ソウル中心部に市民の憩いの場が完成!約30年ぶりに復元した“清渓川”!
約30年前までソウル中心部の西から東に流れていた全長約8kmの川。仁王山や白岳山南部、南山北部の山麓に端を発し、東大門(トンデムン)を過ぎたあたりから南下、中浪川と一緒になり漢江へ流れていた清渓川。李氏朝鮮時代にはこの川を境に北側( 現在の景福宮と昌徳宮の間の三清洞あたり)を「北村(プッチョン)」、南側( 現在の忠武路、明洞あたり)を「南村(ナムチョン)」といい、地理的だけでなく、政治や社会、文化的にもソウルを分け隔てる川だったとか。 特に鍾路近くの橋の周辺は商人たちが集まる中心地として活気にあふれ、川辺は庶民たちの集落として、都の中でももっとも人口が密集していたエリアでもあったそう。
当時から市民の生活排水を流す清渓川は下水の匂いや洪水などの問題が常にあり、幾度の工事でも改善されず、結局1978年までに川を暗渠化する工事が終了。その後はソウルの高度成長のシンボルともいえる高架道路が川の上に建設され、清渓川はソウルか完全に消えてしまったんです。しかし、1968年に建設された清渓川高架道路が築30年を経て老朽化し、補強や大型車両の通行が規制されるなどの対策がとられましたが、そのままでは危険な状態となりました。そこで高架道路を作り直すか、以前ここに流れていた清渓川を復元させるかで大議論となり、2002年の市長選挙で清渓川復元を公約に掲げたイ・ミョンバク市長が当選。一気に清渓川復元事業が具体化することになりました。清渓川高架道路を撤去し、河川を復活させる都市再開発事業では世界でも例がなく、世界的にも注目されていた大工事。そうして2005年の10月、とうとう清渓川が復元されました!
さっそく清渓川を歩いてみよう!
今回復元された清渓川はソウル中心部の光化門の「清渓広場」を基点に、鍾路、東大門、馬場洞あたりまでの全長5.8キロ。徒歩だと所要時間は2時間~2時間半。けっこういい運動になります。草花がただ生えているだけの川辺ではなく、22のさまざまな橋がかかり、ところどころに展示や滝、噴水、壁画スポットがあったり、歩いているだけでも飽きない設計も魅力。清渓広場・橋などの横に不規則に設置された階段を下りて、地上から川辺の散策ロードへ。さっそく清渓川を歩いてみよう!
☆清渓広場
清渓川の始発点。勢いよく流れる滝がまさに清渓川のはじまり。川を維持するために、ここから1日に約5.6万トンの水を流すんだそう。憩いのスペース、噴水、滝と続いていて、特に夜ライトアップされると、市民の絶好のフォトスポットでもあり。【周辺の建物】:東和免税店・教保文庫・コリアナホテル・ファイナンシャルセンターなど
【最寄りの地下鉄駅】:地下鉄5号線クァンファムン(光化門)駅5番出口から徒歩1分。地下鉄1・2号線シチョン(市庁)駅4番出口から徒歩3分。
【由来】昔の橋の名前の復活
【橋の近辺】武橋洞
2.クァントンギョ(広通橋)
清渓川にかかる22の橋の中でも一番大きい橋で、王家の人々や使臣の行列が通る重要な通路だったとか。もともと鍾路と南大門をつなぐ幹線道路の十字路にあったものを、今回の復元工事と同時にここに移動。橋の柱には今までの記録が刻まれていて、学術的にも芸術的にも価値の高い橋だそう。
【橋の近辺】鍾路1街、韓国観光公社
【由来】昔の橋の名前の復活
【橋の近辺】鐘閣、鍾路2街*鍾路タワーが見えます
☆正祖班次図
前方に見えるチャントンギョ(長通橋)の前後に渡って描かれた壁画。これは1795年、正祖が母親の恵慶宮洪氏の還暦に合わせて華城(現在の水原)にある顕隆園(ヒョンニュンウォン)までの行次図を壁画にしたもの。この壁画、幅2.4m、長さ192mと、世界でも希にみる大きさだとか。また1779人の随行員と779頭の馬が続く様子を描いたこの絵は当時の最高画家たちの合作品だそう。【由来】昔の橋の名前の復活
【橋の近辺】鍾路2街
【由来】道路名(サミル路)より
【橋の近辺】鍾路2街、シネコア、乙支路入口、ベルリンの壁の一部
【由来】昔の橋の名前の復活。
【橋の近辺】鍾路3街
