ソウルでレインボースイーツ食べ歩き!

ロールケーキからカキ氷まで!大人も子供もときめくカラフルスイーツを楽しんじゃおう!


こんにちは!ソウルナビです。どこの国でもその年ごとに流行しているスイーツって必ずありますよネ。2015年現在、韓国でヒットしているスイーツのキーワードのひとつ、それは「虹(レインボー)」!たくさんの色をふんだんに使い、味だけでなく見た目もきれいに作られたレインボーデザートは、子供だけでなく大人までも幸福な気持ちにさせているよう。最近は個人系カフェだけでなく大手チェーンカフェ店もケーキやピンス(カキ氷)に流行中のレインボーを取り入れているとか。それではさっそく、レインボースイーツ探しの旅に出かけましょ~

◆◇◆気になるレインボーケーキの作り方◆◇◆

まずはレインボーケーキの作り方から。通常レインボーとは一般的に赤・青・黄・緑・オレンジ・水色・紫の7色を指しますが、お店によっては基本の色以外を使用したり、5色または6色の時もあるんです。気になる作り方は聞いてみると意外と簡単。基本になるベースのスポンジケーキを作る際に各色の色素の粉を混ぜて焼き、クリームをはさみながら順番につみあげていけば完成! 
どの色からスタートするのかはお店次第。まずはシロップから。シロップがスポンジ生地をしっとりさせ、口当たりよくします。

どの色からスタートするのかはお店次第。まずはシロップから。シロップがスポンジ生地をしっとりさせ、口当たりよくします。

次にクリームを塗り

次にクリームを塗り

他の色を重ねて同じ作業を続けます。

他の色を重ねて同じ作業を続けます。

作った色のスポンジをどんどん積み重ねていき

作った色のスポンジをどんどん積み重ねていき

仕上げにてっぺんの部分のクリームを塗ります。

仕上げにてっぺんの部分のクリームを塗ります。

完成!カットすると中はこのとおり!

完成!カットすると中はこのとおり!

◆◇◆色々なスタイルの「レインボー」を食べ歩いてみよう!◆◇◆

レインボースイーツはケーキだけでなく、カキ氷などさまざまな姿となりカフェで味わうことができます。またケーキといってもホールやカットされたケーキだけでなく、ロールケーキやミルクレープなど種類もさまざま!それでは、レインボースイーツを取り扱っているお店をご紹介していきましょう~

■■■ ホール・カットケーキ類 ■■■

<支店ありの個人経営カフェ>

○DORE・DORE(ドレ・ドレ) 
クリームのホワイトを含めて7色のケーキを韓国で初めてお客様に提供した、と言われる「元祖レインボーケーキショップ」の店。いまではロッテモール金浦空港やヒョンデアウトレット金浦などのモールをはじめ、仁川や新沙洞などいろんな場所に支店を出すほどの大手カフェに成長。2015年8月現在、レインボーケーキは2種類あり、8,500ウォン9,500ウォン。その他の支店もほぼ同じ値段で、若干値段が高めと感じるかもしれませんが、ボリュームたっぷりなのでその値段でも納得できるハズ!特にチーズクリームのレインボーケーキは食べているとどんどん満腹感が。食後であれば女性同士の場合2人でシェアすることをオススメします。
カロスキル店

カロスキル店

生クリームタイプ

生クリームタイプ

チーズクリームタイプ

チーズクリームタイプ

Mellow Hil ( メローヒル)
国内でさまざまな種類の質の高いミルクレープなど、本格的なスイーツ提供することで知られているカフェ。清潭洞に本店をもち、ソウルスクエアや梨泰院に支店をあります。ドリンク類も扱っているけれど、支店によってはイートスペースがないところもあり、お土産やテイクアウトがオススメ。こちらで提供しているレインボーケーキは食後おなかいっぱいでも充分に完食できるくらいの大きさ。6色のスポンジケーキの間と表面の部分は厚すぎず、適度な薄さのチーズクリームでコーティングされているので、食べた後もコッテリ感がなくチーズの甘酸っぱさでスッキリ! 
チョンダムドン店

チョンダムドン店


<支店なしの個人経営カフェ>

○ANTIQUE COCO / アンティークココ
地下鉄6号線サンス(上水)エリアにある個人経営のカフェ。オーナーの意向で店内だけでなく、提供するスイーツまですべてアンティーク風にデザインされているのが特徴。チョコレートやマカロン、アイスケーキまで幅広く扱っていますが、やっぱりここでの目玉商品はイートインだけでなくテイクアウト率も多いレインボーケーキ!スポンジ生地に4色を使い、ホワイトチーズクリームをたっぷり厚く塗り作られています。他のお店のレインボーケーキよりもスポンジ生地の各色がとても濃いため、スイーツながら大人の落ち着いた雰囲気、見た目のサイズは小さいけど、食べるとかなりのボリューム感が!こちらも食後の場合は友人とシェアして食べるのがいいかも。

