空港鉄道に乗ってソウル駅から仁川空港まで行ってきました!

ソウル駅から仁川空港まで約50分!行きは各駅停車で、帰りは直通で往復してきました!

こんにちは、ソウルナビです。いよいよ、ナビが待ちに待った鉄道が開通しました!ソウル駅と仁川(インチョン)国際空港を直通で結ぶ空港鉄道!金浦空港と仁川空港はすでに開通しているので、金浦空港から地下鉄に乗れば鉄道でいけないことはなかったのですが、とにかく地下鉄は時間がかかるし、途中で乗り換えるのも大変。やっぱり乗り換えなしの直行が一番ですよね。とういわけで開通日当日の12月29日、ソウル駅から仁川国際空港まで、、さっそく利用してきましたので、その模様をご報告します。また、1月4日は仁川国際空港からソウル駅まで利用してきました。そちらの様子も合わせて報告しましょう。

12月29日 ソウル駅->インチョン国際空港:各駅

●10時50分、地下鉄1号線ソウル駅->空港鉄道ソウル駅
午前10時50分、地下鉄1号線ソウル駅に到着。午前11時発の直通列車を目指します。エスカレーターを2つ乗り継いでソウル駅舎の中に入り、反対側にある空港鉄道の入り口まで移動。しかしここからがまた長い!長いエスカレーターを3つも乗り継ぎ、ようやく空港鉄道駅の改札にたどり着きます。
案内板にしたがって進みます。

案内板にしたがって進みます。

入り口の案内

入り口の案内

エスカレータ、1本目。

エスカレータ、1本目。

途中、2つ目のエスカレーターを降りたところには、今日から営業を開始した都心空港ターミナルが。ここでもチェックインができますが、大韓航空とアシアナ航空、チェジュ航空のみで、さらに仁川空港発に限られています。今回はその条件にはてまはらず、残念。
2つ目のエスカレータを降りた奥に有ります。

2つ目のエスカレータを降りた奥に有ります。

カウンター

カウンター

空港鉄道は地下鉄でおなじみの交通カードTーMoneyがそのまま使えます。「ピ」。そのまま改札を通ります。また長い長いエスカレーターで下におりると、ホームの上のフロア。「直通に乗りたいのですが?」と担当のお姉さんに聞いてみると「それは(上の階の)改札の手前の自動改札機で・・」え、またこの長い長いエレベータを戻って?あと3分しかない。戻っている間に確実に乗り過ごします。「T-Moneyでは乗れないんですか?」「はいー」がーん。
切符はこのフロアで。

切符はこのフロアで。

切符売り場。

切符売り場。

この日は自動販売機がまだ動かなかったそう。

この日は自動販売機がまだ動かなかったそう。

「あ、でも各駅と所要時間は10分しかちがいませんから」。にこっとほほえむお姉さん。ここで方針変更、次の各駅に乗ることに。さっそく時刻表を確認してみると、直通が出てちょうど3分後に各駅があります。11時0分発の直通は所要時間43分で11時43分仁川空港駅着。11時3分発の各駅は、所要時間53分で、11時56分着。思ったほど違いはありません。ちなみに直通列車は30分おきに出発。次の11時30分発の直通に乗ると、仁川空港には12時13分着。これならば、次の各駅に乗るほうが早い。しかも安い。各駅は3600ウォン。直通は13300ウォン。時間で考えると、直通はあまり割りに合わないような・・・あまりもうけるつもりはないのでしょうか?
ホームに到着。

ホームに到着。

スクリーンドアがあります。

スクリーンドアがあります。

駅の案内。次はホンデイック。

駅の案内。次はホンデイック。

列車の案内板。日本語も表示されます。

列車の案内板。日本語も表示されます。

時刻表。直通の表示は簡潔。「검」は仁川空港まで行きません。

時刻表。直通の表示は簡潔。「검」は仁川空港まで行きません。

路線図。

路線図。

●11時3分、ソウル駅発車
各駅はロングシート。いわゆる普通の地下鉄と変わりません。なのでトランクがある場合、少し置き場が大変。今日は乗客はまばら。あまり旅行者の姿は見かけません。まだあまり空港鉄道、知られてないのかも?どうも招待されたらしいおじさんのグループや、とにかく初物が好きそうな老夫婦が乗っています。TVではちょうど開通式の模様を中継中。
11時10分、次のホンデイック(弘大入口)駅停車。ホンデまでわずか7分。ずいぶん近くなりました。ちなみに、このソウル駅とホンデイック駅の間にコンドク(孔徳)駅があるのですが、2010年12月現在未完成。このコンドク駅がオープンすれば地下鉄5号線、6号線と接続されて、空港から沿線への移動が便利になるはず。ちなみにコンドク駅のオープンは2011年の12月だそう。あと1年おあずけです。
各駅の車内。

