ブラックプーさんの「36歳!男ひとり旅!メタボまっしぐら!食い倒れの旅!Part4!」2011年2月10日(木)~2月13日(日)

食べ歩きリストも新たに完成し、ドラマ「シークレット・ガーデン」のロケ地も訪問したく5度目のひとり旅を決意。今回は初のK-POPコンサート鑑賞にも挑戦!

ブラックプーさん
6回目の訪韓(1人旅は5回目)
韓国料理、ドラマ、K-POPが大好きで、前回食べ歩きの旅から短期間ながら食べ歩きリストも新たに完成し、前回の食事会で知り合ったメンバーとの再会や、ドラマ「シークレット・ガーデン」のロケ地も訪問したく5度目のひとり旅を決意しました。
更に、今回は初のK-POPコンサート鑑賞にも挑戦!はたしてその内容は・・・。

■2月10日(木)(1日目)

初めて日暮里駅からスカイライナーを使って成田空港へ移動。都心から40分弱で成田空港まで移動できるので大変便利でした。列車内もまだ新しく清潔な雰囲気でした。
成田空港からは大韓航空・KE702便(PM12:55発、仁川空港PM15:25着)で一路ソウルに向け出発!。機内食のオジンオの炒め物を肴に先ずはハイツメッチュで乾杯!。大韓航空ならではのナッツもたくさんもらいメッチュもおかわりして、毎度毎度の一人宴会状態で日本を後にしました。
フライトは順調で予定時刻に仁川空港に到着、空港バス6002番バスに乗って1時間ちょいで鍾路3街バス停まで移動。今回もやはりベース基地は『ドロスホテル』。勝手知ったるソウルでの住居なんで道に迷う事もなくチェックイン。先ずは順調なソウル入りでした。
さぁ、4回目の男ひとり旅!食い倒れの旅のスタートです!。
今宵は前回の食事会で知り合ったお2人の方と待ち合わせて一緒に食べ歩きです!
まずは鍾路3街駅→5号線→孔徳駅→6号線→望遠駅まで移動。6号線・望遠駅2番出口を出て左に5分程歩き、大きな交差点手前にあるテジカルビの有名な焼肉屋「チョンギワ炭火カルビ」(청기와 숯불갈비)へ。
望遠という地域もディープな場所だけあって日本人観光客の姿は一切無し。店内は地元の家族連れなどで大賑わい。こういう雰囲気が僕ぁ好きだなぁ~。店のアジュンマ、アジョシも観光客慣れしておらず、日本語が判らなくても笑顔という世界共通言語で接してくれます。
早速テジカルビ3人前とメッチュを注文し、まずは再会を祝し乾杯!。
テジカルビは焼く前から旨そうっ・・・。焼けたところで早速ひと口、旨いっ!。個人的には孔徳の「マポ・チンチャ・ウォンジョ・チェデポ」で初めて食べたテジカルビを凌ぐ旨さでした。テジカルビのタレを焼き台に乗せ、そこに焼けた肉を入れて食べるシステム。またこのタレが甘くて旨いっす。油で揚げた状態のニンニクも焼けた肉と辛ネギと一緒にサンチュで包み食べると絶品です。(褒めすぎかな?笑)
