ソウルの名門・延世大学の裏山にある桜の名所へ
みなさん、こんにちは!ソウルナビのコーミィです。待ちに待った春ですね♪ 黄色いケナリの花とともにソウルでは春の気配が感じられてくるのですが、今年(2014年)はなんとまぁ、観測史上初めて3月にソウルで桜が開花!桜祭りを企画されていた方々はもう大慌てだったことでしょう。コーミィは4月中旬ぐらいにお花見できたらなぁとのんびり構えていたところ、あれよあれよという間に開花宣言とともに一気に桜が満開!本当は皆さんをソウル郊外のお花見スポットへとご案内しようと思っていたのですが、急遽スケジュールを組みなおしました~それでは突然ですが質問です。ソウルで日本人留学生率ナンバーワンの地域といえば?・・・そう、もうお分かりですよね。新村(シンチョン)^^その新村から近い場所にとっても素敵な桜の名所があるんですよ~ちょうど延世大学の裏手にあたる、その名もアンサン(鞍山)!それではさっそく隠れたお花見スポットへとご案内しま~す♪
◇◆◇◆地下鉄2号線新村駅3番出口から出発◇◆◇◆
4番出口付近のバス停から乗るとかなり迂回してしまいます^^;
スタートは地下鉄2号線の新村駅から!新村駅3番出口を出たところにバス停がありますが、そこは素通りしてそのまま進んでください。駅からおよそ200メートルほど進むと新村汽車駅へと通じる小さな十字路がありますがここも直進してください。そうすると一般のバス停とマウルバス用のバス停が見えてきます。ちなみに停留所はミョンムルコリ(名物通り)という名前。ミョンムルコリのバス停から緑色の03番マウルバスを見つけて乗ってくださいね。03番マウルバスは沢山運行されているので5分も待たずにやってきます。バスが来たらT-Moneyか現金でバス代を支払ってすぐ空いてる席に座るか、つり革をしっかりつかんでください。韓国のバスは揺れますから注意ですよ~路線ルートは突き当たりの延世大学を左折して西大門区庁方面へと進んでまた新村に戻ってくる循環バスです。あっという間に10分ほどでもう目的地へ。最寄りのバス停はソデムングチョン(西大門区庁)か、次のトンシンビョンウォン(トンシン病院)になります。
バスを降りたら川の堤防へと続く歩道を探してね
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向こうに滝と水車が見えてきます
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川のそばに到着したら飛び石を使って向こう岸へと渡りましょう。すぐに滝と水車が見えてきますョ。ソウルにこんな風景がお目見えするなんてちょっと驚きです。写真だけ見るとソウルじゃないみたい!!
近くで見ると水車は飾りじゃなくってちゃんと動いていました。こちらは100年前のもので江原道・チョンソン(旌善)から移築してきたみたいですね。水車を過ぎたら道なりに進んでいってください。ここからは階段を上っていくのでスニーカーなど歩きやすい靴がお薦めです。階段を上っていくと、ちらほら桜が見えてきました。
◇◆◇わ~!大きな桜が登場◇◆◇
みごとな桜がちょうど満開!久しぶりに子供のような歓声を上げてしまいました(笑)。青空の下、桜のピンクとチューリップの黄色と緑のコントラストがきれいでとっても癒されます。ちょうどいい時期に来ました!ここをもう少し上っていくと、さらに桜がいっぱいなんです。
階段の途中から見下ろしても素敵~☆
丘の上から見る一面の桜も華やか♪
◇◆◇アンサン(鞍山)でトレッキング体験◇◆◇
ここから少し山のほうへお散歩に行ってみたいと思います♪ 案内版を見るとアンサンを一周できるみたいですね。時間に余裕があったらぜひまわってみてください。コーミィは時間がなかったので20分ほど歩いてまた同じ道を戻りましたが、それでも散歩の途中でケナリ(レンギョウ)のきれいな場所があったり、プッカンサン(北漢山)を垣間見れたりと、気軽に山歩きを楽しめました。そして体力に自信がある方はアンサン(鞍山)の頂上にもぜひ!ソウルを一望できる絶景が待ってますョ!!
ベンチがあったのでここでちょっと休憩。桜を見ながらお弁当を食べたらおいしいでしょうね~♪ コーミィはお昼を食べてから行ったので飲み物とおやつでお茶タイム。桜を愛でながら友人とおしゃべりして楽しいひと時を過ごしました。
今は散策にちょうどいい季節。桜はもう終わりだけど、これからはチンダルレ(ツツジ)やチューリップなど、色とりどりのお花が楽しめます。ソウルでは意外にもスミレがけっこう咲いていて、アンサンでも見かけました。日中のお出かけだけではなく、夕日が沈む時間も良さそうだし、夜に行っても提灯の明かりがきっと幻想的だと思います。新村から行きやすくて、噂のヨニドン(延禧洞)も近所にあるので是非足を運んでみて下さいね。延世大学の裏からもアンサン(鞍山)に行けるルートが見つかるかも!? 以上、ソウルナビのコーミィがお伝えしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2014-04-10