くりりんの旅行記・第2弾!舞衣島の旅1泊2日

~日帰りもできる舞衣島にあえて1泊2日で・・・きれいな海とおいしいチョゲクイに満足!~

-名前 : くりりん /コメント : 今回の滞在期間は10日。ソウルもいいけど、最近は地方への小旅行が楽しい!前回の江原道に続き、2回目の旅行記です。-

今回はソウルからも行きやすい、仁川・舞衣島(ムイド)の旅の紹介です。
舞衣島は仁川空港から近い島で、ソウルからも1時間半くらいで行ける距離なので、日帰りでも十分行けますが、韓国に10日間滞在のうち、あえて1泊2日でゆっくり出かけて来ました!
くりりんにとって舞衣島は2回目の訪問ですが、今回は韓国人のお友達(ジウさん)との2人旅なので、より一層怖いものなしです^^
実は、舞衣島は海がきれいで、くりりんのお気に入りの場所なんです
6月は梅雨のシーズンですが、幸いにもお天気に恵まれた2日間でした。

1日目・6月24日(火)

2号線の堂山(タンサン)駅を降り、1番出口を出て大通り沿いを200mくらい行ったところにあるチョンノ薬局の前のバス停から、市外バス301番に乗って仁川の船着場近くまで向かいます。このバスは、永登浦駅(1号線)から出発し、堂山駅(2号線)、金浦空港、仁川空港などを経由し、仁川の海側へ向かう座席バスで、30分間隔くらいで運行しているようです。(料金:現金5700W、カード5400W)
バス停に着くと、タイミング良く、301番のバスが来たのでそのまま乗車。舞衣島入口(ムイドイック)で下車します。
ここから、舞衣島へ渡る船の乗り場=蚕津島(チャムジンド)船着場までは徒歩15分くらいかかります。歩くのが嫌な方は市外バスを仁川空港で降り、一般バスの222番(1000W)に乗り換え、蚕津島船着場まで行く方法もあります。
私たちは、昼食場所を探しながら歩いていくことに・・・舞衣島入口のバス停から信号を渡り、反対側の道を海側に歩いて行きます。
バス停を降りてすぐの所に、海産物センターがあります。ここにも何件か食堂がありますが、もう少し海辺のほうに向かって見ることに・・・この辺りは海の近くということで、やはり海産物がお勧めのようです。

特にチョゲクイ(貝の網焼き)は名物らしく、どの店も看板に掲げています。
お昼なので、私たちは簡単に食べられる、海鮮カルククス(1人前6000W)を食べることにしました。海鮮なので海老などの具も入っていますが、さすがアサリは身がプリプリしていて一番おいしく感じました!アサリはもともとカルククスの出汁によく使われる具材ですが、麺との相性もバッチリ!お腹がいっぱいで、麺は全部食べきれませんでしたが、おいしいアサリを残すのはもったいなくて、最後はアサリだけ選んで食べました(^^ゞ
お腹もいっぱいになって、元気も復活したので、船着場までまた歩き始めます。
韓国ドラマをいろいろ見た方は、この場所見覚えがあると思いますが、お昼を食べたこのお店から船着場まで向かうこの道・・・韓国ドラマ「天国の階段」でよく出た道です。主人公のクォン・サンウが車をかっ飛ばしたあの道です。その道を、私たちは、車でなく歩いて・・・。
もう少し歩いて・・・さぁ~船着場到着です。
乗船料は往復1人3000W(車で渡る場合、+車代2万W)です。券売所で券を買って乗船します。船に乗ったと思ったら、あっという間に到着です。乗船時間、わずか、3~5分ってところでしょうか。係りのおじさんが、「タ~ワッソヨ~(着きました~)」と言ってお客さんを出口に誘導していたのを無視して景色を見ていたら、日本語で「着きました~」って言われてしまいました(^^ゞやはり、ドラマの影響でここにも日本人がたくさん訪れているんでしょうか。フェリーのおじさんまで日本語を・・・(笑)
下船したら、いよいよここが舞衣島のクンムリ船着場です。
ここから、島めぐりはマウルバスに乗って行きます(1000W)。バスは緑の大型バスとワンボックスタイプの小型バスの2種類。どっちに当たるかは運?かも~(笑)ちなみに私たちが乗った小型バスはジェットコースター並みの猛スピードで、一緒に乗った韓国人の子は「ノリキグカッタ~(遊園地の乗り物みたい)」って言ってました^^
バスの出発時間まで少し時間があるみたいなので、舞衣島船着場前の売店で、お店のおばさんから島の情報収集も兼ねて、ひと休み・・・
舞衣島での見どころは、主に2か所。
1つ目は、ドラマ「天国の階段」のロケ地がある、ハナゲ海水浴場。2つ目は、映画「シルミド」のロケ地がある、その名も実尾島(シルミド)。
観光で気軽に訪れた時は、この2か所を回るのが一般的。その他、自然がきれいなので、夏には海水浴や、気候が良い時の登山などで訪れる方も多いようです。
今回、私たちは、特別な準備もなく来たので、一般観光のみ。
実尾島は、海が引き潮の時(海割れ)に島まで歩いて渡れるということですが、今日は時間が合わないので明日行くことにし、今日は「天国の階段」のロケ地がある、ハナゲ海岸に向かうことに・・・。

マウルバスを降りたら、入場料1人2000Wを支払い、海辺へ向かいます。海になぜ入場料?と思うかもしれませんが、ここはキャンプやバーベキューもできる場所で、その料金は自然保護やお掃除に使われる・・・ということです。

