草原

チョウォン초원 죽 전문점

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地元で愛され続けて25年!おかずがいっぱい付くのも嬉しい、真心のお粥専門店!

こんにちは!ソウルナビです。今日は現地の人々に愛されているお粥専門店をご紹介しましょう!日本ではお粥というと普通、柔らかく炊いた白いお米にトッピングをのせたりしていただくシンプルな料理。でも韓国のお粥は具に肉や魚介類、野菜に漢方など様々なものが使われ、しかもこれらの具が砕いたお米と一緒に煮込んであるから、日本のお粥とは見た目も調理法も随分と違う、栄養たっぷりでバリエーションも豊かな食べ物!「お粥」というと日本でもよくいただくので親しみがあるけれど、日本のものとはちょっと違った韓国独特のお粥は、日本から来た観光客にも人気の韓国グルメで、観光地にはお粥屋さんがいっぱい。でも今日ご紹介するお粥専門店「草原」(チョウォン)は、主にお店周辺の会社員たちが朝ご飯にランチにと利用する地元の人気店!さっそく行ってみよ!

◆◇◆光化門でお粥、といったら「草原」!◆◇◆

場所は地下鉄5号線クァンファムン(光化門)駅のすぐ近く。駅の横に建つ「世宗文化会館」の裏手にある、「弁護士会館」というビルの地下にあり。このビルの地下は食堂などのお店が集まった地下商街になっていて、「草原」もここにあるお店の中の一つ。ビルの前の通りから地下商街へ降りる階段があるので、そこから入ればOK。細い通路を進むと、お店がありますよ。

お店はこの「弁護士会館」ビルができた25年ほど前にオープンし、それからずっとこの場所で営業を続けているそう。ビルの地下という目立たない場所にありますが、美味しさやサービスの良さで周辺の会社に勤める人々のあいだで評判が広まり、「光化門(クァンファムン)でお粥といったらココ!」というくらい地元で親しまれているお店になんですよ。朝7時半から開いているので朝食に、またランチに利用するサラリーマンやOLたちが多いそう。
弁護士会館の建物

弁護士会館の建物

外に看板も出ていますよ

外に看板も出ていますよ

地下商街の中でお店を探すのはちょっと迷ってしまいそう!?ということで、地下に下りてからの道順をちょっと詳しくご紹介!
地下商街の入口⇒

地下商街の入口⇒

階段を下りて・・・⇒

階段を下りて・・・⇒

通路に沿って右へ⇒

通路に沿って右へ⇒

すぐにある角を右へ曲り、まっすぐ進むと⇒

すぐにある角を右へ曲り、まっすぐ進むと⇒

右手にお店があります!

右手にお店があります!

創業25年ということもあって、外観からしてお店はちょっとレトロな雰囲気!?全40席ほどの店内もどことなくレトロなムードが漂っています。でも、テーブルやイスは清潔感があり!照明は明るすぎず、イスに座ると何となく落ち着きます~。

◆◇◆たくさんのおかずと一緒に楽しめる、やさしいお味のお粥がいろいろ!◆◇◆

現在、15種類のお粥メニューがあるこちら。定番のアワビ粥、エビ粥、キノコと牡蠣のお粥などの他に、お店オリジナルのちょっと変わったお粥もあるとか。ちなみにこちら、日本ではあまりたくさんは紹介されていませんが、日本の方も時々いらっしゃるということで日本語メニューも用意されていますよ!
こんなにもおかずが!?

メインのお粥の前に、まずはお粥と一緒に出てくるおかずをご紹介しましょう。こちらのお店、このおかずがたくさん出てくることでも有名なんです。普通、お粥屋さんのおかずといえば多くてもキムチと水キムチ、それから佃煮や塩辛に韓国風きんぴらごぼうなどの簡単なおかずがもう一つ付くくらい。でもこちらはそれらに加えて、卵焼きと豆腐のキムチ煮に海草のナムルが付き、さらに佃煮もお肉とジャコの二種類!全て手作りというこれらのおかずは、お味もグッド。社長さん曰く「家族にご飯を食べさせるのと同じようにお客さんにも栄養のバランスよくいろいろ食べてもらいたい、という気持ちで付け合わせを考えた結果、こんなにもたくさんになってしまった」とか。とにかく、単調になりやすいお粥にこんなにたくさんおかずが付くのは嬉しいことですね!