各駅の車内。

式典の模様はテレビで。

式典の模様はテレビで。

次のDMC駅を出ると、電車は地上に出ます。車窓からまだ雪が残る風景が見えます。続いて漢江を鉄橋で渡り、そしてまた地下へもぐります。
11時23分、あっというまに金浦空港駅に到着。金浦空港もぐっと近くなりました。この金浦空港駅で、人がだいぶ入れ替わります。新たに乗ってくる人も。この金浦空港駅から先はすでに開通していた路線。いまいち新鮮味はありませんが、でもソウル駅までの延長で、今日からようやく空港鉄道として本格的にスタートしたという感じです。
11時56分、仁川国際空港駅到着
再び地上に出て、ケヤン駅、コマム駅と1つずつ停車。海を渡って、空港のある永宗島に入ります。この先に新しい駅ができるそうですが、まだ未開通。ニュータウンのある次のウンソ駅を出れば、再び地下へ。貨物庁舎駅にとまり、ほぼ定刻通り、昼前に仁川国際空港駅到着。所要時間は約53分。
インチョン国際空港駅に到着。

インチョン国際空港駅に到着。

空港鉄道に乗ってソウル駅から仁川空港まで行ってきました! 鉄道 空港鉄道 仁川空港 仁川国際空港 ソウル駅AREX エスカレータで上へ。

エスカレータで上へ。

仁川国際空港駅->仁川国際空港3F出発ロビー
駅のある交通センターからは長いゆるやかなエスカレーターで2Fにあがり、そのまままっすぐ進むと、ターミナル2Fに出ます。ここから1つ上がれば3F出発フロア。駅からはちょうど約6分でした。
改札を出て

改札を出て

目の前の長いエスカレータに乗って

目の前の長いエスカレータに乗って

上にあがります。

上にあがります。

そのまま進み

そのまま進み

ターミナル2Fに出るので

ターミナル2Fに出るので

エスカレータで3Fにあがります。

エスカレータで3Fにあがります。

1/4 仁川国際空港駅->ソウル駅:直通

●18時15分、仁川国際空港1F到着ロビー->空港鉄道仁川国際空港駅
さて、ふたたびソウルにやって来ました。今度こそは、直通に乗ってみましょう。やっぱり市内には早く入りたいですよね。午後6時15分、韓国に入国。そのまま目の前にあるエスカレータをあがり、2Fへ。黄色い「空港鉄道」の案内板にしたがって、駅に向かいます。やはり約6分で、空港鉄道の仁川国際空港駅に到着。
黄色い「空港鉄道」の案内板を

黄色い「空港鉄道」の案内板を

見ながら

見ながら

進みます。

進みます。

エスカレータで2Fにあがって

エスカレータで2Fにあがって

案内板に従って左へ進み

案内板に従って左へ進み

通路を進み

通路を進み

通路を進み

通路を進み

案内板にしたがって右に曲がります。

案内板にしたがって右に曲がります。

交通センターに出たら

交通センターに出たら

長いエスカレータで下へ

長いエスカレータで下へ

降りていきます。

降りていきます。

案内板の前に到着。

案内板の前に到着。

直通は、行く時の説明では交通カードT-Moneyを利用できません。切符売り場で、直通用の切符(1回用交通カード)を購入しましょう。切符販売機には日本語用の案内もあるので、試してみると・・・あれ?何度試しても、各駅の切符しか画面にでてきません。もしかして機械のせい?と思い、となりでやってみても、結果は同じ。一番左の機械があいたので、画面を覗いてみると、直通のタイムテーブルが画面に出ているではありませんか。あわててこちらの機械で購入。無事買うことができました。近くの係の人に聞いてみると、直通列車の切符は一番左の機械でしか購入できないそう。これは・・・ちょっと、というかかなり不便です。
言語を選びます。日本語もあります。

言語を選びます。日本語もあります。

行き先の駅を選びます(なぜか英語)

行き先の駅を選びます(なぜか英語)

直通用の画面。乗車する電車を選びます。

直通用の画面。乗車する電車を選びます。

お金を入金します。

お金を入金します。

直通の切符

直通の切符

仁川空港駅の時刻表

仁川空港駅の時刻表

改札を通って左へ。エスカレータでホームに降ります。降りて右側に直通列車が止まっています。スクリーンドアのせいでわかりにくいのですが、ロングシートじゃないのが直通列車です。
切符の座席は3号車。ところがホームの3号車の案内の前に、車両がない!どうもホームの車両番号と、直通の車両番号が、あっていないようです。近くの係員に聞いてみると「どこでもいいので、乗ってくださいー」とのこと。とりあえず乗り込み、トランクをゴロゴロ移動。ただ列車の廊下は少し狭いので、トランクだとぶつかりまくります。号車がわかりにくいのは、かなり不便です。今後の改善に期待しましょう。扉の近くにトランク置き場がありますが、そこまで混んでいないので、座席の横に持ってきました。
改札

