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韓国に留学しよう!

2002年のワールドカップを機にいろいろな角度で韓国が紹介され、今まではカルビとキムチと海苔とビビンパの国だった韓国に幅広い関心をもち目を向ける人が増えました。また韓国に旅行で何度か遊びにくるうちに韓国の文化や人々に触れ合って興味をもったとか、あるいは映画や音楽、ドラマなど韓流ブームを通じて韓国をもっと知りたくなったとか、韓国人の友達ができたとか、さまざまな理由で実際に韓国に住み韓国の文化や歴史、言葉を学びたい!韓国に留学したい!と考えている人が最近増えているようです。そこでナビの留学ナビでは韓国留学を目指している方々、そして現在韓国留学中の方々に韓国留学のA to Z、留学生活についてなど、現地からの最新情報をお届けいたします!

韓国留学とは?

<B>韓国留学のスタートから留学生活まで!</B>

韓国留学のスタートから留学生活まで!

あの熱く燃えた2002年のワールドカップ以降、韓国に旅行目的だけでなく、勉強しに行く韓国留学組が増えてきました。では今韓国留学を考えている方、韓国に留学するにはまず何から始めればいいのか?! 実際韓国留学生活はどんな感じなの?といったような疑問、質問がいろいろあると思います。そんな方々、今日はナビといっしょに、韓国留学を1から順を追ってみていきましょう!

1)韓国留学の目的
現在学生の人も、働いている人も、主婦の方も、退職後の方も、留学というとそれなりに目的意識を持って決定しないと準備をスタートできませんよね!語学を学びに行くのか、それとも、大学や大学院に入ってある分野について勉強するのか?その点からまずしっかり自分の考えを整理していきましょう。

<語学留学>
大学時代に勉強していた韓国語をモノにしたいとか、韓国に何度も遊びに行っているうちに韓国語や韓国文化に興味を持ったとか、韓国人の友達ができたとか、韓国語学留学のきっかけはいろいろとありますが、目的、時間、資金面から、どのコースが自分に合っているのか考えてきましょう!
-時間的に余裕はないが、実際現地、韓国に住みながら、少しでも韓国の語学と文化を学びたい!特に学生や会社員の方々向け。30日以内なのでノービザでOK!
◆ 1週間からの語学学校(1週間~)
◆ 夏・冬の休みを利用した短期留学(3週間~4週間)

-韓国語を現地である程度まで本格的に勉強したい!
◆ 大学付属の語学学校の正規課程への留学(1学期3ヶ月から3ヶ月ごと2年まで)

-韓国で働きながら空いてる時間を使って韓国語を勉強したい!
◆ 語学学校、大学付属の語学学校の午後クラス、週3日クラスなど

<大学・大学院留学>
韓国の大学や大学院で勉強をしたい場合は、ある程度韓国語の能力が必要になります。学校によっては韓国語の能力を見るテストを実施するところや、大学付属の語学学校に通うことを義務付けているところもあったりします。でも、大学院の場合は授業が英語で行なわれる場合も多いので、英語ができれば入学できる場合もあるようです。

◆ 大学入学:語学学校6ヶ月~1年半+大学4年
◆ 大学編入:語学学校6ヶ月~1年半+2~3年
◆ 大学院進学:語学学校6ヶ月~1年半+最低2年

2)費用
留学の目的と期間に合わせて、だいたいのコースが決まったら、次は費用を見ていきましょう。韓国留学生から良く聞くのは、思ったより費用ってかかる!ということ。最近は韓国も物価が高くなって生活費もばかになりません。10代、20代前半の学生だと両親の援助で留学する人も多いですが、20代中盤からは自分でお金を貯めて来る人が大部分。十分だと思っていた資金も実際生活してみるといろいろと出て行くお金が多いんですよね。ではどれくらい必要なのか具体的に見ていきましょう。

