ユミの国立劇場で踊ってきました!

Flamenco-cal Carmen に出演!オーレッ!!

こんにちは、ユミです。この夏は日本に少ししか帰省せず、ほぼソウルで過ごしました。 それも、この日のため!9月11日、12日、国立劇場タルオルムホール(小劇場)での公演「Flamenco-cal Carmen」。去年に引き続き今年も舞台に立つことができて、最高に楽しかったです。

連日の練習が大変
公演に向けて練習は数ヶ月前から始まっていたのですが、公演1ヶ月前ぐらいから、一週間に4-5回と練習量が増えました。フラメンコはもちろん、演技指導を受けたり、小道具をそろえたりと、しなくてはならないこと、学ばなくてはならないことはてんこ盛り。仕事はあるは、練習はあるはで、疲れは溜まる一方・・・というのが本音。毎日、毎日、レッスンから帰ったら、日が変わっている・・・あら、午前様じゃないの・・・の状態が数週間続きました。それでも、最後までがんばれたのは「好きだから」。好きでないと、やっぱり続きませんよね。そして、先生やダンス仲間のおかげです。感謝、感謝。

リハーサルはこんな感じで
本番前日の9月10日。本番と同じように衣装を着てリハーサル。緊張はしたけれど、観客もいないし。全体的になぜかリラックスムード。そんなリラックスムードでいいのか?!
リラックスムードのスペイン人のみなさん。

リラックスムードのスペイン人のみなさん。

記念撮影もしちゃったりして。

記念撮影もしちゃったりして。

小道具がいっぱい。

小道具がいっぱい。

楽屋裏はこんな感じ。

楽屋裏はこんな感じ。

舞台裏から撮影。ホセと将校が戦っている。

舞台裏から撮影。ホセと将校が戦っている。

舞台裏からみた木。

舞台裏からみた木。

化粧中

化粧中


化粧が濃いのだ~
当日は、プロのメイクさんが化粧をしてくださったのですが、そりゃもう、舞台化粧なので、濃い、濃い。「あなた、どちらさん!?」「なに人ですか?」状態の顔。特にアイメイクがすごいのなんの。まぶたの上に、なんぼほどいろいろ描くんですか!

舞台化粧完成。二人とも東洋人だが・・・。

舞台化粧完成。二人とも東洋人だが・・・。

本番!1日目。
さて、本番初日。開演は午後7時半からだけど、出演者は午前中から会場に入ってスタンバイ。リハーサルはもちろんのこと、小道具の確認にも余念がありません。監督さん、照明さん、音響さん、みんな一丸となって最後の仕上げ。そして、楽屋裏で円陣をくんで気合を入れて、いざ出陣。公演全体の感想は、実はよく見てなかったので語れません。自分の出番のところでダンスを一生懸命踊るのと、小道具の準備や受け渡しのために舞台裏を駆け巡るのとで精一杯でした。友達が見に来てくれていたのですが、どこにいるのか探す余裕もありませんでした。

2日目の結果を生かす2日目
公演は二日間だけだったので、二日目=最終日。今日は日本の友達が見に来てくれました。ちなみに、R席7万ウォン、S席5万ウォン、A席3万ウォン。チケット代の分は、舞台を楽しんでもらわなくちゃ!
1日目の公演でいくつか指摘されたことがありました。
〇音楽が高かったり低かったりするところがあった。
〇「1,2,3」とカウントしている声が聞こえた。
〇あるダンスのシーンの見栄えが寂しい。
〇観客の立場として拍手をするタイミングがわからない。
〇終わり方がいまひとつだった。
など。
上記のことを踏まえて、2日目は少しでも良い公演をするために微調整がたくさん入りました。(微調整程度ではなかったかも)。
闘牛士の皆さん

闘牛士の皆さん

村の人はお花チェック

村の人はお花チェック

控え室にはモニターがあって、舞台の上の状況が確認できる。

控え室にはモニターがあって、舞台の上の状況が確認できる。


公演の後の打ち上げ!
公演は無事終了。そして、東大入口駅近くのお店でサンギョプサルで打ち上げ!舞台化粧のまま外に出ると、周りの人に驚かれるので、化粧を落として、ドすっぴんのまま打ち上げ会場へ。文字通り、飲めや、歌えやの大騒ぎ。貸切だったので他のお客さんに迷惑がかからなかったのでよかった・・・。ダンサーがほとんどなので踊る。スペイン舞踊の集団なのでスペイン語で歌う。手を叩く音がやたらでかい。韓国式にガンガン飲む。お店の人もびっくりしたと思います。お世話になりました。
サンギョプサルの煙が充満!

サンギョプサルの煙が充満!

先生もグビッ!

先生もグビッ!

踊りだしたか?!

踊りだしたか?!

いっき飲みのウェーブ。良い子はまねしないでね。

いっき飲みのウェーブ。良い子はまねしないでね。

進化系のラブショット。相手のひざの上に座って飲み干す。

進化系のラブショット。相手のひざの上に座って飲み干す。

ホセ役の役者さんは男前♪

ホセ役の役者さんは男前♪

カルメン役の先生と一緒に。本当にありがとうございました。

カルメン役の先生と一緒に。本当にありがとうございました。


韓国でステージに立ってみたい人!
韓国で長期滞在、もしくは住んでいる人なら、一番手っ取り早いのはダンススクール(ハグォン)に行くこと。大体のダンススクールでは1年に一度ぐらいの発表会をしています。本格的にしたい場合は、ダンスチームや舞踊団を持っているスクールにに入りましょう。上手になれば、メンバーとなって公演のチャンスがめぐってくるかもしれません。私も舞踊団に属しているので、時々どこかで踊っています。
韓国の大学では演劇学科や放送関係の学科が多い!
こちらで演劇などを大学で勉強してみるという手もあります!日本に比べると、演劇やダンス関係の学科がとっても多いので、そういう学科に留学をして舞台に立つチャンスを得るという方法もあります。今回一緒に舞台に立ったダンサー・俳優さんの中にも、演劇学科の学生さん、高校で演劇科目を教えている先生、プロのミュージカルダンサー、演劇学校の先生などが混じっていました。

お気に入りの舞台俳優さんに会いたい人!
とっても有名な舞台俳優さんに直接にお会いするのは、なかなかチャンスがないかもしれませんが、そういう俳優さんでない限り、公演終了後、会場の外で待っていたら、舞台メイク、舞台衣装のまま出てきます一緒に写真をとったり、プレゼントを渡すチャンス!

韓国は私にとっては異国の地。 外国で、現地の人と一緒に、ひとつの目標に向かって一生懸命練習し、公演を成功させたというのは、私にはとても価値のあることでした。公演が終わって、私の2009年の夏も終了といったところです。さて、溜まりに溜まった仕事が・・・あ~現実に引き戻されるユミでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-10-07

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