ナビの役に立つリアル韓国語☆第1回~食べる編~

ソウルから日常生活で使われている生の韓国語をお届け♪

こんにちは!ソウルナビです。韓国をより楽しむために欠かせないものってなんだと思いますか?そう、それは、『韓国語』!韓国の有名な観光地では、ほとんど日本語が通じちゃって、日本語だけでも心配なし!だけど、それってなんだか物足りない・・・韓国人とも交流しながら、ディープなコリアを味わいたい!って方もいらっしゃるのでは??最近では日本で韓国語をお勉強中の方や、韓国好きが高じて留学に来る方もたくさんいらっしゃると思います^^そこで!!ソウル在住の韓国語の達人?であるナビが実際日常生活で現地で使われている生の韓国語をみさなんに伝授したいと思います!「ナビの役に立つリアル韓国語」第1回は食べる編!韓国と言われて欠かせないものといえば、やっぱり韓国グルメ!そんな韓国料理をもっとおいしく食べるために使える韓国語をここで皆さんに教えちゃいます!それでは、さっそくいってみよー!

まずはお店に入りましょう~!韓国語で挨拶は!?

「食べる編」の中でも屋台や、鉄板や大きな鍋などの器で食べる料理でのシチュエーション。知っていると便利な韓国語を紹介したいと思います。それではまずは、お店に入ったら、お店の人に挨拶しましょう~。

안녕하세요.(アンニョンハセヨ)
→おはようございます・こんにちは・こんばんは

皆さんご存知ですよね?そうです。「アンニョンハセヨ」は、朝昼晩いつでも使えるとっても便利な韓国の挨拶!「ン」の発音を強く言い過ぎずに、サラリと流して言うのがポイント!



それでは、席に案内されました。何を注文するか決めた後、お店の方を呼びたい時、なんて呼べばよいのでしょう?

저기요(チョギヨ)/여기요(ヨギヨ)
→すみません、あの~、/ここです~。

この2つの違いって何?ってよく聞かれるのですが、基本的に同じと考えてもらって大丈夫。直訳すれば、저기요(チョギヨ)は「あちらです」、여기요(ヨギヨ)は「こちらです」と言う意味。もし、お店の方が気づいていない様子なら、少し大きな声で、自信を持って、語尾を延ばし気味に「チョギヨォー!」と言ってみましょう。


または韓国ではお店の人を呼ぶときに、少し親しみを込めて이모(イモ)と呼ぶ習慣があります。 韓国ドラマなどで、耳にしたことある方もいらっしゃるのでは?이모(イモ)とは、母方の伯母、叔母を呼ぶ言い方で、男女共に使える表現。ですが明らかに若い女性や、男性には使えない表現です。「イモ」と呼べる相手は、아줌마(アジュンマ)世代の方。ちなみに「アジュンマ」とは、結婚した女性のこと。ですが日本語でいう「オバちゃん」と言った感じの響きでしょうか・・・韓国でも女性を「アジュンマ」と呼ぶことは必ずしも喜ばしい言葉ではないのです。そんな女性にとって敏感な(?)アジュンマ問題。そこで、ナビ的ベストな表現を伝授したいと思います。それは、

이모님(イモニム)
→おばさん

~님(~ニム)とは、直訳すれば「~様」と言う意味。日本語で「様」と言えば、恐縮しすぎてる感じもしますが、韓国語ではこのくらい使っても大丈夫な表現。もし、女性の方で、お店のアジュンマが自分と年齢が同じくらい、もしくは若干年上?と感じれば、「언니(オンニ)」と呼んでみるのもOK!「オンニ」は、女の人が年上の女性を呼ぶときにだけ使える表現!そう、韓国では、女性が女性を呼ぶ表現、男性が女性を呼ぶ表現の仕方が違ったりするんですね~これはまた、別の機会にでも紹介したいと思います!


