チンジュフェグァン

晋州会館 진주회관
  • エリア: ソウル 市庁・光化門
  • ジャンル : 韓国料理(専門)
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夏の定番麺メニュー、夏バテ時の栄養補給にぴったりのコングクス!

こんにちは ソウルナビです。ソウルの夏。それは太陽の光がジリジリジリジリ全身を襲い、ナビもソウルの夏を初めて経験した時はかなり夏ばて気味で、食欲もすっかり落ちたものでした。そんな暑い夏にはイヨルチヨル(以熱治熱)、暑さには熱いもので克服しようとわざわざ熱いヨンヤンタン(栄養湯)、サムゲタン(参鶏湯)を食べる、のもいいけど、ほんと~に食欲がないときは喉ゴシすっきり、冷た~い麺メニューはいかが?ということで今日は、夏にソウルのジモティたちが好んで食べるコングクスの老舗、「チンジュフェグァン」をご紹介しましょう。

「チンジュフェグァン(晋州会館)」
場所は地下鉄シチョン(市庁)駅から徒歩2分。お昼時になるとスーツのサラリーマンたちがぞろぞろと行き交う、ソソムンドン(西小門洞)のグルメ通り。ここは 向こう三軒両隣、周りに老舗がズラリ!と並ぶ、サラリーマンたちの第2の食卓とも呼ばれているところ。そんな老舗グルメスポットで約40年、冷(ネン)コングクス専門店としてやってきた「チンジュフェグァン」は、コングクスのスープが濃くて、香ばしいと人気のお店!店内の壁という壁に貼ってある新聞やテレビなどの取材記事や写真の数の多いこと!すごい人気ですねぇ。

ところでコングクスって?
と思った方へ、まずはコングクスの簡単な説明からいたしましょう。コングクスとは、つまり豆乳スープ麺。えっ?!豆乳と麺?!ちょっと合わない気もしますが、これが韓国の夏の定番人気メニューなんです。作り方は、茹でた大豆を潰して豆乳スープを作り(入りゴマやピーナッツ、松の実など、好みに合わせて加えると香ばしさが増す)、これを冷やしたものに麺を入れて食べます。味付けはシンプルに塩のみ。麺の上に千切りのキュウリやゴマを載せたりもします。蛋白質と不飽和脂肪酸が豊富な大豆を主原料として使っているので疲労回復、動脈硬化、老化防止にも効果がある栄養価の高い健康メニューなんですョ。

「チンジュフェグァン」のコングクス。
冷たい豆乳スープ麺ですから、3月頃から10月まで食べられる季節限定メニュー。日差しの強いランチタイムには1階と2階合わせて450席の店内がいっぱいに埋まるという人気ぶり。夏は1日さばけるコングクスが平均3,000杯!!とくに夏日のお昼、ランチタイムにちょっと出遅れると30分待ちもざらになるほど。

<コングクスの人気の秘密は?>


1.社長が長い間研究して作り出した香ばしくて濃い特製豆乳スープ。まず、江原道(カンウォンド)一帯で契約栽培した100%国産の皇太豆だけを使用。また豆臭さを押さえ、豆の香ばしさを最大限に引き出すために茹で加減を調節しなければいけません!(固ゆででもだめだし、茹ですぎてもだめ)。茹でた豆の皮を剥いて冷やしてから、特製の機械でコングクスをすってスープにするのですが、こんな濃厚スープを作るには+αがまだありそう。でもこれは企業秘密ということで教えてもらえませんでした。これは社長のみぞ知る秘伝で、これからは息子さんに少しずつ、一子相伝で伝授するらしいです。

2.そしてもう一つのポイントがコシのある麺。小麦粉にさらにそば粉と軽く炒った豆の粉、片栗粉、ピーナッツや松の実を練り込んで作った手作り麺をその場で茹でて出します。スープ自体が濃いのでコシのあるスパゲティのような太い麺がぴったり^^これは、注文を受けてすぐゆでスープを掛けて出すので、茹でた後時間が経ったものは棄てるんだそう。そうしないと麺のコシとつやがなくなってしまうんだとか。

