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旨みが濃縮されたスープが自慢!市庁にあるコッチャンチョンゴルのウマイ店!

こんにちは!ソウルナビです。寒~い季節はもちろん、汗をかきながらモリモリ食べるのにもピッタリな料理と言ったらやっぱり「鍋物」!煮ることで野菜のカサも少なくなり、野菜もたっぷり摂れるヘルシーな料理ですよね。韓国グルメの中にも鍋料理はたくさんありますが、その中の1つ「コッチャンチョンゴル」を食べられたことはありますか!?コッチャン(モツ)や野菜が入ってヘルシーで栄養も豊富だけど、キムチ鍋や海鮮鍋などに比べたらあまり身近なものではないこの「コッチャンチョンゴル」。立派な韓国グルメなのに地元韓国の人でも食べたこのない人がいるようなメニューなんです。そんなコッチャンチョンゴルにハマってしまう人がどんどん出ているお店が今日ご紹介する「ハンソン」!こちらは地元の人たちを中心に愛されているお店なんですョ。それではさっそくご案内しましょう~!
ビジネスマンやOLの多いエリアにあり!
お店は地下鉄1・2号線シチョン(市庁・City Hall・132/201)駅から歩いて3分ほどというアクセスがとっても便利な場所にあり!この市庁・光化門(シチョン・クァンファムン)エリアは企業が多く集まっているオフィス街。スーツ姿のビジネスマンやOLさんたちがたくさんいるところなので、都会のど真ん中なのに繁華街によくある騒然とした雰囲気がないのが特徴です。そんなオフィス街でウマイものにうるさいサラリーマンやOLの舌を満足させているこちらはオープン以来30年を超える老舗の店。場所柄もあってか客のほとんどが地元の人で、周辺の企業に勤めている日本からのお客様もたまにやって来るそうですョ。
店内の様子は?
入口付近は間口が狭目なのでこじんまりした小さな食堂かと思いきや、中に入ると意外と広々しているこちらのお店。入って左側がテーブル席、右側がお座敷のオンドル席になっていて、好きな方を選択OK!お子様連れやよりゆったりとした気分で食事をしたい方にはお座敷席をオススメします^^オフィスだらけの場所にあるお店だけに、混雑のピークはランチタイムの12~13時!ナビはその時間を外して訪れたのですが、やはりオフィス街!ランチタイム以外はお客さんが少なめで、余裕をもってゆっくり食事を楽しめる雰囲気でした。
そもそも「コッチャンチョンゴル」とは!?
このお店でも人気の「コッチャンチョンゴル」はどんな料理か簡単に言うと、牛の内臓を短く切り、コチュジャンベースの様々な薬味と一緒に煮て作られる鍋のこと。ネギなどの野菜も入る、ヘルシー系料理のうちの一つです。「コッチャン」とは厳密に言うと牛の小腸部分を指すのですが、他の内臓部分もまとめて言うことも。コッチャンチョンゴルにも牛の小腸だけでなく胃の部分などが入っているものがほとんどです。コッチャンはカルシウムやタンパク質を多めに含み、大腸に比べて細くて薄いのが特徴!
「ハンソン」自慢のコッチャンチョンゴル!
お店のメニューにはミノやロース、カルビなどの焼き肉メニューもあるのですが、人気メニューはやっぱりコッチャンチョンゴル!さっそく注文(※2人前から注文OK)すると具をのせた平たい鍋が登場し、各テーブルに置かれているコンロの上に置かれます。中に入っているのは主役のコッチャンにネギ、豆腐、しいたけ、トッ(餅)、春菊など。サリ(追加)として麺も入っているのですが、量は若干少なめと言った感じ(そのためナビははじめから麺を1人前追加しちゃいました)。この麺はうどんタイプの太くてしっかりした麺ではなく、カルグクス(韓国のうどん)に使われるようなちょっと薄めのタイプ。お店のアジュンマ(おばさん)がコンロに点火してくれるのでグツグツし出すのを待ちましょう~。
おいしさの秘密は秘伝のタデギとユクスにあり!
鍋に火がつけられてから登場するのがこちらのやかん。それぞれタデギ(ペースト状になった合わせ調味料)とユクス(肉水)と呼ばれるスープが入っています。タデギにはニンニクをはじめ様々な調味料が入っているのですが、詳細はやっぱり企業秘密とのこと!それだけお鍋の味を左右するポイント部分になっているんですネ。このタデギは鍋がグツグツと食べごろになった頃にお好みで入れ、味や辛さを調節します。真っ赤なので「ものすごく辛いんじゃ!?」と思う人もいるかもしれませんが、実際は甘めの部類に入るお味です。
すべてアジュンマにお任せ!
火が入っている鍋を見ながら待つ間、「コッチャンってどれくらい煮ればいいのかな?」とか「一番おいしいタイミングで食べたいんだけどな・・・」な~んていうことが頭に浮かびますよね。でもここではそんなことはいちいち考えなくてOK!お店のスタッフがタイミングを見ながら薬味を入れたり全体をかき混ぜたりしてくれます。テキパキした慣れた手つきはさすがプロ!ハッと気づいたときには小皿へも盛ってくれて「召し上がれ~!」の声。全部お任せできるから面倒くさがりさんにもうれしいし、ビギナーさんにも安心ですョ。
ふわふわコッチャンと柔らかいヤン!
さっそくメインのコッチャンから食べてみることに。「牛の胃腸なんてグロテスクでちょっと・・・」と思っていた方!そして「ゴムみたいに硬かったり噛み切りづらいからキライッ」と思っていた方!ここのコッチャンチョンゴルを食べてみたらそんなイメージがきっと飛んでいってしまうハズ。もともと食べやすいサイズに切られてある上に、ここのコッチャンは柔らかくてフワフワ!新鮮なコッチャンを使っていることもあり、内臓系にありがちな独特の臭みもなく、「コッチャンの旨み」をじっくり味わえます。小腸の部分だけでなくヤンと呼ばれる胃の部分(ミノ)も入っているのですが、こちらも柔らかくて食べやすいし独特の歯ごたえ!フワフワのコッチャンとはまた別の食感で、それぞれの違いも楽しめますョ。
旨み濃縮スープもじっくり味わって!
様々な調味料の入ったタデギとユクスとコッチャンの味がミックスされたスープは、食材それぞれの味もプラスされて絶妙な味に!見た目は真っ赤でとても辛そうなのに、スープの味は若干の辛味を残しつつも適度な甘さが残っています。まろやかという表現がぴったりのこのコッチャンの旨みが濃縮されたスープのおいしさに、ご飯がどんどん進んじゃう~!ナビはコンギッパッ(ごはん)をもう一杯おかわりしようと思ってしまったくらい!食べやすいサイズに切られているため、姿こそ目立たないコッチャンですが、食べ進めていくと多すぎず少なすぎずのベストな量ということに気づかされます。お鍋の底が見えてきた頃にはおなかも心も満足~のお品でしたよ。
基本パンチャンもチェック!
チョンゴルと一緒に出てきたおかずはこちらの4つ!
白菜キムチ

