ナビ合同企画第7弾!イイ男とイイ女・男と女の事情

一番近くにいるのに、理解し難い「男心・女心」。更にお国が違えば、理解度は更に急降下。Navi各国では、皆さんどんな「男女事情」を抱えているのでしょうか…

こんにちは、NAVIグループ編集部です!春といえば、出会い、そして、恋の季節?と浮かれている、日本の読者の皆様。国際化が進むこの時代、決して次のお相手は「日本人」とは限りませんよ。今回NAVI企画は、ズバリ「男と女の事情」。一度チラっと目を通しておけば、この春の新たな出会い(インターナショナルな!?) に効力を発揮するかもしれません。

台北ナビ編集部編 ★

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◇ 台湾男女の褒められる点と改善すべき点は…
一般的に、台湾の男性は「優しい」といわれます。男性は女性に対して「相手の立場に立った」優しさを実現しようと頑張っています。たとえば重いものは持たせない、人前で相手への文句は言わない、家事や子育てはできる限り手伝うなど、全く手を出さない(?) 日本男児とは雲泥の差。それでも、日本教育を受けたおじいさん達の考え方は日本のような封建的なところが多く、男は家のことに手を出すな、という人もまだたくさんいるんだそう。しかし逆に、よく聞くのは「台湾男児はマザコンが多い」というところ(NAVIもたびたび思います)。ママがダメと言ったら外に遊びに行くのもダメ、大学の進学方面もママが決定するなど、すべてにおいて子供にはあまり決定権がなく、必ず最終的に親の意見に従うのが、台湾の慣例。

日本人の女性に比べて、台湾人女性は自分の意見をハッキリという人が多いと聞きます。言い換えれば、気が強い台湾人女性。そしてかなりのヤキモチ焼き。日本男児からいわせてもらえば「訳のわからない理由で突然怒りだす。いつも監視されてる気がする」といいますが、いやいや、日本人女性だって実は台湾人女性と大差なし!?ただ「いうことを我慢しているだけ」であって、内心いろんなことを考えているんですよ。ハッキリものをいうのがいいのか悪いのか、はてさて…。

◇ お互いの尽くし合い度…
未婚のカップルの場合、朝・昼・夕の三度の電話はほぼ義務。週末も必ずデートとしています。また、彼女や妻の送り迎えも彼や夫の日課(結婚して数年すると、回数は少なくなるそうですが)。例えば、大学生のカップルの場合、一時間目の送り迎え、そして一時間目の授業が終わってから、家に彼女を送り届け、三時間目の授業にまた彼女を送り迎えなんてこともよくあります。ましてや、彼女が風邪をひいたら、彼はすぐさま彼女の元に駆けつけ、病院に連れていきます。逆に彼が病気になったら、彼女だって彼を病院に連れていくんですよ。

デート費用は、一般的に男性が多めに負担しているようです。NAVIがお会いしたカップルは、交代でデート費用を負担しているといっていましたが、喧嘩した時だけ「割り勘」にするようで、台湾ではカップルの間で「割り勘」はタブーのようです(割り勘は他人という感じがするという意見がありました)。

デート費用に限らず、「彼女の携帯電話費用を彼が負担する」というのもよく聞きます。人によっては、家賃や食費の負担もしてもらうなんてことも…。でもこの話、女性同士ではあまりしません。男性同士では話すそうですが、女性同士だと「変な噂」になってしまいがちですよね…。
◇ 出会い・交際のきっかけは…
日本と同じく、クラスメイト・会社の同僚・趣味が高じて出会った、等がほとんど。お見合いもチラホラ聞きますが、メジャーではありません。現在よくあるのが、「外国人のお嫁さんをもらう」ということ。台湾では、長男が結婚せず子供がいないことは、非常に縁起が悪いとされているので、なかなか、縁に巡り合わない男性のもとへ、大陸や東南アジアから嫁いで来る外国人奥さんがたくさん。小学生の10%が、そのような外国人ママからとのハーフという説も浮上。今や台湾の民族構成はめまぐるしく変わっているのです。

◇ カップルの行動範囲
もちろん二人きりのデートもありますが、それよりも、友達も含めてみんなで一緒に遊びにいくのが一般的。なので、土日に台湾人の友達と遊びに行くときは、恋人もしくは夫・妻が同伴していることが大多数。台湾人にとって、初対面の人であっても自分の恋人や夫・妻を紹介することは特に苦ではありません。そのため、台湾では恋人・夫・妻の友人関係はほぼ同じです。逆に週末に一人で行動することはあまり多くありません。

