韓国の屋台食べ歩き in 南大門市場!

韓国に来たら一度は食べたい屋台の料理!南大門市場で行き交う人が手にしている食べ物は?!

こんにちは!ソウルナビです。韓国に行ったら一度は食べたいものといえば、屋台の食べ物!でも、種類もいろいろあるし、何を食べるか、どこが一番美味しいのか悩むところ。そこで質問に答えるべく、今回もナビが市場に行ったら必ず見かける屋台グルメの食べ歩きに行って参りました!メンバーはおなじみ、食べることが大好きな「AB姉妹+スイーツアジョッシ」の3人ユニット!そして訪れたのは600年の歴史を誇る最古の市場、南大門市場(ナンデムンシジャン)!韓国食材からメガネ、革製品、アクセサリーなど何でも揃う南大門市場は、ソウルの旅では外せない観光スポット!そんな南大門市場の屋台にさっそく行ってみよー!

<過去の屋台食べ歩きはこちら!>

◆◇今回まわったのはココ! ◆◇

屋台にある定番の食べ物といえば、トッポッキにスンデボックン、おでん、韓国式天ぷらのティキム、ハッバー(練り物揚げ)など。南大門市場にも定番メニューはありますが、特に見かけるのがホットク!市場の至るところにホットクの屋台があり、小腹が空く時間帯の午後3時頃には現地のサラリーマンや買物中の主婦、海外の観光客も並びながら食べるほど!ということで人気のホットク屋台へも行ってみました!

◆◇食べ歩き1軒目:ヤチェホットク(チャプチェ)◆◇

まず最初に向かったのは、地下鉄フェヒョン(会賢駅)の5番出口を出てすぐ左手にあるホットク屋台!ホットクの横ではハッバー(練り物揚げ)も売っています。地下鉄の出口からすぐのところにあるせいか、立ち寄るお客さんもたくさん!特にホットクの方には行列も。ホットクの種類は定番の蜂蜜タイプとお惣菜タイプのヤチェホットク(野菜ホットク)の2つ。こちらは日本語のメニューもあるから有り難い!小腹が空いてきたので、さっそく注文したのはやっぱり人気のヤチェホットク!

ヤチェ(チャプチェ)ホットク 1.500ウォン


 
「見た目がコロッケみたいだね!」
「アツアツでコロコロしてる!」
「他のお店のヤチェホットクならタレをつけるけど、ここのはそのまま食べるんだね。」
「では最初のひとくちをいただきます~」
「う~ん。うん!タレがついてないから味がさっぱり?というか薄いかな・・・」
「中身のチャプチェがたくさん入ってるね!」
「チェプチェの味はなかなかおいしい!!」

「中にコーンも入ってる~」
「甘い??」
「う~ん・・・分からない。」
「生地のサクサク感はないね。」
「ちょっと油が古くない?」
「そうかも。生地がカリカリではないね。」
「これはお腹に溜まる!」
「蜂蜜ホットクは甘いけど、こっちは主食っていう感じ!!」
ホッカホカのホットク!

ホッカホカのホットク!

熱くて唇がアヒル口に(笑)

熱くて唇がアヒル口に(笑)

「あつっ!」火傷に注意~!

「あつっ!」火傷に注意~!

◆◇食べ歩き2軒目:ヤチェホットク◆◇

ホットクは南大門市場の屋台の人気メニュー!どこのヤチェホットクがおいしいのか気になりますよね。2軒目もホットク屋台へ。こちらはナビで紹介したことがある、いつも行列ができるホットク屋台!頼むメニューはもちろんヤチェホットク!
「チョギヨ~ヤチェホットッハナジュセヨ!!(すみません~野菜ホットクひとつください。)」

ヤチェホットク 1.000ウォン

行列がやっぱりできている~

行列がやっぱりできている~

会社員らしき若いお兄さんもヤチェホットクを注文!

会社員らしき若いお兄さんもヤチェホットクを注文!

ヤチェホットクにつける特製のタレ!

ヤチェホットクにつける特製のタレ!


