韓国のバレンタインデー

こんにちは！ナビです。クリスマスが過ぎ、お正月が過ぎ…そして毎年その次にやってくるイベントとは！？そう、バレンタインデー！日本では女の子が男の子に、チョコと一緒に思いを伝える大切な恋のイベントデーですが、韓国ソウルではどんな風に過ごすんでしょうか？！

バレンタインデーの街のようす

バレンタインデーが近づくと、街はバレンタインの甘～い想いと同じくらい甘い？チョコレートや手作り用のラッピンググッズなどで溢れかえります。お菓子屋さんやチョコ専門店はもちろん、デパートや市場、ディスカウントストア、コンビニなどのほか、チョコレートと全く関係ないお店もバレンタイン用のプレゼントを扱うところも。バレンタインデー当日は、大きなカゴや花束、チョコの入った紙袋を持った彼氏・彼女たちが午後ぐらいから街に繰り出します。そしてディナータイム前後には学生街・繁華街を中心にラブラブカップルたちでいっぱいに～！横の彼女からもらったらしい大きなパグニを持って、ちょっと恥ずかしそうに、あるいは誇らしげに歩いている男の子はけっこう微笑ましかったりするんですよね。

バレンタインデーの贈り物は？

韓国のプレゼントの特徴としては、やっぱり見た目も大切。花をプレゼントするときもかなり過剰包装で、一輪のバラがきれいにデコレーションされて５倍ほどのサイズになる、というのもよくあること。もちろん、バレンタインデーの贈り物も例外ではありません！また、大きく贈ると、大きく返ってくる、なんていうのもあるよう。２月１４日のバレンタインデーにプレゼントを贈ると、期待に胸膨らむのは３月１４日のホワイトデー。熱い思いがたっぷり詰まっているにしても、人一倍大きなスペシャルプレゼントを贈ると、その分ホワイトデーに大きくもらえるという期待もあるとか。ん…男の子も大変だ～。

おなじみのパグニ（カゴ）もあるけど、プレゼントも多様化
街でよく見かけるのはプレゼント用の派手なラッピングのパグニ（カゴ）。とにかくデカイ！カラフル！フリフリ！中に何かそんなにいっぱい入っているかというば、断然多いのがチョコ。ですが、この大きさだけにチョコレートのほか、お菓子、ぬいぐるみなどがいっぱい詰まっています。ある学生の方は、１ヶ月前からこのパグニを買って、家で少しずつ中身を増やしていき、自分の想いを詰めに詰め込んだマイパグニを完成させるらしいですよ（一大イベントですよね）。

そのほか本格チョコレートを買う人もいますが、数ヶ月前から用意した手作りチョコをプレゼントしたり、市販のチョコレートをテープで張っつけてハート型にしたり、特に学生たちは工夫の凝らし方も個性的。また最近はチョコ以外に服、下着、ファッション小物などカップル用のプレゼントアイテムがショーウインドーを飾ることも多く、バレンタインデーのプレゼントも多様化しているよう。特に２０歳を越えるとあのパグニを持って街は歩けないかも。やはり中身で勝負！ってところでしょうか！

バレンタインデーの人気デートスポット

バレンタイン当日が平日か？あるいは休日かによっても違うようですが、平日の場合は街のレストランや高級レストランなどで食事をするカップルが主流。また休日の場合は漢江遊覧船や６３ビル、Nソウルタワー（南山タワー）など景色を楽しめるスポットに行ったり、テーマパークやアミューズメントパークでイベントを楽しんだり、あるいは映画・コンサート・ミュージカルを見たりとデートを楽しみます。最近はバレンタイン特別コンサート、イベントも増えているよう。

いかがでしたか？基本的に日本と変わらない感じですが、プレゼントははっきり違いを感じますよね。皆さんもバレンタインデー前後にソウルに来たら、特に繁華街でご紹介したような「バレンタインデーのソウル」を実感できると思いますよ。ソウル旅行のお土産に、ビックなカゴを買って帰ってはいかが？！以上、ソウルナビでした。