白菜キムチ

トンチミ

トンチミ

モヤシの和え物

モヤシの和え物

海草の酢の物

海草の酢の物

いかがでしたか?海鮮鍋やサムゲタンなどに比べたら知名度の低い鍋料理「コッチャンチョンゴル」。食べたいものリストの中に入れたことがない人がほとんどかもしれませんが、食わず嫌いだった方は一度食べてみることをオススメします!特に女性に多い「グロテスクでイヤ!」という方は食べてみたらその考えがきっと変わるハズ!(実際、お店のお客様にも女性がたくさんいらっしゃるそう^^)最初はオフィス街だから土曜日は営業しないつもりだったのに、お客さんの希望で現在は短時間ですが土曜も営業しているそう(※2007年11月現在、土曜日はお休み)。人気の味、是非味わってみてくださいね。以上、ソウルナビでした。

記事登録日:2006-11-30

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主なメニュー

単位:ウォン

イチオシ

コッチャンジョンゴル

ホルモン鍋

곱창전골

(ご飯含まず)
12,000

ヤングイ

ミノ

양구이

(120g)18,000

ロスグイ

ロース

로스구이

(120g)18,000

カルビサル

カルビ肉

갈비살

(150g)15,000

ソミョン

ソーメン

소면

3,000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2006-11-30

スポット更新日:2012-06-28

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