第11回 釜山国際映画祭

11回目を迎える釜山国際映画祭の詳細決定!!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。夏が終わると釜山で行われるビックイベントといえば、釜山国際映画祭!今年もついにその時期がやってきました。去年は節目の10年目ということもあり、かなり注目も浴び、規模自体も大きくなり、世界5大映画祭に数えられる?!ほどの映画祭に成長しました。今年は飛躍の11 回目ということで、去年よりもさらに多い62カ国総307作品が出品され、そのうちの84作品は釜山映画祭を通じて初めてお目見えする作品です。映画の作品だけでなく、それらの作品をつくり出した世界中の国々から有名な監督さんや俳優さんも釜山に集まり、一年で最も釜山が熱くなる期間といっても過言ではない釜山国際映画祭が10月12日から10月20日まで開かれます。ということで、今か今かと待っていた釜山映画祭ファンの皆さんへ、去る12日に第11回目の釜山国際映画祭の詳細が発表されましたので、さっそくお届けしたいと思います。
<基本情報>
○ 期間: 2006年10月12日~10月20日
○ ホームページ: http://piff.org/(英語・韓国語)
○ 映画祭事務局:
住所: 釜山市海雲台区佑1洞1393 ヨット競技場
電話番号: 1688-3010
ファックス: 051-747-3012
<開・閉幕作品>
今年の開幕作品は韓国映画ユ・ジテ主演の「カウルロ/Traces of love」という恋愛映画でスタート!そして、盛大な映画祭のフィナーレを飾るのは、東京フィルメックス大賞などに輝いたことがある、中国の新鋭監督ニン・ハオ監督の「Crazy Stone」。それでは2つの作品を詳しく見ていくことにしましょう。

開幕作品
「カウルロ/Traces of love」
<作品紹介>
司法試験に合格したヒョヌは、長年の恋人ミンジュにプロポーズするが、ヒョヌが約束時間を守らなかったばかりに、デパートで一人待つミンジュはデパートのビルの崩壊事故で生を終えてしまう。その後、10年が経ち、ヒョヌは硬直で冷淡な検事になり働いてはいるものの、喪失感と罪の意識から、相変わらず苦しんで生活をしている。そんな時、彼の引き受けた事件が世間から非難を浴びると、検察庁が彼に短期休暇を命じ、彼はその休暇で旅行に出かけることするが、そこで一人の女性と出会うことになる・・・。
監督: キム・デスン
主な出演者: ユ・ジテ、キム・ジス

<監督紹介>
1967年生まれ。10年近くイム・グォンテク監督の下で演出などを学び、デビュー作は日本でもお馴染みのイ・ビョンホン主演の「バンジージャンプをする」(2000) 。この作品は同性愛と純愛を精巧に結びつけた映画で、観客の高い評価を得た作品。今回の作品は3作目。

監督: 「バンジージャンプをする」(2000) 「血の涙」(2005)
閉幕作品
「Crazy Stone」
<作品紹介>
宝石を盗もうとする一党とコレを阻止しようとする工場の管理人たちが衝突するブラックコメディ。

監督: ニン・ハオ
主な出演者: 

<監督紹介>
1977年中国で生まれる。 北京映画学校の撮影学科を卒業した後、ミュージックビデオ監督としていくつかの賞を受賞。長編映画デビュー作の「香火~インセンス」(2003)では、ロカルノ、東京フィルメックス、香港など様々な国際映画祭に招請され受賞を果たす。

監督: 「香」(2003)「モンゴリアン・ピンポン」(2005)
<上映映画館紹介>
今年は映画祭期間中に作品を見られる映画館が昨年とは少し変ります。南浦洞は大淵シネマ、そしてメイン会場の海雲台では今年から新たに加わった萇山CGVを含めた4つ、全部で計5つの映画館が会場です。

海雲台エリア
・ ヨット競技場野外上映場
座席数 5000席
運営期間 2006年10月12日~10月20日(開・閉幕式含む)

行き方
地下鉄2号線、トンベク(冬柏・Dongbaek)駅が最寄りの駅となります。そこからは、タクシーを利用した方がいいでしょう。(駅から約10分)。
・ 海雲台メガバックス1~10館
座席数 2063席
運営期間 2006年10月13日~10月19日
詳しくはこちら

行き方
地下鉄2号線ヘウンデ(海雲台・Haeundae)駅で下車。1番出口を出て直進すると大きなファッションビル「SfunZ」があります。6階にあります。(駅から徒歩1分)
・ 海雲台プリモス
座席数 1842席
運営期間 2006年10月13日~10月19日
詳しくはこちら

行き方
地下鉄2号線チャンサン(Jangsan・萇山)駅で下車。7番出口から地上にでて、すぐ目の前のビルの7階です。
・ 萇山CGV
座席数 1233席 
運営期間 2006年10月13日~10月19日
詳しくはこちら

行き方
地下鉄2号線チャンサン(Jangsan・萇山)駅で下車し、4番出口を出たところにあるビル「2001アウトレット」7階。
南浦洞エリア
・ 大淵シネマ
座席数 2050席
運営期間 2005年10月13日~10月19日
詳しくはこちら