 ■草原粥

たくさんあるお粥メニューの中でも、一番のおススメ、人気メニューがこちらの「草原粥」!草原?ソウゲン??ではなく、お店の名前「草原」(チョウォン)ですね!店名が付いたこちらは、お店オリジナルの代表メニュー。ではどんなお粥なのか!?たずねてみると、ナマコとムール貝(イガイ)の入ったお粥なんだそう。たしかにその具の組み合わせ、初めて聞きます。ではなんでこの組み合わせ!?さらに社長さんにきいてみると、「体に良くて美味しいから」とか。ん、うーん、なるほど。とにかくいただいてみましょう。トッピングされたゴマと粉海苔、卵黄と全体をよーく混ぜてからいただきまーす!・・・と、コレはウマイ!特にムール貝からと思われる潮の香りがかすかに感じられて、お粥の割には濃厚なお味。最後まで飽きずにいただけます!お店のオープン当時からの人気メニューで、代表メニューというのもうなずけます。
お粥はおかずの佃煮類をトッピングしたり、一緒にいただいたりしても。特に、ちりめんじゃこの佃煮との相性はバツグンで、最初から混ぜていただく人もいるとか~。

 ■アワビ粥

韓国のお粥で一番の人気といえばアワビ粥!ぜいたくにアワビを使ったお粥は、韓国旅行で一度は食べてみたいメニューの一つなのでは!?韓国では体に良い保養食として親しまれています。アワビ入りといっても、具材を細かく切って混ぜてある韓国のお粥。アワビの身がゴロゴロ、というわけではありませんが、食べていると具の存在をよく感じられます。そして何より、こちらのアワビ粥はちゃんと肝入り。コレが入っているかいないかで、お店によってはお値段が違うこともあります。でもこちらでアワビ粥のメニューはただ一つ、肝も身も入ったタイプだけ。そんなアワビ粥にしたらお値段もリーズナブルですよ!(※価格はメニューページをご参照ください!)

 ■エビ粥

アワビ粥に次いで日本のお客さんに人気というエビ粥。真っ白いお米にほんのりコーラルピンクのエビがキレイです。見た目もそうですが、いただいてみてもほっとするようなやさしいお味。シンプルな分、お米やゴマ油の香りが際立っているような~。

そうそう、他のお粥もそうですが、こちらのお粥はゴマ油の香りがとっても良いんです。きいてみたところ、ちょっとこだわりのゴマ油を使っているとか!そして、お米には白米だけでなくもち米も入っているそう。
食後のサービスもあり!!

たくさんのおかずが嬉しいこちらのお店、食後にはなんとさらに飲み物のサービスが!しかもコップが二つも運ばれてきた!?ガラスのコップに入った白いドリンクと、小さな茶碗に入った黒い液体。まず白いほうは、すりおろしたリンゴとモモを牛乳に混ぜたもの。フルーツのやさしい甘みがきいていて、食後のデザートといったカンジ!?一口分の少しの量ですが、美味しくてハマってしまいそうです。そして黒いほうは漢方茶。川芎(センキュウ)、当帰(トウキ)、葛根(カッコン)、霊芝(レイシ)など他、合わせて7種類もの漢方を煎じたお茶なんだそうですよ!ちゃんと処方箋に基づいて作られているものとか。お味はやはり、かなり漢方!といった感じですが、体によさそうです。実際、消化と循環を促進し、二日酔い解消の効果があるそう。

これらはお客さんの健康を考えたお店からのサービス。美味しいしヘルシーだし、心が温まるような嬉しい心遣いです。ちなみに二つの飲み物は、漢方茶→フルーツ入り牛乳という順番で飲んでください、と社長さんからのメッセージ。
日本から来たお客さんに説明できるようにと、ある日本のお客さんが書いてくれたという日本語のメモもありました! 日本から来たお客さんに説明できるようにと、ある日本のお客さんが書いてくれたという日本語のメモもありました! 日本から来たお客さんに説明できるようにと、ある日本のお客さんが書いてくれたという日本語のメモもありました!

日本から来たお客さんに説明できるようにと、ある日本のお客さんが書いてくれたという日本語のメモもありました!

こちらがその社長さんと、奥様!物腰のやわらかな社長さんと明るい奥様です。お店は派手さはなく落ち着いているけれど、こちらの社長さんのお客さんに対する気遣いが感じられる、そんな雰囲気。ナビが取材に行ったのはちょうど年明けだったのですが、食事を終えて帰っていくお客さん全員に「セーボンマニパドゥセヨ~」(直訳すると、“新年の福をたくさん受けてください。”という新年の挨拶)と社長さんをはじめスタッフみんなで声をかけていたのが印象的でした。そんなところからもお客さんに対する社長さんの思いやりが感じられますよね。

お粥の美味しさはもちろん、おかずがたっぷりついていたり食後のサービスまでついてきたりと味、サービスの両方が人気の秘密になっているこちら「草原」。光化門の辺りでお粥が食べたくなったら、ぜひ一度行ってみてくださいね!以上、ソウルナビがお伝えしました。

記事登録日:2011-01-14

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主なメニュー

単位:ウォン

イチオシ

チョウォンチュッ

草原粥

초원죽

※なまことムール貝のお粥
img 9000

クリルバラヒョンミチュッ

クリル発芽玄米粥

크릴발아현미죽

12000

チョンボッチュッ

アワビ粥

전복죽

img 10000

セウチュッ

エビ粥

새우죽

img 9000

インサムチュッ

人参粥

인삼죽

9000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2011-01-14

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供