韓国スター発掘オーディション「SUPER STAR K」、日本上陸!

アジアのスターを目指して、あなたも挑戦してみては!!

こんにちは!ソウルナビです。ここ数年、韓国ではオーディション番組ブーム!各放送局で多様なオーディション番組を進行&計画していて、視聴率、話題性、儲け?!そして各業界への影響力もかなりのモノ!そんなブームの火付け役となったのが、韓国エンターテインメントチャンネル「Mnet」のオーディション番組「SUPER STAR K(スーパースターケイ)」。アマもプロも関係なく、スターを目指して戦うリアルサバイバルオーディションです。2009年のシーズン1が話題を呼び、昨年(2010年)行われたシーズン2は、ケーブルにしては驚異的な視聴率を記録!今年行われるシーズン3への関心がマスマス高まっています。シーズン1、2との違いは、優勝賞金は5億ウォンという急激アップし、予選エリアが韓国・アメリカにくわえ、中国、日本にも広がったこと!つまり、日本からも予選に参加できるんです!今日は「SUPER STAR K」日本上陸?!を記念して、番組のプロデューサー、審査員、そしてシーズン2の優勝者にお話を伺いましたョ!

☆★☆SUPER STAR K☆★☆

まずは「SUPER STAR K」とはなんぞや?!ということで、今までの歴史を振り返って見ましょう。歴史というほど長いものではありませんが…シーズン1、特にシーズン2はまだ記憶に新しいところ。「Mnet」が新人歌手の発掘、育成を目的に3年掛けて企画し、2009年に初回を開催。たくさんの応募者の中から、1次予選、2次予選を通過し、最終的に本戦舞台にあがる10人を選抜するために繰り広げられる激しいバトル!個人戦はもちろん、団体戦、ペア対決・・・と形式も多様で、限られた時間内で与えられた課題曲をマスターし、審査員と視聴者が見守る舞台に向かいその場で合否が決定する、という公開オーディション!合否には視聴者の意見もオンライン投票などによって反映される参加型だから、毎週、毎週、誰が残るか?!はたまた誰が落ちるか?!ハラハラどきどきスリル満点!テレビを見ている視聴者たちも、思わず目が離せなくなってしまうんです~。

~シーズン1からの移り変わり~
SUPER STAR K1(放送:2009年7月24日~10月9日)
優勝賞金:1億ウォン/歌手デビュー
応試者数:約71万人
審査委員:イ・スンチョル/ユン・ジョンシン/イ・ヒョリ
視聴率:8.47%
1位:ソ・イングク(所属:Jelly Fish Ent.)
2位:チョ・ムングン(所属:Jungle Ent.)
3位:キル・ハクミ(所属:Oska Ent.)
本選脱落(所属:JYP Ent.「Miss A」)
本選脱落(所属:JYP Ent.「Miss A」)
本選脱落(所属:STAR EMPIRE「ジュエリー」)
本選脱落(所属:Planet905「T-Max」)
                                                                                            ↓

SUPER STAR K2
(放送:2010年7月23日~2010年10月22日)

優勝賞金:2億ウォン/歌手デビュー
応試者数:約134万人
審査委員:イ・スンチョル/ユン・ジョンシン/オム・ジョンファ
視聴率:18.1%

1位
:ホ・ガク(所属:A QUBE)
2位:ジョン・バク(所属:協議中)
3位:チャン・ジェイン(所属:キウィEnt.)
4位:カン・スンヨン(所属:YG Ent.)
5位:イ・ボラム(所属:ネクスターEnt.)
6位:キム・グリム(所属:ネクスターEnt.)
※写真は「Mnet」から提供いただきました。        ↓

SUPER STAR K3(2011年8月12日放送予定)
まもなく日本予選が行われるシーズン3!今回はどれぐらい盛り上がるでしょうか?!!
優勝賞金:5億ウォン/歌手デビュー
審査委員:イ・スンチョル/ユン・ジョンシン/もう一人は未定

