ソン・スンホン、クォン・サンウ主演映画「宿命(スンミョン)」記者会見!

待望の映画がとうとう公開!

こんにちは!ソウルナビです。今週の月曜日、3月17日に話題の映画「宿命(スンミョン)」の記者会見が竜山CGVで行われました。この作品はソン・スンホン、クォン・サンウ、そしてチソンという3人の韓流スターが一挙出演し、ソン・スンホンにとっては2006年除隊後の初の復帰作として、またクォン・サンウは初の悪役に挑戦ということで、韓国だけでなく日本、香港、台湾などアジア各国でも話題になっていた作品。それだけに、記者会見の当日はたくさんのファンと記者たちで会場はかなりごった返していました。さっそく、その記者会見のもようをお伝えしましょう!
当日、午後4時半から記者試写会が行われ、その後に記者会見という日程。4時ごろ会場の竜山CGVにつくと、記者たちが行ったり来たりする中、主演のソン・スンホン、クォン・サンウのファンたちがすでに垂れ幕を持って劇場入口前に待機中~。さらに、アジア各国のファンから送られたお祝いの花輪がずらり。ウワサによると、この花輪は稀にみることで、中に運び入れるときもかなり検査が厳しかっただけでなく、飾るところがないほどたくさん送られたので、試写会上演館の横ぎりぎりまできてました。
作品紹介
映画「宿命」は暗黒界で知り合った4人の男の裏切り、義理、そして友情を描いた作品。