<韓国留学への準備諸費用>
◆ 航空券
◆ 手続き諸費用(ビザ申請料・送金手数料など)
◆ 保険

<学費・教材費>

<家賃>
寄宿舎、下宿、自炊など、住まいはいろいろ選択肢があり、家賃もまちまちです。
◆ 寄宿舎:月40~60万ウォン
◆ 下宿(朝・夕食付き):月40~65万ウォン
◆ コシウォン・コシテル(ご飯付き/自炊可):月20~60万ウォン
◆ ワンルーム:保証金(500-1,000万ウォン)+月40万ウォン~
<食費>
◆ 一食あたり(相場):4,000~10,000ウォン
◆ 学食:1,500~6,000ウォン

<小遣い>
食費、娯楽費など=30~80万ウォン
*食費が意外にかかります。お昼を食べて、夜も外食、さらに飲み行ったり、コーヒーやケーキを食べたりと散財してしまうと1ヶ月に小遣いが100万ウォン消えていくことも。日本より物価が安いと思っていても、モノによっては日本より高くつくものもあったりするので、計画的に遣いましょう。

<1ヶ月当たりの費用>
住居費(下宿、寄宿舎など)+携帯+小遣い(食費、娯楽費など)
=70~150万ウォン

3)留学生活

大学の付属の語学学校に通う場合は、学校周辺ににぎやかな学生街が広がっていてとっても便利!!学校の周辺には下宿やコシウォンなどがたくさんあり、食堂、お店なども通り沿いにズラリ!と並んでいます。特にソウルの中心部に近いところなどは賑やかで韓国の学生たちの生活を体験することができます。

留学生たちの生活は、やはり学校が中心となります。昼間の正規課程に通う予定の場合は、だいたい午後1時頃に授業が終わり、昼食を済ませたら宿題をしたり、ランゲージエクスチェンジ(日本語を勉強している韓国人と会話を通して言葉を勉強しあう)をしたりとそれぞれの時間を過ごすことになります。人によってはアルバイトをする人や、もともと韓国の友達がたくさんいて遊びに行ったりと毎日忙しく飛び回っている人もいれば、最初は韓国の生活に慣れなくて、学校と家の往復だけのまったりとした生活を送っている人もいます。でもせっかく思い切って韓国まで語学を勉強しに来たのだから、思いっきり韓国の生活を楽しんだほうがいいですよね^^

初級レベルの時はどんどん積極的に韓国人の友達を作ったり、街に繰り出していろいろ自分で体験してみたりすること全てが自分の勉強になります。午後の時間、仲良くなった日本のお友達だけでおしゃべりをしていないで、韓国に溶け込もうとするといろんな出会いや発見で生活にもハリが出て、楽しく有意義な留学生活が過ごせるでしょう。

留学の流れ

<B>韓国留学の準備から訪韓まで!</B>

韓国留学の準備から訪韓まで!

さて、韓国留学の目的意識もはっきりして、いざ韓国留学を心に決めたものの、準備や学校選び、それからどんな手続きが必要なのぉ~?!と疑問質問で頭の中が???になっている方へ、まずは韓国留学の準備から訪韓までの全体的な流れをご紹介しましょう!

1) 学校選び(パンフレット請求)
学校紹介をチェックして、自分に合っていそうな学校にパンフレットを請求しよう!パンフレットは日本語版が別にあるところが多いのでご心配なく!


2) 願書申請
自分の行きたい学校が決まったら、必要書類を揃えて申請書を送りましょう。基本的に入学申請書1部、パスポートのコピー1部、最終学歴証明書などが必要+学校によっては修学計画書や身元保証書が必要なところもあり。、また寄宿舎を希望する場合は申請書提出時に一緒に希望の旨を伝えましょう。


3) 授業料送金
学校からの入学許可の通知が来たら授業料を送り、学校の手続きは終了。授業料は学校指定の銀行口座に振り込むか、為替で送ります。


4) ビザ申請 
授業料納入の確認が取れたら学校から入学許可書が届きます。その入学許可書と必要な書類を揃えて韓国領事館にC-3 (90日以内)またはD-4ビザ(90日以上、韓国内延長可)を申請します。
ただ現在はノービザで90日まで滞在できるため、C-3 (90日以内)を申請する必要はほとんどありません。
D-4は身元保証書が必要で、また発行までに以前は約1ヶ月程度かかっていましたが、現在では数日で発行されるようです。でも念のため、D-4を申請しようと思っている方は申請書を1ヶ月前には出しましょう。

