冬のスイーツ特集!【2010年】

寒い冬にあま~いスイーツで、心もカラダもあったまる~!

こんにちは!ソウルナビです。今年も行ってきました、冬のスイーツ食べ歩き!厳しいソウルの冬も甘いスイーツがあれば癒される!?今年は全部で11軒、たーっくさんのスイーツが登場しますよ!それではさっそく、行ってみよ!!

◆◆明洞エリア◆◆

まずは、ソウル中心部に位置するソウル一の繁華街、たくさんの人やお店が集まる明洞(ミョンドン)へ!!こちらは他のエリアと比べて個人経営のカフェよりも、チェーン店や他エリアに本店のあるお店の支店が多いトコロ。中でも気になる、この二軒へ行ってみました~。

 ■Homestead Coffee(明洞店) ~ホームステッド・コーヒー~
お洒落エリア、狎鴎亭(アックジョン)に本店のある「Homestead Coffee」。フルーツなどのトッピングがたっぷりのったワッフルやトーストが美味しいと評判!本店の狎鴎亭店もステキな雰囲気だけれど、アクセスも便利な明洞にあるときたらこれはチェックしておかないと!っと、まずはこちらへ~。この明洞店、以前は地下鉄ミョンドン駅の近くにあったのですが、そちらは閉店しここ乙ウルチロイック(支路入口)駅の近くに数ヶ月前にオープン。どどーんと大きな3階建て、ホームステッドらしいナチュラルな木造りの外観が目を引きます!

さっそくメニューをチェックすると、ワッフルやトーストのバリエーションはいろいろ。ハンバーガーやサンドイッチ、スープ、ブランチセットプレートなんかもあるんですね~~。日本語の表記もあります。
 ☆Huckleberry Waffle(ハックルベリー・ワッフル) 11,500ウォン

たくさんのメニューの中から選んだのは、一番の人気メニューというコチラ!数種類のフルーツと生クリーム、それからブルーベリーソースがたっぷりトッピングされた「ハックルベリー・ワッフル」。ワッフルのメニューはこの他に「キャラメル・ワッフル」と大きなバナナがのった「モンキー・ワッフル」があり。


注文してからしばらくすると、ワッフルの登場!

「わ~~~!!」
「すごいっ!サンプルの写真より、豪華かも!?」
(あっきー)「うっわー、おいしそ~~」

(あっきー)「うっわー、おいしそ~~」

(おたみ)「盛り付けはかなり豪華!」<br>(まりも)「うふふふ・・・」

(おたみ)「盛り付けはかなり豪華!」
(まりも)「うふふふ・・・」

生クリームがモリモリと!!

生クリームがモリモリと!!

では食べてみましょう~~。

「ん、このワッフルの生地、なんか普通のと違う!?」
「柔らかいし、何だかパンケーキっぽい?シナモンの香りもかすかにするような・・・」
「ワッフルだったら、外はサクッ、中はふんわり、を期待するけれど、これはこれで美味しい!!」
「うん、ちょっと独特だけど美味しい~。」
「このブルーベリーソースもイケる!安っぽいかんじがしないなー」
「ワッフルに染みたのがまたオイシイ!」
「アイスもちゃんとしてるし、別の容器に入ってるのがイイね!」
「いやー、めっちゃ美味しい!!!」
「値段も最初は高いかな?って思ったけど、このボリュームと味なら納得~」

 ■Krispy Kreme Doughnuts(明洞店) ~クリスピー・クリーム・ドーナツ~

日本でもおなじみ、アメリカから来たドーナツチェーン店「クリスピー・クリーム・ドーナツ」。お店の前を通りかかると、クリスマス仕様の期間限定ドーナツと、日本では未発売のマフィン類の広告が。今度はコレをチェック!!人通りも多い「ミョンドンギル(明洞通り)」に面した明洞店はいつもお客さんでいっぱい。ナビたちも行列に並びます~。
注文したのはこちらの四つ!まずクリスマス仕様のドーナツからは「クロンチ・スノメン(クランチ・スノーマン)」1,500ウォン、「パイントゥリ(パイントゥリー)」1,500ウォン。アイスのように棒にささっていて可愛さ倍増。日本でもスノーマン型のクリスマスドーナツはセットで出ているらしいですね。単品からでも注文できる韓国のスノーマンとパインツリーは12月いっぱい販売しているそう。

