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韓国の餅「トッ」特集

おやつから料理まで幅広く使われ、お祝いごとや行事に欠かせない韓国のお餅!!

こんにちは!ソウルナビです。韓国でも昔からよく食べられ、生活に浸透している餅文化。韓国語ではお餅のことを「トッ」といいます。日本にもあるお餅ですが、韓国のお餅はとっても種類が豊富で、おやつとして気軽にいただいたり、料理に使ったり、またお祝いの席や重要な行事には必ずといっていいくらい登場するほど、韓国では餅文化が生活に密着しているよう。今日はこの韓国のお餅「トッ」について大特集したいと思います。どんな種類があるのか、どんな場面でどんなお餅が食べられるのか!?さっそく、いってみよ!

◆◇◆韓国のお餅「トッ」って?◆◇◆

米や麦など穀物を挽いたり熱を通したりして作られる餅。農耕文化のある東アジアや東南アジアで昔から広く食文化として浸透しているそうで、韓国でも古くから餅が作られていたとみられるけれど、正確にはいつ頃からかはっきりとはしていないそう。ある説では、紀元前100年くらいの楽浪郡の遺跡から蒸し器のようなものが発見されたことから、その当時ヒエやキビ、小麦などを使って蒸した餅が作られていたのではないかという推測がされているそうだし、また紀元後1~2世紀くらいの蒸し器が半島の何か所かで発掘されたり、高句麗時代の古墳の壁画に蒸し器で何かを蒸しているような絵が見られたり、新羅時代の青銅製の蒸し器が発掘されたりと、いくつかその手がかりになるようなものが発見されているよう。具体的に文献として残っているのは、新羅、高句麗、百済の三国時代について12世紀中頃に書かれた歴史書「三国史記」や、13世紀末に書かれた「三国遺事」で、餅についての記録があるそうですよ。
お餅の歴史が分かるスポットはこちら!
 ◆◆どんな種類が!?◆◆
韓国で「トッ」(餅)と呼ばれるものは種類がとっても豊富。原料や作り方によってホントに様々な種類がありますが、大きく分けると4種類に分類されるとか。

蒸した餅
餅の種類の中で、最も古くから作られていたのではないかといわれる餅。穀物を挽いて粉にし、せいろなどを使って蒸し器で蒸して作られます。「シルトッ」と呼ばれる蒸しパンのようなものが代表的で、うるち米で作られるものを「ソルギ」といったりします。
白いのが「ペッソルギ」。カラフルな層にになったものは「ムジゲ(虹)トッ」ということも。 白いのが「ペッソルギ」。カラフルな層にになったものは「ムジゲ(虹)トッ」ということも。 白いのが「ペッソルギ」。カラフルな層にになったものは「ムジゲ(虹)トッ」ということも。

白いのが「ペッソルギ」。カラフルな層にになったものは「ムジゲ(虹)トッ」ということも。

蒸してついた餅
もち米やうるち米をそのまま、または挽いて粉にしたものに水を足したりして蒸したあと、杵などでついたりこねたりしてから食べやすい形に整えて作られる餅。日本のいわゆるお餅もこの方法で作られますよね。もち米で作り、できあがった餅にきな粉や小豆、緑豆の粉をまぶしたものを「インジョルミ」、うるち米で作り小豆や豆などの餡を入れたものを「ケピトッ」などといいます。そのほか、日本の餅のように中に餡などをつめたものも。中にまたトッポッキ(餅炒め)やトックッ(餅スープ)など料理によく使われる白い餅もこの種類。「カレトッ」といい、細長い棒状に形作られたものを一口大に切ったり薄くスライスしたりして料理に用いられるほか、そのまま焼いて食べられることも。
韓国の餅「トッ」特集 インジョルミ

インジョルミ

韓国の餅「トッ」特集
トッポッキ、トックッなどの料理に使われるカレトッ トッポッキ、トックッなどの料理に使われるカレトッ トッポッキ、トックッなどの料理に使われるカレトッ

トッポッキ、トックッなどの料理に使われるカレトッ

粉をこねて茹でたり蒸したりした餅
もち米やうるち米の粉に熱湯を注ぎながらこねたあと、丸く形作り熱湯で茹でたり、また平たくひとまとめにして茹でたり蒸したりしたあと適当な大きさに切ったりして作られる餅。身近なところでは日本の白玉団子も同じような作り方をしますよね。このようにしてもち米で丸く作られる餅は韓国語でもダンジャ(団子)、またはキョンダン(瓊團、瓊団)と呼ばれ、表面にきな粉やゴマ、黒ゴマ、細く切ったナツメや栗などがまぶされたり、中に餡が詰められたりもします。また熱湯で茹でる代わりに、粉をこねた生地を蒸すものも。韓国のお盆のような日にあたる「秋夕」(チュソッ)の時に食べられる「ソンピョン」はこのようにして作られます。
表面にいろいろまぶしたり、色をつけたりしてカラフルでカワイイ一口サイズの瓊団 表面にいろいろまぶしたり、色をつけたりしてカラフルでカワイイ一口サイズの瓊団 表面にいろいろまぶしたり、色をつけたりしてカラフルでカワイイ一口サイズの瓊団

