DMZ鉄柵線ツアー【国際文化サービスクラブ】

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北朝鮮の現実を間近で眺めることができる絶好の機会!

こんにちは、ソウルナビです。今日はちょっと変わったツアーをご紹介しましょう!非武装地帯に行くツアーはトンネルや板門店に行くものがほとんどですが、このツアーは軍事境界線から南北それぞれ2kmの地点に張り巡らされている鉄柵をみに行くというもの!もちろん、韓国側にある鉄柵。過去60年間の南北対立における実情を目の当たりにし、目の前に広がる北朝鮮を眺めることができます。南北に分断された生々しい現場を訪ね、一触即発の戦争の危機感を感じてみませんか?月曜限定のツアーなので、スケジュールを確認してから予約してくださいね!

◇プレジデントホテルに集合!◇

集合は、市庁や明洞からも近いプレジデントホテル!朝8時半までにはプレジデントホテル3階にある国際文化サービスクラブのデスクで手続きしてください。

◇ツアーコースはこちら!◇

【毎週月曜限定】
<時間> 8:50~15:20
<日程> プレジデントホテル - 1.21スパイ侵入現場 - 鉄柵線 - 臨津閣 - 昼食-鰲頭山統一展望台 - プレジデントホテルで解散
<昼食> プルコギ

◇さっそくツアーへ出発!◇

■□■1.21スパイ侵入現場■□■
☆1.21スパイ侵入現場

☆1.21スパイ侵入現場


ここは実尾島(シルミド)事件のきっかけとなった事件の現場です。映画化されましたよね。1968年1月21日、大統領官邸(青瓦台)爆破と政府要人暗殺、重要機関の施設を破壊する目的で、北朝鮮のスパイが南方限界線を越えてきた事件の現場です。

■□■DMZ軍観測所&鉄柵線■□■
☆鉄柵線

☆鉄柵線

DMZ軍観測所は北朝鮮の地域と向かい合う西部戦線の最前線部隊の中に位置しています。鉄柵線と呼ばれている鉄条網と軍事施設は軍事境界線から各々南北に 2kmずつ離れたところに設置され、北側に設置されているものを北方限界線、南側に設置されているものを南方限界線と呼ばれています。 南側の最北端に位置するDMZのGOP軍部隊を訪問し、韓国軍が警戒している南方限界線上の鉄柵線を最も近くで観察することができます!

■□■臨津閣■□■
☆自由の橋と都羅山駅に続く京義線

☆自由の橋と都羅山駅に続く京義線

ソウルから1時間ほどのところにある臨津閣は朝鮮半島の統一を願って建設された観光地。実際に朝鮮戦争に使われた戦車や飛行機、戦争の被害にあった蒸気機関車、また1953年の休戦協定後、13000人もの捕虜が帰還するときに渡った橋である自由の橋があります。
■望拝壇

北朝鮮の方向に立つ望拝壇では、毎年旧正月と秋夕(チュソク:旧暦8月15日)に、北側に故郷をもつ人たちが、故郷に少しでも近いここで、家族を思い祭祀を行っています。連絡も取れず、消息が分からない家族を思い、ここの祈りを捧げる離散家族の悲痛な思いが伝わってきます。
■自由の橋

1953年、休戦協定締結後に13000人ほどの戦争捕虜が自由を求めて渡ったことから自由の橋と名づけられました。もともと京義線には上りと下りの2つの橋がありましたが、爆撃により破壊され橋脚だけが残っている状態でした。そこで戦争の捕虜たちを通過させるために西側の橋脚の上に鉄橋を復旧させ、その南側の端に臨時の橋を架設。当時は捕虜たちが車で京義線の鉄橋まで来て、歩いて自由の橋を渡ったと言われています。
■蒸気機関車

朝鮮戦争中に北朝鮮の攻撃をうけた蒸気機関車で、攻撃の痕がそのまま残っています。攻撃を受けたあと脱線したこの機関車は長い間非武装地帯に放置されていましたが、その後文化財に登録され、現在は臨津閣に展示されています。
■平和の鐘

人類の平和と民族統一を願い、2000年につくられた鐘。この鐘は朝鮮戦争に使われた銃やヘルメットを溶かしてつくられたんだそう。21段の階段に21坪の土地、鐘の重さが21トンと21にこだわっています。これも21世紀が平和であるようにとの願いをこめてのこと。

■□■ランチタイム■□■

ランチはプルコギをいただきま~す!醤油ベースの甘い味付けなので辛いのは苦手・・・という方でも安心!そのままご飯で食べてもよし、サンチュに包んでも美味しいですよ♪ もちろんおかずはおかわり自由!近くにおかずがのったワゴンが置いてあるので、食べたい分だけいくらでもおかわりできちゃいます!
グループ用

グループ用

おひとり様用

おひとり様用


■□■鰲頭山(オドゥサン)統一展望台■□■
☆鼇頭山展望台

☆鼇頭山展望台

ソウルの漢江と北から流れ入る臨津江の合流地点に位置する、海抜118mの高地にある展望台。この地は三国史記や高麗史に登場する鰲頭山城跡がある場所でもあり、史跡第351号にも指定された古代の軍事要塞。現在は西部戦線の最北端として、南と北が臨津江を挟んで対峙し、2kmの短い幅を鳥たちだけが行き来する、半世紀の間続く南北分断の悲しい現場でもあります。
入り口

入り口

中にはいると、この人形たちがお出迎え!

中にはいると、この人形たちがお出迎え!

展望台と聞くと、まわりの景色を見るだけかと思いきや、北朝鮮の生活に関するいろんなものが展示されているんです!
小学校の教室

小学校の教室

中間層より少し裕福な家庭の様子

中間層より少し裕福な家庭の様子

学用品

学用品

切手

切手

酒

おもちゃ

おもちゃ

朝鮮半島のジオラマ

朝鮮半島のジオラマ

展望台からの景色

展望台からの景色


◆◇◆帰りはプレジデントホテルまで!

ツアーはここで終了!帰りは集合場所と同じプレジデントホテルまで送ってくれますヨ♪

いかがでしたか?軍事境界線から南北に2km離れたところに、それぞれ鉄柵線が張り巡らされ、現在も武装した兵士たちが北と南で日夜警備をする現実。このツアーでは韓国側にある南方限界線の鉄柵に沿って歩くことができ、分断の現実と緊迫した雰囲気を感じることができます、現存する世界唯一の分断の象徴ともいえる鉄柵線で、朝鮮半島の現状を肌で感じてみませんか?以上、ソウルナビでした。

記事更新日:2013-04-17

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スケジュール

区分 内容 食事
8:50~15:20 8:30-08:50 手続き(パスポート確認)
  08:50   プレジデントホテル出発
08:50-10:00 移動(自由路)
10:00-10:20 軍検問所
10:20-10:50 1.21スパイ侵入現場(シルミド事件のきっかけとなった)
10:50-11:40 DMZ軍観測所&鉄柵線
11:40-12:00 臨津閣へ移動
12:00-12:30 臨津閣(自由の橋)
12:30-12:50 食堂へ移動
12:50-13:40 昼食(プルコギ)
13:40-14:30 鰲頭山(オドゥサン)統一展望台
14:30-15:20 プレジデントホテル到着
プルコギ

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2011-06-23

利用日
大人 子供

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