翰林公園 / ハルリムコンウォン (済州島)

한림공원

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約10万坪に広がる、熱帯植物園や洞窟、民俗村、鳥類園など見所いっぱいの公園!


こんにちは、ナビです。今日は済州島(チェジュド)の北西部、翰林邑に位置する公園「翰林公園」をご紹介しましょう。こちらは毎年100万人以上の観光客が訪れる済州の見所の一つ。約10万坪という広い園内は空高くそびえる椰子の木通りをはじめ、済州の天然記念物に指定されている洞窟、亜熱帯植物園、さまざまな石や盆栽が集まった石・盆栽園、済州の昔の村にタイムスリップしたような気分が味わえる民俗村、クジャクやカモ、ダチョウなどさまざまな鳥が集まったサファリ鳥類園、済州の溶岩で形成された岩の上に長い時間を掛けてつくった蓮池の庭園、石の展示館」など、さまざまなエリアに分かれています。それではさっそく行ってみよう!

観光のため造成された公園!


こちらの公園は1971年、もともと石が散らばる砂地だった土地を観光地開発のため、20代から島の議員を勤めていたソン・ビョンギュ氏により造園されたもの。周りを海に囲まれ、洞窟もある翰林邑の広大な土地に椰子の木の種を蒔き、現在のような公園を完成させたとか。園内にはところどころに売店や食堂、お土産店などもあります。ちょっと一休みしたい場合や、お腹が空いたときにご利用くださいね!

中をみてみよう


■椰子の木通り
この広い翰林公園内の多様な木々・植物の中でも、もっとも古いのがこの椰子の木。特に済州は火山石が多く、砂と石だらけのまるで砂漠のような地に土を運び、土壌を改良し、椰子の種を蒔いたのがこの公園のはじまり。韓国の南の島、済州のイメージにぴったりの異国的な通りです。

■亜熱帯植物園
亜熱帯植物園は約2000種類の植物が生育し、椰子の木庭園、済州の山野草園、広葉植物園、フラワーガーデン、熱帯植物温室、キウイやバナナ、サボテンと済州みかんなどの果物の木が集まった果樹園、ラベンダーなどほのかな香り漂うハーブ庭園など、テーマ庭園ごとにさまざまな植物が楽しめます。

■サファリ鳥類園
おしどり、孔雀、雉、ダチョウ、金鶏などさまざまな鳥を近くで見ることができます。

■財岩民俗村
公園の中央部に位置する民俗村。済州の昔の人々の生活を再現しています。

■侠才・双竜洞窟
天然記念物第236号に指定されている侠才・双龍洞窟。熔岩洞窟と石灰洞窟が混ざった、世界的にも珍しい複合洞窟です。洞窟内部には熔岩洞窟では見られない石筍と鍾乳石が月日が経て形を変えて成長し続け、地上の貝粉が雨水に溶け溶岩の隙間から見え、済州島の中央にそびえる漢拏山一帯の火山が爆発し、流れ出した溶岩によって形成された黒い溶岩洞窟の壁面が、そして天井には雨水に溶けて染み込んだ石灰水により壁画のような模様が描かれています。

■蓮池の庭園
亜熱帯植物やハーブ庭園など、異国的な植物が多いなか、ここは韓国でよく見かける風景が広がっています。ただ少し違うのは、池を囲む岩や石像などに済州島の溶岩が使われているところ。奥には滝も流れ、自然と調和した美しい庭園です。

植物園や民俗村、洞窟、庭園と盛りだくさんの公園。家族みんなで楽しめるスポットです。観覧時間はさらっとまわると約1時間30分ほど。10万坪という広い園内をじっくり見てまわろうとするとけっこう時間がかかりそう。特に小さいお子さんのいる家族連れや年配の方は入口でもらった地図で見たいところをチェックしながら周ってくださいね!以上、ナビでした。

記事登録日:2008-06-03

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-06-03

スポット更新日:2015-03-11

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