今、韓国映画界で超話題の「太極旗を翻して」!!

まずは2月5日の公開前に行われたワールドプレミア!!+公開始まる!

こんにちは!ソウルナビです。最近、韓国映画界を話題の渦に巻き込んでいる映画といえば、「太極旗を翻して(テグッキルル・フィナリミョ)」。監督は「シュリ」のカン・ジェギュ、俳優はチャン・ドンゴン、ウォン・ビンというスター俳優を起用した作品で、クランクイン当初から話題となっておりました!そして9ヶ月という長い撮影を終え、先日(2004年2月3日)、公開を前にソウルのCOEXでワールドプレミアが行われました。会場の映画館、メガバックスの前にはどこから聞きつけたのか?!たくさんのファンたちですでにごった返し!それではさっそくその様子をお伝えしましょう!
今回の試写会はワールドプレミア、つまり世界に向けた初めての試写会。試写会の行われたメガバックス2館には海外の映画関係者や放送局など約100名のゲストを迎え、大大的に韓国映画を世界にアピールした形となりました。ほんとにこの映画は注目度も気合いも違います!
日本からは主役のチャン・ドンゴンと映画「2009ロストメモリーズ」で共演した中村トオルや韓国で映画「踊る大捜査線」が公開されドラマ版も放映中の本広克行監督、さらにはソル・ギョング、アン・ソンギ、チュ・ジンモ、チャン・ジニョンなどの国内俳優達も駆けつけ、もうワールドワイドな顔ぶれでした。
舞台挨拶に現れたのは、カン・ジェギュ監督、主演のチャン・ドンゴン、ウォン・ビン、イ・ウンジュ、コン・ヒョンジン、キム・スロの6人。
監督の挨拶を皮切りに3人の主演俳優が皆さん緊張した面持ちで一言ずつ挨拶を。
「長い撮影期間だけに苦労も多かったけど、全力で作った作品なので皆さん観て下さい」
その後、コン・ヒョンジンは俳優達の緊張を解すためにやってきた!と会場に笑いを、そして最後にキム・スロは「助演で舞台挨拶に上がった俳優はボクぐらいです!」といいながら「シュリ」でもカン・ジェギュ監督と一緒に映画を作ったということで舞台挨拶に参加、今回の思い入れを語り挨拶終了。
~ちなみにちょこっと映画のストーリーをご紹介^^~
時は1950年6月、ジンテは家族を養うために苦しい生活ながらもヨンシンとの結婚、そして大事にしている弟、チンソクの大学進学のために頑張っていた。しかし6月のある日、朝鮮半島で戦争が勃発、平穏なソウルは突然戦争の渦に巻き込まれる。ジンテは家族と一緒に南側への避難しようとするが、満18歳で徴集の対象だった弟が強制的に軍用列車に乗せられ、弟を探しにその列車に乗ったジンテもまた同じ運命に。訓練を受ける時間もなく弟と同じ部隊に配置されたジンテは弟の徴集解除のために自分が出来ることは銃をもって英雄になることしかないと決心するが、、、
「太極旗を翻して」を見ての突撃インタビュー!!
さて2月4日の先行ロードショー。ナビもさっそく見に出かけました!興奮冷めやまない映画終了直後、ナビが観客に突撃インタビューを行いました!さぁ~韓国の若者の反応はいかがなものだったのでしょうか?!
※(1)5点満点の評価  (2)映画の感想
(右)チェ・ナユンさん 24歳  (1)4.5点 
(左)ナ・ヨンシンさん 23歳  (1)4.5点

(2) 私たちは、625世代(※朝鮮戦争を体験した世代のこと)じゃないけど、この映画を見てその当時の人々の苦しさや状況が少し感じられてような気がしました。それになんといっても映画のストーリー構成はもちろん、チャン・ドンゴン&ウォン・ビンというキャスティングも最高でした!
(右)チャン・ボンギョンさん 27歳  (1)5点
(左)キム・ヨンジンさん   25歳  (1)5点