改札

ピッと切符(カード)を機械に当てます。

ピッと切符(カード)を機械に当てます。

案内板を見ながら

案内板を見ながら

エスカレータで下に降ります。

エスカレータで下に降ります。

ホーム到着。

ホーム到着。

なぞのオブジェ。

なぞのオブジェ。

こちらは各駅。

こちらは各駅。

直通の前には係員がいます。

直通の前には係員がいます。

直通の中に入ります。

直通の中に入ります。

●18時30分、仁川国際空港駅出発
定刻、6時30分に、仁川空港駅を出発。乗客は行きよりも多いかんじ。これまたおじさんが多い気がします。あとは外国人。直通と各駅の所要時間はわずか10分ですが、この直通、意外とスピードが出ています。これでなぜ10分しか違いがない?車内の音はあまりうるさくありません。ただ、座席の頭にあるカバーが紙で出来ているのかと思うほど硬くて鬱陶しい。出発してすぐ、係のお姉さんの検札があります。
直通は、ソウル駅までノンストップ。金浦空港ぐらい止めてもいいような気がしますが・・・そのうち止める直通もでてきそうですが・・・6時56分、金浦空港駅を無事通過。列車はさらにスピードアップ。再び地上に出て、夜の漢江を渡ります。再び地下へ潜り、DMC駅通過したところで、がくんとスピードダウン。この先、列車がつかえているようです。これが問題かな?ほぼ停止し、再びそろそろと動き出します。そのままホンデイック駅通過。TVではどうでもいい番組が流れています。もう少しソウルの観光情報を流せばいいのに。
●19時14分、ソウル駅到着。
やっぱり鉄道は速い速い。ちょうど入国してから1時間。あっというまにソウル駅までやってきました。あと、なんといってもいいのは車内で本が読めること。ガイドブックのチェックできますよね。あと、バスとは違って定時運行なのが、本当にいい。
ただこの空港鉄道ソウル駅、問題はかなり深い位置にあること。深すぎます。国鉄ソウル駅舎まで、普通に移動すれば、エスカレータを4つ乗り継ぎ、10分もかかります。エレベーターもあるので、荷物もあって急ぎの人は、そちらがオススメ。そのうち、地下鉄1号線や4号線の駅との連結通路ができることを期待しましょう。
ソウル駅到着。

ソウル駅到着。

1つ目の長いエスカレータで上の階へ。

1つ目の長いエスカレータで上の階へ。

未使用の改札を素通りし、

未使用の改札を素通りし、

2つ目のエスカレータでさらに上の階へ

2つ目のエスカレータでさらに上の階へ

上のフロアについたら

上のフロアについたら

改札を出て

改札を出て

出口を目指して

出口を目指して

3つ目のエスカレータでさらに上の階へ。

3つ目のエスカレータでさらに上の階へ。

4つ目のエスカレータでさらに上の階へ。

4つ目のエスカレータでさらに上の階へ。

駅舎に入る手前には、お店もできてました。 駅舎に入る手前には、お店もできてました。

駅舎に入る手前には、お店もできてました。

駅の構内図。深すぎます。

駅の構内図。深すぎます。

国鉄の駅と地下鉄1号線と4号線、キョンウィ線と空港鉄道駅の位置関係がわかります。

国鉄の駅と地下鉄1号線と4号線、キョンウィ線と空港鉄道駅の位置関係がわかります。


ソウル駅からは、目の前のタクシーに乗っても市内へ移動してもよし、地下鉄の1号線や4号線、キョンウィ線に乗り継いで移動してもよし。KTXに乗ってそのまま地方都市に移動してもよし。フードコートや食堂街で食べてもよし。またすぐ近くにあるロッテマートでさっそく買い物をしてもよし。エアターミナルもあるから日本へ帰るときは、先にソウル駅で荷物をあずけることもできますよね。旅の起点、終点としてのソウル駅、これからますます便利になりそうです。多分今後は必ず空港鉄道を使うことになりそうな、ソウルナビでした。
国鉄駅舎の入り口に帰ってきました。

国鉄駅舎の入り口に帰ってきました。

空港鉄道に乗ってソウル駅から仁川空港まで行ってきました! 鉄道 空港鉄道 仁川空港 仁川国際空港 ソウル駅AREX キョンウィ線にも乗り換えることができます。

キョンウィ線にも乗り換えることができます。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-01-14

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