エリアニュース in 仁寺洞~2005年11月編~

創作意欲&食欲をそそる秋の仁寺洞~!

こんにちは!ソウルナビです。最近あちこちの木々が色づいてきたソウル。ナビも1週間ぐらい前、朝の出勤途中にふと気づいたら、家から地下鉄駅へ向かう通り沿いのイチョウ並木が秋の装いに。紅葉はまだまだだと思いつつ、急ぎ足&無心でカツカツと通り過ぎていた通りが、いつの間にか黄色い絨毯に覆われていたんですよね~。韓国も日本と同じように、春夏秋冬の四季に分かれ、身近なところで季節の変化を感じられる国。そしてこんな気持ちのいい秋の便りが街のあちこちから聞こえてくるのに、どこも行かないなんてもったいない~ということで今日は、ソウルの伝統ストリートといわれる「仁寺洞(インサドン)」に行ってきましたぁ!さっそく11月の仁寺洞の様子をお伝えしましょう!
○展示会があちこちで!
仁寺洞には伝統土産屋さんや伝統茶屋さんなど、伝統モノのお店も目立つけれど・・・意識して見てみると、たくさんあるのが"ギャラリー"。この芸術の秋に、グルメやお土産に目を奪われて見過ごしないように~!11月は15日まで展示会を催しているギャラリーもたくさんあるようですが、あ~、もうあまり日にちがありませんね(-_-;)でも、興味のある方はチェックしてみて下さいね。ショーウィンドーには作品が展示されているところもあって、ナビは歩いているだけでも作品を鑑賞している気分~。
○芸術の秋に合わせて!
メイン通りで伝統土産と一緒に売っているのが、伝統工芸品を自分で作りたい人用のグッズ。韓紙やランプの骨組み、伝統紙細工用キットなどを見ていると、この季節だからか?!何だか創作意欲をそそられますねぇ。皆さんも、この秋にオリジナルの伝統小物を作ってみてはいかが?!
☆サムジーギル内ではお皿に直接デザインする露店が出ていましたョ。なんか楽しそ~。
○伝統ファッションも秋冬モノに~!
韓国の伝統服「韓服(ハンボッ)」のお店も、商品を秋冬モノにチェンジ~。その他、ショールやストール、帽子やマフラーなど、お店の前のワゴンや露店の商品もあったかファッションアイテムが陳列~。最近のソウルは朝晩冷えるので、これ1つでズイブン違うだろうなぁ~。
☆2000ウォン(200円)のストールにはジモティも観光客もかなり群がっていました~。
○お店チェック!
~新オープン・リニューアルオープンしたショップなど~
☆「レッドマンゴ」
低脂肪ヨーグルトアイス専門店「レッドマンゴ」が仁寺洞に登場!場所は仁寺洞通り(インサドンキル)のタプコル公園側の入口近く。周辺の「スターバックス」や「ビアプラス」と同様、看板はもちろんハングル表記。「おっ新製品?!」と思わず表ガラスに貼ってある、雪見大福の抹茶テイスト?!のようなポスターに惹かれて近くに寄ってみると、「グリーンヨトッ」との文字。これは「グリーン(緑茶)+ヨーグルト+餅」の略。今度食べてみよ~。
☆『チャングムの誓い』のグッズショップ!
仁寺洞メインストリートを歩いていると、通り沿いのビルに貼られた「チャングムの誓い」のポスターを発見~!なんだろう?!と思ったら、チャングムのグッズショップでした。お店のスタッフにうかがったところ、今この商品を扱っているのは仁川空港の免税店とココ(ソウル中心部)だけだそう。チャングムファンのみなさ~ん!仁寺洞に行ったら要チェックですよ~!
☆「王先生」
最近ソウルで人気&ナビもお気に入りのレストランで、「八先生(パルソンセン)」という中華料理屋さんがあるんですが、どんどん支店を増やしているので「もしや仁寺洞にも?!」と思ったら、ココに新しくオープンしたお店は「王先生(ワンソンセン)」。外から見ると意外にお客さんが入っているようですが・・・お味はどうなんでしょう?!気になります。
☆「オウォレポリパッ(五月の麦ご飯)」&「スヨイル(水曜日)」