5) 留学準備

<留学前に準備するもの(必須)>
◆ トランク(荷物を詰めます)
◆ お金
◆ 航空券(片道、あるいはオープンチケット)
◆ 常備薬(韓国の薬は強く、逆に体を傷めていまう可能性があるので、風邪薬や胃薬、頭痛薬、痒み止めなどいつも飲みなれているもの、使っているものを持って来ておいた方がいいでしょう)
◆ 服、下着など(夏は1週間分、冬はかさばるので3~4日分をスーツケースにつめて持っていき、残りは日本から送ってもらうか、現地で購入するという手もあります)

<留学前に準備するもの(希望者のみ)>
◆ 辞書(※韓国で買った方が安い)
◆ 化粧品(※韓国でも十分揃えられますが、化粧品は特に肌の弱い方はいつも使ってるも のを持ってきた方がいいでしょう)
◆ シャンプー、リンス、石鹸など(※韓国でも安く購入できますが、特に歯ブラシなどはあまり種類がないので、 特にこだわりのある方は持ってきましょう。)
◆ ドライヤー(※持っていってもかまいませんが、韓国は電圧が220Vなので、変圧機が必要になります。ちなみに韓国でドライヤーは安く購入できます。)
◆ PC(※盗難されたり持ってくるときに壊れたりということもありますので管理がちょっと大変。韓国はIT環境が整っていて、語学学校や大学でもコンピューターを利用できるし、学校の周辺では日本語入力可能なPCパン(インターネットカフェ)などもあるので、仕事や研究以外の目的では持っていかなくても特に不便はないでしょう)
◆ 変圧器(日本の家電を持っていく方には必須、でも韓国でも安く調達できます。PC用など特別な変圧器は日本で購入されることをオススメします。)

※蒲団や簡単な生活用品は現地でも安く購入できるので、特にこれじゃないと!というこだわりがなければ、重い思いをして全部もって行くよりは現地の市場やスーパーなどでそろえてもOK!

<お金の準備/送金>
生活費や授業料を計算して十分な資金を用意しておかなければいけませんよね。短期の留学の方は必要な分だけ自分で持っていけばいいですが、長期になるとある程度の金額を準備しなければいけませんよね。そこで、お金の準備方法をいくつかご紹介しましょう。

①円をそのまま持って行き、韓国で銀行口座を作って円または両替してウォンで預ける。長期滞在でお金が足りなくなったら家族に送ってもらうか、次の休みに日本からまた持ってくる。
②シティバンクなど日韓両方にある銀行の口座を作り、お金を預ける。
③銀行や郵便局から送金してもらう。


6) 住まい探し
訪韓する前に住まいを準備しておきたいという方は斡旋業者に頼んだり、学校の寄宿舎を申請したり、学校で下宿を紹介してもらう方法があります。その場合は学校に入学申請と同時にほぼ手続きをしますが、自分で探したいという方は、授業が始まる前に訪韓してビラや学校の掲示板、友達に紹介してもらったりして探すことも出来ます。しかし韓国に友達や知り合いもなく、韓国語もほぼ出来ない場合、学校などに紹介してもらうのが1番心強いでしょう。でも下宿にはあたりはずれがありますので、入る前のチェックはしっかりした方が良いでしょう。もし最初に時点でひどい場合は、我慢せずに別のところを紹介してほしい!とはっきり告げましょう。

7) 訪韓
クラス分けテストの日程に合わせて余裕を持って訪韓しましょう。


8) クラス分けテスト
学校によって授業スタートの1日~1週間前に行われます。韓国語初心者の人はテストを受ける必要はなく、韓国語経験者を対象に、作文、面接などのテストが行われます。


9) オリエンテーション
授業開始の前日、あるいは学期初日に行われます。クラス分けの発表、授業などの説明などがあります。


10) 授業スタート!!
とうとう待ちに待った授業の始まり!張り切って韓国語を始めましょっ!

その他情報

*価格帯を更新しました。リンクを追加しました。<2013.2.14>

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-08-01

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