<全国チェーン系カフェ>

○caffe bene/カフェベネ 
全国にあるチェーン系カフェ。こちらでも創立7周年を記念し、レインボーケーキを販売。もしかして7周年だから7色と結びつけてレインボーケーキをメニューに?このレインボーケーキ、しばらく販売を続けていくそうですが、いつ終わってしまうかわからないので食べたい方は急いで!また店舗によって取り扱っていなかったり、裏メニューになってたりするので、メニューにない支店は「ムジゲケイク、イッソヨ?」と聞いてみてください。2015年8月現在5,500ウォンで提供されていますが、エリアによっては4,900ウォンにセールしているところも。大きさも一人で食べるのにはちょうど良い大きさで、小さいのに7色を使いこなしているのは見事!店舗数も多いので、次の目的地に行く途中にお店をみかけたら、コーヒーとレインボーケーキで一息つくのもいいかも。
ロッテワールド店

ロッテワールド店

-上記以外にレインボーケーキを取り扱っているカフェ-
上で紹介した以外にも、いろんななところでレインボーケーキを取り扱っています。さらにレインボーケーキを追求したい方は訪れてみてくださいね。

■■■ レインボーロールケーキ ■■■

<支店ありの個人経営カフェ>

○FRANK`s / フランク

沢山の外国人が住む梨泰院のノクサピョン駅近くにあるカフェ。大通りから路地に入った奥にあるのにもかかわらず、通りを歩く多くの人がこのお店の箱を持っているほどの人気ぶり!ノクサピョン以外には、ソウル郊外の盆唐(ブンダン)や狎鴎亭(アックジョン)のギャラリアデパート地下に支店があります。こちらでの一番の売れ筋ケーキはやっぱりレインボーロールケーキ!明るく華やかな色が上手に混ざったスポンジ生地が紅茶味のクリームをくるりと巻いています。甘すぎず、お上品なお味なので、食後でもペロリと食べられそう!夕方に行くと売り切れの場合もあるのでご注意!またロールケーキはカットでの販売がないので1人の方は1ロール食べる心づもりで伺いましょう。

■■■ ミルクレープ ■■■

<支店ありの個人経営カフェ>

○ビリーエンジェル
アメリカはデラウェア生まれのスイーツショップ。韓国には2012年にOPENし、現在では明洞(ミョンドン)をはじめ、合井(ハプチョン)などに支店を増やしています。こちらでは洋風だけでなく、日本風のケーキも取り扱っていますが、やっぱり白い店内の中でひときわ目を引くのがレインボーミルクレープ。薄いクレープ生地に色を付け6色つを重ね合わせ、あいだに薄く生クリームを塗り、見事な7色レインボーに!気になる味は食べてびっくり。見た目は生クリームなのに、マスカットのような味が口の中に残ります。どのように作っているのか知りたくなるミステリアスなケーキ!
合井店

合井店

cafe Travel(カフェ・トラベル)
フランスのルノートルで修行したパティシエが作るケーキを扱うブランチカフェ。沢山の外国語学院がある鍾路(チョンノ)にあり、旅行をテーマにした店内ではコーヒーとスイーツを一緒に楽しむことができます。いろいろな種類のケーキがありながら、ここでもやっぱりオススメはレインボースイーツ!重ねられた各色のクレープ生地がシロップにより光沢を放ち、とってもキレイ!いつまでも眺めていたくなるくらい愛らしい姿です。食べてみるとしっとりしたクレープ地と生クリームのほんのりした甘さが口に残り、あっさりとしていながら美味。食事を沢山食べた後でも、さっぱりしているのでペロッと完食できてしまうケーキです。

■■■ レインボーカキ氷 ■■■

<支店なしの個人経営カフェ>

○Snow Haus( スノーハウス)
もう何年も前から話題にはなっていたハワイのレインボーカキ氷。こちらも数年前から韓国にひっそりと上陸。こちらは「スピン」というアメリカブランドが韓国に経験と技術を持ち込みOPENさせた、カキ氷も扱うブランチカフェ。価格も2015年8月現在Sサイズ4,000ウォンと手ごろなのがポイント。カキ氷に使うシロップはアメリカから直輸入し、自分の好きな色をチョイスすることができるので、下手するとレインボーカラーに至らない場合も?上手にチョイスすれば隣りの色と混ざり合い、新たな色ができるているのを見るのもまた楽しみのひとつ!氷の下にはアイスクリームも入っているので、カキ氷を楽しんだあとは韓国風カキ氷のように混ぜると、2種類の楽しみ方を味わえます。

いかがでしたか?かつて韓国でケーキといえばパン屋さんで買うもので、バタークリームのこってりものしかなかったけれど、ここ数年でどんどんスイーツの水準があがり、オリジナル性に富んだメニューも次々に登場!レインボーケーキもこの先、韓国に訪れたときに食べるリストの中に入るかも?!韓国を訪れた時は是非このレインボーケーキ、味わってみてくださいね。以上、スイーツ好きのソウルナビがお伝えしました~

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2015-08-27

ページTOPへ▲

その他の記事を見る