南山コル韓屋村

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ソウルの中の民俗村？！韓国伝統文化を垣間見れるスポット！

こんにちは！ソウルナビです。ソウル市内の観光スポットといえば、景福宮（キョンボックン）や徳寿宮（トクスグン）などの古宮巡り、漢江からソウル市内の景色を楽しめる漢江遊覧船、国立中央博物館や戦争記念館見学、NANTAやトッケビストームなどの公演鑑賞などなど、その種類もさまざま～。中でも今日は、なんと！無料！で韓国伝統文化に触れることのできる「南山コル韓屋村」をご紹介しましょ～！場所はソウルのど真ん中！観光地として人気の「明洞（ミョンドン）」からも近く、旅行者にとってもアクセス便利なところにあります。ここは昔のまま保存された韓国貴族の邸宅を観覧できるほか、旧正月・秋夕（旧盆）・冬至などの際には、韓国伝統民俗イベントも開催され、外国人だけでなく韓国地元の大人や子供も楽しめるスポット。そんな「南山コル韓屋村」にナビと一緒に行って見よ！

景福宮 600年の歴史をそのままに伝える李朝時代の正宮・景福宮！ソウル市内の宮殿でナンバーワン！

徳寿宮長寿を願う意味を名に持つ、大韓帝国の波乱万丈な歴史の中心舞台となった王宮！

漢江遊覧船 / ハンガン遊覧船ソウルの中央を流れる漢江！船の上からソウルの景色を堪能してみよう！

国立中央博物館龍山にリニューアルオープンした“文化財の宝庫”！家族で楽しめるニュースタイルの博物館！

戦争記念館これからの平和のために、戦争と歴史の教訓を後世に伝える博物館。

NANTA ／ナンタ全世界からラブコール殺到！初演から20年以上、韓国発の大人気ノンバーバル公演！

「南山コル韓屋村」
1998年4月、李氏朝鮮時代に詩人や墨客が多く住んでいた南山の北麓"筆洞（ピルトン）エリア"に、ソウルのあちこちに散らばっていた貴族の屋敷や一般市民の伝統的な家屋など５棟を、2400坪の敷地に移築＆復元して造られたのがココ「南山コル韓屋村」。1年中、伝統公演や節句の行事、展示会に体験行事などが繰り広げられており、昔の人々の暮らしや風流などを目で見て、手で触れ、心で感じることのできる、ソウルの観光名所として知られています。渓流や伝統家屋、自然が織り成す美しい景観も見所の一つ。

場所は･･･
地下鉄４号線忠武路（チュンムロ）駅の３番（あるいは４番）出口から徒歩約３分のところにあります。すぐ近くに、大韓劇場（映画館）があり、明洞までも徒歩１５分ほどで行くことのできるという、まさに市街地にある憩いの場！また明洞や忠武路エリアには、人気のホテルもたくさんあるので、外国人も気軽に行くことができますョ。

敷地内にある韓屋、施設をご紹介しましょう～！
入口を入って最初に見える大きな広場。左手には泉雨閣（チョンウカッ）と青鶴池（チョンハッチ）という池があり、その前にはイベント用のステージが設けられています。入口を直進するとタイムカプセル広場、そして泉雨閣を左に見ながら奥に進んでいくと、「南山コル韓屋村」の見どころでもある韓屋村（ハノッマウル）が５棟並んでいます。それでは中へご案内しましょう！

★ 泉雨閣＆青鶴池＆ステージ
泉雨閣と青鶴池が織り成す景色は素晴らしいもの。池にはたくさんの鯉が泳いでいて、観光客の目を楽しませてくれます。

★韓屋村（ハノッマウル）
この韓屋はソウルの各地に散らばっていた屋敷を、この場所に移転、復元させたもの。韓屋の内部には、当時実際に使われていた生活用品があり、きぬた打ちや刺繍など、伝統生活文化もそのまま再現されています。

A　純貞孝皇后尹氏の本家
朝鮮第２７代純宗の皇妃である純貞孝皇后尹氏が嫁ぐまで暮らした家。

B　海豊府院君尹沢栄斎室
純宗の義理の親である尹沢栄が、彼の娘である尹皇后が嫁ぐことになり、昌徳宮入りするときに建てられた屋敷。

C　馬都尉朴泳孝屋敷
朝鮮時代２５代哲宗の娘、永恵翁主（姫さま）と彼女の夫である朴泳孝（1861-1939）が暮らした屋敷。

D　五衛将金春栄屋敷
朝鮮末期、五衛将を務めた金春栄が1890年代に建てた屋敷。ここで、草藁匠、藤編匠、民画匠といった伝統文化が試演されています。

E　木匠工頭李承業家
朝鮮末期、興宣大院君により、景福宮を増築する際に都邊首（木匠の頭）だった李承業が1860年代に建てた屋敷。
現在は体験プログラムが行われる場所になっています。

