ARUZE K-1 WORLD GP 2004 in SEOULを見に行ってきました!

ジュロム・レ・バンナやレミーボンヤスキーをはじめとする世界の人気K-1選手がソウルに集結!曙・子安・中迫も日本から参上です!

こんにちは!ソウルナビです。今月(7月017日、蚕室室内体育館にて観客10400人近くを集め、「ARUZE K-1 WORLD GP 2004 in SEOUL」が開催されました!もちろんナビも会場に潜入?してきましたよ~!K-1は皆さんもご存じの通り、日本でも大~~人気の格闘技!芸能界でも人気を得ているスポーツですよね。ソウルでこういったイベントが行われるというのはナビもうれしい限り!!今回の試合は8人制のトーナメントにより9月25日の日本武道館にて行われるGP開幕戦への出場権が与えられるトーナメントマッチや、人気選手ジュロム・レ・バンナやレミー・ボンヤスキーたちの出場するスーパーファイトマッチが見どころ!それではその様子、さっそくご紹介しましょう~!!
オープニングセレモニー!かわいい子供たちが主役?!
大会は午後3時より開始。最初は開催国韓国の国技、テコンドーの子供選手たちが登場し、デモンストレーションが行われます!小さな子供たちの凛々しい姿に思わず観客席から声援が送られました!
次にオープンセレモニー。選手一人ずつの名前が呼ばれ、順番にステージに登場~!!人気選手の登場に観客席も興奮します!日本で注目されている元横綱曙の登場にナビもちょっとうれしくなっちゃいました!!選手登場の後はVTRで歴代チャンピョンがスクリーンいっぱいに紹介されます。ちなみに去年2003年のチャンピオンはレミー・ボンヤスキー!!会場には韓国人は当然のことながら日本からも観客が多く来ていました。芸能人○○の姿も・・・。この後、女性グループ"ビッグママ"による韓国国歌が~。
ピーターアーツ観客席にお詫び&ご挨拶!
実はこの大会にピーター・アーツも出場予定でしたが負傷のため欠場~。ファンに申し訳ないというお詫びの意味でみなさんにここでご挨拶!!「ハロー!コリア!」から始まったご挨拶!その瞬間から会場は大歓声の渦に~~~!!ぜひ、彼の試合がみたかったですね~。
会場の雰囲気は?!
ここからはトーナメントマッチの開始!9月25日の日本武道館にて行われるGP開幕戦への出場権を狙って8人の選手の7試合がおこなわれました。ファンたちが選手の動きごとに歓声があがります。会場の演出もとてもよくできていて、暗転とスクリーン、音響などさすが人気スポーツの大会だなぁ~とナビも圧倒させられるほど迫力がありました!また選手の入退場ごとに選手紹介のVTRがスクリーンいっぱいに映し出され、スクリーンを背に選手たちが登場!!それぞれの個性がいかされた衣装や演出でした。
日韓芸能人も大集合~~~?!
客席はリング周辺とスタンドの1階と2階。リング周辺をうろついていると日本や韓国の芸能人の姿がちらほらと!K-1は日本でも藤原紀香さんなどをはじめとした芸能人に大人気だけれど、お隣り韓国でも同様芸能界で人気?!があるんでしょうか?解説席には日本のK-1広報大使である藤原紀香さんがいて、日本からのファンが携帯電話で写真を撮る姿も。やっぱりキレイな紀香さんでした。韓国側からはイ・フン、キム・ソナ、キム・ドンヒョン(旧ホ・ソッ)、キム・ドンヒョンなどほかにもたくさんの芸能人がいました。
試合状況を簡単に解説~!
試合はスーパーファイトマッチ、そしてトーナメントマッチをあわせて全10試合が行われました。その試合の状況を簡単に解説しておきますね。みなさんはどの選手のファンかな?!

