済州島の名物料理をしっかり堪能!リゾート地のチープ食堂ここにあり!
こんにちは!ソウルナビです。今日は韓国を代表する観光地、済州島(チェジュド)のグルメ情報をお届けしましょう~!済州島は朝鮮半島の南に位置する島で、暖かい気候とおいしい空気、緑や花といった自然がいっぱいの観光地。新婚旅行や家族旅行に訪れる人が後を絶たないだけでなく、ゴルフなどのスポーツも楽しめるので海外からの観光客にも人気のリゾート地なんですョ。でも、そんなリゾート地で困るのがグルメスポット。せっかくだから島の魅力を満喫できる料理を食べたいし、だからと言って観光客目当ての高い値段で食べるのはイヤだし・・・。そんなみなさん!今日ご紹介するのは済州名物の「黒豚」をはじめとした定食がいただける食堂「味sチェジュ」!リゾート地でもチープに地元の味を楽しみたい方、さっそくナビがご案内しましょう~。レッツゴー!
中文のホテルからタクシーで5分程度!お店があるのは中文(チュンムン)。中文エリアといったら南国気分に浸れる植物もたくさん、目の前は大きな海~っというリゾートの中心的存在。ホテルもたくさんあって、韓国内だけでなく海外からの観光客もたくさん訪れる場所です。ホテルが集まるところは島のきれいな景色やおいしい空気を満喫するにはもってこいの場所だけど、そのぶん食べドコロがほとんどないのが頭のイタイところ・・・。でも!最近ホテルエリアから徒歩20分ほどの道路沿いにグルメ店が次々に誕生!タクシーに乗っちゃえばものの5分という近さにずらりと食堂が並んでいて、この「味sチェジュ」もそんな通りの一角にあり!お店入口の前には広い駐車スペースが用意されているので、車で行かれる方にも便利です。
広々&気取らない店内!お店にはテーブル席とお座敷席がだいたい半分ずつあり、かなり広々している印象!全体的にメニューの値段がお手頃価格だということもあり、お客さんも地元のカップルやファミリーなど庶民的な雰囲気です。お店の方もほんわかした温かい接客で、リゾート地であることを忘れるくらいの居心地の良さ!ナビは注文しなかったのですが、お店には島の名物である済州ミカンを使ったマッコリもありましたよ!ここでしか味わえないご当地モノの味、お酒でも試してみるといいかも^^
チープ!なのに名物料理もあり!こちらの食堂は郷土料理を扱うお店。済州島名物のコドゥンオ(サバ)やカルチ(タチウオ)などの焼き物・煮付けなども人気で、海の幸を満喫できるメニューがそろっています。全体的に値段が抑えられているのですが、その中でもモリモリ食べたい方にオススメなのが「味sチェジュ定食(ジョンシッ)」!普通の定食系のお料理ですが、済州島名物の黒豚をふんだんに使った炒め物に、コットムグイ(サクラダイの焼き物)などが含まれていて、そのほか済州独特のおかずがずらり!観光地にもかかわらず、お財布に優しい充実ぶりです。ちなみにこの定食は2人分から注文OK。(コットムグイは2人で1匹になります。)
チェジュ名物の黒豚はたっぷり野菜でヘルシーに!
この定食の中でメインとなるのがこの黒豚料理。島の名物料理になっている黒豚は、肉質もよく味も良いため日本と同じく韓国でも人気高し!甘辛いタレと一緒に炒められたこの黒豚。見ただけで新鮮さがわかるような、シャキシャキ感あふれる野菜でくるんで食べるのでとってもヘルシ~!お肉がテーブルに並んだ時はやわらかくてホワホワした身を想像していたけど、食べてみると思っていたよりしっかりした歯ごたえ。(もちろん硬くて噛み切れないというわけではなく、)時にコリコリ感すら楽しめる食感は食べ進めるにつれて箸がとまらなくなっちゃいそう!ちなみに、お肉の表面にはたまに黒い毛のようなものが見えることも。ナビは「うわ、取り忘れているんだ(><)」とよけてしまったのですが、あとで「それはいろんな店でもよくあることで、食べても全然OK」と地元の人から教えてもらいました。「間違いなく黒豚を使っていますよ!」というお店側のアピールにもなっているんだそう^^
味噌に注目!
肉を野菜でくるむ時にお好みで加える味噌ですが、この味噌がまた独特。コチュ(トウガラシ)が入ってちょっとピリ辛になったものに、小さな奈良漬のようなものが入ってる!ソウルの一般的な味噌とは一味も二味も違う新鮮な味で、この香ばしさはごはんをお替わりしたくなっちゃいそう~。直接食べて味わってみてくださいね。
パリパリ&ふっくら・・・魚もウマイ!
黒豚にばかり気がいってしまいがちだけど、豚に負けないくらいの存在感があったのがこのコットム(サクラダイ)!軽く揚げられたように表面がパリパリしていて、ふっくらした身とのギャップがたまりません。さすが海に囲まれた済州島、新鮮な海の幸の味をじっくり堪能しちゃいましょう~!
わかめスープはウニ入り!韓国語で「ミヨックッ」と呼ばれるわかめスープは韓国人にはとってもポピュラーなスープ料理。一般家庭だけでなくソウルの食堂でもよく見られるのですが、ここ「味sチェジュ」のわかめスープはちょっと違うんです。なぜなら…ウニが入っているから!高級食材のウニですが、なんせここはウニもよく獲れる済州島!小粒なものが入れられているだけとは言え、そもそもウニがわかめスープに入っているなんて贅沢でうれしいじゃないですか~。味つけもソウルでよく食べるものとは違い、匂いや味に「磯の風味」を感じるものになっていましたよ。
他のおかずはこんな感じ!
豆はとても小粒で、甘めに味付けられた味は日本のお惣菜豆に近い感じ。またネギの酢漬けはソウルなど他のお店でもあまり見ないおかず。適度に硬くなってパリパリしている食感は独特で新鮮でした!
いかがでしたか?肉に魚にとモリモリ食べて済州の味を満喫、お店を出るときのおなかはパンパン!なんだか地元の食堂に来たように心を落ち着けてゆったりと食事ができちゃいました。中文のホテルに泊まっていたナビははじめタクシーで帰ろうと思ったのですが、満腹感を少し抑えようとホテルまで歩いてみることに。だいたい20~25分くらいかかりました。夜だったため都会に比べて道は暗かったですが、周辺にある食堂の様子を見ることもできたし、何より済州の星空の下を歩けて気持ちよかったですョ。なお、お店が閉まるのが21時と早いのでご注意を。夕飯を食べに行く方は少し早めにやってきて、ゆっくりお散歩気分で周辺を歩いてみるのもいいかもしれませんよ。以上、ソウルナビでした。