ソシンイソ

こんにちは！ソウルナビです。皆さんはカルビチムってご存知ですか？カルビチムとはカルビを長時間蒸して煮込んだ宮廷料理の一つで、特に大邱地方の郷土料理。ここ数年、ソウルで辛いカルビチムがブームになり、辛いものが苦手な人でも一度は食べてみたい料理に！今日は、そんなカルビチムをお客様の口にあわせた辛さで提供するカルビチム専門店「ソシンイソ」をご紹介しましょう。中でもカルビチムのメニューとしては珍しいクリームカルビチムはクリームのまろやかさが辛さをソフトに包み込み、一度食べたら病みつきになるおいしさとか！それでは、さっそくお店に行ってみましょう～

◆◇場所は飲み屋さんが多い新村（シンチョン）◆◇

お店があるのは学生街の新村（シンチョン）。地下鉄２号線シンチョン（新村）駅からは歩いて５分ぐらいのところにあります。延世大学や西江大学、梨花女子大学などが周辺にある新村は、いつも学生であふれる街。語学堂に通う日本人も多く、コスメ、雑貨、服屋や大型マート、百貨店、映画館など何でも揃っています。お店の周辺にも学生向けの安い焼肉屋さんや居酒屋さんがずらりと並び、夜もとても賑やか。

◆◇店内の雰囲気は？？◆◇

２０１５年４月にオープンしたこちら。店内も新しくてとてもキレイで、席の間隔もちょうど良い広さ。焼肉屋や居酒屋のようにガヤガヤした雰囲気はなく、どちらかというとシックな感じ。壁には「最高のサービスが基本」「この空間ではすべての人が王様である」などお店の鉄則が書かれ、お客様へのサービスを徹底しようとの努力が伝わってきます。この鉄則通り、各席にはスマートフォンの充電コーナーもあり、椅子のフタを開けるとジャケットや荷物を収納できるスペースがあり、食後用にチュパチャップスも置いてあるなど、細かな配慮が随所に見られます。

椅子のフタを開けると荷物入れ。		スマートフォンの充電用コーナー！		辛さのレベルが手で表示されてます。

◆◇こだわりのカルビチム！◆◇

牛の骨付きカルビを使用したこちらのカルビチムは、カルビチムのフランチャイズで経験を積んだオーナーが味の研究を重ねて創りだした渾身の味。お店の名前である「ソシンイソ」には２つ意味が込められています。１つは「ソシン」＝牛（ソ）料理において最高の神（シン）になるため、常に味の研究に努めますという意味。もう１つは辛い（シン）牛（ソ）料理が食べられる場所という意味が込めています。辛さは大きく５段階に分かれて、辛いのが苦手な人はレベル1、辛いのが好きで得意な人はレベル2、さらにその上を挑戦したい人はレベル3以上。現地の人はだいたいレベル１か２を選ぶそう。

お肉が柔らかい～		タレが染み込んだお餅のトッも最高！
骨付きカルビをがぶりといただきます。		鍋の下にはタンメンがぎっしり！

とろ～りチーズがたまらない！

ビビンバのようにグチャグチャに混ぜて食べるとおいしい。

パンチャンのおかず。		無料サービスのチュパチャップス。
シッケと紫キャベツの野菜ジュース。		辛い料理には必須の甘いクルピス。

いかがでしたか？訪れた人が後悔しないように味の研究とお客様へのサービスに心を費やすこちらのお店。料理を注文する際はカルビチムの辛さをお店の人が丁寧にアドバイスしてくれ、実際に食べたあとも辛さの調整が可能。だから「辛いものが苦手、でもカルビチムに挑戦してみたい」という人にもオススメです。なかでもクリーム・ソカルビチムは辛さがありながらもまろやかなクリームの味が食欲をそそり、一度食べたらもう一回食べたい！と思ってしまう味。お店のスタッフも親切だから気軽に足を運べます。皆さんも新しいカルビチムの味、試してみてはいかがですか？以上、新村にあるカルビチムのお店「ソシンイソ」からソウルナビがお伝えしました。