ちなみに、シーズン1、2のそれぞれ優勝者、ソ・イングクとホ・ガクはオーディション後、バラエティをはじめ各テレビ番組にひっぱりだこ!ケーブルのオーディション番組で優勝しても、今までは地上派での出演までには至らなかったことを考えると、この「SUPER STAR K」の話題ぶりが分かるハズ。特にシーズン2は上位7人がよくメディアに出ていて、そうそう、テレビコマーシャルでもよく見かけるんですョ。

さらに、この番組の影響力ってスゴイもので、本選になると、毎回見る顔ぶれだから親しみも沸く頃。各参加者たちが歌った曲は、ちまたのノレバン(ボックスカラオケ)でもリクエスト曲上位にあがるほど人気が出たり。また、シーズン2では、課題曲として使われた「懐かしのメロディー」系の曲が注目をあび、90年代のヒット曲を10代の若者たちがノレバンで熱唱する、そんな光景もみられたんですよ~。

では、「SUPER STAR K」日本上陸を記念して?!

3人の方にインタビュー!まず番組のプロデューサー、シーズン1から3回連続で審査員を務めるシンガーソングライター、ユン・ジョンシン、そしてシーズン2の優勝者ホ・ガク。皆さんに、それぞれの立場でSUPER STAR Kについて語ってもらいましたョ!
◇◆◇キム・ヨンボムプロデューサー
韓国エンターテインメントチャンネル「Mnet」のプロデューサー。
「SUPER STAR K」シーズン1、2、3を担当。

まずは番組のプロデューサーにお話を聞いて見ましょう!この「SUPER STAR K」のシーズン1から3まで、企画から演出、進行とすべてを任されている専属プロデューサー。今回の意気込みは?!!


Q:今回、韓国、アメリカだけでなく、日本、中国にも予選エリアが広がりましたが、シーズン1,2のように課題曲が主に韓国の曲だと、海外の参加者にとって不利なんでは?!

韓国語も分からず、K-POPにまったく興味がなければ、マイナス要因になる可能性もあります。
ただ、文化的、語学的な違いがあっても、音楽的なセンスがあり、実力があり、編曲能力がある方なら、時間を与えたら、十分に課題をクリアできると信じています。
K-POPをよく知らないからといって、課題をクリアするのが難しいと挑戦をためらわないでほしいです。
意欲、情熱、個性があれば、十分に挑戦する価値あり、です。
また、段階が上に上がれば、上がるほど、参加者のキャラクターをアピールできるチャンスが必ずあるはず。そんなシステムになっているので。スターになる早道!と思って、皆さん関心を持って、気軽に挑戦してほしいです。

Q:最後に一言お願いします。
面白そうだから、という気軽な気持ちで挑戦する方から、最初から優勝することを目指して、意気込んでくる方もいらっしゃると思います。皆さん大歓迎です。オーディションを楽しんでいただければと思います。
国籍に関係なく、大衆の心をぐっと掴むパワーがある方は、視聴者はもちろん、審査員の目にもとまるハズです。歌に対する愛、情熱があれば、気負いせずに、ぜひ挑戦していただきたい。今回に日本の方々にとても期待しています。
また、今回は日本へのエリア拡大版第一弾なので、皆さん一人、一人が、文化使節団として、このオーディションが韓国文化、日本文化、歌謡文化の交流の場になればと思っています。

◇◆◇ホ・ガク
「SUPER STAR K」シーズン2の優勝者。
現在、エイキューブエンターテインメント所属。
「SUPER STAR K」シーズン2の決勝戦の課題曲「オンジェナ(いつでも)」でデビュー。現在、国民銀行、エナジー管理公団、コカコーラなどCMにも出演。

多忙なスケジュールの中、時間を割いていただきました。ぽっちゃりとして小柄な外見どおり、やさしい歌声で聴衆を魅了~!
舞台の上で緊張しないノウハウは?!勝ち残るために努力したこと、秘訣はあるの??

