景福宮の西側、西村(ソチョン)をぶらぶら歩いてみよう~2014年夏編!

昔ながらの雰囲気とオシャレが融合した街。景福宮の西側、西村を歩いてみよう!

こんにちは!ソウルナビです。皆さんは西村(ソチョン)という街をご存知ですか?西村でなく北村(プッチョン)なら知っている、という方も多いはず。景福宮の北側にある北村はソウル中心部にあって伝統家屋が残り、李朝の頃は高級官僚が住んでいたところ。韓屋村保存時域に指定され今でも多くの韓屋(ハノク)が残っています。一方、その北村と景福宮を挟んで西側にあるのが西村。北村が李朝時代の高級住宅街ならば、西村は李朝の時代、医官(医者)や画員(絵師)などの専門職に従事していたちが集まり住んでいたエリア。今日は、そんな西村をナビと一緒に歩いてみましょう!西村は地元の人にも人気のエリアなので、じっくり見てみるとステキな発見が出来るかも!?それではさっそく!行ってみよう~

西村(ソチョン)とは

西村とは簡単に言うと「景福宮の西側にある村」のこと。仁王山(インワンサン)と景福宮との間にあり、面積は約58万平方m。宮井洞(クンジョンドン)、昌成洞(チャンソンドン)、清雲洞(チョンウンドン)、玉仁洞(オギンドン)、通仁洞(トンインドン)、楼下洞(ヌハドン)、楼上洞(ヌサンドン)、孝子洞(ヒョジャドン)、体府洞(チェブドン)、弼雲洞(ピルウンドン)、通義洞(トンウィドン)の11の洞(町)からなります。地名を見ているだけでも歴史が感じられますよね。
今日はこの西村を3つのポイントにそって、歩いてみます。

1.景福宮・迎秋門前
2.通仁市場~水聲洞渓谷
3.テオ書店通り~培花女子高校生活館~社稷公園

西村の最寄り駅は、地下鉄3号線キョンボックン(景福宮)駅。今日はこの駅から出発!

1.景福宮・迎秋門側

まずはキョンボックン(景福宮)駅3番出口からスタート。景福宮の西門にあたる迎秋門(ヨンチュムン)の方に歩きます。
仁寺洞などでよく見かけるハングルで書かれた看板。ここも景観を守るために英語の看板は使っちゃダメなのかな? 仁寺洞などでよく見かけるハングルで書かれた看板。ここも景観を守るために英語の看板は使っちゃダメなのかな? 仁寺洞などでよく見かけるハングルで書かれた看板。ここも景観を守るために英語の看板は使っちゃダメなのかな?

仁寺洞などでよく見かけるハングルで書かれた看板。ここも景観を守るために英語の看板は使っちゃダメなのかな?

1962年に天然記念物第4号に認定された白松ですが、90年に台風により倒れてしまい今は幹の下の部分だけが残されています。 1962年に天然記念物第4号に認定された白松ですが、90年に台風により倒れてしまい今は幹の下の部分だけが残されています。 1962年に天然記念物第4号に認定された白松ですが、90年に台風により倒れてしまい今は幹の下の部分だけが残されています。

1962年に天然記念物第4号に認定された白松ですが、90年に台風により倒れてしまい今は幹の下の部分だけが残されています。

1972年にオープンしたJean Gallery。入口部分には草間弥生がデザインしたカボチャ!? 1972年にオープンしたJean Gallery。入口部分には草間弥生がデザインしたカボチャ!? 1972年にオープンしたJean Gallery。入口部分には草間弥生がデザインしたカボチャ!?

1972年にオープンしたJean Gallery。入口部分には草間弥生がデザインしたカボチャ!?

1990年台に建てられたボアン旅館。現在では名前はそのままにアートスペースとなっているんだとか。 1990年台に建てられたボアン旅館。現在では名前はそのままにアートスペースとなっているんだとか。 1990年台に建てられたボアン旅館。現在では名前はそのままにアートスペースとなっているんだとか。

1990年台に建てられたボアン旅館。現在では名前はそのままにアートスペースとなっているんだとか。

景福宮の西門、迎秋門(ヨンチュムン)。

景福宮の西門、迎秋門(ヨンチュムン)。

あっ2階建てのシティーツアーバス!バスに顔が付いてる?タヨバスの真似かな^^

あっ2階建てのシティーツアーバス!バスに顔が付いてる?タヨバスの真似かな^^

ボアン旅館を通りすぎて1つめの角を左へ曲がるとオシャレなカフェやお店がポツポツと!
日本語でママさんバー!?

日本語でママさんバー!?

白い建物に黄色が目立つこちらはカフェかな?

白い建物に黄色が目立つこちらはカフェかな?

パッケージがキレイな石鹸!

パッケージがキレイな石鹸!

トイレマーク!?

トイレマーク!?

イスが浮いてる~

イスが浮いてる~

素敵な落書き?

素敵な落書き?