観光客自体があまり来ないせいか、店のアジュンマやアジョシが笑顔でかなり気を使って焼き具合を見に来てくれました。こういう優しさっていいなー、何か心から良い気分になりました。お腹的にはまだまだ余裕があったのでサムギョプサルを注文。他のテーブルを見るとみなさんテジカルビオンリーなんで心配でしたが、ここのサムギョプサルは社長のOKがないと注文を受けてくれないようで、社長にOKをいただき三枚肉を切り出してもらいました。
このサムギョプサル、胡椒をふって焼き上げ、塩などで食べるのですが、これまた旨いっ!。一緒に食べた2人も大満足の様子。ソジュもみんなでガンガン進み、訪韓一軒目から大当たりのお店でした!。
更に更に、そこから歩いて10分ちょっとの麻浦区庁駅近くにある、「スターハウス・香港」へ移動し連食!。(6号線:麻浦区庁駅4番出口をでたら、そのまま直進して1つ目の大きな角を左に曲がって、そこから直進し3分ほどの場所にあります)ここは小さな中華料理屋で、もちろん日本人観光客の姿は見当たりません。親子3人で経営しているこぢんまりとした親しみのあるお店です。入店時は誰もおらず、さっそく名物のチャジンミョン、チャジャンチャーハンと、店のオモニお薦めのタンスユ(酢豚)を注文、それと長寿マッコリが冷蔵庫に見えたのでこれもオーダー。料理が来るまで先ずは長寿マッコリで2回目の乾杯!。
あっと言う間に料理が運ばれて来て「うわぁ~旨そう!」(そうそう、ここのチャジャンミョンは息子さんが注文が入ってから打つ手打ち麺です!)チャジャンソースも絶妙な旨さで、オモニお薦めのタンスユも相当に旨いです。3人でシェアして食べられたのが良かったです、1人ならタンスユまでは到底無理でした。料理は美味しいしオモニは気さくで、ここも大満足のお店の一店に加わりました。次回もまた来たいと思う一店でした。初日から大当たりのお店の連続で、すっかりご機嫌になり、お酒も相当進んでしまいました。
さぁ!まだまだ飲み足りないので次へ移動です!
「スターハウス・香港」を出て鍾路方面へ帰るべく大通りに出て、近くのバス停から青バス271番に乗って移動。271番バスは1本で鍾路方面に行く事ができるので大変便利です。
鐘閣でバスを降り普信閣すぐ後ろの「ぺッセジュマウル鐘閣店」へ入店。ここでしか飲めないと云われる生百歳酒をオーダーし3回目の乾杯!。百歳酒は初挑戦でしたが漢方酒とあって、高麗人参や体に良さそうな味がしました。飲み口はあっさりしていてついついここでも飲みすぎました。
もうお腹は3人ともいっぱいだったので、その他に五味子マッコリを頼み、お互いの近況報告等をしながらゆっくり時間を過ごしました。そして終電の時間も迫ってきたので1日目はこれでお開き。初日からかなりとばして飲み食べまくり大満足の1日目が終了しました。