お味は?
クリーム色っぽいスープに太目の麺のみ。刻んだキュウリやゴマなどはなし。食べてみるとスープが意外にドロリとしていて、麺とソースがしっかり絡まっています。ひと口食べると冷たいクリ―ミーなコールドスープが口の中に広がります。このスープにこの麺!ちょっと間違えるとスパゲティカルボナーラっぽい気も。豆乳スープは見た目よりすごく濃くてじゃがいものコールドスープのよう。量もたっぷりなので、意外に全部食べるとかなりお腹いっぱいになりますョ。地元の人はこのスープを結構飲んでましたが、ナビはちょっと無理でした。。。

コングクスの食べ方
普通コングクスは、味付けをほとんどしないで出てくる場合と、塩で味付けをして出してくれるところもあります。もしコングクスをひと口食べて、味がない、、、と思ったら、塩を入れましょう(「ソグム・アンノミョン・マシオプソヨ~(塩を入れないとおいしくないですよ~)」by ナビ社長)。そしてさらに単調な味に変化を与えてくれるのが、やっぱり韓国キムチ。夏メニューということでヨルムキムチ(大根の葉っぱのキムチ)、あるいはぺチュキムチなどと一緒に食べると、もっとおいしくいただくことができます。ちなみに、「チンジュフェグァン」では、味付けしたコングクスとおかずは白菜キムチのみ。

コングクスの次は、季節に関係なくいつもみんなに人気のメニュー!
ここ「チンジュフェグァン」はコングクスだけではありません。もう一つの人気メニューが「牛肉と椎茸入りの即席キムチポックンパッ」。注文すると野菜、牛肉、椎茸などの材料を入れた鍋を持ってきてくれ、その場でご飯と一緒に炒めてくれる即席チャーハン。だからあっつあつの炒め立てが食べれるんです。キムチの酸味と牛肉や野菜の甘味がミックスされてイケる。量も1人分とは思えないほどたっぷりなのに、値段は6,000ウォン(※2007年8月現在)!これもコングクスはちょっと苦手・・・という人、これ、おすすめ。

ナビの感想

「コングクス」というと地元では夏の定番人気メニューらしいんですが、なんか豆乳スープと聞いただけでなんとなく気がすすまない人も多いはず。ナビも初めて小さなプンシク(軽食堂)で食べたコングクスが、いかにも豆乳っぽい豆マメさでちょっと馴染めなかったのです。それからというもの、コングクスはあまり気がすすまなかったけれど、「おいしい店はほんとおいしい!」という社長の言葉に今回コングクスへの2度目のトライ。はたして「チンジュフェグァン」のコングクスは、豆乳というより野菜のコールドスープに麺が入った感じで、独特の香りとひんやり具合が夏にぴったり!見た目よりかなりコッテリ栄養満点!夏バテの時の栄養補給にいいですよ!以上、栄養取り過ぎですぐに立ちあがれそうにないソウルナビでした。

記事登録日:2003-07-30


住所 ソウル市 中区(チュング)西小門洞(ソソムンドン)120―35
電話番号 02-753-5388
営業時間 (平日)10:30〜21:30(土・日・公休日)10:30~21:00
休業日 旧正月、秋夕(韓国の旧盆・2007年−9/23-26休)<2009.9.11>
クレジットカード
駐車場 有料
日本語 不可
その他の情報 ※コングクスは冬季お休み(~3月)、なお毎年変動があるようです。<2005.12.2>

*2006年夏はメニューがコングクスのみでしたが、2007年夏はポックンパッも食べられるそうです。ただお昼(12:00~13:00)は食べられないそうです。<2007.8.23>

*記事内の価格を更新しました。<2007.8.31>
*営業時間を更新しました。<2009.9.11>
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