一人でいるときは「勉強」に専念してしまう、学習意欲の高い台湾人。一人で何か趣味の世界に没頭するのは、日本に比べると比較的少なく(アニメ・ゲーム・漫画オタクを除き)、趣味をするにしても、みんなでワイワイ。趣味があれば恋人や妻・夫と共有してしまうという交際をしています。
◇ 男と女の結婚…台湾で結婚を果たすのは、そう簡単ではありません。
結婚にあたってはたくさんのタブーが存在する台湾。基本的に台湾では、両親の意見が絶対。両親がダメと言えば、どんなに長く付き合っていて、どんなに愛し合っていても、幸せな結婚ができないことが多くあり、世代間格差に現代の若者は苦しんでいるようです。代表的な親の反対意見はこんな感じ。

・相手の家庭と自分の家庭が釣り合わない(相手の職業や年収の面・ご両親の職業などで)
・彼女の学歴や実力が彼よりもよい(同等の学歴・実力はよし)
・四柱推命(伝統的占い・生まれた時刻から、その人の元々の人格がすべて判断できる)での相性が良くない
・歳の差が3-6-9歳である。歳の差9歳の場合は特に結婚しにくい

四柱推命や歳の差問題などは、現代の若者は信じなくなってきていますが、両親~祖父母世代はまだ根強く信じているので、両親の意見にを敬わなければならない台湾の若者にとって、大きな人生の悩みの種になりうるのです。
◇ お互いの家族との接し方
日本が会社社会ならば、台湾は家族社会。生活を支える基盤は「家族と家族の財産にありき」ととらえられています。結婚する前からもお互いの家族との交流は始まり、結婚後は更に密接になっていきます。
◇ なかなか面と向かって言えないこと
…を聞き出そうとしたのですが、なんと、「面と向かって言えないことなんてない。嫌なことは嫌とハッキリ言うんだ!」という意見ばかり。でも、しつこく聞いてみると中にはこんな意見も。「使えないプレゼントばかり贈ってくるから、いつも『こんなのいらない』っていうんだけど~」「実は支持政党が合わないんだよね。」「一般常識が乏しいから困る。旧正月ぐらいは、両親に挨拶に来てほしい」などなど、中には「結婚したいの~?」なんてかわいらしい意見もありました。

バンコクナビ編集部編 ★

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◇ タイ男女の褒められる点と改善すべき点は…
タイの男性は、良くも悪くも「甘え上手」。ニコニコ屈託のない笑顔と甘い言葉で、女性のご機嫌を取るのがとても上手。デート中は、彼女のバッグを(どんなに小さかろうと、いかに男性には不釣合いな可愛いデザインであろうとも)持ってあげるし、電車やバスの中では、妊婦さんやお年寄り(お坊さんも!)はもちろん、女性にもさっと席を譲ります。タイの男性は浮気性だといわれますが、それも人によるようです。ただ、男女ともに一旦恋人同士になってからのお互いに対するやきもち焼き度はすさまじく、「なんで電話に出ないんだ?」「あの人のこと見てたでしょう!」と、些細なことでも激しい喧嘩のタネになるようです。

◇ お互いの尽くし合い度…
食事に行くと(自分のスプーンで☆)おかずを取り分けてあげる、ペットボトルの水を買うとキャップを外してストローを挿して口元まで持っていってあげる、など、日本人からすればやりすぎでは?と思うようなサービス合戦が繰り広げられるのをよく目にします。また、日本人と一番違うところは「キットゥン(恋しい)」「ラック・ナ~(愛してるよ)」などの言葉を頻繁に(しかも照れは一切なし!)言うことですね。
◇ 出会い・交際のきっかけは…
友達の友達は友達!つまり知り合い=友達という感覚のタイ人、恋人として付き合うようになるのも、もとは友達という場合が多いようです。告白は男の子から、というのが常識でしたが、最近では逆の場合も増えてきているようです。

◇ カップルの行動範囲

若い人ほど「旅行は大勢で行った方が楽しい」「食事はみんなで食べたほうがおいしい」という考え方で、友達みんなで遊びにいくことが多いようです。
◇ 男と女の結婚…届けを出さないのがタイ流結婚!?
なんと式は挙げても婚姻届けを出さないことが多いタイ人の結婚。「フェーン」というタイ語が“恋人”のことだけではなく“夫婦”のことも指すように、結婚は婚姻届けの提出よりも同棲することを指す感覚があります。
◇ お互いの家族との接し方
友達の友達が友達なら、家族(夫・妻)の家族は家族。ということで、義理の関係でもまるで自分の家族のように接するパターンが多いようです。
◇ なかなか面と向かって言えないこと
「初めて観た映画だったから楽しそうにしてたけど、本当はアクション映画好きじゃないんです…」「食後のアイスはやめたほうがいいんじゃない?」「束縛しないで~」…などなど色々あるようです。

