ホバップルコギ

こんにちは！ソウルナビです。皆さんにとって焼肉は質より量派？それとも量より質派？ソウル市内にはお手頃な価格でいろんな種類の肉を食べることができる食べ放題のお店がいろいろありますが、そんな食べ放題のお店の中でも今日は牛肉のみ、しかも和牛のみと肉の質にも量にもこだわった焼肉店「ホバップルコギ」をご紹介しましょう。こちらは韓国でもいま話題の人気店で、夜ともなるとビジネスマンたちの会食（飲み会）の場として賑やかになります。それでは、さっそくいってみよ～

◆◇◆ビジネス街の駅三（ヨクサム）エリアに位置◆◇◆

お店があるのは江南（カンナム）。地下鉄２号線ヨクサム（駅三）駅からは徒歩４分。大通りから少し奥に入った路地沿いにあります。駅からは角を２回曲がりますが、意外とわかりやすいかも。江南やCOEX、蚕室（チャムシル）、明洞（ミョンドン）、弘大（ホンデ）など、どこに行くにもアクセスが良く、オフィスやホテルがいっぱい並ぶヨクサムエリア。あまり焼肉店らしくない、おうちの形をした入口の門から入り、階段を降りた半地下にお店があります。

入口を入ったすぐ右には個室の４人掛けテーブルが２つあり、人数に応じて調節できます。また奥には４人掛けテーブルが８つ、さらに左奥には最大１５人程度は座ることのできる団体用の大テーブルがあります。ビジネスマンの会食が多く、スタッフも大人数の客へのの対応に手馴れているので、大人数での旅行で食事場所の確保に利用する際にもいいかも。ただし食事ピーク時間はお客さんが多く、一度に席が確保できない場合もあるので、ピーク時前に着席するか、事前に予約されることをオススメします。

◆◇◆気になる和牛食べ放題の２コース！◆◇◆

こちらでいただくことができる「和牛」。韓国で和牛について知っている人は数少ないため、壁に和牛の説明とおいしく食べる方法が書かれています。和牛といえば、どうしても日本産の牛を想像してしまいますが、実は日本在来の牛をベースに外国種などと交配させ改良した食肉専用の家畜牛。お肉の部位の写真もあります。盛り合わせメニューもありますが、やっぱり値段も量も気にせず好きなだけ食べられる食べ放題が一番魅力のコース！コースはＡコースとＢコースの２つがあります。焼肉を楽しんだあとにいただくテンジャンチゲ（お味噌汁）もまた楽しみ。ちなみにごはんはメニューに含まれていないので、食べたい方は別途注文しましょう。　

■■■　Ａコース（３人以上）　■■■
トゥンシム（ロース）、トシ（中落ちカルビ）、カルビ（アバラ）、アロンサテ（スネ肉）、モクシム（クビの肉）、アンチャン（横隔膜）、チャドル（アバラ肉の薄切り＋テンジャンチゲ（味噌汁）

■■■　Ｂコース（２人以上）　■■■
トシ（中落ちカルビ）、アロンサテ（スネ肉）、モクシム（クビの肉）、チャドル（アバラ肉の薄切り）＋テンジャンチゲ（味噌汁）

キムチチヂミ		エゴマの葉漬け
白菜キムチ		ブロッコリー
焼肉のタレとたまねぎ		調味料

◆◇◆機能的なおなべでお肉を焼いてみる◆◇◆

一般の焼肉店では油が落ちる鉄板を使用しますが、こちらでは、すき焼き風の縁の深い丸い鉄板で肉を焼きます。牛肉は豚肉よりも数倍脂分が少ないので鍋にあまり油がたまりません。また端の部分に焼けたお肉をのせる網がついているので、肉を焼きすぎて放置してしまう心配がないのもポイント。おいしく焼くコツはあまり火を強めにしないこと。牛肉なので少々レアー気味で食べてもＯＫ。

◆◇◆お肉のダシがいっぱいのテンジャンチゲ◆◇◆

お肉を堪能したら最後のスープ、テンジャンチゲを注文。チャドル（アバラ肉の薄切り）を入れたテンジャンチゲのため、最後に注文した肉のチャドルを少し残しておきましょう。すべての肉がなくなり、スタッフが鍋の中にテンジャンチゲを入れたら、残ったチャドルを加え、グツグツと少し長めに煮込みます。

いかがでしたか？こちらでは新鮮な牛肉を提供しているため肉の臭みもなく、塩をかけただけでもおいしくいただくことができます。ちなみにランチの時間はランチ専用のメニューで、焼肉は夜のみ。ちょっと豪華にディナーで牛肉を思う存分食べたい方は、こちらにも足を運んでみてくださいネ。以上、「ホバップルコギ」からソウルナビがお伝えしました～