そしてマフィンのようなのは「クラピン(Kruffin、クラフィン)」と「プロパチュ(Pull Aparts、プルアパーツ)」の二種類。「クラピン(クラフィン)」は「クリスピー・クリームのマフィン」を略した商品名、また「プロパチュ(プルアパーツ)」は「“Pull=ひっぱる”と、“Aparts=ばらばらになったもの”」という意味だそうで、手で簡単にちぎって食べられるもちもちパンなんだとか。それぞれいくつか種類のある中から、「オリジノル・クロピン(オリジナル・クラフィン)」2,600ウォンと「チジュ・プロパチュ(チーズ・プルアパーツ)」2,800ウォンをセレクト。
「中のクリームは何かな~~!?」

「中のクリームは何かな~~!?」

「スノーマンとパイントゥリーは、こんなカンジ!」

「スノーマンとパイントゥリーは、こんなカンジ!」

じゃ、まずオリジナル・クロピンから・・・

「クロピン、意外とあっさり~。想像していた“マフィン”ってカンジとは、ちょっと違うかも!?」
「チーズのほうはモチモチしてるね~。中までチーズが入ってる!こっちもさっぱり系だし、朝ご飯にこれとコーヒーなんていいかも~」

「クリスマスドーナツのほうは、っと・・・うーん、この雪だるま、切るのがかわいそう!?」
「かなりカワイイよね~~」
(思いきって、フォークをグサッ!)
「ん、雪だるまの中身はチョコクリームだ~」
「パインツリーは・・・黄色いクリーム。やっぱりパイン味?」
「ん、コレ、カスタードクリームのような??」(←“パイン”ツリーということで、パイナップルクリームが入っていると勘違いしていた3人。)
「それにしても、どっちもちょっとクリーム少なめ!?」
「ま、これは見た目の可愛さがポイントだよね!クリスマス気分アップ!」
★お店の場所と情報はコチラ!

◆◆弘大エリア◆◆

カフェが多く点在し、美味しいと評判だったりユニークなスイーツがあったりするお店もいっぱいの弘大(ホンデ)エリア。気になるお店はたくさんあるけれど、現地でも特に話題になっているこちら3軒へ。この弘大エリアへは、おたみさん、あっきー、まりもの3人に加えて韓国人ナビスタッフのヘリンちゃんも一緒に、4人でゴー!

 ■Raksheme ~ラッスィミ(ラクシミ)~

今年の秋にオープンしたばかりなのに、現地ブログなどですでに話題になっているこちらのお店。油を使わない低カロリーのスチームケーキとドーナツがウリとか!?合言葉は「No Fat, Yes Diet」!!一体どんなケーキとドーナツ!??
小ぢんまりと可愛らしいお店に入ると、ウワサのケーキとドーナツがズラズラずらり~。ケーキはどうやらカップケーキのよう。優しい色合いだけどカラフルなケーキとドーナツ。味のバリエーションもたくさんあり、どれにしようか悩んでいると、お店のスタッフが試食をすすめてくれました。そしてみんな、一つずつ選ぶことに!
おたみさんは<br>「クレブセルロドゥ(クラブ・サラダ)」1,700ウォン

おたみさんは
「クレブセルロドゥ(クラブ・サラダ)」1,700ウォン

あっきーは<br>「ドブルチジュ(ダブルチーズ)」2,300ウォン

あっきーは
「ドブルチジュ(ダブルチーズ)」2,300ウォン

まりもは<br>「レモンピル・ドノッ(レモンピール・ドーナツ)」1,400ウォン

まりもは
「レモンピル・ドノッ(レモンピール・ドーナツ)」1,400ウォン

ヘリンちゃんは<br>「ピノッシグムチ(ピーナツほうれん草)」1,400ウォン

ヘリンちゃんは
「ピノッシグムチ(ピーナツほうれん草)」1,400ウォン

では、試食~。

「ん、これ蒸しパンだね。」
「でもいろんな種類があるし、どれも優しい味~」
「モチモチしてる!」

「レモンピールドーナツ、美味しい!」
「一番味がはっきりしてるかもね~」

「シグムチ(ほうれん草)は・・・ん、ほうれん草の味、するような、しないような・・・」
「でも一番ヘルシーっぽい!?」

「チーズはダブルチーズっていうだけあって、確かにチーズたっぷり!」

「サラダは、惣菜パンっぽいかな?ほんのり甘い味も」
「朝ご飯にいいんじゃない!?」
「あ、カニもちゃんと入ってる!カニカマだけど。」
「コレ、今度来たら、また買ってしまいそう~~」
クラブサラダ

クラブサラダ

ダブルチーズ

ダブルチーズ

レモンピールとピーナツほうれん草のドーナツ

レモンピールとピーナツほうれん草のドーナツ

ちなみにケーキとドーナツは同じ種類の味があるものも。カップケーキのほうはドーナツよりもサイズが大きいだけじゃなく、具もたくさん入っているそうですよ。そして現地の女の子たちに特に人気の味は、シナモン、モカ、レモンだそう!

