龍山電子商街

ヨンサンチョンジャサンガ용산전자상가

閉店・移転、情報の修正などの報告

日本の秋葉原にそっくりな韓国最大の電子・電気流通街

こんにちは。ソウルナビです。今日はソウルで、いえ、韓国でコンピューターと電子製品!といったらパッと思いつく場所、「竜山電子商街(ヨンサンチョンジャサンガ)」をご紹介したいと思います。こちらは、いうなれば東京の秋葉原みたいなところ。電気製品が店先に山のように積まれ、ハイテクが大好きな人にはもうたまらない場所でもあります。でも地元ソウルっ子でも何回も足を運ばないとどこがどこだか分からなくなってしまう迷路のような場所(--;)そこで今日はナビが竜山電子商街をすみずみまでくわしくご紹介しましょう!それではナビと一緒に竜山電子商街へ出発~!┏(^^)┛

竜山電子商街って?

竜山電子商街はソウル市竜山区漢江路2街にあり、敷地26万坪。ハードウェア、ソフトウェア、コンピューターおよび周辺機器、携帯などの移動通信、ノートブック、コンピューター組み立て部品といった、コンピューター関連の製品から電気製品、家電製品、ゲーム、オーディオ、ウォークマンなどの電子製品まで、さまざま製品が販売されている、韓国最大の電子・電気流通街。現在、ここには7千以上の店舗が入居し、20棟以上の電子関係の建物があります。国鉄竜山駅からも近く、交通の便も良いこともあって、休日になるとものすごい人でごった返す、ソウルの名所の一つ!(^^)

竜山電子商街はもともと何があったの?

実はここは昔、竜山青果市場がありました(現在のナジン商街の位置)。1986年のアジア大会と1988年のソウルオリンピックを前に、政府の施策の一環として竜山青果市場がソウル市南部の可楽洞(カラクトン)に移転。鍾路4街あたりにあった当時ソウルで一番有名だった電子商街、世運電子商街(セウンチョンジャサンガ)にあった電子製品や照明器具などの各種専門店舗をここ竜山に集め、新しい電子商街が誕生したというわけです。移転の表向きの理由は世運商街周辺のひどい交通難と駐車難を解消するため。でも実は政治的な(?)な理由もあったんとか?!理由はなんであれ、竜山電子商街の元祖ともいえるナジン商街からウォンヒョ商街、ソニン商街、ターミナル商街、電子ランド、電子タウンと次々に拡大し、わずか数年の間に大型電子商街へと大変貌!名実ともに韓国最大の電子・電気流通街になった、というわけです。

どうしてみんな、竜山電子商街を訪れるの?

たくさんの人が竜山電子商街を訪れる理由。それはコンピューター関連製品だけでなく、家電製品などありとあらゆる種類の電気製品、電子製品が市中より15~30%安く購入できるということ!それに都心に近く交通の便が良い、という2つの理由あります。

竜山電子商街のおもな商店街についてご紹介!


○ターミナル電子ショッピングセンター(トミナルチョンジャショッピンセント・別名ターミナル商街)
カメラ、各種ゲーム機とゲームなど韓国製品より日本と台湾から輸入したものを主に扱っています。市中より20~30%安く購入できます。

○電子ランドチョンジャレンドゥ)
約23,000坪という最大の規模を誇る商街。本館、新館、別館に分かれ、電話機、ヘアドライヤーなどいろいろな電子製品からプレイヤーなどが欲しい時はここが一番経済的。
○ウォンヒョ電子商街(別名ウォルヒョ商街)
PC・電機・電子・照明製品を取り扱う電子専門卸し売り商街として、一般客はもちろん、専門販売業者もたくさん利用する商街!また電子製品が故障した時は4棟2、3階にある修理センターで解決~!
○ナジン電子ワールド(別名ナジン商街)
1987年、世運商街の家電製品業者を誘致し、現在の竜山電子商街の母体となった竜山電子商街の元祖商街ともいえる商街。中でも17棟、18棟は組み立てPCのメッカとして有名。
○ソニンプラザ(別名ソニン商街)
各種PC部品およびPC周辺機器卸売り商店がたくさん入店している代表的なPC卸し売り商街。PC部品を別途購入する人には部品についての情報を教えてくれるし、価格も安い。
○電子タウン(チョンジャタウン)
1993年にオープン。A棟、B棟の2つの棟に分かれ、A棟は家電製品や携帯電話のような通信関係を、B棟は結婚用品・家電、PCを取り扱っています。
○デジタル専門店(I`PARK mall内)
リニューアルした竜山駅内に誕生した駅ビル、I`PARK mall内に誕生した新しい電子商店街。3Fから8Fまで、家電からカメラ、PCタ関連のお店が入居しています。同じ駅ビルには映画館やデパート、食堂街、大型マートもあり。特に週末ともなると外国人の利用者が多いのも特徴。

国鉄竜山駅と直結!

国鉄竜山駅は駅舎が2004年にリニューアルされ、新たに高速鉄道KTXの始発駅となりました。駅ビルI`PARK mallもでき、多くの人を集まるようになった一方、地の利の良さから駅ビル内にある電子商店街に多くの人が訪れるようになりました。いまや竜山電子商街の中心はこちらに移ったといえるかも。
通路の入口から入って

通路の入口から入って

まっすぐ進むと

まっすぐ進むと

ターミナル商街が見えてきます。

ターミナル商街が見えてきます。

竜山駅とは通路でターミナル商街と直結!

ターミナル商街から先も通路でつながっています。 ターミナル商街から先も通路でつながっています。 ターミナル商街から先も通路でつながっています。

ターミナル商街から先も通路でつながっています。

再開発予定地 再開発予定地

再開発予定地

また竜山電子商街の周辺にあった住宅地では再開発が進み、また竜山駅にあった56万坪の鉄道車両整備基地でも新しい高層ビルの建設計画などが進んでいます。周辺が大きく変わりつつある竜山電子商街、これからも目が離せません。以上、ソウルナビでした。

記事更新日:2013-03-14

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2002-05-13

スポット更新日:2012-05-31

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