護符と民画、、、民俗信仰の奥深さを直接見てみよう!
みなさんこんにちは、ソウルナビです。いきなり不吉なことを言ってすみませんが、あるテレビを見ていたら、呪いをかけるために唐辛子の粉をあちこちにふりまく、というのがありました。やっぱり韓国だなあ!と変に感心しました。さて、韓国の伝統家屋(韓屋−ハノッ)が多くある嘉会(カフェ)洞。ここに韓国の護符・民画を展示する博物館があると聞いて、ナビはさっそく行ってみました。ここに展示してある護符(お守り・お札)は、いい意味で使われるものですから、気味悪がらないでくださいね!小さい韓屋ながらも、充実した展示物で民間信仰の奥深さをうかがい知ることができます。
仁寺洞(インサドン)の入口へ続く地下鉄3号線アングッ(安国)駅2番出口。こちらは仁寺洞のにぎやかさとは対照的に、静かで落ち着くところです。このあたりは、韓国の伝統が息づく北村(プッチョン)地区の一部なので、韓屋をあちこちで見ることができます。「嘉会博物館」はそんな静かな住宅街の一角にありました。
ここ「嘉会博物館」はオープンしているんだかしてないんだか(!?)、それくらい静けさに包まれた、小さな小さな博物館です。これはいったい何に使うの?何の意味があるの?とハテナが頭の中にいっぱい。ちなみにこの小さな博物館には250点の民画と750点の護符、150点の書物およびその他民俗資料250点等、1500点あまりの遺物が所蔵されています。
ここ「嘉会博物館」はオープンしているんだかしてないんだか(!?)、それくらい静けさに包まれた、小さな小さな博物館です。これはいったい何に使うの?何の意味があるの?とハテナが頭の中にいっぱい。ちなみにこの小さな博物館には250点の民画と750点の護符、150点の書物およびその他民俗資料250点等、1500点あまりの遺物が所蔵されています。
門に飾るものが多いですよね。門は全ての入口ですから。縄に縛り付けてあるのは唐辛子と木炭。これは韓国文化の授業で習ったことがあります。昔、赤ちゃんが生まれると家の門に飾って人々に生まれたことを知らせると同時に、悪いものが入ってこないように厄除けとして用いられたそうです。唐辛子は男の子、木炭は女の子を意味します。
上のほうに、骨が飾られているのが見えますでしょうか?これはなんと虎の骨なんですって。
上のほうに、骨が飾られているのが見えますでしょうか?これはなんと虎の骨なんですって。
韓国の民画に虎はよく描かれているので、韓国に虎がいたのかなあ?と不思議に思っていましたが、いたんだそうです。それも人々に害を与えるくらいたくさん・・・今も朝鮮半島にいるのでしょうか?との外国人的質問に、博物館のおねえさんは答えてくれました。白頭山(ペットゥサン・北朝鮮と中国の国境にある山、美しい風景で有名)にいると聞いた事があるそうですが、ほとんどシベリアの方に移動し、韓国にはいないのでは、との答えでした。
虎に関するお守りや彫り物の展示。虎による被害が多かったので、人々はその災いを良いほうに考え、逆に厄除けとして利用しました。また虎の力の強さは勇敢をあらわし、主に武士が身につけるお守りによく利用されたそうです。
虎に関するお守りや彫り物の展示。虎による被害が多かったので、人々はその災いを良いほうに考え、逆に厄除けとして利用しました。また虎の力の強さは勇敢をあらわし、主に武士が身につけるお守りによく利用されたそうです。
ムーダンと呼ばれた韓国のシャーマンが使ったグッズ。ムーダンが行う祭祀のことをクッといいます。この神秘的な儀式をテレビや映画で見たことがありますが、いつかは生で見たいと思っているナビです。怖い顔を描いた紙、呪文を書いた木札、占い用のミニテーブルが目を引きます。木札は、雷に打たれたなつめの木で作られたんですって。
雷に打たれたなつめの木とは、手に入れにくいと思うし、他の木で作ってもばれないんじゃ?とまたまたナビは外国人的質問。おねえさんの答えは昔、その木札が霊力を宿した木であるかどうであるか、判断できる特別な鳥がいてそれに判断させていた、とのこと。本当かどうかわからないですけど。と笑っていました。
3つの頭を持った鷹は息災を祈るもので、それぞれの頭が火・水・風をあらわすそうです。この絵は人気で、今でも絵を身につけたりする人もいるんですって。図柄の種類の豊富さが、この絵の人気ぶりを表しているようですね。
3つの頭を持った鷹は息災を祈るもので、それぞれの頭が火・水・風をあらわすそうです。この絵は人気で、今でも絵を身につけたりする人もいるんですって。図柄の種類の豊富さが、この絵の人気ぶりを表しているようですね。
昔の男の子を産まなきゃいけない!信仰のすごさ(!)をあらわしたものですね。木彫りの男根です。女の人は男の子を産めるようにと祈って、チマチョゴリに隠し持っていたそうです・・・中央にあるのは、何の変哲もない石ですが、男根の形に似た石を削って、その粉を飲んだそうです。済州島の守り神「ハラボン」の鼻の部分も、削って飲めば男の子に恵まれるという信仰があるそうで、鼻のないハラボンを見かけることができる、とお姉さん。へえ・・・・
家の勉強部屋に飾られた屏風。当時群青の顔料は非常に高価なものでしたので、おしげなく使っているところを見ると非常に位の高い家のものだ、ということです。右下に時計の絵があるので、おそらく20世紀に入ってからの作品だということです
不思議な文字が並んだ屏風。サンスクリットも漢字も見えます。これは"効きそう"ですね。
木版画を体験することができます。さまざまな護符があるので、気に入った図柄をえらんで、朱色のインクを軽く塗りつけ、韓紙(韓国の伝統紙)をのせて、韓国式バレン(懐かしい響き!)でポンポンと叩くと絵が浮いてきます。
おいしいお茶のサービスもあり。また民画に関する書籍も少し置いてありますので、興味を持った方はどうぞ。
展示は1年に2回、護符の時と民画の時とで展示内容がかわるそうです。民画も長寿や多産、無病息災を祈った意味のあるものだと、知っただけでもナビは満足。韓国の民間信仰の奥深さに触れることができました。昔の人の作ったものには、さまざまな思いや意味が込められているのですね・・とかなりはまってしまったソウルナビがお届けしました!
記事登録日:2003-09-19
| 住所 | ソウル市 鍾路区(チョンノグ)嘉会洞(カフェドン)11-103 |
|---|---|
| 住所(韓国語) | 서울시 종로구 가회동 11-103 |
| 電話番号 | 02-741-0466,4766 |
| ファックス | 02-741-4766 |
| 営業時間 | 10:00〜18:00 |
| 休業日 | 毎週月曜日、祝日、正月・旧正月・秋夕(韓国の旧盆) |
| 日本語 | 不可(版画・拓本体験の際、片言はOK) |
| 料金 | 一般3000ウォン/団体(30名以上)2000ウォン 学生個人2000ウォン |
| ホームページ | www.gahoemuseum.org (韓国語、英語) |
| その他の情報 | *観覧料を更新しました<2005.12.2> |
