 ■LE PETIT FOUR ~ルップッティプ(ルプチフール)~

フランス、パリの料理学校やレストランで修行をしたというオーナーパティシエが作るスイーツが並び、その見た目のカワイさと味で評判のお店。さきほどの「Raksheme」と同じ「西橋プルジオ商街」というビルにあり。メニューは主にケーキ、マカロン、小さなカップに入ったプチ・ジェラートなどで、ショーケースの中から選んでスタッフにとってもらいます。
4人が選んだのはこちら!

サンタルギ・チョコパッピンケイク(山いちご・チョコポッピング・ケーキ) 6,400ウォン
メルバマカロン 2,300ウォン
モンブラン 2,000ウォン
レモン味のケプシュルジェラット(カプセルジェラート) 2,500ウォン
タルギ(いちご)のケプシュルジェラット 2,200ウォン
モンブラン

モンブラン

レモン味のカプセルジェラート

レモン味のカプセルジェラート

いちご味のカプセルジェラート

いちご味のカプセルジェラート

メルバマカロン

メルバマカロン

サンタルギ・チョコパッピンケイク

サンタルギ・チョコパッピンケイク

「どれもすっごくカワイイね!!」

「チョコケーキの下の部分、なんかプチプチはじけるようなものが入ってる!?」
「ヨーロッパのほうのケーキではよくあるそうだよ~」 「へえ~~」
「チョコが濃厚で、ほのかに山イチゴの酸味も感じられるし、おいしい!」

「マカロンの“メルバ”って何だ!?」
「サンドされているこのソースじゃない?桃とかが入ってるらしいよ。」
「ん、ナッツもちょっと入ってる?!」

「モンブランって韓国ではなかなか見ないよね!」
「久しぶりにモンブランらしいモンブランを食べたような気がする~~」

「プチサイズのジェラートはなめらか~」
「甘すぎずさっぱりしてていいね。ちょっとシャーベットっぽいかな。」
「このジェラートもマカロンも、ちっちゃくてカラフルでかわいいから、いくつか箱に詰めて手土産にすると喜ばれそう~~」

 ■Be Sweet On ~ビースイートオン~

こちらは弘大正門近くの、カフェと洋服屋さんが並ぶ通りにあるデザートカフェ。マスカルポーネチーズを使った正統ティラミスや芸術作品のように盛り付けられたスイーツが評判とか!?さっそくこのティラミスと、特に現地ブログで話題の「タルト・タタン」、それからヘリンちゃんおススメの「オレンジ・エイド」を注文!
tiramisu(ティラミス) 5,800ウォン

「おお、チョコが斜めに!なかなかスタイリッシュ!!」
「お味はかなりマイルド~。柔らかくて溶けるカンジ」
「鍾路にあるケーキが有名なお店“Themselves”のティラミスに似ている!?」
tarte tatin(タルト・タタン) 8,900ウォン

「わわっ、アイスが溶けて落ちる~~」
「あつあつパイの上に冷たいバニラアイス、それに薄切りリンゴの焼いたヤツ(?)がスゴイ盛り付けだね~~」
「中にはカスタードっぽいクリームも~」
「パイは普通のアップルパイっぽい!?もう少し香ばしさが欲しいような気も・・・」
「でも熱いパイに冷たいアイスをつけて食べると、オイシ!!」
オレンジエイド、紅茶

ドリンクも本格的なものが揃っているこちらのメニュー。オレンジエイドと一緒に、フランス老舗紅茶メーカーの「Mariage Freres」があったので「marco polo」も注文!

「オレンジエイド、シャーベットがのってるんだー」
「キレイ!」

「韓国ってカフェでもティーパックの紅茶が多いのに、ここはちゃんとした葉っぱの紅茶のメーカーも種類たくさんあってイイね!」
★お店の場所と情報はコチラ!

