地方の動物園、清州動物園に行ってきました!!

あのドラマのロケ地?!地方にある清州(チョンジュ)の動物園に行ってきました!

こんにちは!ソウルナビのユンギオンマです。さて皆さん、5月5日は韓国では何の祝日だったか知っていますか?答えは「オリニナル(子供の日)」。韓国にも日本と同じように子供のための祝日があり、同じ5月5日なんですヨ!昨年(2012年)男の子を出産したユンギオンマ、我が子初の子供の日に何かしてあげたいと思い、家族で動物園に行くことに。でも有名どころの動物園はすでに何度か行き尽くしてしまったユンギオンマ。今回は忠清北道(チュンチョンブット)は清州(チョンジュ)にある清州動物園に行ってみることにしました~!!異国の地の地方の動物園!どんな動物がいるのか、興味津々(笑) それでは、さっそく行ってみましょ~

◆◇◆ 忠清北道(チュンチョンブット)の清州(チョンジュ)ってどこ?!◆◇◆

韓国でもソウルや釜山、済州島のような有名どころしか旅行したことのない方だと、忠清北道(チュンチョンブット)の清州(チョンジュ)って一体どこだい?!と疑問に思われることでしょう。忠清北道はソウルの周りを取り囲む京畿道(キョンギド)から南に位置し、韓国のほぼ中央に位置。韓国内で海に面していないのはソウルと忠清北道だけの貴重な地域!ソウルからバスで1時間40分ほどで、清州(チョンジュ)は忠清北道の道庁所在地に当たります。最近では「キム・タック」などのドラマのロケ地としても多く利用され、思ったよりも見どころが多い街なんです。

◆◇◆動物園に到着~☆◆◇◆

麦わら帽子をかぶったイケてる車の誘導員は朝から大忙し(笑)

麦わら帽子をかぶったイケてる車の誘導員は朝から大忙し(笑)

この日は気持ち良いお天気に!ユンギファミリーはお昼前に動物園に到着!休日だから皆さんはきっと朝ゆっくりしてから午後動き出すだろうし、地方の動物園だから人そんなにいないよね~と思いきや、動物園の駐車場に入る前から車がいっぱい!入口を前に左右の両サイドに駐車場があるのですが、車がほとんど満杯で車を止めることができない!麦わら帽子をかぶった車の誘導員に従って、やっとこさ駐車完了(笑) 車を降り、下にもある駐車場にずら~と並んでいる沢山の車を見て、ユンギファミリーの考えが甘かったことを再確認^^; 子供の日ばかりはどんなに忙しいお父さんも、朝から我が子のために尽くしてあげるんですネ。う~ん。さすが家族の絆が強い韓国を肌で実感!
午前中でもこれだけ車がいっぱい!

午前中でもこれだけ車がいっぱい!

韓国お父さんも我が子のために朝から一生懸命の証が車に表れています。

韓国お父さんも我が子のために朝から一生懸命の証が車に表れています。

近づいてみると門構えは立派な清州動物園。1995年に工事を開始し、1997年に開園。割と歴史の長い動物園なんですヨ。ユンギオンマは久々の動物園だけあって胸が高鳴ります☆ 右手にある窓口で入場券を購入。大人1,000ウォン(2013年5月現在)とはさすが、都会の動物園よりも格安!しかも子供の日だけあって小人料金は無料!門をくぐると沢山のチューリップとゾウ2匹とトラ1匹の像が。何組かの家族がその前で写真を撮っていて、久しぶりに家族だんらんらしいほほえましい姿を見ました!平日は閑散としている園内も今日は沢山の人であふれかえり、青い空を見上げればひらひらと国旗がなびいていて、まるで運動会のようににぎやか!
家族だんらんのほほえましい姿

家族だんらんのほほえましい姿

運動会のように国旗がなびいて、いつもは閑散としている園内がにぎやか

運動会のように国旗がなびいて、いつもは閑散としている園内がにぎやか

■■■ 園内のアニマルファミリーをご紹介!■■■

動物たちを見る前に、園内案内図で一応どこに何の動物がいるかチェック!絵を見ると園内も割と広そう。面積が9860平方mあるというから、ゆっくり回れば半日は時間がかかりそうですよネ。哺乳類が36種類116匹、 鳥類72種類393匹、爬虫類7種類21匹、そしてなぜか魚類が1種類10匹の、合計116種類の540匹!思ったより盛り沢山の動物さんがいらっしゃいます☆ 残念ながら人気TOP3に入るゾウさんとキリンさんはいませんが、ライオンやトラ、クマなどメジャー系動物も何種類かいるので、今回はそれでよしとしましょう(笑)
サル類(ウォンスンイ) サル類(ウォンスンイ)