表面にいろいろまぶしたり、色をつけたりしてカラフルでカワイイ一口サイズの瓊団

餅の生地を平たく伸ばして蒸したあと切ったタイプ 餅の生地を平たく伸ばして蒸したあと切ったタイプ 餅の生地を平たく伸ばして蒸したあと切ったタイプ

餅の生地を平たく伸ばして蒸したあと切ったタイプ

ソンピョンなど、一口サイズで蒸したり茹でたりしたタイプ ソンピョンなど、一口サイズで蒸したり茹でたりしたタイプ ソンピョンなど、一口サイズで蒸したり茹でたりしたタイプ

ソンピョンなど、一口サイズで蒸したり茹でたりしたタイプ

焼いた餅
もち米など粘りのある穀物の粉に水分を加えながらこね、形を整えてから油で焼き付けて作られる餅。屋台フードとしてよく知られているホットッなんかもこの種類に入ります。日本語の感覚でいうと「餅」というカンジはしませんが、ホットッの「トッ」はお餅の意味ですね。
屋台スイーツの定番、ホットッ。中身はシナモンやナッツ入りの蜜 屋台スイーツの定番、ホットッ。中身はシナモンやナッツ入りの蜜 屋台スイーツの定番、ホットッ。中身はシナモンやナッツ入りの蜜

屋台スイーツの定番、ホットッ。中身はシナモンやナッツ入りの蜜

もっと細かく、こんなお餅があり

◆◇◆お祝いごとに、行事に・・・こんな時にはこんな「トッ」!◆◇◆

韓国では昔から、めでたい席やお祝いごと、様々な行事にいただく食べ物としてよく登場する「トッ」。今度はどんな時にどんなお餅が食べられるのか見ていきましょう~。
●お正月には「トックッ」!

「トックッ」とは、お餅入りのスープのこと。日本でもお正月にお餅入りの汁物、お雑煮をいただきますが、韓国版お雑煮ってトコかな!?餅は普通、細長い棒状のカレトッをスライスしたものが使われますが、地方によっては独特の形をした餅を入れることも。雪だるま型の「チョレンイトッ」は現在の北朝鮮に位置する開城(ケソン)地方でトックッに使われる変わった形の餅として有名。またスープはこちらもイリコ出汁だったり牛肉ダシだったり、鶏や雉が使われたり、また牡蠣入りだったりと地方や家庭によって様々。溶き卵と海苔で仕上げます。お正月というと韓国では旧正月「ソルラル」を大きく祝うのでソルラル料理として旧正月の朝にいただきますが、新正月、つまり元日にもトックッをいただくそうですよ。ちなみに新年にみんな一度に歳をとる韓国では、このトックッを食べることによって歳を一つとるとか。
●秋夕の「ソンピョン」

漢字で書くと「松餅」。蒸す時に松を敷くことからこの名前がついたそう。なぜ松を敷くのか?蒸しているあいだに餅同士がくっつかない、香りがよくなる、見た目がキレイなどいろんな説があるそうですが、その本当のところはよく分からないそう。また松葉には殺菌効果があり仙人食と呼ばれるほど体に良いものとされていることから、病気を追い払う力があると考えられているそうですよ。うるち米を水で練って適当な大きさにちぎり、中にゴマ、豆、栗などの具と蜜を詰め形を整えて蒸し、仕上げにゴマ油をさっと塗って作ります。秋夕前には女性たちがこのソンピョンを作るのですが、ソンピョンを上手に作れる女性はよい男性に出会え、上手に作れる妊婦はよい子どもを産めるとか、かわいい女の子を産むといった言い伝えもあるそうですよ。秋夕のときに作るソンピョンは、その年にとれた早生の新米と穀物で作ることになっていて、1年の収穫を祝うとともに、ご先祖様に感謝を込めて墓前や祭祀膳にお供えするという意味が。また、ソンピョンは子供の誕生日祝いにも作られるそう。
●お祝いごとに「トッケイク」

お餅をホールケーキのように丸く形作った「トッケイク」。小さな色とりどりのお餅を集めたものが昔ながらのトッケイクですが、最近ではお餅の材料自体でケーキのように作るシンプルなものも。またピースで売られているものも見かけます。