「ここの屋台はいつ来ても人の行列だね!」
「現地の人に人気なんだって~!」
「見てみて!!この大きさ!!通常の2倍くらい大きいかも(笑)」
「行列ができる屋台の味は~?」
「あっ!あつ~!!」
「外の生地がカリカリして触感がいい!」
「油が新しいんだね!」
「中に入ってるチャプチェも醤油味でおいしい!」
「1軒目のお店と比べたら、チャプチェ自体に味がしっかりついているね!」
「パリッ&もちっとしたほんのり甘い生地と醤油味のチャプチェがぴったり。」
「生地の割合に対して中身が多め。」
「ここのお店はチャプチェが主人公だね!」
「さすが並ぶだけあるね!リピート決定です!」
「安くて大きくて、しかもおいしい!私もリピート決定!」
「全員一致だね!(笑)」
「でもここで一言!出来たては熱すぎるから火傷に注意!」
「特に猫舌の人!」
赤ちゃんの顔くらいの大きさ!

赤ちゃんの顔くらいの大きさ!

ここはカブっとひとくち!

ここはカブっとひとくち!

食べごたえある量!

食べごたえある量!

◆◇食べ歩き3軒目:フンミホットク◆◇


お惣菜系のヤチェホットクが続いたので、3軒目は甘いホットク!デザート系の甘いホットクに挑戦!こちらの屋台にあるのはノクチャホットク(緑茶ホットク)とあずき色のフンミホットク(黒米ホットク)。甘いものに目がない「AB姉妹+1」、屋台でなかなか見かけない、ちょっと珍しいフンミホットクを注文してみました!ちなみにノクチャよりフンミの方が人気とか。

フンミホットック(黒米ホットク) 1.000ウォン

ノッチャホットク(緑茶ホットク)はたい焼きみたいな機械で焼いてる~

ノッチャホットク(緑茶ホットク)はたい焼きみたいな機械で焼いてる~

ヤチェホットクに比べて油が少ない!

ヤチェホットクに比べて油が少ない!

フンミホットク初試食の記念写真!

フンミホットク初試食の記念写真!



「ここのホットク、油で揚げるという感じでないね。」
「ホットケーキを作るみたいな感じで焼いてる。」
「生地が薄くてあずき色~」
「中身は何が入ってるのかな?」
「ふーん・・・うん・・・うん!普通
「普通においしい」
「なんか懐かしい味がする~」
「シンプルな味」
「普通のホットクよりも、生地のモチモチ感がある!」
「中には蜂蜜やくるみが入ってる!」
「この蜂蜜が意外に熱いんだよね(笑)」
「そうそう!そして、この蜂蜜がたれてくるから服とか髪につかないように注意しなきゃ!」
「フンミホットクは生地が通常のホットクと違うだけで味は似てるかも~」
「こっちのほうがあずき色で、健康的なイメージがする!」
「そうかな?」
場所を移動して!

場所を移動して!

カメラの準備をして!

カメラの準備をして!

ホットクの写真撮影!開始!

ホットクの写真撮影!開始!

◆◇食べ歩き4軒目:チーズハッバー◆◇


4軒目でようやくホットクから抜け出し、練り物揚げのハッバーに!新世界百貨店本店新館のすぐ近くにある屋台には。小腹を空かせた会社員も食べに来ています。種類はカニカマやお餅、ソーセージ、えびフライ、野菜、チーズなど、全部で9種類。お店の人気は全部!とのこと。というわけでみんなが好きそうなチーズを注文!お店の方は日本語で「さつま揚げ」!と呼んでます。

チーズハッバー 2.000ウォン
色々な種類のハッバー!

色々な種類のハッバー!

ソースは辛さを選べます!

ソースは辛さを選べます!

注文後にその場で揚げてくれます。

注文後にその場で揚げてくれます。



「揚げたてホカホカのチーズハッバー!おいしそう~」
「チーズハッバーだけに中に入っているチーズはチーズフォンデュみたいにとろけているかな~?」
「ではチーズハッバーいただきますー!」
「どうどう?」
「うん!ハッバー自体はおいしい!!でも・・・」
「チーズまでまだ辿りつけていない・・・チーズの味がしない~」
「ハッバー自体がチーズと同系色だから、チーズがどこにあるのかわからないのかも(笑)」

「もうひとくちいただきます!」
「今度はどう?」
「うん!ほんわかにチーズの味がするかも・・・チーズがとろけるタイプじゃなくて固形タイプ!」
「チーズはちょっと冷たいなぁ」
「とろけるチーズじゃなくて、ちょっと残念!」
「でも美味しい。量もちょうどいいし。」
「サラリーマンが食べに来てるね!」
「韓国のサラリーマンに出会いたい人はここはオススメ!?」
お好みのソースをかけます!