◆◆新沙洞カロスキル&狎鴎亭・清潭エリア◆◆

お次は漢江(ハンガン)の南側、お洒落なお店の多い新沙(シンサ)洞、狎鴎亭(アックジョン)洞、清潭(チョンンダム)洞のあたりへ!

 ■HANS(狎鴎亭店) ~ハンス~

韓国在住の日本人ナビ友が、韓国で一番おいしいケーキ屋!と言っていたのでまずはこちらの狎鴎亭店へ行ってみることに。「HANS」はソウル市内や近郊に10店舗余りのお店があります。お店に入ると、ショーケースにはケーキがズラリ。どれにしよっかな~~
みんなが選んだケーキは・・・

センクリムケイク(生クリームケーキ) 3,200ウォン
マロンタルト 3,600ウォン
サルグタルト(あんずタルト) 2,800ウォン

「わ、お値段かなり安くない!??」
「韓国ではなかなかない、いちごショート。どんな味か期待!!」
では、試食~~

「期待のいちごショート、意外とスポンジ生地がしっかりとしてる!?」
「このスポンジにサンドされてるのはイチゴジャム??」

「あんずタルトは結構酸味がきいてるかも~?」

「んー、マロンタルトが一番イケてる。下はチョコだね。ここも美味しぃ~」
「韓国っていちごショートもそうだけど、モンブラン系も滅多にないよね」
「もう少しマロンの風味が濃くてもいいかな~」

「それにしても、チェーンのお店のケーキなんかと比べたらちゃんとしているのに、このお値段はやっぱりリーズナブルだよね!」

 ■Maman Gateau ~ママンギャット(ママンガトー)~

さて今度はオシャレ通り「カロスキル」へ移動~。たくさんのカフェがあつまる中でも、特にスイーツ類が充実していて美味しいとウワサの「Maman Gateau」へ。フランスの有名な料理・製菓スクール「ル・コルドンブルー」出身のオーナーシェフや海外の製菓学校で学んだパティシエたちのレシピによって作られるスイーツが人気とか!カロスキルのカフェらしくインテリアがお洒落な店内にはクッキングスタジオもあり、スイーツ講座も開かれるそうですよ。
「わ、おもしろい形!!」

「わ、おもしろい形!!」

遊んでしまいますー

遊んでしまいますー

クッキングスタジオの中は~?

クッキングスタジオの中は~?

様々なスイーツメニューがあるなか、こちらで特に有名なのはキャラメル系のお菓子。生キャラメルにキャラメルロールケーキ、キャラメル入りフォンダン・オ・ショコラなどどれも気になるものばかり。一番人気をおうかがいしたところキャラメルロールケーキだというので注文しようと思ったら、店員さん曰く「すみません、今日は品切れなんですー」・・・がーん。ということでその他のおススメ「キャラメル・パリブレスト」と「フォンダンショコラ・オ・キャラメル」に。
Caramel Paris-Brest(キャラメル・パリブレスト) 5,500ウォン

「盛り付けがカワイイ!」
「キャラメル味は控えめ!?バタークリームと混ぜてるのかな~」
「生地はちょっと固め。シュー生地というよりもカリカリしている!?香ばしくてお味はいいけど・・・」
Fondant Chocolat au Caramel(フォンダンショコラ・オ・キャラメル) 3,500ウォン

「カップに入ったタイプだね」
「かなりミニサイズ!」
「ちょっといただくのにいいかも~」
「あ~、チョコが濃厚でアツアツだからあったまるー。冬にぴったり」
「キャラメルの味はあんまりしないけど・・・中にナッツとかフルーツピールとかも入ってるよ」

 ■Cafe Table ~カフェ・テーブル~

ソウル一の高級エリア、清潭洞の、ブティックやギャラリー、レストランの入ったビル「Table2025」の地下(実質は1階)にあるカフェ。現地情報では、何でも見た目のすごいケーキがあるとか~。入口が分からず、中庭のテラス席から突撃入店!?
中に入ると、さすがこのエリアのカフェ、落ち着いた雰囲気~。静かです・・・。パンやマカロンも並ぶ店内で、ショーケースの中にウワサのケーキを発見!!
「これこれ、このモリモリとフルーツがのったやつ!!」
ノッチャタルト(緑茶タルト) 14,000ウォン

