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コッチャン通りの地元の人気店!庶民的な雰囲気の中で野菜ホルモン炒めと焼酎で一杯!

こんにちは!ソウルナビです。ソウルのあちこちに「モクチャコルモッ(食い倒れ通り)」がたくさんあるのはご存知ですよね?!同じようなお店が数軒から数十件並んでいるところまでその規模はさまざまですが、お店が多いほどにぎわっている証拠。地元の人はその料理を食べよう!となると、自然とグルメ通りに足が向いてしまうそう。ナビでも今まで「グルメ通り」をいくつかご紹介してきましたが、今日はそれにもう一つ追加しちゃいましょう。なんと今から50年ほども前から地元の人に親しまれてきた「東大門コッチャン通り(トンデムンコッチャンコルモッ)」。ここは東大門というより鍾路5街寄りのところにあり、昔ながらのコッチャン屋さんが20軒ほど軒を連ねています。そして今回は、コッチャン通りの中でもダントツ人気の店をご紹介しましょう。
東大門コッチャン通り
ナビがこの通りを発見したのはつい最近。以前は「安くてうまいコッチャン」といえば、いつも行くのは「往十里コッチャン通り」オンリー。「いつ食べてもおいしいの~」と満足して帰っていたので、ほかを探そうとも思わず・・・。しかし先日、東大門から散策がてら「タッカンマリ通り」や「焼き魚通り」を過ぎてさらに歩いてみると、ちょうど地元の市場「チョンノシンジシジャン」というアーケード辺りから、ここにも、そこにも、あそこにも・・・互い違いにかかっているコッチャン屋さんの看板を発見!ここってもしや、コッチャン通り?!と思いつつお店に人に聞いてみると、まさにそうだと。よし、これは1度食べてみないと~!
この通りは逆L字型になっていて、アーケード市場につながる通りと次の細い路地を左に入ったところ、その向こうの通りにもちらほらと並び、全部で20軒ほど集まっているそう。どのお店もテーブル数の少ない小さなお店ばかりで、ドラム缶のテーブルに丸椅子、床はコンクリートとまさに地元の食堂。周辺は金物屋さんが並んでいて地元の人が行ったり来たり。この通りの雰囲気も地元色がかなり濃い~ですが、看板、店構え、店頭で料理するおばちゃん・・・すべてが数十年前のまんま?!と思わせる雰囲気。
ホナムチッ
「ホナムチッ」。名前を聞くと、リピーターの方ならどこかで聞いたことがある・・・と思われるかもしれません。そうなんです。ソウルにはホナムチッというお店があちこちに。特に東大門周辺の食い倒れ通りには「通りに1店?!」と思うほど。焼き魚通りにもカムジャタン通りにも「ホナムチッ」があるので皆さん混同しないようにしてくださいね。だいたいはオーナーが湖南(ホナム)出身という場合がほとんどですが、安くて美味しい人気店が多いんですよー。
今から30年前にお店をオープン!
こちらがホナムチッのオーナー。店名の通り全羅道は湖南(ホナム)出身の方です。ふつう市場のおばさんといえば、チャッキチャキの恐そうなイメージですが、こちらのオーナーはのんびりとした口調でとってもソフトな雰囲気。話しているだけで、思わず心がなごんでしまいます。さて、このオーナーがお店をはじめたのは今から約30年前。20代で結婚して子供が生まれ、26才のときに知り合いの人がコッチャン屋をやっていたので、その人から教えてもらってみようみまねではじめたコッチャン屋さん。「今思えばあの時のコッチャンは食べられたもんじゃなかったわね~。自分でいうのもなんだけど・・・」と正直なお答え。それから自分で試行錯誤を繰り返しながらコッチャンの味を研究し、今では地元の人気店になりました。
コッチャン
さっそく、こちらのメインメニューであるコッチャン(ホルモン&野菜炒め)を作っていただくことに。厨房はどこ?!かといいますと、お店の真ん前。つまりお店の外で料理してお客さんの待つ店内に運ぶシステム。これは店頭でコッチャンを炒めると、香ばしい匂いが行き交う人を刺激する効果もあり(実際ナビも通りすがりにそそられた派)、また狭い店内のスペースをめいいっぱい使ってお客さんを迎えられますしね。さて、この店頭の台の上には材料や調味料などがぜんぶ積まれ、れっきとした厨房。なんたってここで30年間コッチャンを炒め続けてこられたんですからね。