サル類(ウォンスンイ)

クマ(コム)

クマ(コム)

ヒョウ(ピョポム)

ヒョウ(ピョポム)

トラ(ホランイ)

トラ(ホランイ)

マーラ(マラ)

マーラ(マラ)

ラマ(ガナコ)

ラマ(ガナコ)

ライオン(サジャ)

ライオン(サジャ)

ユンギオンマも韓国語の勉強を始めた時はよく動物の名前を一生懸命覚えたもの。サル(ウォンスンイ)、クマ(コム)、ライオン(サジャ)などなど。これから大きくなって言葉をしゃべるわが子のためにもお母さんが先にしっかり勉強しておかないとですよネ。そしてライオンを見てとても驚いたことが、観覧者と柵の間隔がとても近いこと!いつもは遠くでしか見れないライオンも目の前でしっかりと見ることができましたヨ。若干痩せていて、野生の王・・・とまでは見えませんでしたが、日中にもかかわらず動き回っていたのでリアル感は満点!あまりにも近くて、うっかり手を出したらガブっとかまれてしまいそう!ムツゴロウさんみたいに指がなくならないように手は出さないで驚かせないように静かに見てくださいね☆
オオカミ(ノクテ)

オオカミ(ノクテ)

ハイエナ(ハイエナ)

ハイエナ(ハイエナ)

ヤギ(ヨムソ)

ヤギ(ヨムソ)

珍島犬(チンドケ)

珍島犬(チンドケ)

なぜか珍島犬も
そして動物園の一員としてカウントしていいものか疑問に思ったのが、この珍島犬(チンドケ)。実はこの犬の歴史はとっても長く、13世紀に誕生したモンゴルとの交雑種が珍島に留まったことから珍島犬(チンドケ)と名づけられたそうなんです。三角形の立った耳、キリッとした顔立ちで忠誠心が強く、外部者にはなつかないという日本で言えば秋田犬のような存在。韓国では第53号天然記念物として、現在では珍島からは犬を持ち出してはいけないことになっているほど貴重な犬種になっています。これは、日本でいえば秋田犬が動物園にいるようなイメージですが、日本ではちょっとありえないかも~これもやっぱり韓国のお国柄の現れ?(汗)
エミュー(エミュー)

エミュー(エミュー)

シマウマ(オルルンマル)

シマウマ(オルルンマル)

ミーアキャット(ミアキャトゥ)

ミーアキャット(ミアキャトゥ)

動物と触れ合える!
韓国だろうと日本だろうと子供たちは動物を見るだけじゃなくて、ふれあいたいもの。韓国は日本以上にアパート暮らしが多く、塾通いの子供が多いので動物を飼育するスペースや余裕がありません。なので、こうやって動物園で普段飼えない動物に餌をやってみたり、触れたりできるのは親にとってもいい教育になるかも?!周りを見てみると、子供たちだけでなく意外と両親やカップルも童心に帰り動物とふれあって楽しんでいる姿が。久々にユンギオンマもブタなんかに触ってみようなかな~なんておそるおそる触ってみたら、結構ガサガサした肌でびっくり!
カップルや親も動物と楽しんでいます

カップルや親も動物と楽しんでいます

子供たちに人気者のモルモット

子供たちに人気者のモルモット

今日は沢山のお客さんに触られ、ヤギも日陰で一休み

今日は沢山のお客さんに触られ、ヤギも日陰で一休み

熱帯館
中南米やアフリカなどに生息する熱帯動物は銀のドーム状になっている「熱帯館」で見ることができます。中では数種類のカメが建物の中心部で飼育され、サイドにはガラス越しからヘビやイグアナが、柵越しからはオウムを見ることができます。幼少時代のユンギオンマはカメなんて興味なかったけれど、今になってよく見てみると意外と動きが面白かったりするのね~と再発見☆ あまりにも動きが遅いのでずっと見ていたら、あっという間に時間がたってしまいそう(笑) ちなみにこの日は天気も良く温度も高かったので、熱帯館の中はちょっと暑め^^;中の飼育物をひととおり見て次へゴーゴー!
建物の中心部には数種類のカメが