じゃぁ、男性のことはどう呼べばいいのでしょうか?それは、

사장님(サジャンニム)
→社長さん

食堂のおじさんを社長と呼ぶのはちょっと変な感じがするかもしれませんが、これも先ほど出てきた「イモ」同様少し親しみをこめて「サジャンニム」と呼ぶことがあります。でも、明らかに若くてアルバイトの男性を「サジャンニム」と呼ぶのは、やっぱり変。これは、その食堂の主人のような男性には使ってもOKな表現。女性に使うこともあります。ちなみに男性なら、

아저씨(アジョシ)
→おじさん

と呼ぶことも出来ますが、若いお兄さんに言うと傷ついちゃうかも。男性にとっても「アジョシ」と呼ばれるのは、嬉しくなかったりもするんだとか?そりゃ「アジョシ」より「サジャンニム」と呼ばれるほうが気分がちょっとイイ感じ??余談ですが、ウォンビン主演の映画「アジョシ」が公開されてから、巷の男性たちもウォンビンがアジョシならば、アジョシと呼ばれるのも抵抗がなくなったとかないとか?うーーーん、なんだか難しい??とりあえず、迷ってしまったら無難に「チョギヨ~!」でいってみましょう。

よし!いざ、料理を注文!

皆さん、辛い食べ物はお好きですか?苦手な方もいらっしゃるのでは?もしくは、少しだけ辛いものなら食べられる!なんて方も?韓国料理は辛いものが多いので、おいしそうだけれど食べられなさそう・・・と断念しちゃう方もいたり?だけど、この言葉を知っていれば、辛い料理のお店にも挑戦できちゃう!という表現を教えちゃいます! 注文のときに、こうやって伝えておけば、あまり辛くしないで作ってくれるはず!

안 맵게 해주세요. (アン メッケ ヘジュセヨ)
→辛くしないでください。

ちなみに、少し辛いのに挑戦したいならば、

덜맵게 해주세요.(トルメッケ ヘジュセヨ)
→辛さ控えめにしてください。

若干辛めなものが出てくるはず。


でも中には韓国人にも負けず劣らず辛いものが大~好きな方もいらっしゃるのでは?時々、お店の人が日本人だから、辛いものが食べられないだろうと察し、あまり辛くせずに作ってくれることがあります。ところが辛いもの大好きな人にとってみれば、これはちょっと残念な感じになりかねない・・・そんなときに使える表現!

매운 것 좋아해요. (メウン ゴ チョアヘヨ)
→辛いものが好きです。

こうやって伝えれば韓国人もびっくり!?な辛くておいしいとびっきりの味にしてくれるはず!お口の中が大変になりそうなら唇がたらこちゃんになる前にサイダーを注文してみてください。かっら~~い韓国料理とサイダーの相性はバッチリ!お酒が好きな方はソジュ(焼酎)とサイダーを混ぜて作る飲み物「ソサ」で休憩するのもグー。あら不思議、お口の中がマイルドになるんですよ^^ でも、おいしいからと言って辛いものを食べすぎちゃって、万が一次の日おしりが痛くなっても、自己責任でお願いします。


韓国の焼き肉を体験したことがある方は、お分かりだと思いますが、お店の人がお肉を焼いてくれるんです!すべてのお店でそうとは限りませんが、ほとんどの焼き肉店でやってくれるサービス!でも、だからこそ、一体どのタイミングで食べてもよいのか、お肉の焼き加減がわからなかったり??また、大きな鉄板や鍋で出てくる料理のお店などの料理もドカーンとテーブルに出されてから、グツグツ煮始めて・・・。いつになったら食べられるのか、いまいちよくわからない・・・!?そんなときに使える表現!

먹어도 돼요?(モゴド トェヨ??)
→食べてもいいですか?

もう、食べ頃かどうか、一応確認してから食べましょう!まだ生のお肉を食べちゃって体調がダウン。せっかくのソウル旅行が台無し!ってことにならないようにしてくださいね^^ちなみに、出来ましたか?と言う意味で、

다 익었어요?(タ イゴッソヨ?)
→全部煮えましたか?

と聞くのも自然な表現!ネイティブっぽいです^^


お肉を焼き続けていると、だんだん網や鉄板に黒いコゲが溜まってきたりして・・・。せっかくのおいしいお肉の味が半減しちゃう!!そのときは遠慮せずに、頼みましょう。

판 좀 갈아주세요.(パン チョム カラジュセヨ)
→板を交換してください。

とお願いしてみましょう~!これは、網でも、鉄板でも、両方使える表現です。ちなみに、좀(チョム)という表現は日本語でいうと、「ちょっと」という感じのニュアンス。韓国語で何かをお願いするときには、좀(チョム)を付けて言いましょう。そうすると、やわらかいイメージになるし、ネイティブっぽくなります!たとえば、お水がほしいなってときも、

