ジャングルと海の動物を一緒に見ることができる都心の中にある国内最初のコンベンションスタイル室内水族館!
こんにちは!ソウルナビです。ソウルにはいくつか水族館がありますが、ほとんどが建物内の一部。水族館好きにはちょっと物足りなかったりしますよね。今日はそんな2014年4月、京畿道の一山にOPENさせた新たな水族館「アクアプラネット一山」をご紹介しましょう。こちらはホテルやリゾート地開発の大手グループ「ハンファ」が既存の水族館を参考にしながら手がけた、韓国初の都心にあるコンベンションスタイルの水族館!芸能人パパの育児人気番組「アッパオディガ?(パパどこ行くの?)」でも俳優のイ・ジョンヒョク親子が訪れた場所でもあります。そんな新しいタイプの水族館、ちょっと気になりますよネ?!それでは行ってみましょ~
◆◇◆ソウルから地下鉄で楽々移動できる一山(イルサン)に位置◆◇◆
「アクアプラネット一山」はソウルをドーナッツ状に取り囲む京畿道(キョンギド)の北側に位置。ソウルから地下鉄3号線に乗れば1時間ほどで到着。注葉(チュヨプ)駅から徒歩10分ほど。駅からの道も分かりやすいから、初めて訪れる人でも簡単に行くことができます。この「アクアプラネット一山」の近くには夜になるとステキなショーを見せる「歌う噴水」や、プールや雪遊び、ショッピングやグルメなど一度に楽しめる総合アミューズメント「ワンマウント」もあり、子供だけでなく大人も充分楽しめるスポット。水族館は遠くから見るとちょっと不思議な形の建物です。さっそく中に入ってみましょう~
遠くから見ると本当に不思議な形の建物
入口を入ると、茶、白、青の3カラーでスッキリとデザインされたチケット販売ブースとインフォメーションが見えてきます。ここは週末ともなると沢山のお客さんで大混雑。しかし迅速で丁寧なスタッフの対応と、ゆったりとしたエントランススペースのおかげでチケットもスムーズに購入することができます。右手にあるインフォメーションでは車椅子やベビーカーのレンタル(有料)を行っているので、子供が疲れたり眠くなるなど、歩くことが困難で急に必要になった時に大変便利!天井から吊り下がっているエイやサメを見ながらエレベーターまたはエスカレーターで観覧入り口の2階に上がります。
エレベーターだけでなく階段の横には便利なエスカレーターも
|
|
大きなエイやサメが空中に飛んでいます
|
◆◇◆入口からリアルな海洋動物がお出迎え!◆◇◆
入口横ではのメインキャラクターでもあるセイウチと大きなサメがお出迎え。横には三脚がついたデジカメを持ってたスタッフが待機し、記念撮影をしてくれて、後ほどプリント販売してくれるそう。
冒頭でも触れたように「アクアプラネット」はコンベンションスタイル水族館。コンベンションとは「会議」という意味もありますが、人や情報、物などの交流の場という意味もあります。全世界から寄せられた約325種類の海洋動物と陸地動物、そして観覧客である人間との交流の場=コンベンションスタイルというワケ。スタートは薄暗いブースの中で、海に住む小さな仲間を見たあと、ライトアップされた美しいクラゲの姿を見ることができます。ここでは英語・韓国語・中国語以外に日本語で魚の名前が紹介されているので正確な魚の名前を知ることができて大変参考になります。
タツノトシゴのような小さいいきものもいます
|
|
日本語での魚の名前が分かるのがうれしい
|
色に反映するクラゲの姿は見事
次に見えてくるのは沢山の魚を下から横から見ることができるドーム型の水槽。エイやサメのような大きなサイズから中型・小型の魚までが共存しながら泳いています。そんな魚のリアル感に大人よりも子供が大喜び!普段はなかなか見れない魚のおなかの部分を見て驚きの声をあげていたり、水槽の底にへばりついている不思議な魚を見てガラス越しから指を指している子供も。
下からも横からも見える魚の姿はリアリティ感満点!