建物の中心部には数種類のカメが

ずっと見ていたら長時間かかってしまいそうなカメ

ずっと見ていたら長時間かかってしまいそうなカメ

カラフルなオウムたち

カラフルなオウムたち

鳥舎
思ったよりいろいろな動物が見れたし触れ合えたな~って感激していたけど、まだまだ見所いっぱい!次に鳥が自由に飼育されている鳥舎へ。鳥が逃げ出さないように厳重なる二重のドアをくぐり、道なりに歩いていくと白鳥や黒鳥やフラミンゴなどが自由きままに時間を過ごしている姿を見ることができます。人馴れしているせいか人間が近づいていっても逃げないで寄って来たり、歩いているのに人前をヨチヨチ歩きで横断したり。ここでは家族やカップルがそんな鳥たちに近づいて記念撮影~もちろんユンギファミリーも記念に写真をパチリ☆
人馴れしてるのが人に寄ってきます

人馴れしてるのが人に寄ってきます

白鳥の湖を思い出す黒鳥

白鳥の湖を思い出す黒鳥

ピンクが綺麗なフラミンゴ

ピンクが綺麗なフラミンゴ

■■■ 動物以外に楽しむポイント ■■■

せっかく韓国の地方まで来たのに動物園で動物を見ただけで終わりというのもちょっと味気ないですよね?!清州動物園内で動物見た以外に楽しめて、後の話のネタになるポイントをいくつか探してみました。

->ポイント1.MBC週末特別企画ドラマ「私の心が聞こえる?」の撮影地!
冒頭でも触れたように忠清北道はどのエリアよりも有名歴史遺跡物が少なく、今まで注目されなかったマイナーエリアでしたが、最近は「製パン王キム・タック」や「カインとアベル」「栄光のジェイン」などドラマのロケ地として日本でも知られ始めています。なんと清州動物園にもキム・ジェウォンとファン・ジョンウム主演の「ネマウミトゥルリニ?(私の心が聞こえる?)」のドラマ撮影地だったことを発見!訪れた後はドラマで撮影地を確認して思い出に浸ってみてください(笑)

->ポイント2.異国の地だからこそ思い出写真撮影!
韓国の人はとにかく写真を撮るのが大好き。どこかに出かけた時だけでなく日常でも一人でいる時によく携帯で自分の写真を撮っているほど。今日は特に祝日だけあって、撮影スポットには沢山の人が!そんな写真好きな人々の流れに乗って訪れた記念に写真撮影をしてみるのはいかがですか?どこの観光地にもあるキャラクターの顔に穴があいている撮影スポットですが、後日写真を見れば、楽しい思い出で盛り上がっちゃうカモ?!

->ポイント3.都会を離れた緑の中でリラックス!
清州動物園は清州バスターミナルからタクシーで約30分の山の中にあります。なので園内は意外と坂が多くいつもできない軽い運動ができちゃうかも?!そして都会にいて日常の忙しさに追われている人は、動物観覧と一緒に沢山の緑からマイナスイオンをもらい、リラックスできちゃいます!また同行者といつもは話せない話をゆっくり打ちあけてみれば、後になってからその時の内容が記憶に残ったりしちゃうことも。ユンギオンマも久々にゆっくりと時間をかけて話込むことができたから、きっと何年か後にあんな話をしたな~ってきっと思いだすことでしょう。
いかがでしたか?!ユンギオンマ的には期待していた以上にいろいろな動物が見れて大満足でした!ですが、ひとつだけ残念だったことは、園内に売店がひとつしかなかったこと。それもスナック菓子やトッポッキやおでんなどの軽食しかなくて、きちんとした食事処がないんです。周りの人を見ると、お弁当やチキンをテイクアウトして持ってきている人がいたから、次回訪れる時はきちんと準備しようと思いました。次にユンギファミリーが清州動物園を訪れるのは何年後かしら?!その時は写真のように大きくなったわが子の楽しそうな姿をカメラに収めることができるかな。ソウル以外のとっても珍しいスポットに行きたい方はこの清州動物園、是非訪れてみてくださいね!以上、ソウルナビのユンギオンマがお伝えしました~

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-05-31

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