異例の5人同時キャスト、ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」を見てきました!
こんにちは。ソウルナビのエンタメ担当、最近某アイドルグループにハマっているボリです。今回、ボリはオム・キジュンをはじめ、SUPERJUNIORのキョヒョン、John-hoonなど異例の5人同時キャスティングと少女時代のソニの出演などで話題を集めているミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(Catch me if you can)」を見てきました!
会場はブルースクエア
会場は新しくできた劇場「ブルースクエア」。ボリも初めて行きましたが、地下鉄6号線ハンガンジン(漢江鎮駅)からすぐで、日本語の案内もあっちこっちにあり、迷いたくても迷えないほどでした!
地下鉄通路。左がSAMSUNG電子ホール、右がSAMSUNG CARD ホール。
|
|
SAMSUNG CARD ホールの入り口。大きい看板がかっこいいです。
|
だんだんと規模が大きくなる、世界各国から届いたお米。
キーさんに1.5トン、John-hoonさんに3.2トン!
写真にはないけど、いちばん多かったのはキュヒョンさんの約4トンで、ソニさんが約3.95トンでした!
30代で10代の少年役をやるオム・キジュンさんのファンの、かわいくも面白い応援のメッセージ。
“10代だってからかわないで。 恥ずかしくて詐欺をして。”
(「少女時代」の歌詞をいじったもの)
ミュージカル「Catch me if you can」とは?!
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(Catch me if you can)」。タイトルを日本語に訳すると「できるもんなら捕まえてみろ」。フランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説「世界をだました男」を元に、2009年にブロードウェイで製作されたミュージカルです。韓国では原作の小説よりも、レオナルド・ディカプリオ主演の同名の映画で有名な作品でもあります。航空のパイロットや医師、弁護士に偽装し、1960年代に世界各地で小切手偽造事件を起こした天才詐欺師、フランク・W・アバグネイル・Jrと、彼を追うFBI捜査官カール・ハンラティの姿を痛快かつ人間味豊かに描いている作品。今回の韓国公演は、そのブロードウェイミュージカル「Catch me if you can」の世界初ライセンス公演となります。
5人5色、主演俳優5人のそれぞれ違う解析
今、韓国のミュージカル界はとっても元気があります。このブームにはいろんな理由があると思われますが、ひとつにはスターキャスティングにあると言えるかも。また、韓国で上演されるミュージカルは複数の俳優が同時にキャスティングされるのが一般的ですが、それはスターマーケッティングと共に、新人の可能性を試す機会となり、もしもの時?のための安全対策にもなっています。このような傾向のおかげで、逆に単一キャスティングが話題になったりもします(例えば、オク・ジュヒョンの「アイーダ」は代替なしの単一キャスト!など)。
ミュージカル「Catch me if you can」は、なんと主人公のフランクの役に5人もキャスティングされました。まず、人気ミュージカル俳優のオム・キジュン、2番目のミュージカル出演のキュヒョン(SUPER JUNIOR)、そしてミュージカル初挑戦のキー(シャイニー)、John-hoon、パク・グァンヒョン。年齢も違い、雰囲気も違う俳優5人が、それぞれ違うフランクを演じています。どのフランクがお気にいるかは人それぞれ。同時キャスティングはそれなりにメリットもデメリットもありますが、これが韓国オリジナルのミュージカル形式として定着するかも。
見どころいっぱいの華麗なSHOW MUSICAL
ミュージカル「Catch me if you can」は、10代の詐欺師である主人公フランクの比重が非常に高い作品でした。主人公のフランクは舞台の上でしょっちゅう歌って、踊って、走っているので、主人公のコンディションによってその日の公演の質が左右されてしまう・・・と言っても過言ではありません。でも出演が多い分、主人公のファンにとってはうれしい作品に!それだけではなく、フランクがパンアメリカン航空のパイロットや医師、弁護士に偽装するたび、それに合わせたコスチュームを見れるのもうれしいのでは。それに絶え間なくスイッチされる舞台と際どい衣装のアンサンブルの群舞、キャラクターの特徴を生かした個性的な音楽で描く痛快かつ人間味豊かな話がこの作品の見どころ。特に舞台演出に関しては、ブロードウェイとまた違った斬新な舞台芸術として、ソウル・バスのスタイルの映像(映画のタイトルデザインによく使われる技法)とCGを使っています。劇の舞台になる1960年代のN.Yの雰囲気をを表現するため当時のポップアート様式を利用し、全体的によりカラフルに、よりダイナミックに。視覚的刺激を求める映像と照明、300着を超える衣装、平均身長170cm以上というアンサンブルによって、とても華麗な舞台になっていました。
ファンシーなグッズも
今回、会場で目立ったのは関連グッズ。最近は以前と違っていろいろとファンシーな関連商品が出ています。でも35万ウォンのグッズ(スワロフスキー石を使って表現したヒョウ柄の真ん中に俳優の写真入りの携帯ケース)は、ボリも想像もできなかったグッズだったので大変驚きました。
公式ホームページではくわしい公演情報、メーキングビデオなどが見られるので、この作品に興味を持った方はぜひ寄ってみてくださいね。ちなみに、関連グッズもオンライン購入できるそう(日本語でご注文できます)!ちなみにミュージカル「Catch me if you can」は今年の6月10日にて終わり。再演の予定はまだ出ていませんが、今回見れなかった方は再演を狙ってみるのがいいと思いますヨ!以上、ソウルナビのボリでした。