物価で知る韓国 交通編【2003年】

釜山の交通費は激安です!!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。旅行でやってきたなら韓国内、釜山内での移動のため大衆交通を利用することも多いはず。そこで、今日は気になる釜山の交通費が一体どれぐらいなのかを徹底的に見てみましょう。
(100円≒974.84ウォン,2/12現在)


バス

市内バス
だんだんと値上がりを見せるバス代。2002年の12月にも100ウォン、200ウォンもの値上がりをしてしまい、釜山市民から大ブーイング。毎日のことですから200ウォンの差が大きいんでしょう。ちなみに、釜山市内では距離によって値段が変わることもありません。すぐ近くで降りようが、すごく遠くで降りようが同じ値段。日本では信じられないですよね。
一般バス  700ウォン
座席バス  1,400ウォン
特急座席バス  1,500ウォン
高速バス
地下鉄
どんどん高くなるバスの料金とは違い、緩やかな値上がりを見せる地下鉄。始発から終点まで乗っても700ウォンというのは脅威です。
1区間(約10駅間まで) 600ウォン
2区間(約11駅間以上) 700ウォン


タクシー
日本ではあまりの高さにちょっとのことでは乗ることのできないタクシー。韓国でもちょっと贅沢でもあるものの、でも、釜山市民はけっこうタクシーを使います。40分ほど乗っても日本円で約1,000円。これなら、ついつい頼ってしまいますよね。
一般タクシー  基本料金1,500ウォン
模範タクシー  基本料金2,000ウォン
※一般タクシーの場合最初の2kmまで1,500ウォン、その後172mあるいは42秒ごとに100ウォンずつ加算。深夜は0:00から4:00まで20%の割増料金。模範タクシーは、最初の2kmまで2,000ウォン、その後205mあるいは60秒ごとに200ウォンずつ加算されます。


汽車
釜山からソウルや、各地方に行く際に多く利用するのが汽車。なかなか快適で、お手頃なお値段なので人気の交通手段です。
※金(18時以降)・土・日:33,600ウォン
月・金(18時以前):31,900ウォン
火・水・木:28,600ウォン


飛行機
飛行機も日本と比べればかなりの安さ。でも、汽車やバスなどの他の手段がとにかく安いだけに「飛行機は贅沢」というイメージが強いようです。
※曜日によって多少の差があります。


釜山といえば忘れてはいけないのが、船の旅。交通費の安さはここでも健在です。東京−八丈島間の船と比べてみるとこんな感じです。
高速道路利用料
日本ではあまりにも高すぎてドライバー泣かせですが、釜山ではとっても安い。これなら、ドライブも行き放題じゃないですか。
ガソリン代
高速道路利用料金の安さとは相反し、ガソリン代(1リットル当たり)は意外に高いんです。楽しいはずのドライブもガソリン代でガクッときてしまいそうです。日本の場合、2003年2月現在、日本で一番ガソリンが安いと言われる地域では95円ぐらいだとか。ガソリン代が唯一、日本の安さ勝ちです。
韓国  / 日本
1,260ウォン  95円


駐車料金
日本の場合には車庫証明がないと車を購入することができませんが、韓国にはそんな決まりはありません。住宅街でも、繁華街でも道に不法駐車の車がずらっと並んでいるという恐ろしい光景を見ることができます。それには「駐車場は高い」という理由もあるようです。夏場になると海水浴場の駐車場は、30分1,500ウォンぐらいするそうです。
韓国  / 日本
30分 1,000ウォン  30分 300円


どうでしょうか?ガソリン代を除いては、安さすさまじく、日本との差も一目瞭然。これこそ物価の差なのでしょう。タクシーのあまりの安さに甘えて、旅行中ついついタクシーに乗ってしまいたくなりますが、大衆交通を利用すればさらにお安く、そしておもしろい異国文化体験もできるのでは。大衆交通もうまくつかって、効率よく釜山を回ってみてください。以上、プサンナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2003-02-12

ページTOPへ▲

その他の記事を見る