물 좀 주새요. (ムル チョム チュセヨ)
→お水ください。

と頼むようにしましょう。


鉄板を使ったお店で、忘れちゃいけないものと言えば、볶음밥(ポックンパッ)ですよね!ポックンパッとは韓国スタイルの焼き飯のこと。鉄板料理の最後のシメに食べるポックンパッは本当に最高!ならば、これもコリアンスタイルで攻めてみましょう~。「ポックンパッ ヘジュセヨ~(オポックンパッして下さい)」と言う、簡単な表現でも伝わるのですが、韓国人はそうやって注文しないんです!もっとも自然な表現はと言うと、

밥을 볶아주세요.(パブル ポッカジュセヨ)
→ご飯を炒めてください。

ソウルっ子はこうやって伝えるんです!ポックンパッは1人前から注文できるお店がほとんど。何人前必要なのかを、わかりやすく指で数を示しながら伝えましょう!1人前だけ注文したいときは、
「 밥을 하나만 볶아주세요. (パブル ハナマン ポッカジュセヨ)」
2人前欲しいときは、
「밥을 두개 볶아주세요. (バブル トゥゲ ポッカジュセヨ)」
と欲しい分だけ伝えてみてくださいね^^

お腹いっぱい~!最後はお店の人に挨拶をしてから帰りましょう~!

そして最後にお会計。韓国では、テーブルに伝票をくれないこともありますが、その時はそのまま計算するカウンターに行けばOK!テーブルごとに金額が精算されています。

계산 좀 해주세요.(ケサン チョム ヘジュセヨ)
→お会計をお願いします。

そしてお会計のときに忘れてはいけないのが領収書をもらうこと!旅行中にいくら使ったか計算しなくちゃいけないし、計算ミスがないかきちんとチェックしましょう。

영수증 주실래요?(ヨンスジュン チュシッレヨ?)
→レシートもらえますか?

韓国にも「いただきます。」や「ごちそうさまでした。」という言葉はあるのですが、日本のように毎回の食事ごとに言う習慣がありません。だれかに食事に招待されたり、ご馳走になったりするときなどに使います。帰り際に一言「ごちそうさま」と言ってもらえると、受け取る側も嬉しいはず!

잘 먹었습니다.(チャル モゴッスンミダ)
→ごちそうさまでした。

おいしくいただくことが出来たならその喜びをお店の方にも伝えましょう。この時は、韓国人風に親指を上に立てて、GOODのポーズと一緒に伝えましょう。韓国人は、おいしい!良い!と感じたときに、この親指上に立てるサインが大好き!

맛있어요.(マシッソヨ)
→おいしいです。

とってもおいしかったと表現したい場合は、
「너무 맛있었어요(ノム マシッソッソヨ)」
と言うのも良いでしょう。

そして、お店を発つときには、さよならの挨拶を。韓国語では、別れの挨拶をするときに、送る側と、送られる側での表現の仕方が違います。皆さんはお店を去る側なので、

안녕히 계세요.(アンニョンイ ケセヨ)
→さようなら ※送られる側

「アンニョンイ ケセヨ」とは、直訳すれば、「安寧でおられてくださいね」と言う意味。なんだか素敵なサヨナラのあいさつですね。送る側は、
「안녕히 가세요.(アンニョンイ カセヨ)」
と言ってくれると思います。

ちなみに帰り際に수고하세요(スゴハセヨ)と行って、店を後にする韓国人を見かけたことがあるかもしれませんが、これはあまり良い表現の仕方ではありません。わかりやすくいえば、「お疲れ様です」といったニュアンスがあるのですが、目上の人には使ってはいけない表現。日本語で言う「ご苦労様です」という言葉も、本来目上の人には使わない表現ですよね。もちろん、使っても良い状況や立場の人もいますが、時々、韓国人でも知らなかったり、よくわからないまま使っている日本人留学生なども見かけますが、これは使わないようにしましょう。


いかがでしたか? 韓国語が上手なリピーターのみなさんもたくさんいらっしゃるかと思いますが、ソウルビギナーの皆さんも、ぜひソウルに訪れる際には、積極的に韓国語を使ってみてください!知らなくても大丈夫だけれど、ひとつ、ふたつでも韓国語の単語を覚えてくるだけで、もっと韓国を身近に楽しめるハズ! これからも、実際韓国で使われているリアルな表現を、シチュエーションごとにわかりやすく、そして覚えやすいように少しずつ、紹介していきたいと思います。 外国語をしゃべるのはちょっぴり勇気がいるけれど・・・韓国を肌で感じることができ、また新たな発見ができるのでは?ぜひ挑戦してみてくださいね!以上、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-04-29

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