新羅ホテルの日本人ホテルマンに会う!

Xジャパンのyoshikiが泊まった部屋を見せて!志田さん!

レポーター紹介
名前 : みぽりん
年齢 : 1963年
出身地 : 横浜
在韓歴 : 10年を遥かに超えて。。
趣味 : 旅行。読書。茶道。エアロビ。その他多数。
お便り : mihoko63@yahoo.co.jp
(現在、 主婦業の傍ら、通訳、翻訳+フリー記者。 )
こんにちは皆さん。みぽりんです。今日はソウルで特にリッチで格式の高いホテルとして有名な新羅ホテルにやって来ました。今日、案内役を勤めてくれるのは広報課主任の志田康彦さん。れっきとした日本人です。志田さんは8年前から新羅ホテルで取材の対応や記事のリリース、コピーライティングなどのお仕事をされています。午後の静かな日差しの中、ロビーラウンジにあるティールームで、新羅ホテルやホテルマン生活についてお話を伺いました。
みぽりん「今日は志田さん。お忙しいところありがとうございます。」
志田さん「いえいえどういたしまして。」
みぽりん「ところでホテルの正門といい、ラウンジから見える南山といい、新羅ホテルって他のホテルとは違った独特な雰囲気がありますね。」
志田さん「ええ。もともと韓国の文化を伝えるというコンセプトで建てられたホテルですから、純韓国的なものを出来る限り取り入れてあるんです。ここには昔お寺があったそうなんですが、今でも108段の階段が残っているし、庭園に李朝時代の城郭まで残されているんです。ホテル内には韓国の伝統建築様式を取り入れた建物が沢山ありますよ。」
みぽりん「なるほどね。ロビーとかラウンジがちょっと薄暗いのもそのためかな。それにしてもこのティールームは静かでゆったりとしていていいですね。」
志田さん「(^^)」
ウィンナーコーヒーとティラミス、アメリカンチーズケーキが出てくる。。。
みぽりん「わーー美味しい!(^^)!」
志田さん「気に入っていただけて良かった。ティラミスって一時日本でも流行語になりましたよね。」
みぽりん「でも7500ウォンってやっぱり高いな。。コーヒーも9000ウォンだし、タックスも付くんでしょ?」
志田さん「ホテルじゃないですか。(~_~;)」
みぽりん「はは。。。そうですよね。そうだ場所をわきまえないといけない。」
このような和気藹々としたムードで雑談を繰り返しながらそろそろ本題に。。。
みぽりん「あのーー出来ればホテルの中を見せて頂けないでしょうか。志田さんオススメのお部屋を見てみたいです。」
志田さん「ええ。どうぞこちらに。」
まず最初に見せていただいたお部屋はエグゼクティブビジネスデラックス。ファックス電話、携帯、などが整然と並んだアンティーク調の事務机がお部屋の真ん中にあり、いかんもビジネスマン用のお部屋です。中でもみぽりんが一番気に入ったのは、バスルームで、マーブル調の洗面台に古風な蛇口がセットしてあり、事務所のようなお部屋の雰囲気との対比が実に面白いと思いました。
みぽりん 「新羅ホテルというと「踊る大ソウル線」に出てきますが、いかりや長介さんが泊まられたお部屋もこのクラスだったんですか?」
志田さん 「確かビジネスデラックスでした。」
みぽりん 「ええと。。その二つはどう違うんですか?」
志田さん 「エグゼクティブには専用のラウンジがありますが、ビジネスにはそれがないんです。でもお部屋はだいたいおんなじですね。」
みぽりん 「あのーーマイケルジャクソンも訪韓したとき新羅ホテルに泊まったと思うんですが、そのお部屋は見れませんか?」
志田さん 「うーーん。ダメです。」
みぽりん 「じゃ。。Xジャパンのyoshikiが訪韓したときのお部屋は?」
志田さん 「よく思い出せませんが、スイートでしたね。じゃこちらにおいでください。」
そして案内していただいたのがパーラスイートでした。スイートというと新婚夫婦用の白とレースとバラの花のイメージでしたが、予想に反して、カーテンもソファーもベットカバーもストライプで、木のブランインドとデスクがシックな雰囲気をかもし出していました。うーーんやっぱり新羅ホテルですね。
続いてPCルームや小会議室など、新羅ホテルご自慢のビジネスセンターを丁寧に案内して頂きました。新羅ホテルの従業員は誰もが表情に余裕があるのがとってもいいと思います。それにしても何よりも志田さんが私の限りないお喋りと注文にも関わらず、忍耐強く、そして丁寧に落ち着いて対応してくださったのにはすっかり感動してしまいました。そのうち志田さの携帯は鳴りっぱなしに。。
みぽりん「お忙しいんですね。わがまま言ってすいません。」
志田さん
「いいえ、いいんですよ。気にしないでください。日本人でここで働いているのは、私のほかに、ホテルオークラから来られている板前さんと、マネージャーだけなんです。ですから日本関係の仕事は自然と私が引き受けることが多いんです。私はパソコンを使うのが趣味なので、新羅ホテルのPCルームのマシンに、日本語ウィンドウズやオフィスシリーズをインストールしたり、新羅ホテルのホームページの日本語訳を手がけたりもしてきました。でも一番遣り甲斐があった仕事は、やはり効果の高いマスコミ関係の仕事をした時ですね。充実感が違います。」
うーーん。ナビも絶大なマスコミ効果があったらいいんですが。

みぽりん「これからもずっと新羅ホテルで働かれる御予定なんですか?」
志田さん「私は妻が韓国人で、そのうえ旅行会社に勤務しているんです。この業界のおしどり夫婦みたいなもんですよ。それに子供達も韓国の公立小学校にやっているんです。将来的にもこちらでずっと暮らそうと思っているので、出来る限り新羅ホテルで働き続けたいですね。」

なるほどね。道理でお仕事にかける意気込みが違いました。

ロビーラウンジ(ティールーム)
* 電話番号 : 02−2230−3389
* 営業時間 : 9:00~24:00
* 休業日 : 年中無休
* カード : 可
* 日本語 : 可

メニュー
ケーキ各種・・・7500ウォン(ベーカリーでテクアウトしたら3500ウォン)
ビエンナコーヒー・・・9000ウォン
(その他)
フレッシュジュース
ハーブティー、ハーブカクテル
ロビーラウンジスペシャルカクテル
ロビーラウンジサンドウィッチなど

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-03-28

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