韓国でレンタサイクルに挑戦。少ない時間でも見どころ満載。漢江沿いの自転車専用道路を使ったコースを紹介します。
こんにちはソウルナビです。秋のソウルは空高く四季を通じて最もさやかで観光にもピッタリの季節です。この季節は、どこに行っても楽しいですが、せっかくだから爽快な風を体いっぱいに受けて、雄大な景観を満喫してはいかがでしょう?そこで紹介したいのがレンタルサイクルに乗ってソウルの隠れた名所に訪れるコース。自転車のレンタル方法に関しては以下の記事を参考にしてください。
今回紹介するコースのポイントは、一般の車道を走ることがないということ。ソウルでは日本とは異なり、車は右側通行なので、いかに自転車なれしている日本人であっても街で自転車に乗るにはある程度の注意が必要です。コースは地下鉄3号線、オクス駅から、漢江沿いの自転車専用道路を通って、ソウルの森まで続く、全長3.7㎞、自転車で走行する時間は15分程のちょうどよいコースになっています。
出発するコースは、地下鉄3号線、玉水(オクス)駅。北側には高層マンションが立ち並び、南側は漢江で、漢江公園と隣接しています。3番出口を出るとすぐに自転車レンタルの置き場があります。利用者が多い自転車置き場なので、常時、多くの自転車がありますが、事前にアプリで自転車が何台残っているか確認しておくと失敗がありません。
いざ、自転車に乗って漢江公園へ!
道に80m前方が漢江公園という表示があります。表示に従い進むとすぐにトンネルがあり、そこを抜けると漢江公園があります。ちなみにトンネル内は自転車から降りて転がして歩くように表示があるので注意してください。
そして、上を走る都市高速道路の橋脚の間から見える、漢江の雄大な風景。川幅が広く、日本に住んでいても大河の河口に住んでいなければ見られない風景です。進行方向に目を向けると、川の上流方面、江南のビルや高層マンションそして、ロッテワールドタワーが見えます。
このコースの終着点は、前方の聖水大橋の左側にあるソウルの森です。
川沿いに、サイクリングロードが続いているのはすぐわかります。道路と同じように右側通行なので、右側を走りましょう。冒頭でもふれたように、こちらのコースは車と会うことはありませんが、自転車はかなり多く、中でもスポーティーな自転車でかなりの速度で走る方も少なくないのでその点は注意して、グループ旅行でも自転車で並走しないように気を付けましょう。
自転車での制限速度は20㎞
自転車専用道路の走行イメージ’(動画)
公園には、テニス場やバスケコート、インラインスケート場、運動器具、野外ステージなどが並んでいて、まさに漢江がソウルの人の生活に欠かせない場所であることがよくわかります。高速道路の下のコースが終わると、和やかな緑のコースがつづき最初のチェックポイントのロータリー交差点に出ます。右の橋を渡るコースに行きます。橋を渡ったら突き当りを右に進みます。
ここのポイントは議政府市や揚州市の方から流れてくる、中浪川が漢江に合流する地点で、川幅が一層広がる地点になります。見るポイントにもよりますが、川幅が最大で1㎞もあります。街と橋と川が調和する風景を楽しみながら走れるエリアです。
ベンチもあるのでゆっくり川を眺めるのもあり
漢江の上流から下流を見渡せる場所。玉水駅にかかっていた東湖大橋、その先の漢南大橋、さらに先の磐浦大橋まで見えます。
大河のすぐ横を走る爽快感を味わえます。目の前に見える橋はゴールに近い聖水大橋です。
コースももう終盤。聖水大橋に向かって景色を満喫しながら、サイクリングを楽しみましょう。聖水大橋に近づいたらソウルの森に入る入口があるのでゆっくりと走りましょう。
橋脚に聖水大橋の表示があります。
道にハングルでソウルの森は右と表示されています。
ここからはソウルの森への合流コース。途中、ちょっと不自然なほど長い、トンネルと坂を上って、ソウルの森に入ります。ソウルのセントラルパークと呼ばれるソウルの森も、春は桜や色とりどりのチューリップが咲き、秋は紅葉が素晴らしい、自然が豊かな場所なのですが、あくまでもまずは自転車を返却するためのコースを説明します。
公園北側出口へと続く道。ゆっくり公園の景色を眺めながら進めます。
ソウルの森の自転車置き場。
ソウルの森も紅葉になりつつあります。自転車を返したら歩いて帰るもよし、自転車を置き場を確認したら自転車でフラフラ公園内を散策するのもよし。またソウルの森周辺には、ブルーボトルコーヒーを始めとる人気のカフェや、おいしいパン屋さんなどもあったりついでに楽しめるポイントもありますよ!以上、ソウルナビがお伝えしました。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2019-10-23