(2)前半では戦争シーンがすばらしく、戦闘シーンがかっこいい~っと思い後半にも期待を寄せたのですが、後半はそれよりもむしろ深い兄弟愛に心が打たれ、思わず涙をポロポロあふれてきましたよ~!最近大ヒット作として話題の「シルミド」?!なんて目じゃないね!感動!!
ソ・ドンギュンさん 23歳   (1)4.5点

(2)悲惨な戦乱状況の中での兄と弟の美しい兄弟愛になんとも感動しました!周りはもちろん、後ろの方で立ったまま涙を流すおじいさんがいたんです。このおじいさんの涙も心を打たれましたね~。
(右)ノ・スンホさん 19歳  (1)4.5点
(左)イ・ミジンさん 17歳  (1)4.5点

(2)(今まで見た)韓国映画の中で最もスケールが大きく、リアリティにあふれていました~!期待通り大満足させてくれましたよ。感動のあまり彼女が横で涙を流していたのが気になっちゃいましたよ!
ナビ記者友人 男性 30歳  (1)3点
(2)ストーリーが非現実的であったように思います。あんなすさまじい戦争下の中で主人公の兄弟たちにまつわるエピソードが変にわざとらしく感じてしまいました。映画を見ながら軍隊時代のことを思い出したな~。僕は「シルミド」のほうが好きだな!

ナビ記者 ?歳 (1)4点
(2)この映画、そのスケールは韓国映画史上初といわれるだけあり、戦争シーンはすごいものでしたね~!爆弾や戦闘シーンでのあの爆撃音が映画終了後も耳を離れないほどでした!でも、ナビ友同様、無理に兄弟愛と戦争を結び付けたシーンがいくつか目立ったのが気になりましたね~。とにかく韓国でこれだけの映画を製作できたカン・ジェギュ監督、きっと監督冥利につきるはず!
2/5に公開された「太極旗を翻して」は韓国国内史上最大の規模の全国440のスクリーンで同時公開ということ、さらに今週末の前売り販売率も既に全体の80%を越えた!とすごい勢い。さらに5日の公開から7日までの3日間、俳優は劇場21ヶ所を超ハードな舞台挨拶に回るということ。また5日の舞台挨拶の時にもたくさんの人が集まり、中でも台湾、香港から来た熱烈なおっかけファンがほぼ舞台挨拶のスケジュール通り一緒に回っていたというウワサも、、、皆さんも2月5日に公開したばかりの「太極旗を翻して」、チェックしてみて下さいね。舞台挨拶は7日までですよ~^^以上、ソウルナビがお伝えしました。
※舞台挨拶のある回のチケットはほぼ完売だそうです(byシネコア)

※舞台挨拶のある回のチケットはほぼ完売だそうです(byシネコア)

<舞台挨拶・スケジュール(ソウル市内)>
2/5
Mパーク(金浦空港)10:00 上映前
上岩CGV(ワールドカップ競技場)11:25 上映前
木洞CGV11:20 上映後(13:40)
ノクセク(新村)12:55 上映後(15:20)
アートレオン(新村)15:40 上映前
ランドシネマ(竜山)16:30 上映前
ヨンフン(永登浦)18:05 上映前
九老CGV19:10 上映前
中央(明洞) 20:50 上映前

2/6
セントラル6(高速バスターミナル)18:00 上映前
メガバックスコエックス19:50 上映前
シネシティ(新沙)20:30 上映前
シティ劇場(江南)21:15 上映前
ZOO002(江南)21:30 上映前

2/7
江辺CGV(テクノマート)10:00 上映前
MMC(東大門) 11:40 上映前
ソウル劇場(鍾路3街)12:25 上映前
シネコア(鍾路) 13:10 上映前
ミョンボ(乙支路3街)14:10 上映前
大韓劇場(忠武路) 15:20 上映前
メガバックスコエックス 16:50 上映前



上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2004-02-06

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