無窮花　（明洞ロッテホテル内）

こんにちは！ソウルナビです。韓国・ソウル一の人気観光地といえば、やっぱり明洞（ミョンドン）ですよね。その明洞の市庁寄りに位置するマンモスホテルがおなじみロッテホテル！地下鉄駅ともつながった地上３８階のホテル建物中心にロッテデパート、免税店、名品館、ヤング館とロッテ系列のビルが連なり、ココは人気のショッピングスポットでもありますよね。ソウルにやってきたら、必ず一度は寄るんではないでしょうか？そんなロケーション抜群のロッテホテル地下１階にあった韓定食レストラン「ムグンファ」が２０１０年１１月に大々的にリニューアルオープン！場所もホテル最上階３８階に移転し、料理も伝統韓定食の食材を使ったモダン韓国料理レストランとして生まれ変わりましたョ！さっそく、行ってみましょう！

ゴールドを基調とした高級感あふれるインテリア！
入口から続く濃い紫色の廊下・大きくムグンファが描かれた壁を通りメインホールに抜けると、そこには壁いっぱいに取られたパノラマ窓からソウルの景色がのぞめる開放感のある空間が広がっています。ムグンファをモチーフにした螺鈿のオブジェがところどころに飾られ、全体的にゴールドカラーを基調としたゴージャス感あふれる雰囲気。このメインホールのほか、両側には大小のグループ向けの個室が７室あり、そのうち１室は座敷（掘りごたつ式）、６室がテーブル席になっています。各個室には壁の１辺だけ伝統柄になっていて、韓国スタイルも忘れていません。お部屋によっては、窓際や壁側に休めるソファ＆テーブルを設置、食事だけでなく、のんびり休める空間も用意されています。

ソウル市内が一望＆夜景も楽しめます！
ホテル最上階に移った利点はやはり窓の外に広がる景色。どのお部屋も窓側に配置されているので、ソウル市内を眺めながら食事が楽しめるようになっています。お部屋によって、南山＆ソウルタワーや北岳山を背後に韓国大統領官邸であるブルーハウスこと青瓦台、ソウル最大の古宮の景福宮などが望めますよ。自然と街と古宮が調和した都市、ソウルは高台から見下ろすとまた雰囲気も違いますョ！

モダンスタイルの韓国料理をコースでいただきます。
以前のムグンファが韓国の伝統酒であるイガンジュ（梨姜酒）や安東焼酎に合う伝統韓国料理だとしたら、リニューアル後は、ワイン片手に堪能できるモダンスタイルの韓国料理といったふう。昔の両班（ヤンバン・貴族）の御膳を基本にしたアレンジ韓国料理を、すべてコースでいただくようになっています。一品料理・単品メニューは一切なく、前菜、冷菜、お粥、魚料理、焼き物、デザートなどで構成された多様なコースから好みに応じて選べるようになっています。特にこちらの特徴は、朝鮮時代の飲食書籍を参考にしたというソバン（小盤）チャリム。これは、一つのショープレートに３～５つの料理が一緒に盛られ、運ばれてくるというもの。1品、1品の量は少なめになっていて、数種の料理を一所に集めることで、彩りや盛り付けなど見るだけで楽しめ、食欲がそそられます。

韓国伝統料理の食材へのこだわり。
コースは大きくランチ、ディナーに分かれ、６つから１４つのソバン（小盤）、つまり料理が楽しめるようになっています。味付けやデコレーションなどはモダンにアレンジされていますが、すべての食材は韓国伝統料理に使われるモノのみにこだわっているそう。季節の旬の食材、天然食材を使うことはもちろん、昔から伝わる食材の組み合わせを考慮し、昔から食文化の発達していた全羅南道の料理を意味する南道料理と、宮中の料理を合わせた料理になっているそう。

ソムリエがワイン＆ティーセレクト！
メインホール横には豪華なワインセラーがあります。こちらには韓国料理にもっとも合う約40種の厳選コレクションを含め、世界各地から輸入した100種類以上の多様なワインがそろっています。また、選んだ料理に合うワインを選んでくれるワインソムリエだけでなく、伝統茶をセレクト＆サービスしてくれるティーソムリエも待機。韓国伝統野生茶の名人が選んだ、約10種類の高級銘茶の中から堪能できますョ。お茶にこだわりのある方はぜひ専門家の煎れるティーを味わってみては？！

いかがでしたか？伝統韓定食、宮廷料理など、韓国伝統料理の専門レストランは韓国でも高級料理ですが、ホテルの最上階で夜景も楽しみながら韓国コース料理に舌鼓♪心のこもったサービスとともに旅の思い出になること間違いなしです。日本からお客さんがくるときや、ちょっと特別な食事を楽しみたいとき、行ってみてはいかがでしょうか？以上、ソウルナビでした！