雲峴宮・日曜芸術舞台(5-6、9-10月)

ウニョングン・イリョイェスルマダン운현궁 일요예술마당

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4月から10月まで、古宮で韓国伝統芸能を堪能!

こんにちは、ソウルナビです。先日、「無料」という言葉に惹かれたナビ、韓国の伝統芸能を見に地下鉄3号線アングッ駅(安国)駅から徒歩2分の場所にある「雲峴宮(ウニョングン)」へ行ってきました。

雲峴宮とは…

李朝時代の後期、当時の最高権力者たちが集まり熱い議論が交わされたというこの場所、雲峴宮。今では昔の面影を残すのみの規模となっていますが、嘉礼をはじめとする伝統行事を通し、市民に過去の姿を垣間見せ、歴史の香りがただようところとなっています。

NANTAのベースとなったリズム、サムルノリ!

こちら雲峴宮での日曜芸術舞台は毎年4月から10月までの毎週日曜日、週替わりで行われています。しかも、韓国の伝統文化の舞台がなんと無料!で見ることができます。ナビが行った日は韓国好きの皆さんのファンも多い「NANTA」のベースとなったリズム、サムルノリの公演でした。韓国の伝統芸術で最も有名なのがサムルノリ。サムルノリのサムルとは4つの物という意味があり、その4つとは太鼓、チャング、鉦、銅鑼の打楽器を意味しているそうです。

さあいよいよはじまります!

公演が始まる前に、場内では韓国独特の音楽が流れるのですが、なんと驚いたことにこの曲にあわせてアジョシ(おじさん)が踊る踊る!日本ではまず見られないこの光景、日韓の習慣の違いにややカルチャー★ショック!ひとりが出てくると、またもうひとりふたりと登場してきます。韓国人も日本同様カラオケが大好きで、ノレバン(歌の部屋)と呼ばれるカラオケボックスが街中にたくさんあるのですが、ノレバンでもこのノリはみられます。

そして、場内にはたくさんのお客さんがいらっしゃったのですが、中には英語圏からの観光の方も!また中には韓国の伝統衣装である「韓服」姿の女性の姿もみられました。

肝心の舞台は!

テレビやガイドマップでみたあの白や青、赤の衣装。韓国の国旗をイメージした衣装につつまれた若者が、おのおのの楽器を手に登場。これからはじまる舞台にナビも胸がドキドキっ!最初は荒涼とした大地を思わせる静かなリズムから始まり、序々にあの躍動感あふれるビートへと転進。このあたりまでくると、NANTAの舞台で味わったあの感動が脳裏へと甦ってきます。エネルギッシュでパワフルなステージ!日曜の午後、明日からの仕事へ備え、からだ中にやる気が満ち満ちてくるのがわかるほど!?

ぜひ皆さんも、日曜日の午後、雲峴宮(ウニョングン)まで足を運ばれてみてはいかがでしょうか?仁寺洞(インサドン)からもすぐ近くですよ。以上、ソウルナビでした。

記事登録日:2002-04-25

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スポット登録日:2002-04-25

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