DMZツアー（第3トンネル＆トラ展望台）【中央高速】

こんにちは、ソウルナビです。今日は南北に分断された生々しい現場を訪ね、分断の状況を体験できるツアーをご紹介しましょう！北朝鮮が見渡せる都羅展望台と、北朝鮮が韓国侵攻用に秘密裏に掘った第３トンネルに行くことができるツアー！特に第３トンネルは民間人の立ち入り禁止区域内にあり、一触即発の戦争の危機感を肌で感じられる場所。北朝鮮が掘ったトンネルは第１から第４トンネルまであり、中でも第３トンネルはソウルから一番近くに位置し、板門店からの距離もわずか３ｋｍ。午前コースだから忙しい人も気軽に参加できるツアーです。さっそく行ってみましょう！

◇集合場所＆時間は？◇

集合は市庁からも明洞からも近いプレジデントホテル７階、中央高速デスク。
朝７時５０分に必ず手続きを済ませましょう。
持参したパスポートを提示し、乗車するバスのナンバーと座席番号を確認します。
手続きが終わったら、バス乗り場へ！

バスの席も指定されているので、デスクでもらった紙を確認してくださいね！ 英語圏の観光客と一緒になることもあるけれど、日本語のガイドさんもちゃんといらっしゃるので、ご安心を！車内では板門店がどのようなところかの説明や、板門店に向かう途中に車窓から見える軍事関連施設について、ガイドさんから説明があります。

北朝鮮が韓国侵攻のために秘密裏に掘り進めていたトンネル。脱北者（北朝鮮からの亡命者）の証言から発見されたのだそう。１時間以内に３万人もの武装兵力が通過できるほどの規模というから驚き！トンネル内にはこちらのトロッコに乗り込み、内部へ降りていきます。ヘルメットを着用しますが天井が低く狭いので、頭をぶつけないように気をつけましょう！

☆第３トンネル前にあるモニュメント

☆トンネル入り口

☆都羅山駅

☆都羅展望台

■自由の橋と望拝壇
臨津江（イムジンガン）にかかるこの橋は、１９５３年の休戦協定締結後、１万２千人を超える捕虜がこの橋を渡り自由の身となったことから「自由の橋」と呼ばれています。また韓国にいる離散家族は北朝鮮に墓参りに行けないため、毎年墓参りの時期である秋夕（チュソク：旧暦８月１５日）になると、こちらにある望拝壇で祈りを捧げます。望拝壇の後ろに立っている７つの岩には北朝鮮での出来事や自然などが彫刻され、失郷民（故郷を失くした人）たちの慰めとなっています。

■蒸気機関車
朝鮮戦争中に北朝鮮の攻撃を受け、ぼろぼろになった蒸気機関車。約１０２０発もの銃弾を浴び、銃痕が今も生々しく残っています。長年、非武装地帯に放置されていたのが回収され、現在は臨津閣に展示されています。

■平和の鐘
人類の平和と民族統一を願い、２０００年に造られた鐘。２１世紀を象徴するように鐘は２１トン、２１段の階段、２１坪の敷地内に建造されました。

■平和ヌリ公園
臨津閣観光地の敷地内にあります。時間の関係上、ヌリ公園でゆっくりすることはできませんが、色とりどりの風車が回っていたり、造形物があちこちにた～くさん！池やカフェもあり、天気のいい日は家族連れやカップルも来るほどの人気スポットでもあります。

韓国料理の中でも、辛くない食べ物の代表メニュー、プルコギは醤油ベースの甘い味付けで、とってもジュ−シ−なお肉料理！おかずは無料でおかわり可能です！近くにおかずがのったワゴンが置いてあるので、自由にいくらでもいただけます。また、追加料金が発生しますが、飲料（ジュース類）やチヂミやケジャン（渡り蟹の醤油漬け）なども、注文は可能なので、こちらも是非ご堪能ください！

グループ用

お１人様用

いかがでしたか？第３トンネルは暗くひんやりしていて、内部にはダイナマイト埋め込んだ跡がたくさん見られます。ダイナマイトで爆破しては瓦礫を片付けて・・・を繰り返し、少しずつトンネルを掘っていったそう。なんだか怖いですよね・・・このツアーではそんな緊迫した状況を肌で感じることができます。韓国でちょっと特別な体験をしたいという方、北朝鮮と韓国について知りたいという方、是非行ってみてください。平和について考える貴重な時間になるはず。　以上、ソウルナビでした。