幻想的な夜の古宮に行ってみよう!
こんにちは!ソウルナビです。皆さんはソウルにある景福宮や昌徳宮、徳寿宮などに行かれたことはありますか?これらは朝鮮時代の王宮で、ソウルには5大古宮とよばれる5つの古宮があるんです。この古宮の中に一歩足を踏み入れるとここが大都会ソウルの中心にあることを忘れてしまうほど!とっても不思議な感じ。そんな古宮が年に数回、期間限定で夜間開放されているんです。ライトアップされた古宮は、お昼に訪れるのとはまた違う、幻想的な雰囲気を醸し出しています。今日はその夜の古宮を見学できるナイトツアーについてご紹介しま~す!
いつも夜間開放してるの?
ソウル5大古宮の中で夜間開放されているのは景福宮、昌徳宮、昌慶宮の3つ。2010年、ソウルでのG20開催を記念して景福宮と昌徳宮が夜間開放されたのがその始まり。当時はこの2つの古宮のみでしたが、2013年からは昌慶宮も開放されるようになり、今年(2014年)からは季節ごと、年に4回夜間開放される古宮も!また、徳寿宮はもともと午後9時まで観覧でき、特別な期間限定の夜間開放はないけれど、夏の夜には伝統公演が行われます。また同じく古宮の雲峴宮でも夏、夜間開放が行われます。
<夜間開放の状況>■景福宮 年4回、各12日間
■昌慶宮 年4回、各12日間
■昌徳宮 3~6月、9~11月
■徳寿宮 1年中(6月~9月 夜の伝統公演)
※日程は毎年多少異なることがあります。
ナビのオススメ!
一言に古宮と言ってもそれぞれ特徴がありますよね!ここでは各古宮のナビオススメポイントをご紹介しましょう。
■景福宮
ソウル市内の5大古宮の中で最も規模が大きく、建築美にも優れた宮殿が多く、数多くの文化財のある景福宮。その中でもナビのオススメはやっぱり慶会楼(キョンフェル)!慶会楼の中には入れないけれど、暗闇の中ライトアップされた建物が湖に映しだされる雄大な姿は外から見るだけでもキレイ!
■ 昌慶宮
公開範囲に制限がある景福宮に比べ、制限のない昌慶宮!自分のペースで好きなところを見てまわることができます。
■昌徳宮
ガイドによる日本語の説明付き!中にある有名な後苑も見学できます。最後はゆっくりと後苑内の演慶堂(ヨンギョダン)で韓国の伝統公演を楽しむこともできます。
夜の伝統公演が楽しめる!
徳寿宮、雲峴宮では、夜の伝統公演をたのしむことができます。
■徳寿宮
他の古宮とは違い、いつでも夜の観覧が可能な徳寿宮。しかし夏の夜には韓国伝統公演「徳寿宮風流」が開催されます。入場料さえ払えば観覧料は無料!
■雲峴宮
5大古宮ではないけれど、朝鮮第26第王、高宗(コジョン)が生まれてから王位に就くまで幼少期を過ごした雲峴宮(ウニョングン)。こちらでは7月と8月の金曜日のみ夜間開放が行われます。こちらも徳寿宮と同じく予約は必要なし。夜の伝統公演が楽しむことができます。
予約はどうすればいいの?
景福宮、 昌慶宮、 昌徳宮は事前予約が必要。当日券もありますが、枚数に限りがあるのでせっかくの旅行なのにお目当ての夜の古宮が見学できないことも(泣) そんなことにならないためにも事前予約がオススメです。
■景福宮・昌慶宮:事前予約・当日券あり
インターネットサイト(オクション)にて事前予約が必要ですが、外国人登録番号が必要なため、旅行者はネットでの予約が出来ません。外国人登録番号がない外国人が事前予約をする場合は、外国人専用の電話予約可能です。(日本語不可、予約時にパスポート番号が必要)
※今までのインターネット事前予約の様子を見ていると、発売開始日の数分後には売り切れ!というパターンが多いけれど、外国人専用の電話予約なら前日でもチケットを買えるようです。
■昌徳宮:事前予約のみ
インターネットサイト(インターパーク)でのみで予約可能。
※徳寿宮の「徳寿宮風流」は予約なしで観覧可能です。
いかがでしたか?ソウルで過ごす夜は、ナイトショッピングやエステにグルメなんてのも良いけど、期間限定で開放されている夜の古宮巡りもオススメ!夜の古宮は昼間とはまた違い、時間がゆっくりと流れている特別な空間。きっと、いつもとは違った韓国旅行の思い出ができること間違いなし!?以上、ソウルナビでした。