【由来】昔の橋の名前の復活
【橋の近辺】鍾路3街、セントラルホテル、乙支路3街
【由来】商街名より
【橋の近辺】世運商街
【由来】鍾路4街の古い地名より
【橋の近辺】広蔵市場、鍾路4街、乙支路4街
【由来】市場の明け方の活気より
【橋の近辺】広蔵市場、芳山市場
【由来】昔の橋の名前の復活
【橋の近辺】広蔵市場
【由来】蝶が羽を広げた姿より
【橋の近辺】東大門市場(平和市場)、鍾路5街
【由来】昔五間水門上流に柳が多かったことより
【橋の近辺】東大門市場(平和市場)、鍾路6街
【由来】昔の橋の名前の復活
【橋の近辺】東大門市場、東大門
「ちょうどここが東大門十字路にかかる橋。この橋の手前にあるのが「ファッション広場」文化空間としての水辺舞台では週末に公演も行うこともあり。噴水がポイント。」
【由来】「清渓」の韓国固有語訳より
【橋の近辺】東大門市場(光煕市場)
約2万人の市民が参加、縦横10cmの陶磁器のタイルにそれぞれの願いを表現したもの。場所はファンハッキョ(黄鶴橋)とピウタンギョ(庇雨堂橋)の間、左右両側に50m。
【最寄りの地下鉄】地下鉄2号線シンソルドン(新設洞・Sinseol_dong・127)駅10番出口から徒歩5分。
壁面に滝のように水が流れるようになっていて、その前には木造のデッキもあり。特に夜はライトアップされ、水面のライトが幻想的。 場所はファンハッキョ(黄鶴橋)とピウタンギョ(庇雨堂橋)の間。
【最寄りの地下鉄】地下鉄2号線シンソルドン(新設洞・Sinseol_dong・127)駅10番出口から徒歩5分。
【由来】昔のある役人の家の名前より
清渓高架道路の橋柱のうち3つだけ撤去せずに残したもの。
【由来】近くの街名より
【由来】道路名より
【橋の近辺】京東市場、Homeplus、馬場洞畜産市場
☆清渓川文化館
清渓川の終着点付近にあるのが「清渓川文化館」。ここは清渓川の歴史と復元工事、そして清渓川復元後の都市変化の様子を展示した「常設展示館」、清渓川文化館が独自に計画した長期的展示「計画展示室」などがあり、清渓川の変遷がわかる無料の展示館(2~4階)。1階にはお土産スペースとカフェあり。利用時間:9:00~22:00
休館日:なし
料金:無料
行き方:地下鉄1号線チェギドン(祭基洞・Jegi-dong・126)駅から徒歩15分。またはイエローバス1番が清渓川文化館前に停車。
ライトアップされた清渓川もキレイ!
清渓広場~東大門のファッションビル「ドゥータ」、卸し売りビル「東大門総合市場」の間にある橋「五間水橋」の下にある「ファッション広場」。また夜になると噴水がライトアップされ、周りのネオンサインがピカピカ光る東大門のファッションビルにもマッチ!
この「五間水門」は、清渓川の水が都の中から外へ流れるところにあった、5つの水門のこと。「五間水門橋」付近にあり。
清渓川循環バス(旧都心循環1番バス)※運行されていません。<2009.5.14>
東亜日報社前⇔清渓川文化館
清渓川の始発点でもある東亜日報社前から清渓川沿いに橋ごとに停車、清渓川文化館で折り返し、清渓川の反対側を通ってまた始発点に戻ります。配車間隔も長め、橋ごとに信号も多くて渋滞するとなかなか進みませんが、特に夕方(18時~18時20分以降)はライトアップされた清渓川をバスから眺められるので、夜景ドライブ気分で1周してもいいかも!
運行時間:6:30~24:00
配車間隔:20~25分
記事登録日:2005-10-19
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スポット登録日:2005-10-19


























































































































































































清渓川案内所