百済参鶏湯

こんにちは～皆さんのステキな旅行ガイド！ソウルナビです。今日は、明洞（ミョンドン）のお店をまた一つご紹介しましょう！様々なお店の集まる明洞。その中でも４０年以上の伝統を持つ「百済参鶏湯（ぺクチェサムゲタン）」は、日本でも何回も紹介されたことがある有名店。参鶏湯（サムゲタン）とは若鶏のお腹にもち米とニンニク、ナツメや高麗人参などを詰めて煮込んだスープ料理。鶏一匹を丸ごといただけることや漢方も入っているということで、体に優しいスタミナ料理として知られているんですヨ。こちらの参鶏湯はすっきりとしたスープが特徴。また烏骨鶏の参鶏湯もいただけます。それでは、行ってみましょう！

明洞の真ん中！漢字の看板を目印に！！

お店のある明洞といえばソウル一の繁華街。洋服にファッション雑貨、コスメ、エステ、マッサージショップなどいろんなお店がひしめきあい、ホテルや食堂、レストランもいっぱい。特にショッピングやグルメに関しては、このエリアにナイものはないといえるほど！？そんなこともあって、観光でソウルを訪れる人々にも人気のエリアですよね。お店はそんな明洞のほぼ真ん中にあるビルの２階に。看板にも窓にも「百済」や「参鶏湯」などの漢字が書かれているので目印にしてくださいネ！入口はビルに向かって左のほうにあります。

すっきりスープがウマさの秘訣！

参鶏湯を注文すると、キムチとカットゥギ（大根キムチ）、それから唐辛子和えのニンニクに小豆入りのおこわ、そして高麗人参酒まで出てきます。これらはモチロン無料。参鶏湯だけでも元気が出そうなのに、この付け合わせでスタミナがさらに倍増しそう！？中でもキムチは、常連さんの中にこのキムチの味が忘れられず何度も足を運ぶ人も多いというくらい人気とか。その味を守るため、キムチを作る専門の人がいるほどこだわりのキムチなんだそう。また粒よりの小豆ともち米をいれて作られる小豆おこわはモチモチ。そして小さなお猪口に入った人参酒。くいっといくと、カーッと元気が出てきそうな感じ！？お酒が大丈夫な方は是非試してみてください！

では、参鶏湯をいただいてみましょう。何よりも参鶏湯は熱いうちに食べることがその風味を楽しむ最大の秘訣。鶏はもちろん、栗やナツメ、朝鮮人参から染みでてきたスープの味が逸品の参鶏湯は、冷めにくい土鍋に入れられてくるので食べ終わるまでその味が変わりません。こちら「百済参鶏湯」では２４時間を過ぎた鶏は全て廃棄し、またスープは何度も沸かすと色が濁って味も濃くどんよりとしてしまうので、スープの澄んだ味を守るため一日に５～６回以上は沸かさないそう。ほどよく茹であがった鶏肉もとってもやわらか～基本的に味付けされていますが、足りない場合はテーブルの引き出しに隠れている塩、コショーで味付けしてくださいネ。もし辛いのがお好きなら、付け合せで出てくる唐辛子和えのニンニクやカットゥギを入れてもいいようです。

参鶏湯

烏骨鶏湯

サムゲタンを食べおわった時にはもう汗びっしょり！？スープはとても香ばしく、鶏の肉臭さをなくすために高麗人参を使っています。高麗人参が体にいいことは皆さんも、ご存知ですよね？そして、こちらの全ての味は創業以来４０年以上「百済参鶏湯（ぺクチェサムゲタン）」の厨房を守り続けているコック長の変わらぬ腕のおかげとか！？以前にもいろいろな所でインタビューを受けてきたほどの有名な方なんだそうですョ。韓国に来たからには何かスタミナの付くものを食べたい！という方はもちろん、特に体調をくずしやすい季節の変わり目、健康のためにもこのスペシャルメニュー、参鶏湯はいかがですか？以上、明洞にある「百済参鶏湯」からソウルナビでした。