子供には通り行く大きな魚は新鮮
|
|
底にいる魚みーつけた
|
ドーム型の水槽で新たな魚の発見ができた後には、目の前に広がる大きな水槽内で再び違った角度から魚を観覧することができます。この大きな水槽の前にある広場から1日に5回、約13分ほどのドリームガールズが披露する幻想的なシンクロとメディアショーと、1日に2回の海の中の魚の晩餐時間ショーを見ることができるので、時間を合わせて楽しんでみてくださいネ。
大きな水槽でゆっくり魚鑑賞だけでなくショーも見れます
水槽でも向かってくるサメはコワい
|
|
ダイバースタッフと魚の交流は興味深い
|
見るだけでも充分楽しめますが、子供の感性を育てるには「直接触れる」のもとても大切!このエリアでは「タッチプール」という名の体験コーナーがあり、数種類の魚やヒトデや貝などに実際触れることができます。小さい子供には小型の魚はすばしっこくて触れるのが難しく、なかなか海で見ることができないけど、ちょっと不思議な生物ヒトデに触って新しい体験をしてみてくださいネ。
ミニ水槽の中には手で触れる海洋生物が
小さい魚はすばしっこくて触れない
|
|
不思議な感触のヒトデ
|
次に見ることができるのが「アクアプラネット一山」のマスコットであるセイウチ。人間よりも大きいセイウチは止まることなく遊泳中で、ナビの目の前でステキなワンショットを撮らせてくれず・・・時々噴き出す水しぶきで観覧する人を驚かせ、隣の水槽で泳いでいるオットセイがとてもおとなしく見えるほど。オットセイはナビの前で水の中からご挨拶。
セイウチと違って礼儀正しいオットセイ
隣りの部屋には子供の遊び場とペンギンの成育ブースがあり、とってもにぎやか。集中時間の短い子供にはここの遊び場がお気に入りにようで、多くの子供がその場から立ち去ろうとしないほどのご執心ぶり!そんな元気な子供を気にもせずペンギンも自分のしたいように泳いだり毛づくろいするなど、のびのび。次のブースでは黄色いエプロンをしたスタッフがビーバーとかわうそについて説明と餌付け。スタッフが出す質問に子供だけでなく大人まで一生懸命答えるほどの熱中ぶり!
おちゃめでかわいいペンギンや頭の良いかわうそやビーバーで楽しんだ後は雰囲気がぐっと変わって、トンネルをくぐると一面熱帯植物に包まれたジャングルエリアになります。アマゾンの密林にデザインされたこのエリアは、ぱっと見ると普通の魚に見えるけど集団で獲物にかみつく怖い魚であるピラニアがいたり、日本でも貴重な魚類とされているアロワナなどを見ることができます。
アマゾンの雰囲気がいっぱい
|
|
かわいく見えるけど実は怖いピラニア
|
◆◇◆陸上動物の登場!◆◇◆
海洋動物のあとは、陸上動物のエリアへ。室内も明るくなって何やら沢山の動物の声が。周りもジャングルの風景にかわりくねくねと曲がった道に沿って進んでいきます。動物の王者であるジャガーや鳥類、ワオキツネサルなどの猿類などを見ることができます。園内一番の人気動物であるカピバラも見ることができます。
それではここで飼育されている鳥・動物類をまとめてご紹介!
■鳥類
■ジャガー
■カピバラ
■猿類
陸上動物エリアでも同じく子供の教育に大切な「動物と触れ合う」体験が鳥類ブースの一部に設けられ、枠内にいる沢山のインコに餌をやることができます。後ろにスタッフが立っているので手に消毒液を吹きかけてから、餌を手のひらにのせてもらいます。そっと腕を上げてみると枝に止まっていた鳥がどんどんやってきて餌をついばみます。小さい子供だと沢山の鳥が突然集まってきて、餌をついばむ感触も微妙なので嫌がる子供もいるかも。そんな時はお母さんがそっとフォローしてあげてくださいネ。
一瞬鳥肌が立ちそうなくらい沢山のインコ
|
|
そっと手をのばすと餌をついばんでかわいい
|
いかがでしたか?ちょっと物足りない方もいるかもしれませんが、ナビ的には都会の中にある施設で実際にいきものと触れ合うことができ、良かったと思います。子連れで外出が厳しい天気や季節の時は、ソウルの郊外にある「アクアプラネット一山」も検討してみてくださいね!以上、ソウルナビがお伝えしました~