2.通仁市場(トンインシジャン)~水聲洞(スソンドン)渓谷

トシラクカペ(お弁当カフェ)が有名な通仁市場までやってきました。市場を抜けて水聲洞渓谷へ向かいます。地元の雰囲気漂う通仁市場を抜けると、水聲洞渓谷まではオシャレなお店がポツポツと!パク・ノス美術館もあります。
通仁市場 は、いつ行っても美味しそうなパンチャン(おかず)がい~っぱい! 通仁市場 は、いつ行っても美味しそうなパンチャン(おかず)がい~っぱい! 通仁市場 は、いつ行っても美味しそうなパンチャン(おかず)がい~っぱい!

通仁市場 は、いつ行っても美味しそうなパンチャン(おかず)がい~っぱい!

美味しそうな匂いに誘われつつも、通仁市場を通り抜け、水聲洞渓谷まで行く細い道路の両側には飲食店などのお店がありますよ!
梨泰院に本店のあるキムスブティック

梨泰院に本店のあるキムスブティック

日本食屋さんかな?

日本食屋さんかな?

何屋さんだろう?

何屋さんだろう?

外までスコーンの良い香り^^

外までスコーンの良い香り^^

大人気の「南道粉食」は今日も行列

大人気の「南道粉食」は今日も行列

イタリアンのお店「gomjo」

イタリアンのお店「gomjo」

パク・ノス美術館。内部は写真撮影禁止ですが、無料で入場可能で作品だけでなく、1930年代の韓洋折衷建物も見どころ! パク・ノス美術館。内部は写真撮影禁止ですが、無料で入場可能で作品だけでなく、1930年代の韓洋折衷建物も見どころ! パク・ノス美術館。内部は写真撮影禁止ですが、無料で入場可能で作品だけでなく、1930年代の韓洋折衷建物も見どころ!

パク・ノス美術館。内部は写真撮影禁止ですが、無料で入場可能で作品だけでなく、1930年代の韓洋折衷建物も見どころ!

水聲洞渓谷!こんなところがソウルの中心部にあるだなんて!ビックリ 水聲洞渓谷!こんなところがソウルの中心部にあるだなんて!ビックリ 水聲洞渓谷!こんなところがソウルの中心部にあるだなんて!ビックリ

水聲洞渓谷!こんなところがソウルの中心部にあるだなんて!ビックリ

3.テオ書店通り~培花女子高校生活館~社稷公園

最後は社稷公園へ。同じ場所で60年以上も書店を営むテオ書店や、赤レンガに瓦屋根の歴史的建造物、登録文化財第93号の培花女子高生活館を見ながら、ゴールの社稷公園に到着!
60年以上も同じ場所で書店を営むテオ書店。最近ではドラマのロケ地としても有名です。 60年以上も同じ場所で書店を営むテオ書店。最近ではドラマのロケ地としても有名です。

60年以上も同じ場所で書店を営むテオ書店。最近ではドラマのロケ地としても有名です。

テオ書店のある通りには他にも昔ながらの中華屋さんや、可愛い雑貨屋さんなどが。 テオ書店のある通りには他にも昔ながらの中華屋さんや、可愛い雑貨屋さんなどが。 テオ書店のある通りには他にも昔ながらの中華屋さんや、可愛い雑貨屋さんなどが。

テオ書店のある通りには他にも昔ながらの中華屋さんや、可愛い雑貨屋さんなどが。

2階建て赤レンガに瓦屋根の培花女子高校生活館。歴史的建造物は現在は同窓会館として使用されています(中に入ることはできません)。 2階建て赤レンガに瓦屋根の培花女子高校生活館。歴史的建造物は現在は同窓会館として使用されています(中に入ることはできません)。 2階建て赤レンガに瓦屋根の培花女子高校生活館。歴史的建造物は現在は同窓会館として使用されています(中に入ることはできません)。

2階建て赤レンガに瓦屋根の培花女子高校生活館。歴史的建造物は現在は同窓会館として使用されています(中に入ることはできません)。

市民の憩いの場でもある、社稷公園 市民の憩いの場でもある、社稷公園 市民の憩いの場でもある、社稷公園

市民の憩いの場でもある、社稷公園

いかがでしたか?北村とは景福宮を挟んで反対側にある西村は、北村が新しい観光スポットとして注目を浴びたあと、「北村の次は西村」と取り上げられ、地元の人や観光客にも人気のスポットに。仁寺洞のお店がこちらに移転したり、おしゃれな店やおいしい店が話題になったけれど、現在も北村ほどメジャーな観光スポットになっていません。ガイドブックでもまだ景福宮の付録的な感じで取り上げられる程度の西村。でもゆっくりじっくりと歩いてみると昔ながらの建物があったり、とってもオシャレなカフェがあったり、自然を満喫できたり、街歩きが楽しいエリア!皆さんもそんな西村を是非探索してみてくださいね、以上、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-08-22

ページTOPへ▲

関連記事

西村 / ソチョン

西村 / ソチョン

景福宮の西側エリア!昔ながらの街並みとオシャレなお店が融合した街

その他の記事を見る