「デカイ!!」
「それにこの埋まっている(?)フルーツ!」
「緑茶のあざやかな緑色も、何とも・・・」
「さらにフルーツやアイスもデコレーションされてるねー」

「こんなの、初めて見たぁ~~!!」
「いっただき~~」 「いっただき~~」 「いっただき~~」

「いっただき~~」

「緑茶の部分、甘さはかなり控えめ!」
「緑茶の味が濃厚だね~」(スタッフにきいたところ、これはムースだそうです。)
「わ、シュー皮も埋もれている!?」
「あんこも入ってる!?」
「下の部分はクリームチーズケーキだ~~」

「トッピングのアイスもおいしい~。本格的なものが使われているっぽいよ!?」
(スタッフ曰く、「イタリアから輸入されているジェラートアイスです。」)
「びっくりするくらい大きいけど、本体の緑茶は甘さ控えめだし、フルーツやアイスもたっぷりだし、シュー皮やあずき、チーズケーキのサプライズも隠れているしで、飽きずに食べられるね!」
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◆◆三清洞エリア◆◆

韓国の古い伝統家屋、韓屋(ハノッ)がたくさん残っていて、その韓屋をそのまま利用したお店がいっぱいある三清洞(サムチョンドン)。もちろん、そんなカフェもたくさんあるこのエリアでは、こちらの3軒にゴー!!

 ■J’s Kitchen ~ジェイズ・キッチン~

まずは一軒めは「J’s Kitchen」。こちらは独学でお菓子作りを学んだオーナーが作る、デザインケーキが有名。そのほか、すべて有機農の小麦粉とミルクバターを使い、砂糖も控えめにしているというケーキやクッキーなどもあり、中でも「スノーショコラ」というオリジナルスイーツが人気というウワサ。一体、どんなの!?

お店に入ると、ナツメ茶の香りがふわり。お店で作っているよう。手作り伝統茶もいただけるみたいです。2階建てになっており、1階にあるショーケースのレジで注文するとテーブルまで運んでくれるという仕組み。さっそく「スノーショコラ」を注文すると、「15分ほどかかりますよ。」と店長さん。注文が出てからオーブンで焼くんですね。テーブルのある2階へ上がって待つことに。独特なインテリアがステキ~。狭めの空間が妙に落ち着きます。
スノーショコラ 13,000ウォン

きくところによると、このスノーショコラの正体は、アイスクリームにメレンゲをかぶせて焼いたものとか。その上にチョコレートソースとパウダーシュガー、そして山イチゴのトッピングが。

「メレンゲはカリっとしてる!?」
「でも食べると柔らかい~」
「ほのかな甘みがいいね!今までメレンゲってそんなに好きなほうじゃなかったけど、これは美味しい!」
「あ、アイスが出てきた~~」
「抹茶アイス?チョコ味のも、二種類入ってるんだね!」
「焼いたメレンゲにアイスの組み合わせ、なかなかイケル!」
「アイスも美味しい~」
「土台はチョコケーキ?」
「これは今までにない、ほんとにお店のオリジナルだね。」

あとできいてみると、アイスは韓国のアイスクリームチェーン、「Natuur」(ナットゥル)のものでした~。

 ■佳画堂 ~カファダン~

三清洞といえば、韓屋カフェ!2軒めは伝統茶の専門店「佳画堂」(カファダン)へ。伝統茶がメインだけれど、お茶を注文するとお餅などの伝統菓子がたくさん付いて出てくるというウワサをききつけてやってきました~。ほそーい路地の奥の、さらに細い階段を上ったところにあるこちらのお店。中庭を囲むようにして建っている小さな韓屋へは靴を脱いで上がります。
伝統韓屋のお店だけれど、店内の床はなんと畳!オンドル(韓国の床暖房)もついているから、寒い冬でもぽかぽか。中庭も見渡せて和みます~。
さて、ここでは一つずつ伝統茶を注文!みんなが選んだのは、五味子茶(オミジャチャ)、カリン茶、えごま茶。お値段は全て8,000ウォンで、お店で手づくりしたものだそう。これに伝統菓子が付きます。

まずはお茶から。お味はどうですか~~?
「えごま茶って珍しいよね~。初めてきいた。」
「あ、確かにえごまの香りが」
「甘いえごま味ってどうかなーと思ったけど、飲みやすくて意外と美味しい!」
「アズキも入ってる!?」