スンミョン
(宿命-http://www.fate2008.co.kr/※音あり)
出演俳優 ソン・スンホン、クォン・サンウ、キム・イングォン、チソン、パク・ハンビョル
監督 キム・ヘゴン
ジャンル アクション
上映時間 123分
等級 18歳以上
公開日時 2008年3月20日
普通は1つの上映館で試写会が行われるところ、今回は集まった記者が多く5館ほどに分かれて上映。スタート前には俳優(ソン・スンホン、クォン・サンウ、パク・ハンビョル、キム・イングォン)とキム・ヘゴン監督が各上映館を周りながら、舞台で簡単に担った役割や撮影後の感想などをコメントした後に舞台から退散。そろそろ上映がはじまるというとき、ナビは上映後に記者会見が行われる予定の5館にいたんですが、俳優たちが同じ5館で試写を観ると再登場。入口から入って目の前の階段を生(ナマ)ソン・スンホン、生(ナマ)クォン・サンウが次々に上がっていき・・・ナビはカメラを構えるどころか、思わずじーーーっ。目に焼き付けときました。白いシャツに黒のスーツをパリッと着こなした韓流スター、いやーー、なんともステキ。
映画上映が終わったあとはフォトタイム。記者会見の会場となった5館では会見に入る前にまず写真撮影が行われました。まずは監督、俳優全員。そしてソン・スンホン、クォン・サンウの2ショット。さらに2人の単独撮影まで。シャッター音がバシャバシャいってました。
Q.ソン・スンホンさんは今回、除隊後久しぶりの作品ということで、周りの期待も大きかったと思いますが・・・?
ソン・スンホン:まず復帰作を選ぶにあたってとても悩みました。みなさんの期待で肩の荷も重かったし、ドラマにするか、映画にするかも悩みのひとつでした。周りからも反対もありましたし、今までのイメージのままラブストーリーか何かのドラマで軽く活動を再開した方がいいんじゃないかともよくいわれました。でも今までとは違う、新しく完成した人物、男らしく、荒い役をしてみたいと思いながら悩んでいたとき、監督の作品に出会ったんです。最初シナリオを手にしたとき、アクション映画でしたが、人の匂いがして、根底にある強い情にとても惹かれて。今回この映画を見て、「ソン・スンホンにもそんな面があったんだ」、「イメージが変わった」という声さえ聞ければうれしいです。
Q.クォン・サンウさんは初の乱暴な悪役を選んだ理由は?またCMなどのイメージにも悪影響があるんでは?
クォン・サンウ:誰が好んで悪役を選ぶんです?イメージがあるのに(笑)それに、すでにCMがなくなってからもうずいぶん経ちますよ(笑)ただ、今までのイメージとは離れて、他の役に挑戦したみたかったというのが本音です。自分で納得しない役をして成功するより、損をしてでも、自分のやりたい役をしたかった。それに、やくざ役がすべて悪い訳じゃなく、自分なりに解釈して演じました。イメージなんか考えないほど役に没頭して、観客の皆さんの目に無理しているように映らなければそれでいいと思います。
Q.クォン・サンウさんの演技の中で、乱暴な口調・台詞だったのにも拘わらず、会場から笑いがもれた場面が多かったですが、それに対する感想、またそれは意図的なものだったんでしょうか?
クォン・サンウ:観客から笑いがこばれることは嬉しいですし、今回、試写を見ながら、個人的にはうれしかったです。期待通りというか、つまり意図していた演技だったということで・・・。違う役をやってみたかったので、自分なりに楽しみながら演じることができたと思います。
Q.新しい役を演じるにあたって苦労した点は?
ソン・スンホン:最初シナリオをみたときから、この役をやりたいと思っていました。監督が書いたシナリオですが、撮影前に自分なり解釈し、この役をすべて把握したつもりでいましたが、撮影に入って監督はそれがすべて違うというんです。10あったら、その10すべてが。それで撮影中は監督との意見の対立も多かったんですが、今日映画を見てそれが分かった気がします。自分の解釈だけで演じていたら、まったく違うものになっていたと思います。映画は第3者的な目が必要だなと。
Q.今回アクションシーンが多かったわりに、2人の俳優があまりにもキレイに映っていた感じがありますが・・・
監督:当初は主演の2人をもっと壊したかったんですが、この2人をいくら壊しても限度がある。スターのこの顔は才能の一部で、いくら汚くしても、もともと持っているものは変えられないんですよ。それで、結果的にそういう印象を与えたのは仕方がないかもしれません。
Q演技するにあたって努力したことは?
キム・イングォン:今自分で見ても、びっくりですね。狂った演技は(笑)。努力した点といえば、演技というより、役が役なだけに、減量したことぐらい。麻薬中毒経験はもちろんないので(笑)他の映画を見ながら研究したりしましたが、台詞まわしは監督のようにすればそれでOK。つまり、現場で監督がひっきりなしに話をするので、それが演技にそのまま出た感じでした。
Q期待していたより、強い印象ではなかったんですが?
パク・ハンビョル:今日はじめて完成した作品を観ましたが、映画を見ながらも緊張したし、演技をしているときも、とても緊張していたような気がします。残念なところが目立ったし、自分の足りない部分を実感しました・・・。
 Q2人はもともと仲がいいそうですが、共演して良かった点、またやりにくかった点などは?また俳優としてお互いライバル意識などあったと思うんですが・・・?
ソン・スンホン:サンウより少し先にデビューしましたが、昔から知っていますし、とても仲がいいので楽に撮影出来たと思います。でも以前「イルタンティオ」で共演して、あの時は遊び感覚で楽しく撮りましたが、今回は自分にとって深い意味のある作品だったので、以前とは違いました。深刻な役、場面なのに、顔を見ると笑いがこぼれてしまうので、普段仲がいいのが逆に良くなかった感じもありますね。
ライバル意識に関しては・・・服を脱いで撮影するシーンがいくつかあったんですが、サンウは誰もが認めるモムチャン(鍛えられたナイスボディ)俳優じゃないですか。それに追いつこうと、撮影の合間、合間に運動時間があったんですが、サンウは1時間遅くきて、30分早く帰るんです。そんなに運動もろくにせずにモムチャンを維持して、不思議で仕方がなかったです・・・。
Q最後にひと言ずつ挨拶をお願いします。
監督:残念な点もありますが、こんなにたくさんの記者の方たちに来ていただき、関心をもっていただきありがとうございます。

クォン・サンウ:いい記事、お願いします。

ソン・スンホン:最近、韓国の映画界が低迷していますが、1流映画でも3流のピンク映画も、どんな映画でもいい映画はたくさんあるので、この「宿命」を含めて、韓国映画をたくさんみていただいて、韓国映画界がさらに発展していくことを願っています。

パク・ハンビョル:個人的に残念な部分もたくさんありましたが、その分、いい部分もあると思います。たくさんの方に映画を見ていただればと思います。

キム・イングォン:今日集まっていた記者の方たちがいい感想を抱いていかれることを信じています。真実は通じるんです!(笑)ありがとうございました。
いかがでしたか?今日(3月20日)から公開の宿命。そんなに複雑なストーリーではないので、少し韓国語が分かれば理解できる内容になっていると思います。舞台挨拶の問い合わせも多いんですが、まだ日程が決まっていないよう。分かり次第、ナビでお知らせしますね。ファンの方は韓国にきた際に一度劇場に足を運ばれてみてはいかがですか?以上、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-03-20

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