ケソンチプ

ケソンチッ / 開城チプ개성집

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ピリ辛ネギや焼いたキムチと一緒にいただく薄切りサムギョプサルが絶品!ノニョン洞食い倒れ通りにある24時間営業の豚焼肉店


こんにちは!ソウルナビです。韓国を旅行中に必ず一度は食べたい焼肉。特に現地で人気のサムギョプサルなど豚の焼肉は是非おさえておきたいですよね!?今日は1980年創業、地元のサラリーマンたちが集う江南の論峴洞モクチャコルモク(飲食店通り)でサラリーマンたちに長く愛されているサムギョプサルのお店、「ケソンチプ」をご紹介しましょう!サムギョプサルとは豚の三枚肉(バラ肉)の焼肉のことで、長いバラ肉をハサミで切りながら焼くのが一般的。でもこちらでは一口サイズの薄くスライスした豚バラ肉を焼いてキムチやネギと一緒にいただく、普通とはちょっと違ったサムギョプサルが美味しいと有名なお店。ん~想像しただけでも美味しそう!?しかもうれしい24時間営業!それでは、さっそ行ってみよ!

論峴洞モクチャコルモクにお店を構えて35年以上!


冒頭でも触れましたが、お店があるのは江南(カンナム)エリアの論峴洞(ノニョンドン)モクチャコルモク。モクチャコルモクとは飲食店が並ぶ通りや街のこと。論峴洞のモクチャコルモクもオフィスがたくさん集まる江南エリアにある、サラリーマン御用達の食べ物屋通りです。この通りの中でも「ケソンチプ」は一番端っこと言ってもいいくらいの場所にあります。地下鉄9号線シンノニョン(新論峴)駅からは歩いて2分とすぐそこ!また近くには観光客もよく利用するホテルが並ぶ江南ホテル通りもあるので、ここに泊まるならホテルから歩いてすぐに行ける便利な場所。ちなみにお店は1980年の創業。お店の看板には「since1980」とあるので目印に!
店内は重厚な木造りのテーブルが所狭しと並んでいます。結構広めのお店ですが、夜になるとこのテーブルがお客さんでいっぱいに!ワイワイガヤガヤととっても賑やか。お客さんは周辺のサラリーマンたちが中心ですが、若いグループからお年寄りまで年齢層はさまざま。
暑くも寒くもない季節には、窓がオープンになりテラス風の席も

暑くも寒くもない季節には、窓がオープンになりテラス風の席も

金曜日夜8時頃の店内はほぼ満席状態!

金曜日夜8時頃の店内はほぼ満席状態!

人気ナンバーワンのメニューはやっぱりサムギョプサル!


こちらで豚焼肉のメニューはサムギョプサル(三枚肉)、モクサル(ロース)、コチュジャン・サムギョプサル(コチュジャン味の三枚肉)にテジカルビ(豚カルビ)。全て国産の豚肉が使われています。中でも一番人気の代表メニューはサムギョプサル!ほとんどのお客さんがまずはサムギョプサルを注文します。注文は基本2人前からで、テーブルの人数分注文するのが原則。そしてお肉を注文すると、付け合わせのキムチやおかず、お肉と一緒にいただく野菜、タレなどがテーブルにずらずらと並びます。付け合わせや野菜は基本的におかわり自由なので、全部食べたけどまだ欲しい!という場合は、おかわりを頼んでもOK。細切りネギはタレと混ぜ、用意します。ニンニクは生で食べても、お肉と一緒に焼いても良し。
大根の酢漬け

大根の酢漬け

ヤンニョムケジャン(蟹のコチュジャン和え)

ヤンニョムケジャン(蟹のコチュジャン和え)

野菜サラダ

野菜サラダ

キムチ

キムチ

お肉を包む葉野菜

お肉を包む葉野菜

細切りネギはタレとよく混ぜ混ぜ

細切りネギはタレとよく混ぜ混ぜ

青唐辛子はサムジャンをつけてどうぞ

青唐辛子はサムジャンをつけてどうぞ

サムジャン(味付け唐辛子味噌)

サムジャン(味付け唐辛子味噌)

お肉につけるギルムジャン(塩入りゴマ油)

お肉につけるギルムジャン(塩入りゴマ油)

こちらが2人前のサムギョプサル!他のお店でサムギョプサルを食べたことのある方なら分かるかもしれませんが、ずいぶん薄いですよね!?そして最初から一口サイズに切られて出てきます。これがこのサムギョプサルのポイント。薄いのですぐ焼けるし、焼きながらハサミで切る手間がかからないので面倒もなし。アルミ箔の敷かれた鉄板の上にキレイに並べて焼きましょう。2、3分でホントあっという間に焼けちゃいます!お腹が空いている時には特にうれしいかも!
サムギョプサルは付け合わせのネギと一緒に食べてもいいし、ネギやニンニク、サムジャンと一緒に葉っぱに包んでも。いろんな食べ方で違った味が楽しめます。薄いサムギョプサルは香ばしくて重くないから次から次へと食べられそう。ただ、長く焼くととカリカリになりすぎるので注意!でもまたそれも美味しいかも!?
ネギと一緒に! ネギと一緒に!