まずはトーナメントマッチから!第1試合は日本の相撲界からK-1へ転身した曙vs万里の長城でトレーニングを重ねたという中国代表の張慶軍!ガッツポーズでファイトを示していた曙。しかし3R終了で判定。結果はドロー!延長戦に持ち込んだものの、結局判定負けとなり、勝利にはいたりませんでした!残念~。ソウルでぜひ初白星をかざってほしかった!!
第2試合は現在日本の相撲界で大活躍中の横綱朝青龍の実兄、ドルゴルスレン・スミヤバザル(モンゴル)vs日本の子安慎悟!スミヤバザルはスパッツ姿。子安は空手着姿で登場します。リズムよく攻撃する子安選手に苦戦するスミヤバザル選手の姿が。足へのキック攻撃や胴回し蹴りを披露した子安は最後に右ローの連打を決め、スミヤバザル側からタオルが投げ込まれ、2Rで終了!子安が勝利!会場のファンからは歓声が巻き起こりました!
第3試合でもまたまた日本勢の活躍!6月のジャパンGPでの敗退をここ韓国で挽回したい中迫剛選手!相手は韓国の選手イ・ミョンジュ!彼もご当地韓国で開催されるこの大会にかなり闘志を燃やしており、優勝宣言をしたとかしないとか?!そ~んな2人の試合は前半ミョンジュ選手が有利?!っといった試合展開を見せたものの、後半には中迫も反撃!地元韓国の選手ということでミョンジュコールが会場いっぱいに響き渡る中、結果は3R判定に持ち込まれ、日本のエース中迫が勝利しました!!
第4試合は地元韓国の選手デニス・カンvsタイのムエタイ選手ガオグライ・ゲーンノラシン!中量級の大会「K-1 WORLD MAX -世界一決定トーナメント」でもムエタイ選手のブアカーオ・ボーブラムックが優勝したが、今回のこの重量級でもムエタイの強さを世界に示せるのかが見もの!!韓国勢の期待を一心に背負ったデニス・カンではありましたが、ゲーンノラシンの右ストレートに1RでKO負けとなってしましました。ナビも試合の流れの速さに驚きつつ、デニス・カンの敗退はショックですね~。韓国勢はいったんここで全滅。。。
第5試合はトーナメントマッチの1回戦が終わったところで、スーパーファイトマッチ1回戦が開始!昨年2003年の王者レミー・ボンヤスキーに対するはアジス・カトゥー!アジス・カトゥーは3月には元ボクシング世界王者であるフランソワ・ボタを破った実績を持つ選手!ボンヤスキーの跳びひざ蹴りで試合は開始!!2Rでボンヤスキーの右ハイでカトゥーはドクターチェック。再び試合が開始されましたが、今度はボンヤスキーの右ミドルを受けて試合は終了~!さすがレミー・ボンヤスキー!その強さをまたも見せつける結果となりました。
第6試合はトーナメントマッチ2回戦。曙に勝利した張慶軍は曙との試合で負傷し、それを理由に棄権することに。しかし曙も敗者復活の要請を「気持ちの切り替えが難しい」と断ったため、第1試合の前に行われたリザーブファイトで勝利した韓国人選手ソ・チョルが急遽出場することに!もちろん相手は日本の子安慎悟選手。試合は3Rまで持ち込まれましたが判定結果はドロー。延長戦へと持ち込まれました。ソ・チョルが動くたびに地元観客の歓声が館内に響きます。しかし結果はマイペースで戦った子安が勝利!これで子安慎吾選手が決勝戦に進出することになりました。2回戦にもなるとナビはじめ観客もかなり興奮してきますね~!われを忘れてカメラのシャッターを夢中に押していました!!
第7試合は同じくトーナメントマッチ2回戦。日本の中迫剛vsタイのガオグライ・ゲーンノラシンとの戦い!デニス・カンへ食らわした右ローを見事にかわした中迫選手。しかし、ゲーンノラシンの攻撃は弱まることなく、3R終了のゴングの音と同時にゲーンノラシンのガッツポーズで試合は終了。ムエタイ戦士が決勝戦に進出することになりました。これで決勝戦は日本の子安慎悟vsタイのガオグライ・ゲーンノラシンとの戦いとなることに。
第8・9試合は再びスーパーファイトマッチ!第8試合ではピーター・アーツの代わりにに出場することになったTOAvsグラウベ・フェイトーザとの戦い。TOAはリングへの入場の時には民族舞踊を披露するダンサーが登場!なんとも不思議な雰囲気を作り出していました。しかしTOAの運命は1Rで一瞬にして決まってしまいました。フェイトーザの左ハイキックが見事に決まり、TOAはマットに倒れ込み、フェイトーザがKO勝ちで勝利!
第9試合は2002年ワールドGPの準優勝者であるK−1きっての人気選手ジュロム・レ・バンナが登場。相手は最初に予定されたマリアーノからアメリカのテレンス・リーズビィに変更!しかし試合は53秒で決着がついてしまったスピード戦!ジュロム・レ・バンナの右ひざがリースビィーを直撃、そのままリーズビィーはマットに倒れ込み、試合は終了~!
第10試合はトーナメントマッチ決勝戦!!観客の興奮も絶好調に!子安慎悟に対するはタイのガオグライ・ゲーンノラシン、若干二十歳の青年!3Rまで両者の巧みな攻撃で勝負はドローとなり延長戦へ!子安のローにゲーンノラシンの膝蹴り!結局延長2Rにまで持ち込みましたが、子安が一歩およばず結果はガオグライ・ゲーンノラシンに勝利の女神は微笑みました!!ガッツポーズで喜びを表現するゲーンノラシンに大きな拍手と歓声が~!!
優勝者ガオグライ・ゲーンノラシンは6,000,000円獲得!
すぐに表彰式に突入!式が行われるリングにはレミー・ボンヤスキーやジュロム・レ・バンナそしてTOAなど多くの選手が集まり、優勝者のガオグライ・ゲーンノラシン選手と準優勝の子安慎悟選手を祝う拍手を送りました!優勝者ガオグライ・ゲーンノラシンは賞金6,000,000円を手に!
実は今までK−1などの格闘技にはまったく興味のなかったナビではありましたが、今回の大会はとても楽しむことができました。約4時間という長丁場ではありましたが、全てが終わってみると、あれもう終わっちゃったの??っという感じ。すっごくおもしろかったです。チャンスがあればみなさんもぜひライブで見てほしいですね。韓国ではK−1がまだ始まったばかり。韓国からも世界に通用する選手が誕生するといいですね。日本をはじめ他の国の選手の強敵になるぐらいにファイトでがんばってほしいです!以上、K−1にすっかりはまってしまったソウルナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2004-07-23

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