お好みのソースをかけます!

あれっ!中のチーズの味が・・・

あれっ!中のチーズの味が・・・

ほんとだ、チーズは一体どこに?

ほんとだ、チーズは一体どこに?

◆◇食べ歩き5軒目:チャプッサルクッカパン◆◇

5軒目はチャプッサルクッカパン!おいしい食べ物はないかな~と歩いていると、前から甘いパンケーキの匂いが!そんな匂いに誘われ、やって来たのは道路沿いにあるチャプサルクッカパンの屋台。日本の人形焼きみたいに中にあんこが入っている小さなパン。でもすでに5軒目、お腹は少しパンパン・・・お店の前で躊躇していると8個入りの半分、4個でOKとのこと。さっそく4個入りを注文!

チャプッサルクッカパン 2.000ウォン(通常8個入り)->4個の場合は1,000ウォン

「触感がフワフワして柔らかい~」
「半分に割ってみるとあずきがたくさん!!」
「いただきます!」
「ホカホカして温かい~ホッとする。」
「なんか、素朴でなつかしい味がする。」
「見た目ほど甘くはないね!」
「日本の人形焼きみたいに甘くはないけど、生地がふわとろで、パンケーキみたいな触感かも。」
「あっ!たこ焼きの中身みたいなふわとろ感じゃない?」
「日本に帰ったらこの味が懐かしくなっちゃいそう・・・」

◆◇食べ歩き6軒目:モドゥムハッバー◆◇

6軒目はポスターがとっても印象的なハッバーの屋台。南大門市場ではよく見かけるハッバー、さっき食べたチーズハッバーとは違う味を食べてみたい!ということで、ここでは人気の全種類のハッバーが入ったる「モドゥム(盛り合わせ)ハッバー」を注文!こちらの屋台、日本人観光客もたくさん訪れるとか。社長さんの気さくなやさしさが身に染みる屋台です。

モドゥムハッバー 3.000ウォン


「何を食べる?」
「さっきはチーズだったから違うのがいいな。」
「これはどう?全種類のハッバーが揃ってるのモノ!」
「名前は何?コラボ?」
「いや!違うでしょ!モドゥム(すべて)だよ!」
「それを注文しよう!決定!」
「いつも何か食べるたびにカメラを構えて写真をたくさん撮るから、カメラ同好会の一行みたいだね!(笑)」
「じゃあユニット名を変更しちゃう?」
そんなこんなしている間にモドゥムハッバー"が。
「じゃ!みんなカメラを構えて!準備はいい?」
「このモドゥム、いろんな種類の味が楽しめていい!おいしい!」
「お腹に貯まる~チーズ、ウィンナー、おもち(カレトック)、かにかまが勢揃い!」
「カニカマは少し乾いてるけどおししい。」
「一番人気メニューのウィンナーは言うことなくおいしい!」
「海鮮、肉、もちが全部揃っているから分けあって食べられるね。」
「小腹が空いた時なんかにいいかも!」
「現地の人が食べるの、わかる気がする~」
注文完了!

注文完了!

待機中、写真撮影!

待機中、写真撮影!

いただきます!

いただきます!

◆◇食べ歩き7軒目:キムチホットク◆◇

7軒目は再びホットクへ!こちらの屋台もすでにナビで紹介した南大門名物の海鮮物野菜ホットックがあるお店!相変わらず人気で行列ができているので、お店がどこにあるのかすぐにわかります!今回は名物メニューの海鮮物野菜ホットクではなく、ありそうでなかなか見かけないキムチチャプチェホットクを注文!キムチの香りがプンプンとするホットクの味は果たして?!