Q:応募したきっかけは?
仕事をしていたところで3ヶ月給料をもらえず、身を粉にして働いたのに。そんな不安定な状態のときに、このオーディションを受けることにしたんです。予選中はほぼ、前の会社を辞めたようなもんだったんで、インターネットカフェなどアルバイトも平行してやっていました。自分の好きな歌を歌って食べいける、そのために最後の挑戦をしてみようと思いました。
Q:優勝の瞬間、どんな気持ちでしたか?
発表があったとき、最初は何がなんだか分からなかったんです。小さい頃からアルバイトをしていたころのことが、走馬灯のように頭にぐるぐると巡り、横でジョンが教えてくれて、やっと現実に取り戻された感じで。最後にはおやじまで舞台にあがってきて・・・

Q:優勝して変わったことは?周りの反応は?
なんといっても、今まで生きるために仕事していたのに、今は自分がやりたいことをしながら、お金も稼いでいる。ホントに幸せです。また、周りの家族、親戚が以前よりも仲良くなったことですね。どこに行っても、みんな歓迎してくれて。その代わり…オーディション終了後、初めて実家に帰ったとき僕を待っていたのがサイン書きでした。今まで数千枚書いたと思います。

Q:歌をはじめたのは?
両親の影響が大きかったと思います。2人とも歌がうまくて、僕自身小さいころから、子供番組より、歌謡番組を見ていたらしいですから。
中学生に入ったとたん(14歳)、ショッピングモールでのど自慢大会があり、それに出たんです。予選参加者が250人でしたが、双子の兄と一緒に2人、決勝戦まで行きました。そこで優勝したのがはじまりでした。自分たちにこんな才能があると初めて知ったんです。それから、あちこちの大会に次々と参加しました。そんな中、18歳のころ、専属でやらないかとスカウトされ、東大門をはじめ、ショッピングモールのイベント舞台を巡りました。
Q:審査員の前で緊張せずに、気落ちせずに、モチベーションを維持するには?
もともと、舞台裏でとても緊張するタイプなんです。というのも、裏で思いっきり緊張すれば、舞台では逆に開き直れるかなと。でも、決勝戦のときはそんな公式も通用しないほど、緊張しました。

決勝戦以前は、審査員に注意されたことは一つ、一つ、心に留めて改善するように努力しました。また、審査員に褒められたときは、「今日はうまくいった」と、その瞬間だけ満足して、放送が終わったら忘れるようにしていました。なぜなら、褒め言葉を心に留めていると、人って逆に傲慢になるし、努力しなくなってしまうので。また、僕の場合はなによりも切実でしたから。これじゃなきゃ、後はない、その思いでがんばりました。

Q:オーディションの課題でイチバン苦労したことは?
マイケルジャクソンのダンスですよ。ご存知だと思いますが・・・。そのほかはやっぱり英語。英語は難しい・・・。オーディションのとき、ジョン(ジョン・バク)に悪かったなと思うのが、練習しないといけないだろうに、貴重な時間を30分割いてもらって、個人レッスンを受けました。やっぱり、韓国語が好きです。また、苦労したのがテンポの速い課題曲。小さい頃から、感情をこめて歌うスローテンポのバラードだけ歌っていたのに、ロックでもなく、あんなに早いテンポの曲を歌ったのは生まれて初めてでした。

Q:「MAMA(Mnet Asian Music Awards)」での感想は?
(シーズン2の優勝者にはMAMAの舞台出場権も与えられていました。)
ホ・ン・トに舞台が大きいんですよ。むしろ不思議でした。ホテルの中にあんな大きな舞台があるなんて。
規模が違う分、すべて強度が違いますから。どきどきも、ワクワクも、緊張も喜びも、すべて強さが違うんですよ。
レッドカーペットを歩くときは、もちろん、周りには2PMをはじめ、ほかのスターたちのプラカードしか見えませんでしたが、ホントに気分がよかったです。歩いているうちに、一歩、一歩、威風堂々としてくる自分がいたりして。
舞台に関しては・・・自分の実力を発揮できなかったことが心残りです。あまりの緊張で萎縮してしまいました。緊張に勝つことができなかった。これから経験を積んで行きたいです。


Q:今後の活動は?
今、スケジュールをこなしながら、録音作業をしている最中なんです。たぶん、上半期にはミニアルバムを皆さんにお聞かせできるんじゃないかなと思います。