■2月11日(金)2日目

今朝はかなりの二日酔い状態。しかし天気は今日も快晴。(日本では大雪が降ったところが多かったようですが…)気温はソウルの人にとっては寒そうでしたが、田舎暮らしの僕にはそんなに寒くはなかったです。
二日酔い状態でしたが先ずはホテルの朝食ビュッフェを普通に食べ早々に出発。鍾路3街のバス停から光化門に向かい、そこから地下鉄2番出口すぐのバス停へ徒歩で移動しました。イ・スンシンの銅像も前回は修理中で撤去されていましたが今回は存在感を増して戻っていました。
ここから緑バス11番を待って乗車、ちょうど通勤時間帯で車内は満員でした。10分も走らずに終点の1つ手前の韓国教育課程評価院(한국교육과정평가원)で下車し、歩いて2分のところにある「プヨントガニタン」へ入りました。早朝のためか客はだれもおらず、アジュンマ1人でTVを見ていました。
メニューは「トガニタン」と「スユッ」のみで私は「トガニタン」を注文。運ばれてきたトガニタンは、前日の二日酔いを心地良く覚ましてしれます。塩と胡椒で味付けをしご飯を入れて軽く完食。やさしい味で満足しました。
そこを出て北に少し歩くと三清公園があります。まだ前日の酒が残っている感じだったので少し散歩して酒を抜こうと歩き始めました。早朝にも関わらず地元の方がウォーキングしていて、すれ違うと「アンニョンハセヨ~」と声をかけてくれました。なんだかうれしくなって僕もすれ違う度に挨拶してしまいました。
少し歩き始めると都心の公園にもかかわらず野生のリスまで出現してビックリ。案内板に城壁の写真があったので、ここを通れば城壁に行けると思い登り始めました。地図によると25分くらいでしたが長く続く登りがキツイキツイ。汗が滴り落ちこれで前日の酒が一気に抜けました。途中で止そうかと思いましたが展望台に登頂!、晴れていたのでソウル市内が一望できました。(後で調べたら「マルバウィ展望台」と云うそうです。ソウルのビル群や、南山タワーも見渡せて爽快でした)疲れはしましたが大満足のトレッキング体験でした。(もし行かれる方がいましたら、公園内に売店もありますが水入りペットボトルを持参した方が良いですよ)
頂上を極めてから同じ道を戻り再び三清洞へ。プヨントガニタンから歩いてすぐの「オンマウル」へ入店しました。スンドゥプチゲが美味しいとありましたので1人前を注文。いままでいろいろなスンドゥプチゲを食べましたが、ここのはかなり独特な感じでした。魚介系のスープでちょっと高級感のある味でした。僕には街の食堂の庶民的なスンドゥプの方が合っているかな?。
店の前が緑バス11番のバス停でそれに乗って移動開始。徳寿宮・市庁バス停で下車して、そこから市庁駅→1号線→東廟前駅→6号線→昌信駅と乗り継ぎ、昌信駅で下車して1番出口を出、タクシーを捕まえて、昨年末から今年初めまで韓国で放送され大人気だったドラマ「シークレット・ガーデン」のロケ地へ!
このドラマには僕もかなり嵌ってしまい、今回どうしても行きたくて色々ロケ地を調べ行くことにしました。(日本でも放送されれば人気が出ると思うので、ナビでツアーを計画される事を強く望みます) 目的地は女性主人公キル・ライムの家。再開発予定地域の古い街並みをタクシーで5分程走り到着。(かなりの上り坂があるのでタクシーがお薦めです)
感動です!!ヒョンビンやハ・ジュウォン、ユン・サンヒョンが立っていた駐車場で先ずは記念撮影!。9話で2人が雨の中抱き合った石の玄関の場所には地元韓国の方も多く訪れたようでイタズラ書きが多数あり、やはり韓国でも大人気だったことを実感しました。隣の家のアジュンマがたまたま出てきたので写真をお願いしました。アジュンマはドラマ撮影時も見学していたそうです。羨ましい・・・。3話でライムが座っていた公園もすぐ下にあり、そこでも記念撮影!いや~来てよかったぁ~。次回は主人公ジュウォンの家に行ってみたいです。
 ドラマ撮影地を後に東大門方面へ下って行くと、地元の市場を発見。ちょうどお昼時だったので、魚のすり身を揚げたものやアンコ入り饅頭やおでんをつまみました。そこから清涼里方面バスに乗り清涼里駅で下車。またまた「シークレット・ガーデン」のロケ地で使用されたロッテ百貨店に入店。店内でロケをしたようなのですが、どこで撮影したかわからず、店員にも聞いてもみんなバラバラの返答で困惑…、やはりこういう時はツアーに参加してガイドさんに説明してもらった方が良いなぁっと実感しました。(改めてツアーを是非組んでください)
そんな訳でここは早々に見学を諦めバスに乗って新村へ移動、バス停前にあったBOOKOFFに入店し「ハングル→日本語」のテキストがあったので買ってみました。さらにそこから歩いて8番出口からすぐの「Market999」で長寿マッコリや辛ラーメンやガムなどを大量購入、ロッテマートより安いですよ。両手いっぱいの荷物を置きに一度ホテルに戻り、そのまま鍾路3街駅すぐの「ミュージック・プラザ」へ直行し「シークレット・ガーデン」のスペシャルバージョンOSTをゲット!満足です。!(^^) やはり韓国でもこのOSTは人気があると店員のアガシが言っていました。
夕暮れも迫って来たので再び新村へ。今回も訪韓前にナビの掲示板で食事会の開催を募集していました。その結果7名の方の参加をいただきました。場所は前回も利用した新村駅から徒歩5分程の「トントンテジ」。店内は既にたくさんのお客さんで、やはり相変わらずの人気店と実感しました。参加者は韓国初めての方や、リピーターの方、韓国で働いている方など様々の方と楽しい食事会でした。参加してくださった皆様に改めて感謝致します!。その後の近くの居酒屋での二次会も楽しかったです。