海辺に出たら、左側に建っている家が・・・そうです!「天国の階段」で使われた、別荘です。そして、チェ・ジウが最後に息を引き取る場所。そして、クォン・サンウがピアノを弾くのがこの海です。^^(なんで、わざわざ海でピアノ弾くんだよ~って突っ込んだ人多いでしょう^^)
そして、その後ろには、くりりんはまだ見てないのですが、これまたドラマ「カルチャビ オ・スジョン(ナイフ使い オ・スジョン)」で使われたという家です。こちらの家は、入場料2000Wで中まで見学できます。
家を一通り見学した後、砂浜でひと遊びと木陰で休憩したあと、マウルバスで港近くに戻ります。マウルバスに乗る時は、運転手さんに電話して迎えに来てもらうのがここのやり方!
バスの現在位置と、お客さんの乗り降り状況によって待ち時間が変わります。結局、私たちは電話してから20分~30分くらい待ちました!
夕食の場所、宿泊場所がまだ決まってないので、バスの運転手さんに教えてもらい、まずは夕食を食べる場所で降ろしてもらいました~。

夕食は、ここまできたらやはり、チョゲクイ(貝の網焼き)を食べたい・・・ということで、チョゲクイを選択。それと、サンナクチと呼ばれる、タコのお刺身を追加で。写真ではわかりませんが、実はこのタコちゃん、まだ生きてますよ~足が動いてるんです^^
チョゲ(貝)の種類は4~5種類。アサリ、ハマグリ、ホタテ、ミル貝、サザエ…などです。
その他、キムチなどのバンチャン(おかず)とチョゲタン(貝チゲ)も付きます。
食べながら、お店のおじさんに安い宿泊場所を探していることを伝えると、近くの民泊(日本で言う、民宿)を手配してくれました!
食べ終えた後、宿泊場所までおじさんが送ってくれて、今日は舞衣島で1泊します。

2日目・6月25日(水)

お天気は晴れ~強い日差しで日焼けが心配です^^
今日は、実尾島の海割れ時間に合わせて行き、実尾島へ歩いて渡る予定です。
今日の海割れ時間は12時40分くらい~夕方の5時くらいだそうです。海割れ時間は日によって違うので、事前に確認を・・・(船乗り場のインフォメーションか売店で)
民泊した場所から、実尾島の入り口までは、歩いて行ける距離なので、歩いて行きます。
実尾海水浴場入口(実尾遊園地)で入場料2000Wを払って海に向かいます。
海割れまではまだ時間もあるので、まずは、海水浴場内にある食堂で朝ごはん!
くりりんは、キムチチゲ定食、ジウさんは、カキ栄養ごはんです。
食べ終わっても、まだ渡れない状態のため、海辺の日陰で海割れを待ちます。海風が気持ち良かったです~
さ~!渡れるようになりました!
陸に近い部分は、飛び石で渡る状態なので、すべらないように注意しながら渡ります~
スリルあって、冒険気分でちょっと楽しい~!!
童心に返りながら、楽しんで渡ります~50mくらい渡ると、あとは砂浜です。
実尾島、着陸~!!
砂浜を歩いて行くと実尾島の撮影地へ行く道と書かれた看板がありその道を入っていくと、ちょっとした登山の感じの山の中をくぐり抜け、実尾島の撮影地に着きます。
使われたセットはすでにありませんが、何個か置かれた看板の写真で様子がわかります。
海にたどり着くと、岩場の小さな浜。スクリーン画面で見るより、ちょっとこじんまりと感じますね~。実尾島の映画が頭の中に少しずつ蘇ります。こんなところで、1日何も考えずにボーっと過ごしたいのは、やまやまですが、日焼けが怖いのと、海割れが終わってしまうと帰れないので、少し休憩した後、退散!舞衣島に戻ります。
実尾入口まで行き、バス乗り場で電話してバスを呼びだし、クンムリ船着場まで戻ります。
船が来るまで、船着場の前の売店で休憩。車で来た方たちも船待ちで並んでます!
朝が遅かったせいで、今日のお昼は抜き・・・おやつで済ませます!
来るときと同じように、また船に乗り、仁川側に戻ります。
乗船料は行きに往復分払っているので、帰りはそのまま乗るだけです。
船の中ではこんな光景が~。カモメにあげているのは、「セウカン」というお菓子。これ、韓国版「かっぱえびせん」です。
これは、この船の楽しみ方の1つでもあるんですよ~
やりたい方は、売店でセウカンを買ってから乗って下さいね~^^

帰りも、あっという間に対岸に到着!
222番のバスがちょうど止まっていたので、乗ることに・・・(料金1000W)
写真がないのですが、222番バスはソウルでよく見る青色のバスです。
バスに乗ると、昨日降りた、301番の舞衣島入口のバス停まで5分くらいです。
222番を降りたら、ちょうど、301番市外バスが・・・乗り継ぎもグットタイミングで1時間と少しバスに揺られて、昨日の出発点、堂山駅に到着です。

今回、私たちは、あえて1泊2日の旅行にしましたが、舞衣島は朝出発すれば、ソウルから十分に日帰りできますので、みなさんの予定に合わせて出かけてみると良いと思います。
まったくの自力で行く方法なので、韓国語のわからない方にはちょっと不安かもしれませんが、事前にバスや舞衣島のコースを調べておけばそれほど困難ではないような気がします。

ソウルに飽きた方や何回か韓国を訪れている方には気軽に楽しめる距離ではないかと思います。特にこれからの季節は、海風が気持ちいいですし、島のせいか、くりりんの想像以上に海の水や砂浜がきれいでした。韓国の夏はとても暑いので、ショッピングや食べ歩きばかりでなく、リゾート気分で海水浴なんてのはいかがでしょうか~^^ 

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-07-22

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