キムチチャプチェホットク 1.500ウォン


「初めて食べるメニュー、キムチチャプチャホットク!ではさっそくいただきます!」
「湯気がすごい立ってるから熱さに気をつけて!」
「あ!あつーい!歯が痛い!」
「肝心の味は?」
「うん、おいしい!あま~い!生地が甘いのかな・・・」
「なんか不思議な味!」
「生地の甘さ?とキムチの酸味が絶妙にマッチしてる!」

「生地は意外に厚めだね、焼肉屋さんでキムチを焼いた時の味がする!」
「そうかも!キムチの匂いがプンプン漂う(笑)」
「若干カレー味がするのは気のせい・・?」
「中のキムチチャプチェにはお肉も入ってるから、ホットクというより"揚げキムチ肉まん"という名前の方がが合うかも!」
「思い出したらまた食べたくなる味だね!」
「わたしは別に・・・」

◆◇食べ歩き 8軒目:フルーツ(スイカ)◆◇

ラストの8軒目はお口直しに、とフルーツ屋台へ。場所は1軒目のホットク屋台のすぐ隣り。おばさんたちが集まっていたので気になって近づいてみると、食べているものがなんとスイカ!スイカってどちらかと言うと夏のイメージ?!この時期に食べるスイカは甘いの?気になったので注文はもちろんスイカ!その場で生フルーツをカットしてくれます。ちなみにフルーツの種類はスイカ、パイナップル、メロンの3種類。どれも1000ウォン!

スイカ 1.000ウォン(1カット) 

「最後にお口直しにフルーツいっちゃう?!」
「そうしよう!おばさんたちもみんなスイカ食べてるね!」
「この時期ってスイカ?甘いのかな?」
「隣りのおばさんが"甘いくておいしいから食べなさい"って(笑)」
「じゃ~シメはスイカとしますか!」
「でも安いね!メロンもパイナップルもスイカもすべて1.000ウォンだって」
「気になるスイカの味はどう?」
「普通においしくて甘いよ!」
「みずみずしいから食べやすい。」
「胃の中がキレイに清浄されている気がする~」
「ホットク、ハッバー、クッカパンと小麦粉系ばかり食べたもんね!」
「屋台で一足先に新鮮な生フルーツを食べるのもいいね!」
「カットしてもらったフルーツをその場で食べると農家にいる気分になる~」
「でもなんか不思議!マフラーをしながらスイカを食べているのが(笑)」

◆◇ベスト屋台グルメ発表!◆◇

皆さんが気になった屋台グルメはなんでしたか?同じ食べ物でも屋台によって微妙に味が違う屋台グルメ!「AB姉妹+1」がそれぞれ選んだ屋台グルメベスト1は何だったんでしょうか?では、さっそく発表したいと思いますー!ジャラジャラ・ジャラジャラ・ジャンー!


<にばっちゃんのチョイスは・・・>
ベスト屋台グルメ:2軒目のヤチェホットク(野菜ホットク)
値段の割に大きいし特製のタレを付けて食べるできたてのホットックがおいしかった!中に入っているチェプチェも多いしお得感満載なのが一番かも。並ぶ理由もわかる気がする。


<コポのチョイスは・・・>
ベスト屋台グルメ:7軒目のキムチチャプチェホットク
中に入っているアツアツのキムチチャプチェとカッリとした生地のコラボにハマってしまいました!キムチの酸味と生地の甘さが絶妙にマッチしていておいしかったです。他の屋台でもなかなか見かけないメニュー・キムチチャプッチャホットク!これを食べるために、わざわざ足を運んでもいいかなと思う味でした。焼肉屋さんで焼いたキムチが好きで、かつ揚げパンが好きな人にはオススメです。


<スイーツアジョシのチョイスは・・・>
ベスト屋台グルメ:7軒目のキムチチャプチェホットク
2軒目のヤチェホットクもわかります。でも今回はこのキムチチャプチェホットクにやられました!甘い生地と熱いキムチとチャプチェの組み合わせがなんとも言えない!長年?ホットクを食べ歩いていますが、こんな味のホットクは初めて。さすが列が出来るホットクだけはあります。肉まんやマンドゥ代わりに、これだけを食べに行ってもいいぐらい。これこそザ・コリアンソウルフード!一食の価値ありです。
いかがでしたか?韓国屋台グルメの食べ歩き in 南大門市場!市場を歩いていたら必ずと言っていいほど見かける食べ物屋台。お腹が空いていなくても、おいしそうな匂いに誘われて、ついつい食べてしまいますよね。旅はいつも以上に歩きまわるから小腹が空くのも当たり前!ガッツリ食べなくてもいいから軽く食べたい、そして出来たら安くておいしいものを食べたい!そんな時にもってこいな屋台グルメ!皆さんも韓国にいらっしゃったら、ショッピングと一緒に屋台グルメを楽しんでくださいね!以上、ソウルナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-04-03

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