■2月12日(土)3日目

相変わらず天気は抜けるような青空。さぁ今日も食い倒れます!。
ホテルの朝食をがっつり食べてから、先ずは鍾路3街駅→3号線→忠武路駅5番出口を出て徒歩5分のところにある、「サランバンカルグッス」へ入店。映画「食客」で使用されたお店だそうです。名物のカルグクスを注文、ニンニク風味の効いたあっさり味のスープが旨かったです。ご飯ももらって最後はスープに入れて完食、ふー美味しかったぁー!
そこから忠武路駅→4号線→ソウル駅に移動しロッテマートへ。ここで毎回買う「海苔キムチ」と「ニンニクの芽」のキムチを大量購入、この「海苔キムチ」はお土産にかなり喜ばれます。「10000W分ジュセヨ」と言えばアジュンマが量り売りしてくれます。1枚1枚はがしてご飯に巻いて食べると、ご飯がすすみすぎてどうしても食べすぎてしまうんです。それらを購入し1号線で鍾路3街駅へ移動しホテルの冷蔵庫に入れ、また食い倒れの再開です。
鍾路3街から青バス103・710・150・160番のいずれかで月谷ニュータウンバス停へ移動し、降りて目の前にあるビルの中にある「オクトルチプ」へ入店。(4号線吉音駅9番出口から徒歩3分のところにあります。)
プルコギと言えば韓国でも高いですがここは1人前10000Wと良心的、「ソウルの達人」でも紹介されたようで日本人もたまに来るようです。プルコギ2人前とメッチュを頼みさっそく食べたら旨いっ!甘めのタレが絶妙です。ご飯ももらって即完食です。もう1人前食べられたらなーと後悔…。
食事後ホテルに戻りお土産などをスーツケースに詰め込み帰りの準備をした後、甘いものが食べたくなったので、鐘閣にある「COFFINE GURUNARU」へ徒歩で出かけました。そこで1番人気の「ハニバターブレッド」とコーヒーを注文、周りはカップルだらけでしたが全然気にせず完食。生クリームとバターの相性が抜群でした。それから鐘閣に新しくできた「ダイソー」でブラブラして新村へ。
今回旅の最後に韓国でのコンサートに初参加。歌手「PSY」のコンサートです!。「PSY」のライブをTVで見てから1回行ってみたいと思っていたのですが、今回タイミング良く訪韓中に開催される事を知り参加を決めました。
新村にある、西江大学のメリーホールでPM20:00から開演。最初からテンション上がりっぱなしで踊って、ジャンプして絶叫!。DJDOCの「나 이런 사람이야 」がかかった途端なんとDJDOCの3人が登場し会場のボルテージは最高潮に達しました。また「PSY」といえばダンスパフォーマンス。「ビヨンセ」「少女時代」のダンスを完璧に踊って披露してくれました。トークも絶好調で観客は抱腹絶倒でした。ストレスの溜まった人にはお薦めの「PSY」のライブ、一度足を運んでみても損はありませんよ!韓国で初のコンサート参加でしたが大満足の内容でした!。
2時間の予定が1時間もオーバーし終了したのが23時過ぎ。大汗をかいて脱水症状的な体で、わざわざこの後のメッチュを旨くするべく水分補給を我慢してバスに乗って清涼里ソウル聖心病院前で下車、そこから歩いてすぐの焼肉屋「독 」へ入店。(行き方は清涼里駅から右方向へ8分くらい歩き「ソウル聖心病院」を通りすぎて4分程度のところにあります)
0時を回っていましたが、地元のお客さんで満席。ちょうど1席空いたので着席できました。最初「もう肉が無いかも」と言われましたが、わざわざ日本から来ました、っと訴え何とかOKをもらいました。この店は脂身の少ないぶ厚い豚ロースのお店です。それを2人前とメッチュを注文、1人前なんと5000Wと格安です!。
店内はかなり独特の雰囲気で、地元のカップルや学生仲間やサラリーマンがほとんどでした。コンサートで汗をかいて喉がカラカラだったのでメッチュを一気飲み、続いてソジュを注文。このソジュがまた旨いっ!。瓶底を叩いて軽く振ると、一気にシャーベット状態になる過冷却のシャーベットソジュなんです。これが飲み易くついついいつもより多めに飲んでしまいました。
肝心の肉ですが、この店にはサンチュがありません。その代わりに焼けた肉に海苔と大根の酢漬けを巻き、コチュジャンケチャップ?のようなソースをつけ、さらにきなこをつけて食べるんです。これが最高に旨いんです。ソジュとの相性も抜群!。さらに白菜の葉が切らずに1枚ついてくるので、そこに肉、ニンニク、唐辛子、コチュジャンをのせてかぶりつくとこちらも最高です!
そのほかのメニューは「トシラク」(弁当)、目玉焼きが入っていて、鉄板の上で焼いた、キムチとコーンを入れて蓋をしてシェイクして食べるとこれもまたうまいっ!あとは「ケランチム」があります。両方とも2000Wと安いです。美味しくって安い、かなりお薦めのお店です!。
ソジュ2本まで開けた記憶はあるのですが、そこからまったく記憶が途切れました。脱水状態にアルコールを一気に入れたので酔いが回りました。0時を過ぎても満席の人気店、次回訪韓時も必ず行こうとその場で思いました。

■2月13日(日)4日目(帰国日)

昨晩は完全に飲みすぎて寝過ごし、二日酔いの状態で大慌てでパッキング。ホテルの朝食をかき込んで空港バスに飛び乗り仁川空港へ。楽しかった食べ歩きや食事会等を夢に見つつ大韓航空KE001便にて帰路につきました。
今回は3泊4日といつもより短かったのですが、新しい美味しいお店に何軒も出会うことができ、まだまだソウルは奥深いと感じた収穫の多い旅でした。帰国したばかりですが、すでに新たに訪問したいお店もリストも増えていますので、次回の訪韓を速めたいと思います。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-04-11

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