Q:ホ・ガクさんにとって、「SUPER STAR K」とは?
チャンス・・・最後のチャンスだと思いました。新たなスタートともいえるオーディションが僕にとっては、最後のチャンスでした。とても切実でしたから。

◇◆◇ユン・ジョンシン
「SUPER STAR K」シーズン1、2、3審査員歴任。
シンガーソングライター、ラジオDJ、テレビ番組司会など。
1990年歌手デビュー。「パッピンス」をはじめ自分のヒット曲のほか、数々のヒット曲を生み出したシンガーソングライター。

イ・スンチョルとともに、「SUPER STAR K」シーズン1から3まで審査員を歴任。いつも参加者を前に、辛口のコメントがまた話題に。
イ・スンチョルが歌唱力を主に歌の実力を見るとしたら、ユン・ジョンシンさんは個性や人気度などプロデューサーの目で評価。今回日本人にはどんな期待を?またどんな点が評価の対象になるのか?!点数獲得ノウハウをこっそり教えて?!!
Q:日本からの参加者に期待するところは?
今回、ソロだけでなく、グループでも一緒に最後まで生き残れる(以前はグループでも個人対決)システムが導入されると聞きました。特に日本はバンド文化が発達していると思うので、バンドがたくさん出てくれるとうれしいですね。個性のあるバンド。

Q:審査員として評価するときの基準は?
イ・スンチョル氏の場合は、歌唱力をはじめ実力を見て評価しますが、私の場合はプロデューサーとして評価します。この子が大衆にどれぐらい受け入れられるか?人気を得られるのか?といった点です。もちろん、実力が根底にありますが、歌の基本的な実力だけでなく、個性、人気度などをあわせて評価します。たとえば、日本の方の場合、韓国の歌をその歌手のように真似て歌うよりは、自分なりの解釈で、自分ならではのカラーを発揮するのがポイントです。

Q:最後に一言、日本の方にメッセージをお願いします。
基本的に音楽は楽しむものだと思っているんで、皆さん、このオーディションを通して、音楽を楽しんでください。命を掛けずに(笑)もちろん、努力は大切だと思いますが、自分の個性と実力をこの公開舞台で十分発揮してください。期待しています。

日本予選のスケジュールは?


公募期間:2011年4月25日 13:00 ~5月31日 24:00(1ヶ月半)
公募方法:Mnet Japanホームページ ( www.mnetjapan.com )、
もしくはMnetモバイル ( http://mnetj.tv )にて事前エントリーし、志願書を持参して来場。

一次予選
日程:6月初旬
・東京(6/19)
・大阪(6/12)
書類応募⇒現場オーディション実施
※審査委員:日本の大手レーベルプロデューサー参加

二次予選
日程:6/25または6/26
※ 韓国スタッフ・審査委員来日

*韓国でのスケジュール
7月 SSKシーズン3スーパーウィーク
8月 SSKシーズン3 本選生放送
9月 スピンオフ

SSK3特設ページ :www.mnetjapan.com/superstark3/
SSK3ツイッター :http://twitter.com/MnetSuperstarKJ

番組放送情報
昨年のオーディションの模様をMnetにて放送中。
番組名 :SUPER STAR K 2
初回放送 :毎週(金)午前9:00~12:00 ※日により放送時間が若干異なります。
再放送 :なし

今年開催されるシーズン3も、韓国から生放送でお届け。
番組名 :SUPER STAR K 3
8月よりMnetにて放送スタート(現在、詳細の放送日時未定)
※初回放送は字幕なし。

今年開催されるシーズン3の日本予選参加者を密着
番組名 :SUPER STAR K 3 JAPAN ROUND
放送日 : 2011年6月24日(金)~7月22日(金)  (予定)
放送尺 : 25分、全5回


いかがでしたか?歌手デビューを確約されたこのオーディション、興味のある方はぜひ挑戦してみてはいかが?!K-POPファンの方も、そうでない方も、日本からの出場者を応援してあげてくださいね!もう少し若かったらナビも挑戦したかもなぁ・・・と思うナビがお伝えしました~。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-04-18

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