香港ナビ編集部編 ★

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◇ 香港男女の褒められる点と改善すべき点は… 
『香港の男性はとてもやさしい』というのは有名な話。旧英国領だったため、ある程度教育を受けている香港人男性のさりげなく女性を気遣う動作や言葉は、アジア人とは思えないほどスマート。ホテルやエアラインなどの接客業でも男性が女性と同様に活躍していることからわかるように、もともとホスピタリティ精神あふれる香港人男性だから、彼女や奥さんに対してのやさしさ、心遣いはなおさらです。ただその反面、やさしすぎる、優柔不断、頼りない、という声も香港人女性から聞かれます。そのため、香港では他のアジア諸国と比べ同性愛カップルが多いのです。やさしい男性を求めていない女性はたくましい女性を好きになり、たくましい女性を求めていない男性は、やさしい男性を好きになる、という具合。一方、香港人女性はというと、日本人女性と比べて自己主張がかなり強いといえます。ただそれは職場において男女平等が徹底されている香港では、女性らしい控えめな態度では厳しい競争社会を勝ち抜くことはできないから仕方のないこと。だからと言って彼女たちが四六時中『鉄の女』というわけではありません。一歩仕事を離れると、同じ人?と疑いたくなるほど甘え上手な寂しがり屋さんに豹変します。このON/OFFのギャップに驚き、そして惹かれてしまう男性も多いとか。

◇ お互いの尽くし合い度… 
交際中のカップルの場合、毎日最低2回の電話と、平日デートは基本毎日、最低週2回、もちろん週末は毎週デートというのが一般的。香港は街がとても狭いため、どこにいてもすぐに会えるというのも頻繁なデートの理由のひとつ。電話で彼女が『今すぐ会いたいわ』と甘えれば、彼はすぐに飛んできてくれます。

デート費用については、女性も男性に負けないくらい稼いでいるため、必ず男性が支払うという決まりはない模様。前回彼が払えば今回は彼女が払う、というように交互に支払いをしているカップルも多いようです。もちろん女性がマックをご馳走したら、男性はフランス料理をご馳走する、という感じで男性の方に面子(メンツ)を与えるのは中国人ならでは。ちなみに香港人カップルの街中での接触度の高さにはいつも驚かされます。電車内や人ごみの中での熱烈なキスや抱擁は、学生から社会人まで香港人カップルの間では半ば常識。二人羽折り状態(彼女を後ろから羽交い絞めのように抱きしめながら歩く!!)で器用に歩く若いカップルも少なくありません。これも彼が彼女を心から愛しているということを態度で常に表しているそうです。それにしても、ちょっとやり過ぎじゃない?と思うのはナビがそういうことには保守的な日本人だから?
◇ 出会い・交際のきっかけは…
香港でもクラスメイト、会社の同僚、友人の紹介で知り合ったというカップルがほとんど。それに加えて最近香港で流行っているのが、独身男女を対象としたお見合いパーティーです。通称『Table for six』と呼ばれ、結婚紹介所のような会社が主催するイベントです。高級レストランや会員制クラブなどで男女3人ずつ参加し、異性と出会う機会を得るというもの。働いてばかりでなかなか異性と出会うチャンスがない、というビジネスマンやOLの間で今人気があるそう。また『飯局』と呼ばれる、日本でいうコンパ形式の飲み会も盛んです。
◇ カップルの行動範囲  
香港でのデートの定番は、ショッピングモールでの買い物やカラオケ。彼女が行きたいという場所にはどこまでも着いていく香港人男性だから、デパートの下着売り場にまで堂々と入ってきます。一方、いわゆるゲームオタクも多く生息している香港。デートと言っては毎回家に彼女を呼び、えんえんと一人でゲームを続けるという男性も多いそう。これは香港人女性が一番嫌がるデートだそうです。日本と違うのは、どちらかの友人の集まりや食事会にカップルで参加することに抵抗を持つ人が少ないということ。日本人同士だと、週に何度も恋人とデートをしていると、同性の友人と疎遠になって、気がついたら誰もいなくなっていた、なんて話よく聞きますが、ここ香港ではそんな心配無用なようです。
◇ 男と女の結婚… 香港人男性が女性に求めることは…
香港も中国の一部ですから結婚となると親の意見を聞かなければいけません。でも絶対的に親に従わなければいけないという風習はありません。一番大切なのはお互いが愛し合っているということ。ただ結婚前に風水師に二人の相性を見てもらうというカップルも多いそうです。

