黒一色に！
近くの席に目をやるとランチタイムだけど緑の瓶･･･そう、焼酎が３本空いていました。どうやらお昼から飲んじゃったようですね（笑）
込み合う時間ではありますが、おかずも準備万端。座った瞬間におかずが運ばれてきますのですぐに食事をいただけます。
＜キムチチゲ＆豚肉サムパッがおすすめ＞
こちらのお店では焼肉メニューもありますが、ランチタイムに行くのであれば手軽なキムチチゲか豚肉サムパッがおすすめです。キムチチゲがお店の一番人気のようで、店内を見渡すとキムチチゲを食べている人が約７割、といったところでしょうか。キムチチゲは豚肉、ツナの２種類から選べます。
もし、野菜不足を感じているなら豚肉サムパッもいいですね。たっぷりの生野菜でピリ辛の豚肉とご飯をまいてパクッと一口･･･野菜のおかげでさっぱりとしていくらでも食べられます。日本ではあまりお目にかからないエゴマの葉などヘルシーな生野菜がたくさんです。
お隣の豚肉サムパッを食べていたサラリーマンはきれいにニンニクだけ残していました。やはり午後からの仕事を考えてニオイを気にしているのでしょうか？？
おかずはチャプチェ、味付き岩のり、キムチ、さきいかのコチュジャン和えがありました。
＜キムチチゲにはラーメンを入れよう！＞
座席に着くなり、無料のおかずとともに運ばれるのがオットギという韓国でも有名な食品メーカーのインスタントラーメン（1000ウォン）。黄色いパッケージでちょっぴりかわいらしいです。このインスタントラーメンは鍋用のインスタントラーメンなのでスープの袋は入っておらず麺のみ。
インスタントラーメンを入れるといえば、プデチゲをイメージすることが多いのですがこちらのお店はキムチチゲにもラーメンを入れます。そして、ラーメンを入れるときは麺を「２つ割り」することが暗黙のルールのようです（笑）右も左もすべてのテーブルでは面を２つ割りした後、鍋に入れていました。キムチと豚肉やツナのダシをたっぷり吸ったラーメンは格別です。
まず、キムチチゲの鍋がやってきたらとにかく強火でグラグラと煮立ててましょう。煮立ったところで、インスタントラーメンを２つに割って投入！というのが順番のようです。
＜キムチチゲの食べ比べとしても＞
こちらのお店のキムチチゲの味はどちらかというとマイルドな部類に入ります。韓国の方はとにかくキムチの味にこだわる人が多いので、もちろんキムチを使った料理にたいしてもそのこだわりが発揮されます。韓国では発酵が進んだ酸っぱいキムチを使用した酸味がしっかりきいたキムチチゲが人気のようですが、食べ慣れない日本人としては酸味が強く感じる場合も･･･しかし、こちらのキムチチゲは酸味控えめで初めての方でも食べやすい味です。さらにラーメンが入っているので辛さも若干和らぎます。
同じキムチチゲといってもお店ごとに味が全く違うので、食べ比べとしてもこちらのお店に行くのもいいかもしれませんね。
＜お食事の後はコーヒーをどうぞ＞
韓国の食堂でよく見かけるコーヒーサーバー。場所によっては有料のところもありますがほとんどが無料のセルフサービスです。もちろんこちらの食堂も無料で提供です。食事の後はこちらで少し甘めの韓国コーヒーをどうぞ。
サラリーマンのランチタイムである平日の１２時から１時ころはかなり込み合っているので、ゆっくりお食事をしたい場合は少し時間をずらすといいかもしれません。お店の方もてきぱきと明るく手際よくお料理を運んでくれますので、初心者の方でも安心して入れるお店ですよ。
これからキムチ作りが盛んになる寒い季節にチョンジュフェグァンでアツアツのお料理を堪能してくださいね。
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