2003年4月16日、韓国vs日本 サッカー親善試合

ワールドカップのあの熱狂をもう一度!再び燃えたソウルワールドカップ競技場

こんにちは!ソウルナビです。昨年(2002年)、日韓共同開催で行われたワールドカップはまだみなさんの中に鮮明に記憶されていることと思います。横浜での決勝戦は韓国と日本の試合を!と望んだ人も多かったのではないでしょうか。残念ながらその夢は実現しませんでしたが2003年4月16日、それは親善試合という形で実現しました!この機会を逃しては、とナビも観戦に行ってきました。
この日、ソウルはとてもいいお天気。昼間は暑いくらいの陽気でまさに観戦日和。競技場に向かう地下鉄の中にも赤い「red devils」軍団はちらほら現れ出しました。子供たちも大騒ぎで応援の練習に余念がありません。
ソウルワールドカップ競技場は地下鉄6号線「ワールドカップ競技場」駅すぐにあります。案内アナウンスや看板も韓国語だけでなく、英語、中国語、日本語とあり、迷う心配はまったくありません。そうでなくても人がたくさんいるので、違う方向に行く方が大変なぐらい。駅から出ると、もう一面真っ赤っ赤。真っ青な空にはアドバルーンが浮かび、取材のヘリコプターもたくさん飛んでいました。そしてちょっと離れた所にはワールドカップの時市庁前にあったあの巨大サッカーボールがしっかり鎮座していました。
ようやく「ソウルワールドカップ競技場」に到着。今回ナビが座ったのは3等席、20,000ウォンの席。グランド正面の右側コーナーですぐそこの東側の席には「ウルトラニッポン」の応援席がありました。競技場に着いたばかりの時は、なんだ席空いてるじゃん、てな感じで空席が目立ったのですが、競技時間が迫るにつれ、どんどん座席が埋まっていきました。やっぱり日韓戦は人気があるんですね。
いよいよ選手入場!見てください、競技場内やっぱり真っ赤っ赤。日本の応援団は?と探してたら、いたいた。いました、東側ゴール裏。人数も少ないし、青い色が地味なのもあって目立たないけど、一生懸命みんな応援していました。で、反対側の西側ゴール裏を見ると・・・ウルトラニッポンの何倍もの数のred devilsがいました、いました。それぞれの国家斉唱場面では大きな旗が掲げられました。あのワールドカップの時にも話題になった大「大極旗」がするする~と。やっぱり大きいですねぇ。バックグラウンドにも小さな旗が出てきました。そして大極旗が消えた、と思ったら、今度はred devilsの旗が出てきました。これはナビ、初めてみました。この試合には、ノ・ムヒョン韓国大統領も臨席され、「韓国と日本の友情を・・・」という演説が印象的でした。
いよいよkick off。さまざまな歓声やら悲鳴やらが聞こえる中、試合は進んでいきました。ナビも一緒に行った韓国の友達と一緒に「テ~ハンミングッ、チャチャッチャチャチャ!」「ウォ~、ウォ~!」「オ~ピルスンコリア、チャチャ」をやっていました。もちろん試合もおもしろいですが、応援はもっと楽しいです。そして、その応援に没頭している友達を見るのは・・・さらに楽しかったです。
試合の結果はみなさんもご存知の通り。後半、韓国が押し気味で試合を進めていたものの、ロスタイム残り数秒というところで思わぬ日本の得点が! ゴ~~~ル!!! 周りの人々はただただ呆然。友達のひとりは「次は絶対勝つから!」と半べそ状態でした。選手のみなさんもそれぞれの応援席に挨拶をし、試合は終了しました。韓国が勝っていたら競技場周辺はお祭り騒ぎのようになっていたのでしょうが、みんながっかり、あるいは悔しそうな表情で早々に帰路についていました。
今度は6月、日本の横浜で東アジアサッカー選手権決勝大会ですね。またいい試合を期待したいと思います。では未だに試合の興奮から冷めていないソウルナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2003-04-21

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