香港人男性が結婚相手に求める条件は、『入得厨房、出得廳堂』(料理が上手で、外に出しても恥ずかしくないよくできた嫁)が一番だそうです。容姿よりも何よりも料理ができる、さすがは食の街、香港の男性は料理にこだわります。対して、香港人女性が結婚相手に求める条件は、家(マンション)を持っていること、車があること、家事を積極的に手伝ってくれること、だそうです。また披露宴を5つ星ホテルでできるかどうか、ということも新郎と新郎の家族の経済力を見極め、親戚一同への面子を保つ上で重要。ちなみに、香港人女性が結婚相手として憧れる職業は、弁護士、医者、会計士などの俗に言う『専業人士』の人たちだそうですよ。どこの国の女性でも考えることは同じですね。

◇ お互いの家族との接し方
未婚のカップルでも互いの家は頻繁に行き来します。新年のあいさつ周り『拝年』はもちろん、おばあちゃんの誕生日や記念日にも参加。結婚する前から、彼氏や彼女の家族が住んでいる家で同棲というのもよくある話です。もともと大勢で生活することになれている香港人だから、あっという間に打ち解けてしまうみたいです。
◇ なかなか面と向かって言えないこと
面と向かって言えないことは、面子を非常に気にする中国人ですから結構あるようです。例えばお互いに「仕事の能力が低い」、「考え方が間違っている」、「お金がない、甲斐性がない」など、パートナーの社会的なプライドを傷つける言葉は絶対にタブー。そのほか、お互いの家族の悪口なども禁句です。でも中には「実はもう好きではない…」というコメントも。これは国に関係なく誰でも言いにくいですね…。

上海ナビ編集部編 ★

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◇ 上海男女の褒められる点と改善すべき点は…
大陸の中で比較して、上海の男性は 1. 女性に優しい 2. 家事ができる、とよく言われます。奥さんや彼女に対してはモチロン、お母さんにも優しい男性が多く、ある意味マザコン気味かも。でもナビ個人の意見では、大人になっても自分の母親を好きっていえる息子って、なかなか素敵だな~と思います。家事は中国では夫婦分担が当たり前なのですが、上海の男性は特に料理ができる人が多いかも。また恐妻家が多いことでも知られる上海人男性、そのわりに外では結構遊んでるようです。

上海人女性はスタイルやオシャレのセンスが良くて、女性の目から見ても魅力的な人が多いですね。上昇志向が強く、これは仕事の面などでは良い方向へ向かうのでしょうが、付き合う相手選びにもまず条件(主に経済面)を優先するという、現実主義すぎる点が男性陣にとっては悩みの種。でも、そんなタカビーな所も魅力なのかも?

◇ とことん尽くしまくる上海人男性…
付き合っている彼女に対して、上海の男性はとにかくマメなんです。1日に何度も携帯やショートメールで「今何してるの?」「ゴハン食べた?」「寒いから厚着して出かけるようにね」「雨が降ってきたよ」「家に着いたら電話してね」…と、ウザイくらい連絡を入れるのが標準。デートの時は彼女のバッグを持ち、レストランでは料理を取り分けるなど世話を焼き、トイレに立つときもエスコート、とホストばりの尽くしっぷり。というのも上海の女の子たちは小さい頃から「尽くしてくれる男性を見つけるのが女性の幸せ」と言い聞かされて育っているんです。だから並みの尽くし方では振り向いてもらえないというわけ。上海の男性の優しさは、女王様体質な上海女性に鍛え上げられた賜物なんですね。

ところが場所が変わって北京では、上海人男性は人気ナシ。「男らしい男」を好む北京の女性たちにとって、優男=弱い男、というイメージがあるみたいですよ。
◇ 出会い・交際のきっかけは…
学校や職場で知り合うことが多く日本とあまり変わらない状況のようですが、最近上海ではお見合いも流行っているんだとか。と言っても堅苦しいものではなく、友達を通じて紹介してもらうんだそう。日本の合コンのような習慣はないみたいです。

