いつもと違うソウルを楽しんじゃおう!
こんにちは。ソウルナビです。韓国の2大名節である旧正月(ソルラル)と、秋夕(チュソク)。公式的に3連休となり、日本のお正月やお盆のように、多くの人が故郷に帰り、多くのお店はお休みとなり、ソウルはいつもと違った雰囲気となります。お店もお休みだし、活気もないし、地方へは故郷に移動する人が多すぎていけないし、旅行時期としては失敗?いえいえ、こんな時期だからこそ楽しめるソウルの過ごし方もあるのです。今日はそんな旧正月でも秋夕でも楽しめるソウルの過ごし方について、お話したいと思います。
※2017年の秋夕連休は10/3(火)~10/5(木)ですが、他の公休日(祝日)、振り替え休日、臨時休日、2回の週末と合わさり9/30(土)~10/9(月)の10連休になります。
名節の過ごし方、ベスト10!
1.名節ならではの2大スポット、市内中心部にある南山コル韓屋村や国立民俗博物館前に行こう!
ソウルで名節ならではのスポットといえば、南山コル韓屋村と国立民俗博物館。どちらも名節に合わせたイベントが約3日間、行われます。伝統遊びも体験でき、大きな名節の公演も行われる南山コル韓屋村。またお餅などの伝統的な食べ物も味わうことができます。また干支にあわせたイベントが行われるのが景福宮の中にある国立民俗博物館。こちらにも試食コーナーや伝統文化体験コーナー、民俗遊びコーナーがあり、伝統的な楽器や道具などを作ることができます。
<伝統遊びで楽しめます!>
2.無料にもなる古宮(元王宮)に行こう!
名節といえばやっぱり古宮!特に各名節の当日、多くの古宮が入場無料となります。また老若男女、チマチョゴリなどの伝統衣装を着た人たちをよく見かけます。チマチョゴリと王宮の雰囲気で名節気分もアップ!
※2017年の秋夕を含む10連休は、ソウルの古宮と宗廟、朝鮮王陵が10日間毎日無料で開放されます。
3.免税店はお休みなし、多くの大型マートも営業!博物館やカジノも!
多くのお店がお休みになる名節。特に「当日」と言われる旧暦の1月1日と8月15日は多くのお店がお休みになります。それでも変わらず営業しているのが免税店!この期間、免税店に行かれる予定のある方は、当日に行かれることをオススメします。また大型マートは当日のみ午前11時から午後9~10時まで、時間短縮で営業。あとは通常営業。ただし2015年は連休最終日の日曜日が第4日曜日でお休みになります。
<博物館やカジノも>
また国立中央博物館や国立民俗博物館など主な博物館も開いています。せっかくの旧正月や秋夕に伝統文化について深く知る知的な時間はいかが?また外国人対象のカジノは基本的に名節は休みなし。一攫千金を夢見てみる?
5.名節でもお休みなし、映画館で映画を見よう!
免税店と同じく、変わらず営業しているのが映画館。お店もお休みだし、することもないし、映画でも見るか・・・ということで映画館は大混雑。昔は旧正月に合わせて公開された「旧正月映画」なるものがあったそうですが、以前ほどではないものの、この時期に合わせて公開される映画も多いんです。
5.終電が午前2時まで延長、いつもより夜遅くまで過ごそう!
故郷に戻ってくる人たちがソウルに戻ってくる日に合わせ、地下鉄は終電が通常より1時間延長され、午前2時までの運転となります(終着駅基準)。ということは、いつもよりも1時間、遅くまで過ごすことができるということ。深夜バスもあるけれど、やっぱり地下鉄で帰りたいですよね。いつもなら諦めていた時間でも、夜遅くまで過ごすことができます。また一部の一般バスもいつもよりも遅くまで運行します。
※2017年の秋夕連休は10日間と長いため、バス・地下鉄の延長運行は実施されません。
6.知り合いの韓国人の家のチェサ(祭祀)を見に行こう!
もしソウルに家のある知り合いの韓国人が近くにいれば名節、各家庭で行われるチェサを見学できないか頼んでみましょう。まず、日本では見ることができない儀式!ちなみに外国人である他人が紛れ込んでもそのあたりはあまり気にしません。
7.外国人サービスのある遊園地に行こう!
名節の期間中、ロッテワールドやエバーランドなどの遊園地では、故郷に帰る用事のない外国人のために、特別イベントが行われます。メインは在住外国人が対象ですが、旅行者が覗いてみてもおもしろいかも?
8.がらんとした明洞や市場を楽しもう!
明洞や南大門市場は名節当日の午前中、人の姿を見かけません。本来いるはず人の街にまったく人がいない・・・まるで別次元のソウルの街に迷い込んだような?不思議な感覚を味わえます。そんな中、あいている貴重なお店をたずねてみるのも良し。ちなみに午後の明洞や仁寺洞はいつもの人出に。
9.いつもとは違う雰囲気の市場に足をのばしてみよう!
東大門市場も南大門市場も名節はお休みのはず。でも南大門市場は建物こそ閉まっているけれど道に面した多くの外国人向けの店や屋台のポジャンマチャはオープン。また東大門市場も閉まっているファッションビルの前に臨時の?出店が登場し、行く宛がない外国人たちが集う場所に。いつもとは雰囲気が違う?市場が楽しめます。
10.在韓外国人のイベントに参加しよう!
旧正月や秋夕とは関係がなく、ただの連休でしかない在韓外国人。この機会にパーティーや飲み会などがイベントが行われます。旅行者でも在韓外国人に知り合いがいれば、そんなイベントに参加してみてはいかが?
その他、気になること・・・
☆コンビニは開いています。
旧正月や秋夕の期間、コンビニはどこも開いています。いざとなったら食料確保はこちらで。ただ物流関係が休みとなるため、だんだん在庫が少なくなるお店も。
☆コーヒーチェーン、ファーストフード、ベーカリーの多くは開いています。
当日は時間短縮するところが多いけれど、ほとんどのコーヒーチェーン店は休みなく開いています。またロッテリアやマクドナルドなど多くのファストフード店やベーカリーも名節期間通常営業しています。
いかがでしたか?名節のソウル。いつもと違ったソウルもやっぱりソウル。そんな名節のソウルを是非楽しんでくださいね。以上、ソウルナビでした。
その他情報
*2017年秋夕の情報を追加しました。<2017.9.29>
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2017-09-29