「仁寺アートプラザ」の横に新しく2つのビルが並んで完成。ココに「オウォレポリパッ(五月の麦ご飯)」&カフェ「スヨイル(水曜日)」が新しくオープン。ヘルシーな野菜たっぷりのおかずに麦ご飯の定食はなかなか魅力。そして、伝統茶とコーヒーが楽しめる「スヨイル(水曜日)」も雰囲気良さげ~。
☆「漢陽国楽社」
韓国の伝統楽器を専門に扱うお店。国楽の楽器店といえば、楽園商街の方、そして鍾路の方に集まっていますが、仁寺洞にも登場!看板には「重要無形文化財第45号履修者」と書かれ、店内にはその名人の作品がずらり~。
☆「イセ」
韓国のデザイナーが手掛ける韓服(ハンボッ)専門店「イセ」がオープン!以前も同じく韓服専門ショップでしたが、名前が変わりましたね。ショーウィンドーを飾る商品を見ただけでもオシャレ&高級な感じ。ちらっと覗いたら、お客さんもけっこう入ってましたョ。
☆「チルシル」
仁寺洞のトッカペ(お餅を食べられるカフェ)。今回後ろにあった「四季(サゲ)」というカフェまでぶち抜いた形でお店を拡大。狭かったカフェスペースが広くなりました。以前はほぼお餅や伝統菓子を買うお土産屋さんというイメージでしたが、広くなってまさにトッカペと呼べるお店に。買い物に疲れたとき、緑茶と伝統餅でほっと一息したい時はどうぞ。
☆「アルムダウン・チャ・パンムルグァン(美しいお茶博物館)」
「お茶の博物館」という看板が掛かっていますが、実は展示だけではないんです。入口奥には100種類以上に及ぶアジアンティーの販売、中央にはサンルーフから明るい光が差し込むカフェ、そしてその周りを囲むように、韓国のお茶の歴史を簡単に紹介したコーナーと若い作家の作品を展示した陶磁器ギャラリーがあり。メインストリートから少し離れているので見逃しがちだけど、リーフティー&緑茶入りのお菓子でゆっくりできるカフェ。
☆「サムジーギル」
新オープンのショップではないけれど・・・いつ行っても気になるスポット。まず目につくのがお店の暖簾。カラフルでかわいいですよね。道路沿いのいろんなお店を見ながら入口を入ると、サムジーギル内のマップが張ってありました。ちゃんと日本語もあったので、初めての方はチェックしてから回ってもいいかも~。中央のベンチにはこれからの寒さに備えてストーブが登場!
○人気の露店!
今の時刻、午後1時。人気の"ホットッ屋台"はまだ登場せず(残念)。そのほか、人が群がっていた屋台は「オムッバー(五目厚揚げバー)屋台」と「クルタレ屋台」。通りすがりに聞こえた言葉は、中国語?!日本語?!お店の人は数ヶ国語できるか?!すごいっ。
○通りを華やかに彩るイチョウ並木~!
仁寺洞メインストリートの地下鉄アングッ(安国)駅側の入口に続くイチョウ並木。落ちた黄色や茶の葉が石畳にぴったり。
ナビが先週の土曜日(11月5日)に行ったときは、人が多いのなんの!地元の人もたくさ~ん、観光客もいろんな国からたくさ~ん、週末の仁寺洞はとってもにぎわっていました。中でも一番長~い行列ができていたのが、冬限定で現れる仁寺洞名物「オクススホットッの屋台」。ナビも久しぶりに食べたい~と思っていたのに、あまりの人に泣く泣く断念したのでしたぁ。今回は平日のお昼に行ったのですが、お昼ごろからジモティや観光客が増えてきて、週末までとはいきませんが、にぎわい始めてきていましたョ。皆さんも仁寺洞に行ったら、韓国の屋台メニューにトライするもよし、伝統モノショッピングを楽しむよし、ギャラリーを巡るもよし、伝統茶でのんびりするもよ~し!いろいろ楽しんで下さいね!以上、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-11-14

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