◇ カップルの行動範囲
2人きりでデートしても、最後には友達と合流して大勢で集まることが多い上海人。カップルでしっとり過ごすよりもグループでワイワイ遊ぶのに適した場所が多いという、上海の夜遊び事情にもよるのかも。
◇ 男と女の結婚…家と車がなきゃ、結婚できない?!
上海に限らず大陸全土に言えることですが、結婚前に男性が家を買っておくのが常識なんです。女性側の両親も「家もない男に娘はやらん!」という考え方が一般的。不動産バブルの続く上海、収入が限られる若いうちに家を買うのは並大抵のことではありません。最近では「車」も必要条件に加わりつつあり、中国の男の子って本当に大変だな~と同情しちゃいます。

◇ お互いの家族との接し方
<未婚カップルの場合>
付き合い始めてすぐなど、まだ結婚の話が出ていなくても、実家に連れてきて紹介することは普通。ちなみに結婚前の同棲に関して両親の見方は寛容なようで、ほとんどのカップルが同棲期間を経てから結婚に到るんだとか。

<既婚カップルの場合>
上海人の場合、夕食は夫婦揃ってどちらかの実家へ食べに行くことが多いらしく、家族間の付き合いはかなり濃厚。また子供がいても夫婦ともに働くことが多い上海では、親が孫の面倒を見ることが多いんです。

◇ なかなか面と向かっていえないこと
<男性から女性へ>
・仕事中でもお構いなしに電話してくるワガママな彼女に困ってます。会議中だから掛けなおすって言ってるのに、「何で切るのよ?」って…。
・デートの時は彼女のショッピングも僕持ちなので、彼女が買い物に行きたいと言い出すのが怖い。

<女性から男性へ>
・たまに彼の携帯がつながらないのはナゼ?怪しい…。(面と向かっても言ってるけど)
・確かに上海の男の子は優しいけど、それがうわべだけだったらすぐにバレるわよ!

ソウルナビ編集部編 ★

韓国・ソウルの「男と女の事情」。今回は街で出会った20代のイケメン&美女10人にインタビューしたお答えと、ナビが今まで周辺の日韓カップル、地元カップルに聞いた話なんかもふまえてお伝えしましょう!
◇ 韓国男女の褒められる点と改善すべき点は…
まず、多くの日韓カップルの日本人女性から聞くのは、出会ったばかりのころの積極的なアタックと露骨な?!愛情表現&スキンシップは、アジアのイタリアとも言われる韓国ならでは。これが良いか悪いかは別にして・・・交際中の韓国男子はご飯もおごってくれるし、プレゼントをくれたり、連絡もマメにするし・・・と彼女に尽くす人が多い。とはいっても、韓国ではこれがフツー。女の子も当然だと思っているので、逆に日本人男子と付き合う韓国人女性は「連絡をくれない、冷たい・・・」と感じてしまうこともあるよう。

しかし・・・恋愛初期はこんなに熱烈でも、結婚すると「釣った魚に餌はやらん」といわんばかりにガラリと変わってしまうのが韓国男子。専業主婦の場合はもちろん、奥さんが仕事をしていても、旦那が積極的に家事・育児を手伝う、というのはまだまだ少数派。韓国の2大家族行事、旧正月と旧盆のときも、女性たちは一家の長男の家に集まった親戚、来客のためにせっせと料理をこしらえ、男性はお酒や料理を楽しむという慣習が今も続いています。