「五味子茶は浮かんでる小さな花がカワイイね!」
「(食べてみる)リンゴみたい」
「こっちの黒っぽいのは、五味子の実?・・・(食べてみる)うわっ、強烈な味!五味子の実って、こんな味だったんだ~~」

「カリン茶は、かなりまったり味~。」
えごま茶

えごま茶

五味子茶

五味子茶

かりん茶

かりん茶

「あっ」

「あっ」

「小豆だ~」

「小豆だ~」

コレがリンゴの花と五味子の実

コレがリンゴの花と五味子の実

では、サービスのお餅をどうぞ~

「カワイイ伝統菓子が三種類も~~」
「これはサービスとは思えないくらいの量だよ」
「盛り付けもスバラシイ!」
「いろんな種類が試せるからいいね」

(スタッフ)「お餅の種類は日替わりで、その日によって違うんですよ~」
「へえ~、何度きても楽しめそう!」
「ふう、あったまる~」

「ふう、あったまる~」

最後にはなんと、ヨモギ茶のサービスまで!

最後にはなんと、ヨモギ茶のサービスまで!


 ■ヒドンア・オンマダ

三清洞をぶらぶらしていると、気になるスイーツの写真を発見!韓国の土鍋「トゥッペギ」に入ったパッチュッ(小豆粥)!?これはチェックしておかないと~~っと、今回の食べ歩き最後のお店「ヒドンア・オンマダ」へ突撃~!!
こちらも韓屋を利用したカフェのよう。少し路地へ入ったところに小ぢんまりと建っています。中に入ると、可愛らしいインテリアで飾られたラブリーな雰囲気!若い韓国人の女の子で賑わっています~。注文はレジで。メニュー表をチェックして、表の写真で見たトゥッペギ入り小豆粥と、こちらも伝統系スイーツ、お餅のパイをセレクト!
ミニトゥッペギ・トンパッチュッ(小さいトゥッペギ入り粒小豆粥) 7,000ウォン

「ミニトゥッペギというだけあって、かなりちっちゃいね~」
「でもぎっしり入っているから、量は結構ありそう!?」
「お餅がのってるね。ハート型のもあってかわいい~」
「中にもお餅とかいろいろ入ってる~」
「あずきは甘すぎず、香ばしくて美味しい!」(国産小豆を使ったお店手作りだそう。)
「小豆粥って苦手なイメージがあるけど、これは美味しい~」
「保温性の良いトゥッペギに入っているから、いつまでも温か。まさに冬のスイーツだね!」
トンパッ・キョンガリュ・チャプサルパイ(粒小豆とナッツ類のお餅パイ) 6,000ウォン

「ナッツがいっぱい!」
「大粒だし香ばしくて美味しい~」
「普通はパイ生地のところが、ほんとに全部お餅なんだ~。ミミの部分まで!」
「ヘルシーだし、これは新しいね~」
★それぞれのお店の位置と詳しい情報はこちら~

★★★ベストスリー発表~!!★★★

さて、例年以上にたくさんの種類のスイーツにトライした今回!全11店、小さなお餅や一口サイズのものまで合わせると、なんと28種類!!この中から三人が選んだベストスリー、結果はいかに!?

●おたみさん
 ☆☆1位☆☆
弘大「Raksheme」のスチームケーキ&ドーナツ

普段でも気軽に食べたいお店。
韓国で初めて食べた蒸しパンに感動して、なんと1位に…。味もいろいろあり、食事がわりに、おやつに、気分によって?!選べるのもいいかも。
 ☆☆2位☆☆
明洞「Homestead Coffee」のワッフル

ショッピングの合間の一休みに寄りたいお店。
最近このタイプのワッフルはどこでも食べられますが、ココの特徴はワッフルがシナモン?入りで、しっとり&もちっとしたホットケーキみたいなところ。だからといって、しんなりすることもなく、アイスクリーム2種&甘すぎないブルーベリーソース&こってりしてない生クリームがぴったりマッチ。あっという間に食べてしまいました。アイスクリームも別の器入りで出てくるのがまたグッド。
 ☆☆3位☆☆
弘大「LE PETIT FOUR」のマカロン

ゆっくりティータイムしたいときに来たいお店。
マカロンはあまり好みではないんですが、サクッとしつつも弾力があるのが気にいりました。ケーキやジェラートもあり、見た目もかわいくて、いろいろと選ぶ楽しみもあり。
●あっきー
 ☆☆1位☆☆
明洞「Homestead Coffee」のワッフル