特にカラフルなトッケイクは見た目からしてかなり韓国っぽいかも!?誕生日のお祝いや記念日など一般的にお祝いケーキをいただくような時に登場。またペベッという伝統的な結婚儀式や、子供の1歳の誕生日を祝うトルジャンチにもトッケイクや、高く積み重ねられたお餅が飾られたりします。ちなみにこれらお祝いに使われたたくさんの餅は、参加者たちに分けて持ち帰ってもらったりするんですよ。
トルジャンチやペベッに飾られる昔ながらのトッケイク トルジャンチやペベッに飾られる昔ながらのトッケイク トルジャンチやペベッに飾られる昔ながらのトッケイク

トルジャンチやペベッに飾られる昔ながらのトッケイク

最近はシンプルで洒落たものやピースのものも。 最近はシンプルで洒落たものやピースのものも。 最近はシンプルで洒落たものやピースのものも。

最近はシンプルで洒落たものやピースのものも。

●引越し先でみんなに配る「イサトッ」!?

引越し先でご近所やこれからお世話になる人々に、何かを配って挨拶することって日本でもありますよね。韓国では昔からそんなとき、お餅を配るのが一般的。イサトッ(引越し餅)といって、左下の写真のようなお餅がポピュラーですが、最近ではこれに限らず、きれいなお餅の詰め合わせなんかを贈ることも多いそうですよ。
●贈り物にも「トッ」!!

お餅の詰め合わせなどを贈答品として贈りあうことも。特に秋夕やソルラル(旧正月)などにお世話になった人へ贈る「ソンムル(贈り物)セット」としても一般的。
ちょっとしたプレゼント用から・・・ ちょっとしたプレゼント用から・・・ ちょっとしたプレゼント用から・・・

ちょっとしたプレゼント用から・・・

豪華な詰め合わせまで! 豪華な詰め合わせまで! 豪華な詰め合わせまで!

豪華な詰め合わせまで!

◆◇◆普段はどんな「トッ」を、どこで食べる?◆◇◆

おやつにも、朝ご飯にも!?身近な「トッ」

めでたい席や行事にだけでなく、普段から間食に料理にとよく食べられる「トッ」。一人暮らしで朝が忙しい人は、お餅を朝食代わりにする人もけっこういるとか!?町内に必ず一つか二つ、また市場にも街のいたるところには「トッチッ」「トッパン」と呼ばれる小さなお餅屋さんが必ずあり、マート(スーパー)やデパートの食料品売り場にも必ず餅売り場があります。街の餅屋さんやスーパーにはパック詰めの餅が売られていて季節を問わずおやつとしてもよく食べられるし、日本でいう餅よりも、もっと身近なような気も!?
お餅が買える専門店はこちら!
お餅カフェはいかが!?

伝統茶の専門店などでもいただける「トッ」。また最近では、オシャレな空間で伝統的なお餅をいただける伝統茶カフェやお餅カフェができています。中にはお餅を使ってアレンジしたオリジナルスーツメニューなんかがあるお店も。
昔ながらの「トッ」を現代風にアレンジしたメニューも 昔ながらの「トッ」を現代風にアレンジしたメニューも 昔ながらの「トッ」を現代風にアレンジしたメニューも

昔ながらの「トッ」を現代風にアレンジしたメニューも

お正月以外にも食べるトックッ!

またトッを使った代表的な料理の一つがトックッ。さきほどお正月の料理としてもご紹介しましたが、トックッはお正月じゃなくても普段からいただくことがあります。特に寒い冬にはよく食べたくなる料理かも!?お餅だけが具として入っている「トックッ」の他に、マンドゥ(饅頭、韓国の餃子)も一緒に入った「トン(トッ)マンドゥグッ」といのもポピュラーで、マンドゥグッ(餃子スープ)を扱うマンドゥ専門店のほとんどでいただけるほか、プンシッ(海苔巻きなどを中心に売る軽食店)でもたいがいメニューとして並んでいます~。
国民的おやつのような存在!?「トッポッキ」

韓国で「トッ」を使った料理として忘れてはいけないのが、トッポッキ!昔から韓国では、おやつの定番とされており、トッとは餅のこと、そしてポッキとは「炒め」という意味なので、つまり直訳すると「餅炒め」ということ。基本的には、細長い棒状の細長いトッ(餅)をコチュジャン(唐辛子味噌)、砂糖などで味付けて炒め煮したり、またはただ煮たりして甘辛~く仕上げます。屋台や軽食屋で見られたり、または家庭で作って食べられたりするそんなトッポッキの他、大きな鍋でインスタントラーメンや天ぷらなどと一緒に煮て数人で一緒につついていただくタイプのもの、また辛くない「宮中トッポッキ」などもあり、実は種類豊富なトッポッキ。
いかがでしたか!?ホントに種類の豊富な韓国のお餅。韓国へ来た時のグルメやお土産ショッピングにお役立てくださいね!以上、ソウルナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-02-01

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