◇ お互いの尽くし合い度
付き合いはじめの猛烈アタックからラブコール&メッセージ、プレゼント攻勢など、恋愛中の韓国男子はかなりマメ男くん!その具体的な数字を聞いてみたところ、まず1日3回(朝・昼・晩)の電話、そして1日30~40回のケータイの文字メッセージは基本で、中には1日に100~200通ほどメッセージをやりとりする、という人も10人中3人も。20代後半の彼女と付き合って4年目の彼は、「恋愛初期は1日10回ぐらい電話してたけど、今はお互い面倒臭くて(笑)3回ぐらいに減ったかな」とのお答え。一方、20代後半の女の子からは「1日3回の電話はキホン中のキホン!これはもう彼女に興味がないか、別れる寸前と思っていいですよ」という意見も。そのほか、デートのときは彼女のカバンを持ってあげる男の子も多く(女の子のバックを持つのは個人的に嫌いという男の子4人中1人)、花束をプレゼントしたり、キレイだ~、美しい、服がよく似合ってる・・・といった彼女への褒め言葉も忘れません。
デート費用に関しては、もともと割り勘という感覚があまりない韓国では、基本的に年齢が上の人、男女間だったら男性が出すのがフツー。つまり、カップルの間ではほとんどの場合が彼氏もち(学生や若い人の場合、男性が年下の場合は割り勘、あるいは女性がおごることもあるよう・・・)。今回答えてくれた男女も、「ご飯は100%彼が出す」、あるいは、「たまに彼女が出す」という方がほとんど。その代わり、誕生日や記念日、イベントデーはお互いプレゼントをやりとりするよう。ん・・・韓国のカップルは交際中、イベントを計画したり、どっかに出かけたり、プレゼントを用意したり・・・とお互いマメじゃないと続きましぇん!
◇ 出会い・交際のきっかけは…
学校、職場、クラブ、習い事、学院などで出会ったとか、ソゲティング(紹介<ソゲ>ting→友達や知り合いの紹介を受けて1:1で会う)やミーティング(日本でいう合コン)で気が合って・・・という場合がほとんど。また結婚相手に関しては、結婚相談所などに登録し、マッソン(お見合い)で条件に合った相手を見つける人もいるよう。最近マスマス増えている国際結婚に関しては、多くの日韓カップルのように、留学・旅行中に出会うパターンもあれば、特に韓国の田舎の方に行くと、お嫁さん不足のために、中国、ベトナム、フィリピンなどの外国人妻を迎える集団お見合いツアーに参加して、結婚相手を見つける場合もあり。

◇ カップルの行動範囲
「デートのときに何をする?」と聞くと、みなさん口をそろえていうのが食事と映画。実際、週末や休みの日の韓国の映画館はカップルで溢れかえっているので、これはナットク。そのほかのお答えはショッピング、ミュージカル・公演鑑賞、遊園地・・・といったところ。ほとんどが市内の繁華街などで2人っきりでデートを楽しむよう。デートの回数は、毎日あれだけ連絡を取り合いながらも毎日会う、という人もいれば、週末や休みの日、記念日などにデートを楽しむ人も。

◇ 男と女の結婚…
韓国で結婚といえば、本人だけでなく、家と家の結婚という考え方がまだ一般的。ドラマのように親の反対を押し切って駆け落ち同然で結婚、というパターンも少数ながらあるものの、やはり両親の意見はかなり重要。そこで、「結婚したい彼氏・彼女が出来たとき、親に反対されたらどうするか?」と聞いてみると、男性の場合はお互いの愛があれば、自分の意見を突き通す、という答えが多かったのに対して、女性の場合は考え直す、あるいは結婚を諦める、というお答えがほとんどでした。やはり、女性の方が結婚に対して現実的で慎重なのかもしれません。
また、「結婚の条件を3つあげるとしたら?」と女性に聞いてみると、能力(学歴・経済力)、性格・人柄、外見と答えた人が一番多く、宗教を持っている場合は、このトップに宗教が入ります。さらに結婚の条件として根底にあるのが、「キリキリ(同じもの同士)」結婚。つまり同じような生活レベル(家柄)の人と結婚すると、のちに夫婦生活や家族・親戚との関係が円満だとも。これは、貧富の差が日本よりも大きい韓国では、あまりに相手と差があると、家族・親族一同が集まる行事時をはじめ何かと問題が生じる場合が多いからのよう。
◇ お互いの家族との接し方。
男女とも、恋愛初期の頃からお互い両親公認の仲、という方がほとんど。彼・彼氏のことを親に話すだけでなく、年齢が若いとお互い家に遊びに行ったりすることもあるよう。逆に両親や友達に紹介しないのは、2人の関係がはっきりしてないとか、まだ親に話すほどの相手じゃないとか、彼氏・彼女を公開したくない理由が何かあるのかと疑いを抱くとのこと。なので、両親に紹介することで、彼・彼女にとって自分が正式な恋人であることを確信できる契機でもあるよう。
◇ なかなか面と向かって言えないこと
男女ともに相手に言いたいことはその場で率直に言う、という人が多かったものの、強いて言えば???としつこく探ってみると、いくつか答えてくれました。まず男性は、彼女のたばこ、やつあたり、慣れてきて礼儀をわきまえないことなど。また女性からは、「体を張った壊れギャグは一挙に冷めちゃう。2人でいるときも、友達とみんなでいるときも、笑わせようとするのは分かるけど、顔もこんななって(ジェスチャー付き)、面白いどころかちょっと引く!」だとか、「自分より彼氏の方が知識がなかったり、能力がないと感じたとき、もっと勉強しろ!って思っちゃう・・・」といった、ちょっと辛辣な意見もありました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-04-17

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