楽しくなるような見た目の豪華さもいいけれど、何よりパンケーキみたいなワッフル生地が美味しい!普通のワッフルとはちょっと違ってかなり軽めの食感。なので、かなりのボリュームにもかかわらず意外とペロリといただけます。ブルーベリーソースもちゃんとしていて、これがワッフルに染みたのもまた美味。生クリームをつけたり冷たいアイスと一緒に食べたり、とにかく飽きずに食べられます。ソウルにあふれているワッフルの中でも、一番のお気に入りかも!
 ☆☆2位☆☆
三清洞「J’s Kitchen」のスノーショコラ

ほんのり温かいメレンゲのさくっとした柔らかい食感と程よい甘みにノックアウト。見た目の可愛らしさや、アイデアの斬新さもイイ!そして中のアイスは大好きなナットゥルのものなので、またポイントアップです。個性的なお店のインテリアや雰囲気も好きだし、ちょっと遠いけれど頑張ってでも行きたい!
 ☆☆3位☆☆
三清洞「ヒドンア・オンマダ」のトゥッペギ入り小豆粥

もともと韓国のパッチュッ(小豆粥)はちょっと苦手で、小豆自体もそこまで好きってわけではないのですが、これは自然な甘みと香ばしさが際立つ粒々アズキが美味しかった~。トゥッペギに入っているというイベント性も面白いし、アズキ以外にも餅やナッツみたいな具が入っているところもグッド。同じお店のお餅のタルトもおいしかったな~。どちらも食べると温まる、まさに冬にぴったりのスイーツなのでは!?
●まりも
 ☆☆1位☆☆
清潭洞「Café Table」の緑茶タルト

森をイメージしてデザインしたようなケーキ。見た目もすごいけど、味もすごい!山盛りの抹茶の物体はクリームとムースとブリュレの間をとった不思議な感じで甘すぎず、抹茶味は濃厚。下の土台はレアチーズもとっても濃厚!!韓国でのチーズケーキの濃厚さに物足りない人にはぜひ試してもらいたい濃さ。タルト生地も私の好みでカリカリ。ケーキの大きさとアイスやフルーツのデコレーション、お店の雰囲気を踏まえるとこの金額も決して高くはない。味、見た目の斬新さ、背もたれの長いイス全てが私の好みでした。
 ☆☆2位☆☆
弘大「Raksheme」のスチームドーナツ(レモンピール)

心の底から甘いのが食べたいっ!って時には少し物足りないかもしれないけどこのドーナツが2位。何でかっていうと、もちろん味もですがカロリーの低さとお手頃さ。揚げずにスチームしてるのでヘルシーでもちもち。ほどよい甘さの生地とレモンピールの酸味がうまくマッチ。これ一個食べても120(?)キロカロリー程度。普通のドーナツの約3分の1。ちぢこまってばかりで太ってしまいそうなソウルの寒い冬、ここのドーナツは私の強い見方です^^
 ☆☆3位☆☆
弘大「LE PETIT FOUR」の山いちご・チョコポッピング・ケーキ

酸味のあるイチゴソースとチョコがうまくマッチ。なかなかこういう食べきれるサイズのケーキがないので、2人で食べるときに最適。中は何層かになってて1番下の生地は砕いた飴(!?)入りで歯ごたえが面白い。チョコムースはふんわり濃厚で金粉もかかってて高級感あり。
 (同じく3位)
三清洞「ヒドンア・オンマダ」のトゥッペギ入り小豆粥

トゥッペギに入った珍しいスタイルのぜんざい。容器は小さいかと思いきや、実はぎっしり詰まってます。ぜんざいと言うよりはザ・アズキって言ったほうが良さそうなほど、豆がたくさん。甘さもしつこくないし、中のクルミとも相性ぴったし!他にも栗とかお餅も入ってます。冬にぴったりのあったかスイーツ。これ1つでだいぶ温まりました。
いかがでしたか?今年はホント、数が多かったーっ^^; ここまで読んでくださった方、おつかれさまでした!^^ みなさんの気になるスイーツ、ありましたか!?冬のソウルはとっても寒いけれど、こんな季節にぴったりな甘~いスイーツで、心も体もあったまってくださいネ!以上、ソウルナビがお伝えしました~。

     ★★去年までのスイーツ特集!★★

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-12-17

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