三星美術館Leeumではアメリカ・ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館と共同で、2007年3月15日から6月10日までポップアートのスパースター・アンディ・ウォーホル大規模回顧展『アンディ・ウォーホル
ファクトリー ANDY WARHOL FACTORY』を開催する。
2007年はアンディ・ウォーホル(1928~1987)の逝去20周忌にあたり、作家が1960年代に本格的にポップアートを始めてから現在まで彼が現代美術に及ぼした影響は大きい。アンディ・ウォーホルは大衆美術と純粋美術間の境界を破り、美術界の革命的な変化を主導し、美術だけではなく映画、写真、デザイン、広告等、視覚芸術全般に影響を及ぼした。今回の展示はアンディ・ウォーホル財団より全ての作品の寄贈を受け、ウォーホルの作品所蔵所としては最大の規模と高い水準を誇るウォーホルの故郷ピッツバーグ所在のアンディ・ウォーホル美術館の所蔵品を韓国に初めて紹介するという点で大きな意義を持つ。 今回の展示は1960年代キャンベル・スープ・キャン(Campbell Soup Can)の連作から、花、マリリン・モンロー等有名人の肖像の複製、災難の連作、名画の借用作品等、アンディ・ウォーホルの主要作品を網羅し、彼の芸術の真価を鑑賞できるよう構成されている。同時に、ポップアート以前の1950年代からの絵画、写真、展示ポスター、特に1970年代に映画制作にも多くの関心を寄せていたアンディ・ウォーホルの映画8編が上映され、アンディ・ウォーホルを立体的に注目してみるいい機会になるだろう。
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記事登録日:2007-02-28