ネギと一緒に!

ゴマ油だけつけても~

ゴマ油だけつけても~

葉っぱに包んで!

葉っぱに包んで!

焼いたキムチと一緒にいただくのも現地の人がよくする食べ方。焼いて旨みの増したキムチと一緒にほおばると、不思議と脂っぽさも緩和され、さらにどんどんイケちゃうお味に!やっぱり豚とキムチはよく合います。これはナビ的にもイチオシの食べ方!ちなみに鉄板には角に1か所だけ穴が空いていて、そこから焼く時に出る脂が落ちていくようになっています。豚の脂が流れてくるこの穴の近くでキムチを焼くとキムチが焦げてくっつくのを防げると同時に旨みもアップします。
焼いたキムチと一緒に食べるサムギョプサルは絶品! 焼いたキムチと一緒に食べるサムギョプサルは絶品!

焼いたキムチと一緒に食べるサムギョプサルは絶品!


★★薄いお肉の秘密は!?

なんでお肉がこんなに薄いの!?実はこのサムギョプサル、昔ながらのスタイルなんだとか。かつてサムギョプサルといえば冷凍豚バラ肉をこんなふうに薄ぺっらいペラペラの状態に切ったものが当たり前だったんだそう。現在普通に見かける厚切りのサムギョプサルを焼きながらチョキチョキとハサミで切るのは、なんと現代風のサムギョプサルだったんですね!こちらでもバラ肉を凍らせて切るのでテーブルに運ばれてくるお肉はちょっとカチカチ。えっ、冷凍肉?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心を。ちゃんと国産の美味しい豚肉を使っています。むしろ今ではその昔風のスタイルが人気の理由になっているよう!

コチュジャン・サムギョプサルもオススメ!

薄いサムギョプサルは美味しいけれど、もう一品違った味が食べたい!という時にオススメなのがこのコチュジャン・サムギョプサル。コチュジャン=唐辛子味噌で味付けしたサムギョプサルで、唐辛子味噌といってもそんなに辛くなく、どちらかというと甘辛い味。こちらのお店はもちろん薄いサムギョプサルで有名だけど、このコチュジャン味もなかなか!コチュジャンの味自体が美味しいよう。実際、現地の人もまずは薄いサムギョプサルを食べて、追加でコチュジャン・サムギョプサルというコースで注文する人が多いみたい。ナビ的にも美味しくてかなりハマったコチュジャン・サムギョプサル。ちなみにこちらは焼きながらハサミで切っていきます。また焦げ付きやすいので、何度もひっくり返しながら焼きましょう。
こちらはもともと味が付いているのでそのまま食べてもおいしいのですが、薄いサムギョプサルのようにネギや焼いたキムチと一緒に食べたり、サンチュ(葉っぱ)で巻いたりしても味が変わって飽きずに食べられますヨ!

お肉にもついてくる!もう一つの人気メニューはキムチスンドゥブチゲ!

チゲなどのスープ類、ビビンバ、冷麺といった食事メニューもいろいろあるこちらのお店。中でも美味しいと人気なのがキムチスンドゥブ!キムチ入りのスンドゥブチゲです。これは単品でも注文できますが、お肉を注文すると付いてくる、うれしいサービスも!たっぷりのふわふわスンドゥブにキムチだけじゃなく豚肉も入っていて、さっぱりしていながらお肉のこってり感も感じられるお味。これはランチに単品でいただくのも良さそう!

ちょっと変わった薄いサムギョプサルが人気の「ケソンチプ」、いかがでしたか?冒頭でも触れましたが、こちらは24時間営業なので、いつでもサムギョプサルが食べられるお店。例えばこの辺りのホテルに泊まるけれど夜遅い時間に到着し、お腹もグーグー!そんな時でも、さっそくサムギョプサルがいただけます!またサムギョプサルは食べたことがあっても、普通とは少し違うサムギョプサルを食べてみたい、現地のサラリーマンたちに人気のサムギョプサルが気になる!という方は是非チェックしてみてくださいね。もちろんお味もイケててお肉を切る手間がかからないので、初めてサムギョプサルを食べる方にもオススメです。地元のサラリーマンに混じってサムギョプサルにソジュ(焼酎)はいかがですか!?以上、論峴洞モクチャコルモクにある「ケソンチプ」からソウルナビでした。

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記事登録日:2016-02-19

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主なメニュー

単位:ウォン

サムギョプサル

豚三枚肉

삼겹살

17000

モクサル

豚ロース

목살

17000

コチュジャンサムギョプサル

唐辛子味噌豚三枚肉

고추장삼겹살

17000

テジカルビ

豚カルビ

돼지갈비

※国内産
17000

ボソップルコギ

キノコと牛肉のプルコギ

버섯불고기

20000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2016-02-19

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供