まずは鉄板の上に油を引いて、キレイに洗ったコッチャンのせ、タデギ(薬味)を入れて炒めます。 
まずは鉄板の上に油を引いて、キレイに洗ったコッチャンのせ、タデギ(薬味)を入れて炒めます。 
まずは鉄板の上に油を引いて、キレイに洗ったコッチャンのせ、タデギ(薬味)を入れて炒めます。

まずは鉄板の上に油を引いて、キレイに洗ったコッチャンのせ、タデギ(薬味)を入れて炒めます。

刻んだキャベツと玉ねぎ、大ネギ入れ、その上からすりゴマ、唐辛子の粉を入れてさらに炒めます。 刻んだキャベツと玉ねぎ、大ネギ入れ、その上からすりゴマ、唐辛子の粉を入れてさらに炒めます。 刻んだキャベツと玉ねぎ、大ネギ入れ、その上からすりゴマ、唐辛子の粉を入れてさらに炒めます。

刻んだキャベツと玉ねぎ、大ネギ入れ、その上からすりゴマ、唐辛子の粉を入れてさらに炒めます。

野菜が炒まったら、水で戻したタンミョン(春雨)を上にのせ、最後にゴマの葉をたっぷり乗せて少し炒めたらテーブルへ。 野菜が炒まったら、水で戻したタンミョン(春雨)を上にのせ、最後にゴマの葉をたっぷり乗せて少し炒めたらテーブルへ。 野菜が炒まったら、水で戻したタンミョン(春雨)を上にのせ、最後にゴマの葉をたっぷり乗せて少し炒めたらテーブルへ。

野菜が炒まったら、水で戻したタンミョン(春雨)を上にのせ、最後にゴマの葉をたっぷり乗せて少し炒めたらテーブルへ。

野菜コッチャンの食べ方
各テーブルにはガスコンロがついていて、炒めながらサンチュにニンニクや青唐辛子スライス、包み味噌などを一緒に包んで食べます。コッチャン好きのナビは気になりませんが、もし豚ホルモン独特の匂いがちょっと・・・という方は、薬味と一緒に食べた方が食べやすいですよ。
噛めば噛むほど甘味がでる、ぷるぷるしたコッチャンで一杯?!
まずはそのままで食べてみましょう。ん、ピリ辛で濃い目の味付けがコッチャンのやわらかくて弾力のある肉質にぴったり。噛むば噛むほど甘味もでて、これはお酒のおつまみにぴったり!なんだか昼間っから焼酎が欲しくなりますね・・・(いかん、いかん)。いやだって、ナビがお店に伺った午後2時ごろ、横のテーブルでは地元のおねえさま方がコッチャンと焼酎で一杯やってたんですも~んっ。ちなみに、写真はこの盛りだくさん具合で1人前。これで6000ウォン(2006年11月現在)は安い!さすが、地元の食堂ですよね。
こちらは地元のテレビでも何度も紹介された人気店。コッチャンの有名店なのでやはりここに来たら「コッチャン」を食べたいところですが、連れの方がもしホルモン系がNGなら、コッチャンのほかにカルビサル、サムギョッサルなどの焼肉メニューもありましたよ(ガスレンジは一つなので一緒に焼くのはむずかしいと思いますが・・・)。地元の雰囲気が好きな方、そしてホルモン好きな方、1度行ってみて下さいね。以上、ソウルナビでした。

記事登録日:2006-11-10

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単位:ウォン

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コッチャン

もつ

곱창

10000

イチオシ

サムギョッサル

豚の三枚肉

삼겹살

(冷凍)8000
(生)11000

ピョオンヌンタッパル

ピョオンヌンタッパル

뼈없는닭발

10000

メクチュ

ビール

소주

3000

ソジュ

焼酎

맥주

4000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2006-11-10

スポット更新日:2012-06-28

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