＜韓屋村で行われる伝統文化プログラムのいろいろ＞

○ 節句行事
旧正月の民俗行事
韓韓国伝統の民俗遊びや伝統公演、餅つきなど、さまざまなお正月にまつわるイベントが行われます。

南山コル韓屋村・旧正月（ソルラル）の民俗イベント【１月または２月】南山コル韓屋村でソルラルの雰囲気を味わおう！

冬至のイベント
冬至に食べるものといえば、小豆。その小豆を使ったお粥をふるまってくれます。

端午民俗祝祭
子供たちが楽しめる、お相撲大会や民俗遊びなどが行われます。

南山コル韓屋村「端午民俗祝祭」【５月※旧暦のため変動します】夏が始まる前の、気持ちいいお祭り

※その他・・・秋夕（旧盆）の民俗行事、小正月（旧暦の１月の満月の日）のイベントなど。

○ 企画行事
キムジャン大祝祭
さまざまなキムチの展示、漬け方講座、外国人と市民のキムチ付け体験コーナーなどの楽しいイベント！（2005年は11月12・13日開催　10：00～17：00）

南山コル韓屋村キムジャン大祝祭【１１月】韓国民族独特の越冬文化「キムジャン」が見られる大祝祭！！！

※ その他・・・土で造る韓屋村、韓屋村写真展、無形文化財大祝祭、真夏の家族映画、伝統文化学校の運営など。

○ 伝統工芸展
ソウル市無形文化財の作品などを伝統工芸館に展示。お土産もこちらで販売されているほか、観光案内所もこちらに～。

○ ソウル無形文化財試演
篩編み、草藁匠、藤編匠、民画匠などを試演しています。（４～１１月毎日１２：００～１６：００、７～９月は１３：００～１８：００、五衛将金春栄屋敷にて）

○ 伝統民俗芸術週末公演
伝統武芸、タルチュム（仮面舞）、舞踊、国楽、サムルノリ、リュージョン公演などの韓国伝統文化などを紹介。（４～１１月毎週土・日曜日（１５：００～１６：００）開催、泉雨閣前にて）

○ 伝統文化講座
書道・四君子、漢文購読、漢詩などの無料公開講座の開催。（４～１０月開催）

韓屋村と泉雨閣広場の向こうにはタイムカプセルを埋めたという広場が広がっています。緑豊かな自然に囲まれた公園は、カップルや家族でのんびりとした時を過ごすのにピッタリ。

★ 披襟亭周辺のようす
少し坂になっている道の途中に披襟亭があり、休憩場所として活用されています。

★ タイムカプセルの周辺
コンクリート壁が螺旋状に一段下のエリアにつながっています。そこを下って行くと、タイムカプセルを保管したスポットに～。このタイムカプセルには、ソウル定都６００年を記念し、現在の市民の生活のようすやソウルの姿を表す６００点の品をカプセルに納め、４００年後の千年記念の際、文化遺産として定める予定にしているそう。

★ 渓流周辺
四季折々の情緒あふれる景観を楽しませてくれます。明るい日差しのあふれる散歩道を歩いていき、渓流のそばのあづま屋に座って水の流れの音に耳をかたむければ、満ち足りた気持ちでいっぱいに～。

いかがですか？外国人も楽しめる都心の憩いのスポット「南山コル韓屋村」。特に日本の皆さんをはじめとする外国人観光客は、さまざまな民俗イベントの行われる週末に行かれた方が、平日より２倍も３倍も楽しめると思いますョ！また韓国のお店のほとんどが休業してしまう秋夕や旧正月といった時期に、観光客が楽しめる貴重なスポットとも言えそう。その他、小学生や中学生といった子供たちの夏休みや冬休みの異文化教育の場としても活躍しそう～！ステキな日記や記念写真が思い出に残るのではないでしょうか？！次回の家族旅行の際に、ぜひ行ってみてくださいね！以上、ソウルナビがお伝えしました。

記事登録日：2005-11-11

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基本情報

住所	ソウル市中区（チュング）筆洞２街（ピルドンイーガ）８４
住所(韓国語)	서울시 중구 필동2가 84
電話番号	02-2264-4412（ソウル市南山コル韓屋村管理事務所）、02-2266-6923（伝統家屋管理事務所）
ファックス	02-2264-4414（ソウル市南山コル韓屋村管理事務所）、02-2274-0236（伝統家屋管理事務所）
営業時間	9：00－21：00（４月－１０月）／9：00－20：00（１１月－３月）
休業日	毎週火曜日
料金	無料
ホームページ	www.hanokmaeul.or.kr
その他の情報	●伝統文化遺産無料解説案内（日本語）（月、水）１０：３０、１２：００（木、金、日）１４：００、１５：３０所要時間：約３０～１時間 ※小学４年生以上から可 ※予約は要りません。現地で受け付けています。但し、１０～２５人までの団体の方に限り予約を受け付けています。 ■解説案内問い合わせ・予約■ ・タサンコール：02-120（日本語可・海外からも通話可能＋82-2-120）・南山コル韓屋村管理事務所：02-2264-4412（韓国語のみ） ●ソウル南山国楽堂オープン南山コル韓屋村内に11/21オープン。<2007.11.28> ＊基本情報を一部更新しました。<2008.8.12> ＊電話番号、ファックス番号、営業時間、休業日、ホームページ、日本語無料解説案内の情報を更新しました。基本情報を確認しました。<2013.5.8> ＊無料解説案内の情報を更新しました。<2014.4.11> ＊ホームページを更新しました。<2015.5.21> ＊無料解説案内（日本語）の情報を更新しました。<2015.6.18> ＊記事内の建物の説明を一部更新しました（木匠工頭李承業家）。<2015.6.19>
行き方	地下鉄３・４号線チュンムロ（忠武路・Chungmuro・331/423)駅３番あるいは４番出口を出てすぐ。 [地図で見る] [乗換案内]