行き方
地下鉄1号線チャガルチ駅(Jagalchi)7番出口を上がり、まっすぐ進むとロッテリアが左手に見えます。ロッテリアのある角を左に曲がるとPIFF広場です。進行方向に向かって右側にある映画館です。(徒歩5分)
<チケット購入方法>
期間限定で購入できるチケット購入は今年も、釜山銀行の窓口もしくは、オンラインで購入できます。PIFFキャッシュでの購入など詳細をしっかり把握してから、予約・購入をすることをオススメします。また、開閉幕作品のチケット購入はオンライン購入のみになっていますので、ご注意ください。インターネット上の一般チケット購入方法の詳細を今後プサンナビの記事で載せる予定ですので、そちらを参考になって購入されてもいいでしょう。チケットを入手できなかった方も、一般上映作品のチケットに限り、当日券が枠の10%あるので、当日朝一で購入することも可能です(ただし、先着順)。

・ チケット関連の問い合わせ: 051-747-8591(※日本語可能な方がいることも)
・ Eメールでの問い合わせ: ticket@piff.org 

<チケット代金>
開・閉幕チケット10,000ウォン
閉幕チケット+閉幕パーティー11,000ウォン
オープンシネマ(ヨット競技場)5,000ウォン
16日~19日に限り1・2回目の上映作品割引代金3,000ウォン(オープンシネマは除外)
ミッドナイトパッション(3つの作品をセットにした深夜上映映)10,000ウォン
それ以外のチケット5,000ウォン

・ インターネットによる「PIFFキャッシュ」での予約
インターネットで購入する場合には、「PIFFキャッシュ」会員への登録が必要となります。「PIFFキャッシュ」というのは、いわゆる電子マネーのようなもので、リミットがなくクレジットカードなどによる補充が可能になります。

1、 http://piff.banktown.comに接続
2、 右上にあるsign upをクリック(すでに会員の方はその隣をクリック)
3、 パスポート番号など個人情報を入力し、会員登録
4、 映画選択5、 PIFFキャッシュでの決済※PIFFキャッシュはHP内でクレジットカードでの補充ができます。(VISA、MASTERCARD、JCBカード適用。)

・開閉幕式チケット予約
開・閉幕式のチケットはインターネットでの購入に限ります。(PIFFキャッシュ利用)
販売期間: 2005年9月19日~20日
時間: 9:30~22:00(19日は18:00スタート)
購入サイト:http://piff.banktown.com(上記四角内参照)

・ 一般上映チケット予約
インターネットでの購入、窓口購入、当日購入ができます。購入期間は9月26日~10月20日の間の9:30~22:00のみ、ただし初日の9月26日は 30分早い9:00から予約スタート。また、購入したチケットを取り消しする場合には、9月27日から受付開始。

売り場区別/場所/運営期間/運営時間
インターネット販売/インターネット/9月26日~10月20日/9:30~22:00
釜山銀行窓口/釜山銀行全支店/9月26日~10月20日/9:30~16:30
釜山銀行現金支払機/釜山銀行CD/ATM/9月26日~10月20日/9:30~22:00
釜山市外の臨時販売場/ソウル/ メガバックスCOEX店/9月26日~10月11日/9:30~20:30
釜山市外の臨時販売場/水原・大邸支店/9月26日~10月20日/9:30~20:30
海雲台・臨時販売場/ヨット競技場/10月12日~10月20日/10/13~158:00~01:0010/16~199:30~21:00
海雲台・臨時販売場/メガバックス/10月13日~10月19日/10/13~158:00~01:0010/16~199:30~21:00
海雲台・臨時販売場/スポンジ/10月13日~10月19日/10/13~158:00~01:0010/16~199:30~21:00
海雲台・臨時販売場/プリモス/10月13日~10月19日/10/13~148:00~22:0010/15~1719:00~21:3010/18~199:30~21:00
海雲台・臨時販売場/CGV萇山/10月13日~10月19日/9:30~21:00※ 10/13~15はスタート8:00
海雲台・臨時販売場/パビリオン(海雲台ビーチ)/10月13日~10月19日9:30~20:30
南浦洞・臨時販売場/大淵シネマ/10月13日~10月19日/9:30~21:00※10/13~15はスタート8:00
南浦洞・臨時販売場/PIFF広場/10月13日~10月19日/9:30~21:00※10/13~15はスタート8:00
注意事項:インターネットや釜山銀行ATMなどで予約した場合には、身元確認ができるもの(パスポートが望ましい)を所持し、該当映画の上映1時間前までには指定の臨時チケット販売所に行き、チケットをもらいましょう。

・ キャンセル・返金について
一般チケット発売日26日の次の日27日からキャンセル・返金が可能です。オンラインでは、チケットを予約したhttp://piff.banktown.comのサイトからできます。

● 映画祭開始前(10月11日まで)
発券前はオンラインでの取り消しが可能。オンライン予約後、すでに発券されてしまった場合は、釜山銀行全支店、または臨時チケット売り場にてキャンセル・返金。手数料なし。
● 映画祭期間
上映一日前までは、発券前はオンラインで、発券後は釜山銀行全支店、臨時販売所にてキャンセル。手数料は20%。
● PIFFの事情による上映キャンセルまたは変更
閉幕日までに釜山銀行、臨時販売所にて返金。手数料なし
● 当日券
当日券はキャンセル、返金は不可能。
● 例外規定
未成年者観覧不可の作品の場合、チケットを持っている観客であっても、未成年者は入場不可。6歳以下の子供が同伴入場不可。

映画祭期間中は、釜山が一年で一番盛り上がる期間です!映画が大好きな人はもちろん、映画を見なくてもそんなお祭りムード体験したい!という方は、是非是非釜山の街を訪れて見てください。これから映画祭まではたくさんの映画祭関連の記事をプサンナビでも特集していきますので、お見逃しなく!以上、プサンナビがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-09-13

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